<02>生産者に会いに行こう!: 2011年2月アーカイブ
2011年2月 2日
ネパールからスパイスの生産者がやってきました!
お久しぶりです。とよまること豊島洋です。
1月28日(金)にスパイスの生産者をお招きして勉強会を開催しました。
講師は22歳のイケメン青年アンキートさんです。彼はネパールのスパイス生産者団体SHSを代表して
日本にやってきました。SHSはSpicy Home Spicesの略称。大地を守る会は、フェアトレード団体で
あるネパリバザーロを通して彼らのスパイスとそのスパイスを使った加工品を販売しています。
午前10時からの講座には22名の会員の方々が集まってくれました。中央がアンキートさん。
向かって左側がネパリバザーロ副代表の丑久保さん、右側が同じくネパリバザーロの内藤さんで
す。
アンキート・ラジバンダリさんです。SHSは、小規模な事業体でスパイスの加工を行っています。
ネパールの各産地から生の状態で集められたスパイスを加工しパウダー状にしていますが、
全て有機的な環境で行われています。
SHSは、アンキートさんのお母さんであるシタラさんが2000年に二人の仲間と始めたビジネス。
紆余曲折を経て現在は、8名のスタッフを抱えるまでになりました。
SHSの設立目的は以下の3つ。
●高品質のスパイスを生産し、食の品質を向上させ、有機スパイスの市場を広めること。
●教育を受けることができないため、収入が低い女性たちに就業の機会を与えること。
●地方に住む農民たちに海外の市場へ販売する機会を与えること。
今後は販売量を伸ばして、より多くの地方に住む農民たちの生活向上に寄与したいとのことです。
同日夕刻、海浜幕張事務所で職員向けに同様の講座を開催しました。
大地を守る会 国際局担当 豊島 洋