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2015年4月 8日

大地を守る会のおいしさ凝縮! 2015/2/28 だいち交流会レポート

開催日:2015年2月28日(土)
会場:江東区東大島文化センター3階 第1・2会議室

「ふたたび・みたび、会ってみませんか」というテーマで開催された、江東会場のだいち交流会。

作る人・届ける人・料理する人・食べる人が、集まり、おしゃべりしながら、割烹着の会・消費者有志のみなさんが作ったごちそうをいただきました。味のおいしさはもちろん、お料理に使われた食材ひとつひとつの作り手が集結しているので、とても贅沢な食卓です。アットホームな雰囲気でおしゃべりできること、みんなで食卓を囲めること。そのおいしさは格別でした。

これこそが、だいち交流会の醍醐味です。

今年は大地を守る会40周年。複数の家庭が共同で購入する仕組み「共同購入」の発祥の地・東大島が会場ということで、「大地はじまり物語」と称して、ベテラン消費者、生産者へのインタビューショーも開催。当時の苦労話も飛び出して「ほんもののおいしさ」を巡るたくさんの思い出に会場は大盛況でした。

皆さんもぜひ、大地宅配のおいしさと「ふたたび・みたび、会ってみませんか?」。その場でのおいしさはもちろん、参加後に普段の食事が一層おいしく楽しくなること間違いなしです。交流会はもちろん、大地を守る会のイベントは、心からの「いただきます」と「ごちそうさま」が詰まっています。

(営業部 栗村)

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お待ちかねのごちそうタイム! 料理をとる時も楽しくおしゃべり。

このブログでも、レシピ、当日のメニュー、参加生産者のお名前リスト、マップをお見せします!

【レシピ】
江東会場交流会レシピ(考案者:割烹着の会).pdf

【メニュー】
2015江東会場 しおり メニュー.pdf

【リスト】
2015江東会場 しおり 生産者リスト.pdf

【マップ】
2015江東会場 しおり 生産者マップ.pdf



2014年12月22日

イベント「アルガンオイルのある生活」を開催しました


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2014年11月28日(金)大地を守る会・六本木会議室で、
イベント「アルガンオイルのある生活」を開催しました。
こちらはイベントのようすです。



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講師は、ナイアードの武元秀恭さんです。
武元さんは、これまでも実際にモロッコになんども訪問し、モロッコで生産される
ナイアードの製品作りに携わっていらっしゃいます。

プロジェクターに映し出されるモロッコ・アトラス山脈の雄大な風景の写真。
「私の大好きな場所です」と武元さん。
武元さんのモロッコへの深い想いが、お話のはしばしに感じられます。
プロジェクターでは、ガスールやハーブなど、美容のための素材が
山積みに売られるようすや、また、そういう素材をバケツに入れて、
移動する女性たちの姿が映し出されます。女性たちが向かうのは、「ハマム」と呼ばれる
公共浴場。モロッコの女性たちは、「ハマム」でお気に入りの素材をブレンドし、
顔や身体に施し、楽しみます。
モロッコが美容大国であることを実感するお話です。



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こちらが今回のイベントの主人公であるアルガンオイルです。
昔から、モロッコの女性たちの美を支えてきました。
角質層への浸透性が高く、お肌によくなじみ、
お肌をふっくら、みずみずしく整えるのが特徴です。
乾燥の季節に、手放せない逸品です。



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アルガンオイルは、モロッコのみに生育するアルガンの木の実の仁から搾られます。
こちらは、モロッコのアルガンの木になる実のようす。

このアルガンの木、同じ地中海性気候のイスラエルなどで、栽培が試みられたようですが、
うまく成長しないようです。
不思議なことに、モロッコの大地でのみ、成長します。



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アルガンの実から、この仁を取り出す力加減は難しく、
機械で取り出し作業を行うと、仁を痛めてしまうということ。
そのため、オイルを採るのに必要な仁は、固い木の実の種を石で割り、
手作業で取り出さなくてはなりません。
今では、現地の女性たちの貴重な就労の場になっています。


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イベントでは、アルガンオイルを上手に毎日のお肌ケアに取り入れるノウハウを
ナイアードのほかの商品と一緒に体感するワークショップを行いました。

かごに入ったアルガンオイルの右のガラスボトルが、
同じモロッコ原産のダマスクバラを原料にした
「朝摘みばら水(化粧水)」、左がアルガンオイルに、ミツロウをブレンドしクリーム状にした
「アルガンクリーム(保湿クリーム)」。その下2つの四角い固形は、アルガン石けん。
アルガン石けんの右下が、モロッコで採掘される天然粘土・ガスールです。

講座では、アルガン石けんで、洗浄し、ミネラル分たっぷりのガスールでパックし、
キメを整えた手に、ナイアードオススメのスキンケアを実践しました。
それは、下の3つのステップです。

STEP1 潤す(化粧水) 「朝摘みばら水」
STEP2 与える(美容液・保湿) 「アルガンオイル」
STEP3 守る(保湿クリーム) 「アルガンクリーム」

これまで、朝摘みばら水とアルガンクリームで毎日の肌の潤いは十分だと思っていました。
しかし、その間に、「STEP2」として、今回、ご紹介のアルガンオイルを加えることで、
保湿感がそれまで以上にアップし、持続することを実感しました。

寒さと乾燥の厳しいこの季節、この3つのステップは本当におススメです。
みなさんも、お試しください。

ちなみに、次回、大地を守る会でナイアード アルガンオイルのご紹介は、
1月12日週配布の『ツチオーネ』105号です。





2014年12月12日

援農イベント 福井さんの畑のお手伝いに行こう! 報告

12月6日(土) 援農イベント 福井さんの畑をお手伝いに行こう!が催行されました!

埼玉県日高市の生産者、福井忠雄さんと一洋さんの畑に消費者会員8名、インターン生8名、
社員9名が集合!冬の農作業の一つ、白菜縛りの作業を行いました。

白菜縛りは、そのまま放っておくと葉が広がってしまうのでれを予防するためと、中心部を寒い風
から守るために行う作業です。

白菜の葉をまとめて縛る作業ですが、昨年までは一つずつ縛っていた作業を今年から縛り方を
変えたため効率がアップしました。

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列の端の白菜は従来通り縛りますが、紐は切らずにそのまま次の白菜まで伸ばして、
葉っぱをまとめてギュッと縛り、次の白菜まで伸ばして、と続けます。福井一洋さんが
手際よく縛り方を説明。

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さっそく作業開始です。大きく育った白菜を抱きしめるようにして紐をくるくる巻いていきます。

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作業は進んでいきます。この日は晴れてそれほど寒くはなかったので良かったです。


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白菜の列が延々と続きます。


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昼休みは、福井さんの作業場で各自持参のお弁当と福井さんの白菜入り豚汁を食べ、
身体を温めました。


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お昼ごはんを食べながら、福井一洋さんのお話しを聞きました。このイベントは、福井さんに
とっても大切なもの。家族だけでたくさんの白菜を縛るのは大変な作業なので、参加者は貴重な
戦力です。



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午後の部開始。福井さんの縛り方はとても速くてきれい。「いちおう、本職ですから!」と福井さん。
他の方も負けじと作業はどんどん進みます。


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最後の一つを縛り終えて作業終了。少し寒くなってきましたが、予定より早く終了しました。
冬の空色に変わってきました。



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農作業の後、畑と堆肥の見学をさせてもらいました。
こだわりの堆肥づくりを説明しているのは福井忠雄さん(前から2番目のフードをかぶっている方)。


このイベントは、収穫体験ではなく農作業を延々と続けるもので、農業の一端を知ることが
できるハードなイベントでした。参加された皆さん、お疲れさまでした。(CSR推進部)









2014年8月28日

太陽油脂石けん工場見学を開催しました

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2014年7月29日(火)「パックスナチュロン」の石けんシリーズでおなじみ、太陽油脂(横浜市)で、
小学4~6年生を対象に、「太陽油脂石けん工場見学」を開催しました。




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講座のようすです。会場には、小学生と保護者の皆さんが大勢参加しました。





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講師は、おなじみ"せっけん博士"の太陽油脂の長谷川治さんです。
長谷川さんからは、「石けんとはなにか」についてのお話がありました。



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石けんは、原料が食用油脂です。その食用油脂に、アルカリを加えて、よく混ぜることで作られます。
子どもたちがもっているのは、パーム油、オリーブ油と違う食用油にアルカリを加えたペットボトル。
ふたをしっかりしめて、会場のみんなで順番にリレー方式で振っていきます。


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参加者全員で振って、ペットボトルは先頭に戻ってきました。
こちらはパーム油を入れたペットボトル。逆さにして、下へ力強くなんどかふると、
マヨネーズ状よりさらに粘度がありそうなせっけんがでてきました。
カップに移した石けんは、1時間もすると固まります。
子どもたちは、実際に石けんを作り、石けんが出来るようすを見ることができました。




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夏休みの自由研究のためにこの講座に参加したお子さんも多いのでしょう。
実験のたびに、会場のあちこちからシャッター音がきかれました。


石けんを使った排水が川に流れると、石けん分は川の水で薄まり、
水中のカルシウムと結合し、カルシウム石けんになります。
「食用石けん」と呼ばれるもので、微生物や小魚などの餌になります。
石けん水のなかに、カルシウム石けんが出来るようすも実験でたしかめることができました。
粒状のカルシウム石けんを少しみんなで口にいれてみました。
甘くも辛くもないカルシウム石けん。
微生物や小魚だけではなく、家畜の飼料にも活用されているようです。


石けんは、自然に返ることを知った子どもたち。
きっと環境への意識も高まったのではないでしょうか?





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「石けんとはなにか」、長谷川さんのお話でわかった子どもたちは、
石けん工場見学へ出発です。

ここから先は、工場内のため撮影できません。
写真はありませんが、工場では、参加者が窓の向こうから製造のようすを見学しました。
実際にパックスナチュロンの詰め替え用シャンプーが充填されている様子をみて、
「うちのシャンプーだ!」とうれしそうな表情のお子さんも。
機械化されている流れ以外に、一つひとつ石けんを、人の手で、
成形し、仕上げている工程を見て、
手作業が多いことに驚かれる保護者の方の感想もきかれました。



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イベント会場に戻って、最後に、子どもたちは石けん作りをしました。
フレーク状の石けんをこねて、まとめ、型に入れて、とりだします。
そのうえに、押し花をのせてできあがり。
この夏、子どもたちは世界でたったひとつのせっけんを手にしました。






2014年8月27日

イベント「綿から糸を作りましょう」を開催しました

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夏休みに入ってまもない2014年7月23日(水)小学校1年~6年生を対象とした
イベント:綿から糸を作りましょう を開催しました。
写真は、枝に実った綿花。ほんのり茶色。

2013年10月に開催した大人向けの講座のようすついてはこちらをご参考ください。



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会場には、小学生のお子さんと保護者のみなさん50名が集まりました。



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愛知県岡崎市からお越しの講師のファナビス・稲垣光威さん。
講座の始まりは、岡崎について、日本のなかの地理的な位置と産業について、学びます。

会場は品川区大井町のきゅりあん。品川と岡崎は、ともに東海道でつながっています。
そんなつながりを感じながら、講座は始まりました。

明治時代までは、繊維産業が盛んだった岡崎。
しかし今では、岡崎で木綿の生産をしている工場はわずかになりました。
明治時代になると、岡崎だけではなく、日本中で綿や絹の生産は少なくなりました。

現在、「繊維」といっても、かつて日本で生産が活発だった綿や絹だけではありません。

「みなさんの服についているタグをみてください。みなさんの服は何でできていますか?」と稲垣さん。
ふだん着ている上着も、そのタグを見ることは、子どもたちにとってめずらしいことなのでしょう。
Tシャツの脇の下をひっくりかえして、まじまじとタグを見つめる子どもたち。
しばらくすると、会場から、「綿!」「レーヨン!」「ポリウレタン!」「シルク!」「コットン!」「麻!」と
子どもたちの声がひびきます。

私たちがきている衣類は、植物(綿・麻)、動物(シルク(絹)、羊毛)、
鉱物(レーヨン・ポリウレタンなど石油由来)の3つに分類できることを知りました。

「では、どの国でできたと書いてありますか?」と稲垣さん。
子どもたちからは、「バングラディシュ」「中国」「タイ」の国名があがりました。

残念ながら、会場から「日本!」の声はきこえませんでしたが、タグに「日本製」と書いてあったも、
綿花から国産である衣類は、ほとんど流通していないようです。

人間に必要な「衣」「食」「住」のなかの「衣」はほとんど日本で作られていないのです。


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こちらは繊維の当てっこクイズのようすです。
各テーブル数枚の布の端切れが配られ、みんなで何の繊維か、当てるのです。
「これは綿!」という子どもの声のあとに、「大当たり!」と稲垣さん。

しかし、なかには"ひっかけ問題"もあって、なかなか難しい問題も...。
例えば、絹にそっくりな、石油由来の衣類「レーヨン」。
レーヨンは、漢字で、「人絹(じんけん)」と書くぐらい、絹にそっくりです。
そのほかにも、ウールにそっくりな同じく石油由来の「アクリル」などもありました。



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いよいよ、糸紡ぎの実習の開始です。
子どもたちは、綿花を一つづつ手でつみます。
摘み取ったら、席にもどって、ワタとタネをわけていきます。


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こちらが、ひとつの綿の実から手でタネをわけたもの。
タネはワタにからみつくように付いています。


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手で分けるのが大変なタネも道具を使うとスムーズに進みます。
こちらは、昔から日本に伝わる「綿くり機」とよばれるもの。
ワタからきれいにタネが外れてゆきます。



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より分けたワタは、弓のような道具でほぐしてから、いよいよ
自分の手の指で、ひっぱって、ねじることにより、糸にしてゆきます。

綿も、羊毛も、麻も、石油由来の繊維も、すべて、「ひっぱって、ねじる」作業の繰り返しから
糸になってゆくのですね。

もしすべての工程を手作業を行い、
糸から、一枚の衣類ができあがることを考えると、その工程は、
気の遠くなるような作業に思えてきます。

一枚の服には、どれくらいの糸がつかわれているのだろう...。
この作業を知ることで、
毎日の生活でなにげなく着用している服への感じ方が変わるだろうと思いました。



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ワタと分けられたタネは、おうちに持ち帰ります。綿のタネの植えどきは、5月。
綿花が実るのは、秋。
写真は、今年の秋にタネをまいた綿の苗です。


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講座のしめくくりは、子どもたちみんながお待ちかね! がら紡機での糸作りです。
ハンドルを回すだけで、同時に数本の糸が同時にうまれるがら紡機。
こちらは明治初頭に、臥雲辰到(がうんときむね)という人が作った誕生した画期的な機械のミニチュアです。
糸を手で紡いだあとにだけに、その機械の威力のすごさを子どもたちも実感したことでしょう。

大地を守る会では、こちらのがら紡機で作ったふきん「三河布史(ぶし)」を
『ツチオーネ』でだいたい4週に1回のタイミングでご紹介しています。

今週8月25日~配布の『ツチオーネ』137号でご紹介予定です。
ぜひ、お手に取り、明治の技のぬくもりを感じてみてください。





2014年7月11日

ヘナ染め入門講座を開催しました

6月17日(火)ヘナ染め入門講座を開催しました。


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植物ならではのやさしさで髪を染めるヘナ。
ヘナ自体は、ミソハギ科の植物で農薬や化学肥料がなくても育つ生命力の強い木。
ナイアードのヘナはその葉を人の手で摘み取り、現地インドで乾燥、粉砕し、日本で配合・充填し、
商品にします。
種類は、白髪がオレンジ系に染まる「ヘナ100%」、
ヘナに10種類のハーブでトリートメント効果を発揮する「ヘナ10種のハーブ入」と、
白髪が黒茶系に染まる「ヘナ木藍入」の3種類。

写真は白髪が黒茶系に染まる「ヘナ木藍入」です。



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こちらが講座のようす。
会場いっぱいに会員のみなさんが参加されました。



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講師はナイアードの比田井未来さんです。



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講座では、人毛に成分が近いといわれるウシ科のヤクの毛を、
参加者が染める実習がありました。
こちらは、「ヘナ木藍入」の粉をマヨネーズ状にお湯で溶いた後、
ヤクの毛束を入れたようすです。
会場は、ヘナの自然な青葉の香りが漂います。
このまま1時間おきます。



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待ち時間の間、比田井さんから、ヘナ染めのコツやインドのヘナ生産現場の説明をいただきました。
1時間後、ヘナを水で流します。ボールの中の水にそよそよと浸すとヘナは簡単に流れ落ちます。



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「ヘナ木藍入」の染め上がりです。白髪の部分が黒茶系に染まります。
木藍入の場合、染めた直後、染まった部分が若干緑かかることがありますが、
1~3日で黒茶系におさまります。



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こちらの写真は植物の見本なのですが、左はじから、「ヘナ」「木藍」です。
左から3つ目から右はじまでが、「ヘナ10種のハーブ入」「ヘナ木藍入」に
調合されている10種類のハーブです。
写真では読み取りにくいですが、左から3つ目から、「アムラ」「シカカイ」「ベチベル」「ジャマタシ」
「カッチャ」「ブラハミ」「バヘダ」「ハラダ」「バアリンラジ」「ラタンジット」と呼ばれるハーブです。

ヘナそのものに、トリートメント効果がありますが、「ヘナ10種のハーブ入」「ヘナ木藍入」には
さらにインドのハーブの歴史に学んだこだわりのレシピが、生かされています。
実際、インドでは、ハーブを使って髪のトリートメントしている人たちも多いようです。



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午後の講座では、ヘナの産地・インドで生産物の品質管理に携わるゴパールさんと
息子さんのサディッシュさんが講座を見学されました。
お二人とも初来日で、ヘナを愛用する、またはヘナに興味のある消費者のみなさんに、
直接会える貴重な機会だと喜ばれていました。


いよいよ夏本番。夏のおしゃれにヘナをご活用ください。
また、紫外線は髪を乾燥させ、パサつきの原因になります。
ナイアードのヘナのトリートメント効果を、髪のケアにお役立てください。




2014年6月 3日

イベント「富士酢のお話」を開催しました


5月16日(金)に、大地を守る会・六本木会議室にて、イベント「富士酢のお話」が開催されました。


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120年以上前から伝統の製法で受け継がれ、
作り手の手間と時間をかけて丁寧に作られてきた富士酢。

上の写真の中央、赤ラベルがおなじみの「純米富士酢」です。

富士酢の左は、富士酢をさらに極めた「富士酢プレミアム」。
右が富士酢から生まれた「ピクル酢」です。


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講師は、飯尾醸造の五代目御当主・飯尾彰浩さんです。
京都府宮津市から、お越しくださいました。



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こちらはイベントのようす。
会場いっぱいに参加者が集まりました。


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飯尾彰浩さんのお話を一部をご紹介します。

上の写真は、京都府・宮津にある飯尾醸造です。

京都なのに、なぜ、「富士酢」? と思われることでしょう。
それは、「日本一のお酢を作りたい」という創業者の想いから命名されたからです。

明治時代から続く富士酢ですが、昭和30年代に転機を迎えます。
大量の農薬が使われた戦後の高度経済成長の昭和30年代。
その頃、京都の田んぼにおいても、多量の農薬が使われました。
しばしば田に赤旗が出現したのもこの時代。
赤旗は、農薬をまいた後に、子どもたちが田へ近づかないよう注意喚起する目印であったとか。

農薬のために田んぼで生きる生物が死んでゆく現状をみた飯尾醸造三代目・輝之助さんは、
米から作られる酢にも、農薬の影響が出るのではないか、
人々の健康を蝕むのではないか、と考えました。

そこで、輝之助さんは、地元京都の米農家の皆さんに、
「農薬を使わんと米を作ってくれまへんか」と酢作りのために、
二年の歳月をかけて、周辺の農家さんに農薬を使わない米作りを説得されました。
その熱意に動かされ、ついに数名の農家さんが農薬を使わない米作りをはじめることに。
昭和39年に農薬を使わない米作りが始まり、その5年後昭和44年に無農薬の米から作られた
お酢が誕生したのです。
当時としては、めずらしい挑戦であり、富士酢が富士酢であるための大きな歩みとなりました。



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こちらは、富士酢の原料のお米が育つ宮津の棚田。
「無農薬米」とひと言で言っても、農薬を使わない米作りは、多くの困難があります。
その一つが雑草との戦いです。
特に棚田は、除草のために、大きな機械が入らないばかりか、
畔や土手など、田んぼ以外の草刈りがあり、農家さんの負担は相当なもの。

飯尾醸造四代目・毅さんは、「農家さんがはよう楽できるやり方を」と、
ビニールや液体のマルチなどを試し、さまざな方法に取り組みはじめました。
雑草との戦いは試行錯誤の連続だったのです。
そして、毅さんの模索と心試みは、五代目・彰浩さんの時代にも引き継がれています。



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富士酢は、地元京都の無農薬のお米だけが使われます。

地元の無農薬米を使うという以外も、数々のこだわりがあります。

飯尾醸造では、納品した無農薬のお米以外のものが入らないように、
自社で精米機を持ち、精米も自分たちで行います。

上の写真は、職人さんたちが、蒸したお米に、麹菌をつけ、麹を作っている場面です。
この作業のあとに、日本酒が作られます。

米酢の原料は日本酒。
飯尾醸造は、日本で唯一酒蔵を持つお酢屋さんです。
ほとんどのお酢屋さんは日本酒を作る代わりにエタノールを添加して簡単にお酢を作ります。
こだわったお酢屋さんでも、お酒を酒蔵から買ってきて、お酢を作ります。

飯尾醸造では、お酢屋さん自らが酒蔵をもち、杜氏が泊まり込んで、
1月~3月までの限られた期間で日本酒を作るのです。

この日本酒自体とてもおいしそうですが、法律があり、お酢に使われるためのお酒は
すぐにお酢をまぜ、飲めないようにして、保管しなければなりません。
そして、その中に、酢酸菌というお酢を作る菌を日本酒に入れ、2年の歳月をかけて、
発酵と熟成をさせるのです。

こうして富士酢は完成します。

酸味はもちろん、まろやかで深い旨みを持つ、富士酢の香りと風味の理由が
見えてきました。



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さて、講座では、お酢のテイスティングも行いました。
左から市販品、純米富士酢、富士酢プレミアム。
市販品との色の違いは一目瞭然です。

味の違いは、香りもコクも旨みも市販品と富士酢はまったく違うことは
いうまでもありません。

日本で多く流通しているお酢の発酵は8時間。
すべての工程を合わせて、最短で1日で酢の完成品ができあがるとか。
2年の年月と手間をかけた富士酢とは色も味も大きな違いが生まれるわけです。


富士酢プレミアムは、「大吟醸のように繊細で、しかも旨みがあるお酢」をと、
飯尾醸造四代目・毅さんが夢見て、五代目・彰浩さんに託し、ついに完成した一品です。
酸味はよりおだやかに、円熟した旨み。
会場からは、「お酢が苦手だったけれど、プレミアムなら、そのままいただいても大丈夫だった」
というお声もきかれました。
ちなみに、富士酢には、日本で「米酢」と表示できる量の5倍のお米が、
プレミアムには、8倍のお米がふんだんに使われています。


写真の右隅は、「ピクル酢」で漬け込んだピクルスです。
ジッパー付きの保存袋に切った野菜を入れ、
野菜の3分の1のピクル酢をいれるだけの
手軽さです。
翌日には食べることが出来ます。

ちなみにこのピクルス。大地を守る会の野菜を使い、スタッフでつけたのですが、
本当においしくて、大好評でした。


「富士酢」...その名が示すように日本一のお酢です。

暑さに向かうこれからの季節、皆さんのご家庭で、お楽しみください。






2014年4月30日

丹那・酪農家の皆さんとバーベキュー交流会

期日:2014年4月19日(土)
場所:丹那の酪農王国オラッチェ(静岡県田方郡函南町)

毎年この時期恒例の、函南(かんなみ)東部農業協同組合主催の、産地交流会が今年も開催されました。4月も下旬にさしかかる頃なのですが、最近はなぜかいつもこの交流会のときは寒い一日となります。
それでも全体で100名を超える参加者が集まり、バーベキューも楽しみながら、生産者の皆さんと
消費者のご家族が、しっかり交流しました。


挨拶をされているのは函南東部農業協同組合(丹那牛乳)組合長の片野敏和さん。
左後ろにいらっしゃるのが、丹那低温部会部会長の川口正文さん。
片野さんも牧場を経営されています。

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生産者や農協の皆さん自らが火起こしからこまやかに手配してくださってのバーベキュー。
部会長の川口さんも手際よくお肉を焼いてくださいました。
左は、この交流会には何度も参加したことがあるという、女の子。
生産者とも直接おしゃべりしながらいただけるバーベキューは、めったにありません。

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フルーツバスケット(以下FB)の職員はケーキの引き売り。
今回は、FBのケーキ類は、事前に予約をとっての販売でしたが、少し当日販売できるものがあったので、このような形となりました。
酪農王国オラッチェのケーキ工房、ジャム・ジュース工房としてFBもこの地で活躍しています。

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お腹がいっぱいになった後は、農協の2階の会議室で「車座トーク」。
天気のよいときは、それこそ芝生の上で輪になって...なのですが、この日の寒さと、雨もパラ
つく天気ではやむを得ません。

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そして工場見学。低温殺菌される様子もガラス越しですが、見ることができました。

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少し歩いて片野牧場へ。いよいよ牛たちとご対面。
ただし、一般来場者は牛舎には入れず、少し離れたところからの見学です。
伝染病の予防等でこういった措置がとられています。


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この牛たちが、丹那の低温殺菌牛乳にふさわしい細菌数の少ない原乳を産出してくれるのです。

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「牛さんたちいつもありがとう!」と声をかけました。


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低温殺菌牛乳を通して長いおつきあいが続いている函南の地。
生産現場を訪ねること、生産者と消費者が交流すること、そしてあらためて出荷される乳製品を
大切に消費していこうという思いを強くする...。
「産地交流会」の大切さを実感できた一日となりました。
                                             (交流局 担当事務局)

















2014年4月28日

しょうゆ味比べ

主催:港北大地サークル
日時:2014年4月14日(月)
場所:中原市民館 料理室(神奈川県川崎市)
参加人数:24名

港北大地サークル主催の「食べ比べ」シリーズ。今回のテーマは「しょうゆ味比べ」。
醤油を10種類集め、150ccのお湯に小さじ3杯ずず溶かし、味見をしました。
加工食品担当の職員も参加し、それぞれの醤油の特徴も伝えられました。

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参加者は順番に味見。香りや色合いもしっかりと比べました。

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子どももひとり参加。「おしょうゆはだいすき」と、早くも大人といっしょに違いを感じている様子。

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ひとつの皿にちょっとずつたらして、色合いの違いは一目瞭然。

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【参加者の感想から】

しょうゆ味比べに参加できるのを楽しみにしていました。違う種類(メーカー)の醤油を買ってみよう
と思いながら、いつも同じ物を買っていたので、味比べはとても勉強になりました。
味の好みは人それぞれだなぁと感じたのと、みなさん味に詳しくて驚きました。
醤油だけでなく、大地を守る会の他の物もいろいろと試してみようと思いました。
                                                   (T.Sさん)


自分で同時に味を比べるとしたら、2~3種類が精一杯だと思いますが、今回、扱っているほとんど
の味がみられ、とても良い機会を作って下さったと思います。
港北大地サークル、すごいと思いました。こういう方々が大地を守る会を支えているのだと感じました。今回の催しも、もっと多くの人に知らせたい程、本当に良い企画だったと思います。
                                                   (K.Sさん)


それぞれの醤油産地の風土や文化の違いが、どんな風に反映されているかを知りたいと思い参加しました。醤油の味、色、香り、具体的に見て味わい、わかったことが良かったです。参加された皆さんの自己紹介で、それぞれの思いも伝わり参考になりました。
港北大地サークルの皆さんには心からありがとうを伝えたいです。スタッフの皆さんがすべてのメーカーの醤油を購入し、持ち寄ったことで実現した企画ですよね。
                                              (雑穀だいすき!さん)


ということで、私も30年近く事務局員として活動していますが、こんな企画は初めてでした。
だいちサークルではこんなこともやれるのだ!と実感。
港北大地サークルの皆さん、次の「食べ比べ企画」、期待しております。
                                        (だいちサークル 担当事務局)






2014年4月10日

「本当の食の見分け方」講座を開催しました

3月20日(木)、千代田区・紀尾井町の「COOK COOP BOOK」にて、「やまけん」 こと 
農と食のジャーナリスト・山本謙治さんが案内する「本当の食の見分け方講座&試食会」を
開催しました!

講師のやまけんさんは、「農産物流通業者。日々、全国津々浦々の旨いもんを食い倒れる。
さすらいの食い倒ラーとは私のことだ。※1」とご自身で仰る通り、「美味しさと質」の関係を
知り尽くした達人です。

そんなやまけんさんを囲みながら、「一般に流通している食の現状」・「大地を守る会の商品と
市販品の違い」について、講義&食べ比べをしながら「本当の食の見分け方」をテーマに
学んでいただきました。


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前半40分ほどは、やまけんさんの講義です。

「『安くていいもの』なんて存在しない!」というフレーズに始まり、「安さ」の向こう側に、
何が犠牲にされているのかを伺いました。
昨年も問題になった食品偽装問題はなぜ起こるのか問題提起をしながら、一般の食品において、
本来あるべき品質・トレーサビリティの仕組みがないがしろにされ、生産者やメーカーにも
負担が及んでいる現実を伝えてもらいました。
その上で、「食べ物を買う」という選択を通して意識すべきポイント、
その為の豆知識も教えてもらいました。


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そして後半は、大地を守る会の食材と一般の食品の食べ比べなどを行いながら、
やまけんさんの講義が続きます。
だし汁・ハム・牛乳の順で食べ比べをしながら、「本当の食の見分け方」を体感しました。

「味・見た目が違う訳」などなど、やまけんさんの実況付きっという贅沢な試食体験。
実際に食べ比べることで、使われている原料や味の違いを発見できたのではないかと思います。
「美味しいは、安心」 「安心は、美味しい」という納得の関係の再発見です。

以下簡単に試食の際のお声をまとめました!(D:大地を守る会、他:市販品)

(1)だし汁
     D  :口に含んだ瞬間、旨味がパッと広がってパッと消えていく!
     他 :味がずっと下に残る感じ。

→お出汁を変えるだけで、繊細な味覚が育ち本当の美味しさを楽しめるようになるようです。
 出汁パック以外でも、昆布・煮干し・大豆など、シンプルにお出汁がとれますと、
やまけんさんのアドバイスも。

(2)ハム
     D :色は地味だけど、本当のお肉の色。豚肉と香辛料だけで勝負しているので、食感も味もお肉!
     他:キレイなピンク色だけど、実際に含まれているお肉の量は!?食感はプルプルします。

→ハムの試食以外にベーコンの焼き比べも見ていただきました。縮む量の違いに、会場もビックリ。

(3)牛乳
     D :意外とすっきりしている。飲みやすい!
     他:昔の給食の牛乳の味と同じ。比べてみると味は濃いけど、違う。

→低温殺菌牛乳と市販の高温殺菌牛乳が手元に届くまでの鮮度の違いや、
栄養の違いについても教えてもらいました。
 牛乳嫌いのお子さまも、大地を守る会の低温殺菌牛乳なら舌に合うかも!


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試食講座の最後は、やまけんさんのお時間ギリギリまで来場者からの質問タイム!
来場者の皆様とやまけんさんの「食」を通した熱い思いを再確認して終了となりました。

今回、私は社内研修の一環で参加しましたが、イベントを通して個人的にも、
「出来る範囲で、意志をもって美味しい食生活を送りたい!
そんな大地を守る会ライフをみなさんともっと楽しみたい!」と改めて感じました。
講師のやまけんさん、ご来場いただいた会員様と共に学ぶことができ、感謝です!


※1 イベント講師・山本謙治さんのブログ「やまけんの出張食い倒れ日記」



※2 イベントの会場・COOK COOP BOOK
 食をテーマにした本・雑貨の販売スペースの隣にカフェ兼イベントスペースがあるオシャレで温かな空間。









2014年1月16日

みのり醤油のお話講座を開催しました

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昨年、12月18日(水)「みのり醤油のお話」講座を開催しました。
講師は、日本食品工業の中西和夫さんです。
日本食品工業は、鳥取県境港市にあります。




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こちらがみのり醤油です。
左が一升瓶で、1.8L、右が半分の900mlサイズ。
原材料は、丸大豆、丸小麦、食塩。
丸大豆と丸小麦はすべて北海道で大地を守る会の生産者が栽培したものです。
もちろん遺伝子組み換えの心配もありません。
塩はオーストラリア産の原塩を使います。

みのり醤油のはじまりは、30年前にさかのぼります。
1970年代、醤油作りは、安価な外国産大豆で大豆油を搾ったあとの「脱脂加工大豆」を
使用してもろみを作り、6カ月余りで発酵をすすめる製法(速醸法)が主流でした。
その時代に中西さんのお父さまである日本食品工業の先代の社長・中西久夫さんが、
大地を守る会の現在の社長・藤田和芳と出会いました。
藤田から、丸大豆を原料にした昔ながらの手間暇かかる製法による醤油を
大地を守る会のために作ってほしいと、製造を依頼されて、
研究と試行錯誤と苦心を重ね生まれたのが、みのり醤油でした。
みのり醤油は、大地を守る会の歴史とともに歩んできた醤油なのです。




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講師の中西和夫さん。日本食品工業の3代目の社長です。
中西さんが持っているのは、1970年代に主流になっていた
醤油作りの原料である脱脂加工大豆です。
今でも一般には速醸法によって、脱脂加工大豆から作られた醤油が大量に流通しています。
材料に脱脂加工大豆(ノルマルヘキサンという溶剤を使い、大豆油を搾ったあとの油粕)を使い、
速醸で醤油を製造する場合、保存料としてアルコール(※1)を添加します。

しかし、みのり醤油をはじめ、大地を守る会でご紹介する醤油の原材料は、
「大豆、小麦、塩」のみ(※2)。アルコールは一切、添加しません。

※1 添加されるアルコールの原料は、遺伝子組み換え不分別のトウモロコシが
   使用されている場合が多いです。
※2 製造のなかで使用される種麹菌も含まれます。



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実際に日本食品工業でみのり醤油を生産している現場をご紹介します。

こちらは茹であがった大豆です。
みのり醤油の原材料はもちろん「丸大豆」です。


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麹づくりには、種麹屋さんで秘伝として代々受け継がれてきた種麹菌を使います。
この種麹菌と丸大豆、丸小麦、原塩を合わせたものから、醤油のベースとなるもろみを作るのです。


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こちらが、もろみが熟成されているようす。
ふつふつと発酵している様子がおわかりいただけると思います。

大手一般メーカーでは、もろみを入れたタンクをあたため、内部のもろみを半年発酵させて、
出荷するのが一般のよう。

これに対して、みのり醤油は、1月から作り始め、夏の暑さを2回通し、2年の熟成を待ちます。
もろみが持つ自然の力だけで発酵するのです。正真正銘の天然醸造。
自然の力でしっかり発酵して寝かせ、その間、もろみから自然にアルコールが発生し、
保存性が増すのです。

2年間に及ぶ熟成期間中、もろみは発酵を促進させるため、タンクの中で時々撹拌され、
人の目でその状態が確認されるのです。


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しっかりと2年の時間をかけて、熟成されたもろみは、白い布に入れられ、「圧搾」という工程を経て、
醤油になります。
搾り出された液体が、「みのり醤油」です。



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写真は、左から:みのり醤油、真ん中:一般の脱脂加工大豆を使用しアルコールを添加した醤油、
右:一般の丸大豆醤油です。同じ量をそれぞれ容器に入れます。

講座では、参加者がそれぞれの醤油のテイスティングを行いました。
みのり醤油の色の濃さが際立ち、
みのり醤油の香りと、コクの深みに会場は盛り上がりました。


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『ツチオーネ』で毎週登場するみのり醤油。
みなさんの食卓でも、そのおいしさをご堪能ください。





2013年12月 5日

マゴメ訪問見学会

日時:2013年11月16日(土)14:00~17:30
会場:マゴメの精米工場(東京都八王子市)
参加人数:29名

㈱大地を守る会発足とほぼ同じ時期から40年近くお米の精米でお世話になっている
八王子の㈱マゴメさん。
今回は消費者の方々をお連れして見学会を行ないました。


㈱マゴメの社長、馬込和明さん。
精米設備は一切くんじょう処理をしないので、虫が入らないようにする掃除がとてもたいへんだ
そうです。

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精米工場から出る半端な米を利用し、米粉パンのお店も経営しています。

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2013年10月オープンのマゴメさんのカフェ。
玄米団子や雑穀を使ったカレーがおすすめ。

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精米工程を岡庭工場長から説明を受けました。
生産者から届いた玄米を、石などの異物、カメ虫黒斑点米を除去し、白米、七分、胚芽、玄米に
して、消費者の皆さんにお届けされます。生産者からはほとんど1等米で届きますが、
さらに選別、調整をしているのです!

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全生産者からサンプルを入手し、米粒(見た目の美しさ)と食味(成分分析)を専門の測定装置で
分析。説明しているのは㈱マゴメ 木原さん。
生産者と共有し、品質向上に努めています。

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お二人の生産者、蕪栗米生産組合 代表・千葉孝志さん(宮城県大崎市)(写真左側)、橋詰善庸さん(石川県加賀市)(写真右側)にもお越しいただき、動画も交えながら産地の状況をお話いただきました。

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8タイプのお米を品種を、参加者にはどれがどの品種かは事前に言わずに試食。
10点満点で採点していただきました。

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どれも美味しくて、(採点は)難しい~。

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結果はこの通り。
1位 201点 有機つや姫 みずほ有機生産者グループ(山形県酒田市)
2位 195点 魚沼棚田有機コシヒカリ 佐藤克未(新潟県十日町市)
3位 193点 有機ひとめぼれ 蕪栗米生産組合(宮城県大崎市) 〈土鍋炊飯〉
3位 193点 有機ひとめぼれ 蕪栗米生産組合(宮城県大崎市) 
5位 184点 減農薬ゆめぴりか 当麻グリーンライフ(北海道当麻町)
5位 184点 有機ひとめぼれ玄米 蕪栗米生産組合(宮城県大崎市) 〈圧力炊飯器〉
7位 174点 有機にこまる 竹中池湧水生産組合(鹿児島県湧水町)
8位 164点 有機ササニシキ 蕪栗米生産組合(宮城県大崎市)
*〈土鍋炊飯〉〈圧力炊飯器〉の記載があるもの以外は、すべて普通の電気炊飯器を使用。

順位はこうなりましたが、個人の好みはいろいろあり、それを楽しく見つけていただきたいですね。

1年かかってやっととれた大切なお米。毎日、皆さんにしっかり確かな品質を保ってお届けして
くれている㈱マゴメさん。大地を守る会が取り扱うお米の約80%がここから出荷されています。
熱心な皆さんとの見学会、お疲れ様でした。
                            (報告:海老原康弘 農産チーム お米担当職員)




2013年11月22日

からだも心も温まる、冬のおもてなし講座を開催しました

11月19日(火)、20日(水)東京・代官山にあるチェリーテラスのキッチンスタジオで、
人気のハンディフードプロセッサー・バーミックスと、ステンレス鍋・クリステルを使った
「からだも心も温まる、冬のおもてなし講座」を開催しました。


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こちらが講座のようすです。講師は片山琴美さんです。
片山さんが最初に紹介されるのは、バーミックスです。
バーミックスは昨年日本販売30周年を迎えました。
この間、離乳食、介護食はもちろん、手軽にスピーディーに、
日本の食卓のレパートリーを広げてくれました。
毎日のスープや手作りマヨネーズ、お菓子作りに欠かせないという方も多いでしょう。



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その他、バーミックスでぜひ作ってお試しいただきたいのが、「フレッシュミックス」です。
生のままの小松菜、パセリ、バナナ、りんご、キウイフルーツ、レモンなどを入れて、
上からバーミックスで表面を軽くたたくように小刻みに上下に動かすと、
どんどんとペースト状になっていきます。


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こちらが出来上がった「フレッシュミックス」。
野菜と果物の栄養とおいしさを、まるごと効率よくいただけます。
手軽に簡単に作れるのも、バーミックスならではです。




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今回の講座のメニューの目玉は、ローストビーフです。
この日のために、大地を守る会でお馴染の岩手県「山形村短角牛」のモモ肉をご用意しました。


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こちらのモモ肉に塩・胡椒をたっぷりとなじませ、クリステルのお鍋で、
お肉のすべての面をしっかりと焼きあげていきます。
なべ底が三重構造で作られたクリステルは保温性・熱伝導性にすぐれ、
焼く、煮る、蒸す、揚げる...すべてが得意。
表面に焼き色がついたお肉に、日本酒、バルサミコ酢を入れて、
鍋のなかで3~5分。
お鍋一つでローストビーフの出来上がりです♪


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こちらが出来上がったローストビーフです。
噛めば噛むほどのうまみが出てくるのは、丁寧に肥育された短角牛ならでは。
短角牛とクリステル鍋のコラボで、香ばしく見事なごちそうの出来上がりです。
年末のおもてなしにもぴったりですね。



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こちらは、上は手作りマヨネーズに、下がハムのペースト。
右が卵のペーストです。

講座ではクリステル鍋でブロッコリーをゆでました。
手作りマヨネーズの鮮なおいしさでいくらでもブロッコリーをいただけます。

また、ペーストはこの日は、「サラのふぞろいプチパン」につけていただきました。
もちろんクラッカーに添えていただいてもおいしいですね。

バーミックスとクリステル鍋で、普段よりちょっとおしゃれなおもてなしができそうです♪



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食後は、さつまいもの茶巾でなごみます。

クリステル鍋ででさつまいもを茹でて、バーミックスでピューレ状にしたものを
形を整えました。
上にのるのは、ノヴァの有機レーズンです。美しいですね。


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今週(11月18日~22日)配布の『ツチオーネ』149号で同時配布のちらしで、
バーミックスのジュース&スムージースターターセットをご案内しています。
こちらのセットには、ジュース&スムージーのレシピ本の他に、
スープレシピ本と、バーミックスが日本で販売されたことを記念して出版された
本『バーミックスで作る私のレシピ』がつきます。
お料理にもしっかりと対応できるセットです。


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同じく今週ご紹介しているクリステル鍋のこちらがセットです。
汎用性のある20cm、18cm、16cm鍋のセットに、ゆでる・揚げる・蒸すに大活躍の
クッキングバスケットとハンドルのセット。もちろんレシピ本もつきます。


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こちらは同じセットのクリステル鍋を重ねたところ。クッキングバスケットを含め、
こんなにコンパクトになりました。
収納にうれしいですね。

皆さまもどうぞ、年末のおもてなしに、バーミックスとクリステル鍋をご利用ください。




2013年10月18日

がら紡と考える「衣」の地産地消講座を開催しました

10月11日(金)、がら紡と考える「衣」の地産地消講座を開催しました。


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こちらが講座のようす。東京は30℃にもなる季節外れの暑い日でしたが、
たくさんの皆さんが参加されました。

講師はファナビス代表の稲垣光威さんです。
ファナビスは愛知県岡崎市で、明治11年から続く「がら紡績」の技術で
もの作りをしています。



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愛知県岡崎市の位置をホワイトボードに示す稲垣さん。
岡崎市では、明治時代から、水力を活用した「がら紡績」の産業で、
発達をとげました。

しかし、最盛期は三河地方に1000件もあったがら紡績の工場も今では3件。
江戸時代、日本で消費される綿花はすべて国産だったのが、
明治以降、だんだんと外国産の安い輸入綿花に押され、
現在、国産の綿花は0パーセントに近いといわれています。



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会場に綿花が実った木が出現しました。今年、岡崎市で栽培された枝です。
稲垣さん曰く、「六本木綿花畑!」の出現です。
参加者は綿花を収穫し、これから、ご自分たちの手で、糸を作っていきます。

ここで注目したいのが、同じ枝についた綿花でも、はじけて中身の綿が飛び出しているものもあれば、
まだ蕾の状態のものもあります。稲垣さんによれば、綿花とは、本来、順々にはじけ、数か月にかけて、
はじけた順に収穫するものなのです。
私たちが現在、たくさんの安価な綿製品に囲まれているのは、綿花の収穫が手積みではなく、
機械化されている現実があります。そして、機械で綿花を収穫するために必要になってくるのが、
薬剤散布であり、薬剤で綿花を枯らしてから、機械で一斉に収穫するのです。

薬剤散布以外にも、綿花栽培には大量の農薬が使われています。
農薬は、生産に従事する生産者の身体に健康面で大きな影響があるのはもちろん、
現地の生産者が薬剤や農薬の購入のため、借金を背負いこむことになります。

大地を守る会が「オーガニックコットン(※)」を推奨するのは、持続可能なコットン作りと
現地の農民の生活を支えることに繋がるからなのです。

※原綿が第三者認証機関より認定を受けたもので、3年間農薬や化学肥料を使わない農地で栽培された綿花のこと。


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こちらが収穫した綿花です。左が茶の色をした綿花。右が白色の綿花です。



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この綿花からまず種を取り出します。が、綿が種にからむようについています。
綿花から種を「むしり取る」という表現が適切に思うのですが、
なかなか根気のいる作業です。


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こちらは一つの綿花から種を取り出したもの。
綿花のなかの半分が種といってもよいほど、種が入っています。
綿花のすべてが私たちの衣類になるのではないことはわかっていても、
純粋の綿の部分はこんなに少ないのかとすこしビックリしました。



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この綿花から種を取る作業、昔の人はちゃんと優秀な道具を開発しています。
綿花を、「綿くり機」というこの道具に入れて、ハンドルをぐるぐる回すと...、


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綿花のなかで、種だけが、綿花を入れた反対側の隙間から落ちます。
手で必死でもいだ種も、この道具を通すと簡単に取れました。
シンプルな作りでも、しっかりと役目をはたし、昔の人々の物作りの知恵に脱帽です。


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種を取り出した綿花をほぐした後はいよいよ糸にする作業です。
皆さんの手のなかで、綿花が糸に紡がれます。引っ張ってはねじり、引っ張ってはねじる繰り返し。
目を離すとすぐに切れてしまう集中と根気が必要な作業です。

それでもやっぱり切れてしまった糸は、ねじった箇所を逆方向に戻し、合わせてまたねじります。
このことを「よりを戻す」と言うそうです。
日常使う言葉のなかに、綿にまつわる言葉があることに、
日本人と綿との付き合いの長い歴史を感じます。



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太古から糸紡ぎの作業のために、人類は道具を作ってきました。
こちらは「糸車」と呼ばれ、日本では700年以上前から使われてきた道具です。

この道具を見て、会場から「ガンジー」というお声が上がりました。
インドのガンジーが「チャルカ」とよばれるこれに似た糸車を回していましたね。



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そしてこちらが講座の主役「がら紡績機」の登場です。
明治初頭、臥雲辰到(がうんときむね)により開発されました。
綿花を手で紡ぐのと同じような動きをします。
こちらはミニチュア機で、このイベントのために岡崎市から運ばれてきました。

それまでは、道具を使って一本の糸しかよれなかったのが、
がら紡績機の発明により同時に複数の糸をよれるようになったということ。
岡崎市の産業を興した機械なのです。



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稲垣さんが、がら紡績機左に付いたハンドルを回すと、"がらがらがらがら"と
勢いの良い音が会場に響き渡ります。
がらがらがらがら...というこの音が「がら紡績機」の名前の由来です。

ファナビスの稲垣さんが目指すのは布の地産地消です。
稲垣さんは講座の最後に糸紡ぎのところでふれたガンジーについて振り返りました。
ガンジーのあまりにも有名な糸を紡ぐシーンは、
自国生産品を使うことの大切さを説いたガンジーの運動のひとつでした。
当時、イギリスの植民地であったインドでは、インドの外から入ってくる綿製品におされ、
伝統であった糸紡ぎの営みが見られなくなってきた社会的状況があります。

講座に参加して、ガンジーの行動は、
遠く異国の過去の逸話で済ませることは出来ないことを知りました。

江戸時代には「地産地消」が実現していた日本の綿産業が、ペリーの黒船来航とともに、
海外からの綿を輸入解禁することで、生産量が少しづつ減少し、
現在は国産綿花栽培がほぼ0%という日本の現状。
しかし、綿は、私たちが日々身につけ、または寝具として使う、
日常から切り離すことのできないものなのです。

今の、外国に頼らざるを得ない現状は、遺伝子組み換え綿への対応も含め、
私たちは大きな梶取りの力を失っている状況です。

そして、「よりを戻す」の言葉にもあるように日本人の歴史にしみ込んだ紡績の文化。
その文化の根っこにある営みの勢いが失われているのは何とも心もとないことです。

現実的に今すぐ日本に綿花畑がひろがり、紡績産業が勢いをますことは無理だとしても、
まずは自分たちの身の回りにある"もの"の背景に想いをめぐらすことが必要なようです。


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大地を守る会では、がら紡績機で作られた三河布史(みかわぶし:がら紡ふきん)をご紹介しています。
このふきんを通して、皆さんもぜひ「衣」の地産地消に想いをめぐらせてみてください。
次回のお取り扱いは11月4日から配布の『ツチオーネ』147号です。

また、11月18日~お配りする衣料品チラシでは、ふきん以外にもファビナスの製品をご紹介します。

少し先になりますが、どうぞ、ご利用ください。








2013年10月 4日

「ナチュラルメイクレッスン」を開催しました

"ミネラルコスメ"...大地を守る会では、カタログなどでたびたびご紹介していますので、
ご利用いただいている方も多いと思います。


10月2日(水)、Make My Keyのミネラルメイクを使った
ナチュラルメイクレッスンのイベントを開催しました。
会場は大井町のきゅりあんです。


台風の影響で朝から強い雨の降る日でしたが、たくさんの方にご参加いただきました。
Make My Keyのミネラルメイクについて、皆さんの関心の高さがうかがえます。



講座は大まかに三部構成。
初めに「ミネラルコスメの魅力」についてのお話を、Make My Keyシリーズの母体である、
株式会社MIMCの速水さんからいただき、その後、フルメイクの実演を見学したあと、
参加者にMake My Keyのコスメを実際にお試しいただくというものです。



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「ミネラルコスメの魅力」についてのお話を速水さんから熱心に聴き入る参加者のようす。


今回、速水さんから、「ミネラルコスメ」についての基本的な定義から丁寧に
お話いただきました。

化粧品で言われる「ミネラル」とは鉱石(天然石)のこと。
酸化亜鉛、酸化チタン、マイカ、カオリン、酸化鉄など、地球の構成物質のなかで、
肌の修復や引き締め、紫外線カット、肌の質感や着色に効果のある
物質をパウダー状にしたものだそうです。

地球の胎内から誕生した人間は、その肌も母なる大地の成分こそ、
帰するところなのかもしれませんね。


「ミネラルコスメ」と対照的なのが、「ケミカルコスメ」です。
石油由来の成分で原料が安価で、大量生産に向き、成分の安定性があるので、
製造する方としては都合はよさそう。
しかし、石油由来のポリマーなどを例にあげると、
ラップのように肌にはりつき、水分・油分をとじこめるために、
結果として、肌荒れ、ニキビの原因になることがあります。
そういえば、生まれて初めてのコスメ、
なんだか肌が呼吸できていない...そんな感じを思い出します...。


「ミネラルコスメ」は「ケミカルコスメ」と違い、
ミネラル粒子が適度に肌をカバーするだけで皮膚呼吸を妨げません。
しかも、メイク後の時間の経過とともに肌になじみ、
自然なツヤが生まれるのもうれしいですね。
メイクオフも、クレンジングいらずで、石けんでの洗浄だけ。
時間の節約はもちろん、お財布にもやさしそうです。

日本では、ミネラルの配合率に関係なく、ミネラルが入れば、ミネラルファンデーションと
言われてしまいます。
一方、Make My Keyシリーズは、ミネラル100%、またはミネラル+植物成分からできています。
「ミネラルコスメ」をお探しの場合は、ぜひ、Make My Keyシリーズをお選びください。



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こちらがMake My Keyのファンデーション&サンスクリーンのシリーズ。

ファンデーション&サンスクリーンはスキンケアのあとに、
下地いらずで、中のパフをぽんぽんとお肌にはたくだけという手軽さです。



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MIMCのメイクアップアーティストでもある柏木さんが、同じくMIMCの阿波さんをモデルに、
フルメイクの実演のようすです。
アイライナーやリップグロスも使って、魅力いっぱいのナチュラルメイクが仕上がる過程は
見ていてとてもワクワクするものでした!!

それにしても、MIMCのスタッフは、みなさんお肌のきめが細かく、美しいのです。
普段、もちろんMake My Keyのメイクシリーズを愛用されているということでした。
Make My Keyシリーズの人へのやさしさを実感します。



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参加された皆さんのようす。
フルメイクの実演を行う柏木さん、阿波さんをより見える位置に移動したり、
メモをとったり、熱心に見入っていらっしゃいます。



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メイク完成後、モデルをつとめてくださった阿波さんが参加者のテーブルを回ります。
「きれいねえ」...うっとりするお声がここかしこから聞こえます。

透きとおるようで、しっとりするツヤ感、目元に印象があり、口元はナチュラルな潤い...。
これからの秋メイクにMake My Keyはぜったいにおススメです。



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こちらのMake My Keyのコスメシリーズは、10月7日~11日配布の
『ツチオーネ』143号同時配布のカタログで特集でご紹介します(一部商品は除きます)。

ご注文は10月14日~18日。
秋メイクでこれからの季節を楽しんでください♪





2013年9月30日

ヤマキの手作り味噌同窓会

日時:2013年9月22日(日)
場所:ヤマキ醸造(埼玉県神川町)
参加人数:15名
主催:ヤマキ醸造

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味噌や醤油でお世話になっているヤマキ醸造の外観。
この写真ではちょっとわかりにくいですが、左手奥の工場の屋根には太陽光パネルが設置
されています。

この企画は、毎年1月、2月に開催している「手作り味噌教室」の中から生まれたものです。
せっかくみんなそれぞれのお味噌を仕込んだのだから、半年ちょっとしてから、どんな味に
仕上がっているか?食べ比べてみたいよね、と。
ヤマキ醸造で味噌教室の講師を務める森田和彦さんからも、ぜひそういう場を企画したいとの
申し出がありました。
参加者はそれぞれが仕込んだ味噌を持ち寄って集まりました。


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この写真のふたつの味噌は、いずれも2月17日に手作り味噌教室にて仕込んだもの。
でも、この7ヶ月ちょっとの間、寝かせていた場所、容器等、いろいろな違いがあるのは
もちろん。そのため、色合い、風味も異なる様子。まさにそれぞれの「手前味噌」。


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参加者はそれぞれの味噌の味見をしながら、「こんなところに置いていました」「いつ頃こうしてみた」「次はこんな風にしてみようかしら」などと情報交換しました。


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森田さん(右)にも味を見ていただきました。
「みんなうまく仕込まれています。 容器から取り出した味噌は冷蔵庫に入れてください。
でも、全部を移さなくてもかまいません。さらに熟成させれば風味も変化して楽しめますよ。
例えば、涼しくなると活躍する菌もいて、乳酸、酸味が増すことで、塩味がまるくなる、とか」
とのこと。
なおその際、重石ははずしてかまいませんが、表面にラップはして空気には接しないように
することは必要です。


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この日は地元の料理研究家・大石陽子さんが昼食を用意してくださいました。
味噌も、そのままではなく、ネギや胡麻やキノコ類などを下ごしらえしたうえで混ぜると、
それぞれ風味のある混ぜ味噌になります。この日も3種類用意してくださり、
温野菜やおにぎりに乗せて味わいました。


無事、味噌の同窓会が終了した後は、ヤマキさんが企画実行している「畑の樂校」の現場を
見学しました。

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この日はサツマイモの試し掘り。味噌の同窓会に連れて来られた子どもたちも、興味津々。
「畑の樂校」に通っている子たちはさすがに手慣れていて、積極的に土や植物に触れている
のを、ちょっと後ろから見守っている感じでした。

ヤマキさん、また来年の味噌作り教室、よろしくお願いいたします。
奥の深い発酵食品の世界を、まずは手前味噌作りから、みんなで味わってまいりましょう。

                                            (交流局担当事務局)











2013年9月28日

9/7に「鶏肉の飼料について学ぼう!」おこないました

まほろばライブファームの伊藤幸蔵さんを講師に招いて、肉鶏生産の国産飼料やアニマルウェルフェア、こだわりについてお話をうかがいました。

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最初は、大地を守る会の勉強会のために、ブラジルから帰国したばかりのオルター・トレード・ジャパンの印鑰(いんやく)智哉さんから遺伝子組み換えの状況をご報告いただきました。
ブラジルの遺伝子組み換え大豆は、1998年には消費者運動により一旦は栽培禁止を勝ち取るも、
2005年には栽培が認可されてしまいました。

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その後、農薬体制があるGM大豆の栽培面積が急増し、あわせて、農薬の空中散布がひろがりました。
そして、ガンや白血病、先天性の欠損症、流産などの健康被害をもたらしています。
さらに、農薬耐性を身につけたスーパー雑草の出現により、第2世代の遺伝子組み換え大豆が2014年からはじまります。これは、農薬耐性にくわえてBtという殺虫効果を組み込んだ大豆です。これは、この大豆や歯や茎を食べると害虫が死んでしまうという特性を持ったものです。餌や食料として食べるのも、近隣への健康被害にも大きな影響を与えそうです。
今、ブラジルでは「ブラジル非遺伝子組み換え穀物生産者組合(Abrange)」が結成され、非遺伝子組み換えの大豆栽培に取組んでいます。
彼らは、「まだまだ私たちには充分な非遺伝子組み換え大豆の供給力がある」と言っています。豆腐や納豆、そして、畜産飼料として大豆とは切っても切れない日本の食生活。このような海外の生産者とも連携を強めていきたいと思います。

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伊藤幸蔵さんからは、世界の遺伝子組み換え作物の作付状況の説明がありました。なんと、大豆では全世界の81%が遺伝子組み換え大豆になっています。養鶏で大きく依存しているアメリカのトウモロコシも88%が遺伝子組み換えです。

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そこで、米沢郷グループでは、地域で連携して、飼料米の作付を拡大してきました。大地を守る会も構成メンバーとなっている「置賜畜飼料米生産利用協議会」では、2008年5haだった飼料米の作付を72haまで拡大してきました。
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米沢郷グループ全体では、年々飼料米の配合比を高め、約7%が地域で生産したお米を活用しています。
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大地を守る会で販売している「「コメから育てたTHAT'S国産鶏」は、その中でも最も先進的な取り組みで、飼料米を約60%、それ以外の餌もしょうゆ粕、鮭の食べられないところなどを有効利用して、99%が国産飼料で育てられたものです。トウモロコシを主体として育てた鶏肉と食べ比べると、さわやかな甘みが感じられます。まだ、年間で販売するまでは数量がありませんが、継続して応援していきたいと思います。
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米沢郷では、アニマルウェルフェアを意識した飼い方を心がけており、一般では坪あたり55~60羽が飼われているところ、37~45羽としっかり羽を広げて運動できるスペースを確保し、健康に育てています。
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もちろん、健康に育てることで抗生物質を使用することなく育てています。しかし、日本全体をみると786トンもの動物医薬品が販売され、うち、肉養鶏では年間61トンが使用されています。

参加された会員の方も、ニワトリの飼い方、薬、餌の問題と普段では聞くことのできない、養鶏の実際に驚き、まほろばライブファームの取組みにあらためて感心されていました。
これからも、食べることで応援していきたいものです。




2013年9月27日

ヘナ入門講座を開催しました

9月20日(金)ヘナ入門講座を大地を守る会・六本木会議室で開催しました。


この講座は定員を大幅に上回る方々からのご応募をいただき、
急遽、予定していた午前講座のほかに、午後講座も開催しました。


こちらでは、午前の講座についてご報告します。


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こちらが講座のようす。
講師はナイアードの並木さんです。

「ヘナ」はヘアカラーとしてすっかりお馴染になった感がありますが、
なかでも、今回、ご紹介させていただく、ナイアードのヘナシリーズは、植物100%。
植物ならではのやさしさで、髪や地肌をいたわりながら、白髪を艶やかに染め上げます。



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ナイアードのヘナシリーズには、「ヘナ100%」(左)「ヘナ10種のハーブ入」(中)「ヘナ木藍入」(右)の
3種類があります。
染め上がりは、「ヘナ100%」「ヘナ10種のハーブ入」はオレンジ系、
「ヘナ木藍入」は黒茶系に白髪が染まります。
ちなみに黒髪の色はほとんど変わりませんので、ご注意くださいね。

白髪を染めるほかに、白髪・黒髪関わらず、
ヘナやハーブのトリートメント効果で、髪をすこやかに保ちます。


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こちらが原産国インドで栽培されるヘナの葉です。

ナイアードのヘナは、ヘナの一大産地である、
インド北西部のラジャスターン州のものを使用しています。



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乾燥や暑さに強いヘナですが、作柄は毎年微妙に変化します。
安定した品質のヘナをお届けするために、必ず染料やハーブについて
知り尽くした現地スタッフが畑の作柄を確認します。
栽培の時点からこだわりが感じられます。

鎌で刈り取ったヘナを天日乾燥、粉砕し、粉末にされたものが日本に届き、
日本で改めて、品質管理が行われます。



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講座では、実際に大地を守る会のスタッフ(写真右)が「ヘナ木藍入」で染めを体験しました。

パウダー状のヘナに、45℃のお湯を入れ、マヨネーズのようなペーストを作ります。
スタッフにヘナの施術をしてくださるのは、ナイアードの小椋さん(写真左)。


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あらかじめ、洗髪して、濡らした状態の髪に少しづつヘナのペーストをつけてゆきます。
ポイントは地肌にもたっぷりとペーストを塗り、地肌をマッサージするように塗りつけること。
そうすることで、染まりにくい髪の根元にもしっかりとヘナの色が入るのです。


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全体にペーストを塗り込んだあとは、タオルを巻き、ドライヤーで温風をあてます。
「ヘナ木藍入」の木藍は、空気にあてることで、染まりがよくなります。
そのため、髪の上にじかに乾いたタオルをまきます。
ちなみに「ヘナ100%」「ヘナ10種のハーブ入」の場合は、乾燥を防ぐためのラップをまいて、
同じようにドライヤーで温風をあてます。


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ヘナは保温性を高めることで、より色が入ります。
ナイアードのオススメは保温性のあるトリートメントキャップです。
キャップをしたまま1時間置きます。

ヘナの施術については、商品に付属している説明書どおりに行えば、
ちゃんと染まりあがります。
こちらの説明書はイラスト、図解で詳細な説明がわかりやすい内容です。
ヘナ本体と合わせて、つくづく丁寧な商品です。


ここでお得情報の紹介です。
9月23日~27日配布(9月30日~10月4日注文)のナイアードの商品を
ご紹介するチラシでご紹介していますが、
今回ヘナの「徳用サイズ」をご注文いただくと、
上の写真にあるのトリートメントキャップが特別に付きますので、
どうぞ、お見逃しなく!!




それでは、染める前と、染めた直後、染めて2~3日後の髪の色の変化を見てゆきます。

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こちらは施術まえのスタッフの髪です。
ヘナ木藍入りを使い、白髪に色が入ります。




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白髪に色が入った施術後すぐの画像。髪の色が緑かかってみえますね。
不思議なことに、「ヘナ+木藍」は施術後すぐに発色が始まり、2~3日をかけて、
落ち着いた黒茶系の色に変ってゆくのです。




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こちらが3日後の髪の色。
藍の成分が空気に反応して、だんだんと黒茶系に変化し、落ち着きました。




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ナチュラルな染まりあがりにスタッフも気に入ったようす。

スタッフの雰囲気もすっかり若返り、周囲からも好評です。



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講座では、ヘナの他に、ナイアードのスキンケア商品
(ガスール、朝摘みばら水、アルガンクリーム)を使った
スキンケアも楽しみました。

こちらも9月23日~27日配布のナイアードの商品をご紹介するチラシでご紹介しています。

これからの季節に活躍するアイテムばかり。魅力いっぱいのラインナップです。
どうぞ、ご利用ください。







だいちサロン34回目 煎茶の飲み比べ

日時:2013年9月19日(木)
場所:中原市民館 第5会議室(神奈川県川崎市)
主催:だいちサークル・サロン部 
参加人数:15名

毎月あちこちで開催される「だいちサロン」ですが、今回は「煎茶の飲み比べ」という企画で
開かれました。

今回選ばれたお茶は以下のとおり。
写真左から「樽井さんの特上煎茶」「松田さんの煎茶」「いりえ茶園の八女茶」「北村製茶の農家の
有機緑茶」「有機屋久島茶」

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2回お茶をいれたのですが、最初はそれぞれ4gずつを急須に入れ、80℃のお湯、蒸らし時間30秒。
2回目は6gで40秒。わずかな違いですが、この差でも色あいや味に、確かに差が出ました。
そして、5種類のお茶はどれがどこのかはわからないようにして、参加者は試飲しました。

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湯呑は数も多く必要なので、今回は紙コップで間に合わせました。

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写真ではわかりづらいですが、色合いはけっこう違いが出ました。
また、こんなやり方でも。

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この日参加した加工食品担当の職員ですが、茶葉を手にとってそのまま食べてみています。
香りもそうですが、味もやっぱり違うのですね。
産地(製造元)当ても行ったのですが、おひとりの方が5種類全部を当ててくださいました!

一通り飲み比べた後、みんなで感想を伝え合いました。
「一度にこのようにしてお茶を飲み比べたのは初めて。それぞれのお茶に個性があることも
わかりました」
「緑茶は日本で生産できるもの。コーヒーはそうではない。もっと大切にしていきたい」
「最近では急須も使わない家庭も増えているとか? 残念な限り」

なお、実はこの日サプライズ(?!)があって、静岡県浜松市から、
なんと、お茶の生産者、樽井さんご一家も会場にいらっしゃいました。

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樽井さんとは大地を守る会の本当に最初の頃からのおつきあい。毎年東京集会には必ずいらっ
しゃってくださり、お茶をいれていただいております。
この日も、お茶畑の様子や製茶の行程などについてお話いただきました。
日本農産株式会社の社長を務められる樽井隆之さん(写真右端)からも、
「今日のような飲み比べで産地を当てるのはとても難しいですね。でも、お茶は、産地、
品種、蒸し方、見た目、いろんな条件で味が違ってきます。これからもぜひ飲んでください」
とのメッセージをいただきました。ありがとうございました。

だいちサロン。毎回いろいろな企画も取り交ぜ、会員どうし、そして生産者の方々とも
しっかり交流が続いています。
                                        (だいちサークル担当事務局)




2013年9月26日

とうふの食べ比べ~お気に入りを見つけよう

日時:2013年9月13日(金)
場所:中原市民館 料理室(神奈川県川崎市)
主催:だいちサークル・港北大地サークル
参加人数:17名

豆腐大好きなメンバーが集まりました。

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港北大地サークルでは昨年4月に「食パン」の食べ比べを実施しました。
今回は、以下の5種類の「豆腐」を選んでの試食会です。( )内は製造元。

神泉豆腐(豆庵)、大地を守る会の木綿豆腐(むつみ)、
一日一丁木綿豆腐(島田食品)、大地を守る会のミニ木綿豆腐(丸和食品)、
東北想い・宮城の大豆のもめん豆腐(おかべや)

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今回の試食方法は、どれがどの製造元の豆腐かはわからないようにしました。
でも、実際食してみると、甘さ、色あい、香り、硬さ・柔らかさ、けっこう違いがあります。
参加者は、5種類を食べ比べながら、気がついたことを記してみました。

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ひと段落したところで、「どれがお気に入り?」という問いに、
参加者には手をあげて答えていただきました。
やはり、甘みが多く適度な柔らかさのものが人気はありました。
製造元が明かされた後、感想を伝え合いながらの懇談となりました。
「味には違いがあること、あらためて感じました」
「ふだんは絹ごしを選んでいますが、木綿も思ったよりクリーミーですね」
「どれもおいしい。たまに外食で(豆腐を)食べると、やっぱりふだんの味との違いを痛感します」
「次はぜひ絹ごしで食べ比べしてみたい」
「(豆腐は)味噌汁にすることが多かったけれど、これを機にもっといろんな料理にも使ってみたい」
いろんな感想が聞けました。

港北大地サークルは、今後もこのような「食べ比べ」企画を検討していかれるようです。
なかなかできそうでできない企画です。
今後が楽しみですね。
                                        (だいちサークル担当事務局)










2013年9月 8日

「夏休み!自由研究講座。むかしの野菜と今の野菜」イベントレポート

 8月31日の「831の日(野菜の日)」に合わせて、むかしの野菜(在来品種)と今の野菜(一般品種)の
違いを親子で学べるイベントを8月25日に勝どき駅近くの「グロースリンクかちどき」で開催しました。

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 「日本むかし野菜」について親子で学びました!

 8月31日は「8(や)3(さ)1(い)」の語呂合わせから、野菜の日とされています。
今回のイベントでは、大地を守る会でも「日本むかし野菜」シリーズの販売でお馴染の在来品種の
野菜について説明をし、実際に25種類の在来品種の野菜を並べ、お子さんに触れてもらいました。
お子さんには、白紙の日本地図に在来品種の絵や説明を書いてもらい理解を深めてもらい、
最後には一般の野菜と在来品種の野菜の食べ比べも実施しました。

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参加したお子さんからは、
 「前から知りたかった昔の野菜のことが知られて、楽しかった」
 「野菜が好きだから参加した」という声もあれば、
 「夏休みの自由研究が終わるから参加した」という素直な声も。

また、お父さんお母さんからは、
 「在来野菜だけで数種類を食べ比べしたキュウリやナスが、実際に見たり食べたりでき違いがよくわかった」
 と好評でした。



2013年8月13日

食物アレルギー対応キャンプ-「夏休み環境教育キャンプ2013」-報告①


 イベント:夏休み環境教育キャンプ2013
 日時:2013年8月8-10日
 場所:神奈川県藤野芸術の村
 参加者:子ども約40、保護者約30、ボランティア&スタッフ約50、総勢約120名

 ・「夏休み環境教育キャンプ」

 食物アレルギーなどで、普通のアウトドアには気軽に参加しずらい子どもたちに思いっきり遊んで

 もらうことを願って、アトピッ子地球の子ネットワークが毎年この季節に開催しているキャンプの紹介

 をします。いくつかの会社や生協さんも協賛されている中で、大地を守る会も十数年前から、野菜

 を中心に、このキャンプに食材を提供させていただいています。今年も、大地を守る会の会員の方

 が数組参加されていらっしゃいました。


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 (手前がテントサイト、奥が食事を準備する釜場)



 ・すべての食事はボランティアとスタッフの手作りで!

 2泊3日の全ての食事は全部この釜場で  
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 手作り。約120人のための食事のために

 は、朝8時食事開始だと5-6時からおきて

 火おこしから準備です。

 8月9日-10日などは藤野も35度。そして

 火のそばはまさしく猛火!そんな中でも、

 大学生を中心としたボランティアスタッフ


 
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  は明るくお互いにいろんなおしゃべりを

 して、楽しみながら料理をしています。

 そんな様子は暑さも吹き飛ばし、こちらも
 
 元気をもらえた気分でした! 
 
 
 
 
 
 
 
  

 ・保護者のプログラムも紹介

 普段、お子さんの食事で大変なご苦労をされ  
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 ているお母さんたちは、このキャンプではしばし

 そのデューティーから開放されます。

 そんな彼女たちのためのプログラムが準備されて

 います。キャンプ場を降りていったところに

 ある川の散策。谷の底にあるためと水のおかげで

 おそらく2-3度は体感温度が低かったでしょう。
 


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 30分ほど行くと、小さい滝にも出会えます。

 最近、この付近では熊の目撃情報もあり

 用心しながら進みつつ、ちょっとしたアド

 ベンチャー気分を味わったみなさんです。

 








 ・食物アレルギーに特化した食事

 参加する子どもたちは、いろんなアレルギー  
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 を持っています。参加者からは事前に周到

 な聞き取り調査が実施されており、細心の

 注意が払われています。

 この焼きそばは原料がきび。となりには

 「あわ」のものも用意されています。

 子どもたちは自分にあったものを選びます。




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 こちらの和え物には、大豆や小麦を使用

 していない、「キヌア」が原料の醤油で

 調理されています。このように、料理は

 やはりスペシャルなものが用意されて

 います。キャベツ、たまねぎ、にんじん、

 小松菜は、大地を守る会提供です。
 








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 子どもたちも、少し普通とは違っていて、「これは食べれるかな?」と聞いてきたりします。 

 食物アレルギーの人が食べられるものばかりなのに、子どもたちは確認せずにはいられ

 ないのです。

 こういうやりとりを聞いていると、なごやかなキャンプにあって、8月1-2日に聞いたばかりの

 夏期学校給食学習会での調布市で起こった、学校給食による食物アレルギー誤食死亡

 事故のことが頭によぎったりもしました。

 でも、子どもたちやボランティアの笑顔と楽しそうな会話、食事風景を見ながら、2日目の

 夕食はすぎていきました(報告②に続く)。
 
 
 









2013年8月 9日

オーガニックバラ栽培講座を開催しました

憧れの美しいバラの花。

一般には虫や病気のためにバラ栽培には、薬剤が散布されると言われます。

しかし、バラはオーガニックで栽培ができるのです。
そのノウハウやコツを学ぶべく、7月26日(金)、
株式会社 ケイミー・オフィス 喜多宏文さんの御協力のもと、
「オーガニックバラ栽培講座」を開催しました。

講師はオーガニックガーデナーの小竹幸子さん、そして、
株式会社・ビーティエヌ代表で獣医師の市川洋征さんです。


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こちらは、講師のオーガニックガーデナー 小竹さんがオーガニックで育てたバラです。
美しく、たくさんの花がついています。



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講座のようすです。

プロジェクターには、美しいお庭やバラのお花、そして、バラの花々に集う生き物たちが
映し出されます。


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こちらが小竹幸子さん。

「アブラムシがいないほうがいいと思う人?」
「アブラムシがいなくて困る人?」

「バラゾウムシがいないほうがいいと思う人?」
「バラゾウムシがいなくて困る人?」

会場に挙手を求める小竹さん。
それぞれ、会場からは手があがります。

小竹さんの答えは、「アブラムシもバラゾウムシもオーガニックガーデンには必要な存在です」。

アブラムシは他の虫、例えば、テントウムシの餌になります。
テントウムシがいなくなると、アブラムシを駆除するために、
薬剤をまかないといけなくなるということになります。


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こちらは、テントウムシの幼虫です。アブラムシをたくさん食べる大食漢です。

また、バラの蕾に産卵して、バラの蕾を折ってしまうバラゾウムシ。
バラ栽培の「敵」のような代名詞ですが、このバラゾウムシは、
小竹さんによると、バラの木が元気で成熟するにつれ、つかなくなるとのこと。
木が熟さないうちはバラが花をつけるのは負担なことのようで、
バラ作りのプロは木が熟さないうちは、花が咲くとどんどん摘んでしまうのだそうです。

「バラが、今、私は花を咲かせたくない」とバラゾウムシを呼んでいると思う、と小竹さん
なるほど、バラの木にとって、負担なうちは、花は、人間がつむのではなく、
バラゾウムシに働いてもらえばいいという見方もできるのですね。

オーガニック栽培の基本は、「多面的な視点」。
敵だとおもっていた生き物が、実は味方かもしれません。
視点の変更がオーガニック栽培の基本です。

このように知ると、バラにとまる虫の姿も美しく見えます。


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オーガニックのお庭では、虫や鳥などの生き物が集まり、楽しさでいっぱいと
小竹さん。

小竹さん曰く、その生き物たちのおかげで、「ほんの少しの世話で美しいバラが楽しめるのです」。
オーガニックがうまくいきはじめると、ガーデナーの皆さんの自慢のネタは、
「なにもしない」ことだそう...。

そういうお話しを伺っていると、ガーデニングは仕事や子育てで忙しい人たちでも、
合間をみて十分にできるものだと思いました。
小竹さんご自身に普段はフルタイムで働かれているそうです。

その他、詳しいことは、ぜひ、小竹さんの御本を読んでみてください。

小竹幸子さんの著書はこちら→
・『無農薬でバラ庭を』築地書店
・『はじめてのバラこそ無農薬』築地書店



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こちらは、園芸資材メーカー・ビーティエヌ代表で獣医師の市川洋征さんです。

植物の根の先端は「ムシゲル」と呼ばれる薄い膜につつまれていて、その膜のなかには、
炭水化物、アミノ酸、有機物といった成長促進、抑制物質が含まれています。
そこが植物の根を守り、細菌類、菌類、藻類が増殖するのです。

この微生物の働きを活性化することが植物を守り、成長を促すのです。
植物と微生物の共生ですね。

バラ栽培のポイントの一つに、
季節の変わり目に、土壌に善玉菌やミネラル成分を加えることがあります。

大地を守る会では、ビーティエヌの善玉菌「花まもり菌液」と
ミネラル資材「フローラグリーンミロ」をご紹介しています


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「花まもり菌液」は、納豆菌、乳酸菌、枯草菌、酵母などからなる植物活性剤です。
これらの菌や酵母はすべて土壌の善玉菌。バラの白根の張りがよくなり、病害虫に強くなり、
ますます元気に育つ、オーガニックガーデナーの助っ人です。
家畜用の混合飼料としても20年以上使われており、安全性が実証されています。
バラ以外の花や観葉植物、野菜にも使えます。


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「フローラグリーンミロ」の特長は66種類ものミネラル成分。
プロの園芸家にも人気の土壌改良剤です。

大地を守る会では、「花まもり菌液」「フローラグリーンミロ」「新ムシヨラン」を
カタログ『ツチオーネ』、大地を守る会の会員専用サイト、大地を守る会ウェブサイトでご紹介しています。

どうぞ、皆さんもご利用いただき、美しいバラの花々を咲かせてください。









2013年5月29日

ネオナチュラルスキンケア講座を開催しました


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5月14日、ネオナチュラルスキンケア講座を大地を守る会・六本木会議室で開催しました。

講師はナチュラルの高柳昌弘さんと御澤栄輔さん。
この日のために、名古屋からお越しくださいました。



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こちらが講座のようす。


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ネオナチュラル代表の高柳さん。
高柳さんからはそもそもオーガニックとはなにか、その定義から、
現在のオーガニックコスメの基準まで幅広くお話しいただきました。

高柳さんが、ネオナチュラルをはじめられたきっかけは、
お子さんのアトピーでした。
お風呂で使用する「敏感肌用」のボディーソープを使う度に
症状が悪化するお子さんの症状。
そこから人の肌の仕組みや働きを一から考え直し、
ケミカルなものをやめ、自然の力でやさしく肌に働きかける石けんや化粧品の誕生につながりました。


ネオナチュラルのスキンケア素材は農産物が基本。
使用する農産物の品質によって化粧品の質や使用感に差がでます。
そのため、素材の農産物も信頼できる生産者のものを選び、
また、最近は自社農場でスキンケア素材をご自分たちの手で有機栽培をしているそうです。


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こちらは御澤(みさわ)さん。
御澤さんから実際にお肌のケアの仕方を教えていただきました。

お肌には普通肌、乾燥肌、脂性肌があります。
しかし、季節によって、生活環境、ホルモンバランスによっても
肌質は常に変化するもの。

「今」の自分の肌にあったスキンケアをしましょうとアドバイスをいただきました。

ネオナチュラルの考え方は、
肌自身の持つ力を手助けしてあげること。

オナチュラルのスキンケアのベースは私たちのお肌に住む「菌」、
特に肌を弱酸性に保つことで肌環境を整える常在菌の活動を
活性化してあげることが大切だという考えが基本にあります。
基礎化粧品はその栄養になる栄養分を補給してあげるというのが
ベースの考えです。

ちなみに御澤さんは管理栄養士の資格をお持ちです。
肌の美しさは身体の内からの栄養と、肌のために働いてくれる
善玉常在菌への栄養、両方向からのケアのバランスが大事だと御澤さん



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講座では、資料と
ネオナチュラルのベーシックスキンケア商品のサンプルが用意されました。

こちらは、参加者が肌に潤いをもたらすピュアエクストラクト一白桃のサンプルを試すようす。
有機ヘチマ水、沖縄の月桃など19種類の和漢植物エキスが肌のきめを整えます。



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大地を守る会では、基礎化粧品の他、ネオナチュラルのシャンプー・リンスをはじめ、
幅広い商品を皆さまにご紹介しています。
どうぞ、ご利用ください。





2013年5月21日

華密恋スキンケア講座を開催しました

去る58日、六本木事務所にて「華密恋スキンケア講座」が行われました。

「華密恋(かみつれん)」は、国産のカミツレ(カモミール)から

抽出されたエキスを原料とした商品のシリーズで、

大地を守る会では入浴剤とスキンケア商品を販売しています。

 

まずカミツレ研究所代表の北條さんから、カミツレ研究所の成り立ちとカミツレについて、

画像を交えながら説明していただきました。


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カミツレには、保湿効果、抗炎症作用、鎮静作用など様々な効果があり、

ヨーロッパでは昔から万能ハーブとして使われているそうです。

 

カミツレ研究所では、この植物の力に注目し30年前からカミツレを原料とした商品を

作り始めました。

 

カミツレを栽培しているのは、長野県池田町の自社農園および、

主に岐阜県大垣市と長野県など国内の契約農家。

農薬を使わずに栽培をしているため手間はかかりますが、

皆さんが安心して使えるものを作りたい、というこだわりから、

有機肥料や残渣(エキス抽出の際のしぼりカス)を使って栽培をしています。

カミツレは通常、10月~12月に定植し、6月初め頃に摘み取りを行いますが、

今年は4月にも雪が降るという寒さのため、成長を少し心配しているそうです。


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収穫したカミツレからエキスを抽出し、製品を作っていく際の特徴が

<カミツレの全草利用>と<非加熱抽出>であること。

ヨーロッパなどで大規模にカミツレを栽培する場合、機械で一気に刈り取りを行うため、

花しか摘み取ることができませんが、カミツレ研究所ではすべて手で刈り取りを行います。

花はもちろんのこと、茎や葉にも保湿や消炎の効果があることがわかっているので、

その力を余すことなく利用しようということなんですね。

 

収穫したカミツレは、熱を加えることで有効な成分が失われることを防ぐため、

さとうきびから作られた発酵エタノールにつけられ、

30日間かけてじっくりとエキスを熟成・抽出します。

薬用入浴剤はカミツレエキス100%で、1回分の使用量には、

カミツレ全草約120本分の有効成分が凝縮されているというなんとも贅沢な商品です。

当日は、参加者みんなで手浴体験をし、お肌がすべすべになることを実感しました。


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続いて、現在、華密恋商品の取扱い窓口をしていただいている

ケイミー・オフィスの喜多さんより、華密恋商品のご紹介をいただきました。

 

大地を守る会では化粧品を取り扱う際に、原材料に医薬部外品の旧表示指定成分が

含まれていないか、石油系合成保存料が使われていないか、

というように大地を守る会の基準に照らし合わせて審査をしています。

原材料の多い商品は書類がとてつもない枚数になることも。

それでも、みなさんに安心して使っていただける商品をお届けするため、

厳しい管理とチェックを行なっています。

 

 その後、華密恋のスキンケア商品について、商品開発者のカミツレ研究所・塩川さんより

お話しいただきました。

以前、他の化粧品会社で働いていた塩川さんによると、化粧品に「○○エキス配合」と

書かれていても、配合量は多くても約1%程度だそう。

それに比べて華密恋の商品には5%50%もカミツレエキスが配合されているというから

驚きです。


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カミツレは、ヨーロッパでは赤ちゃんの沐浴剤としても使われているそう。

殺菌効果があるため、石けんが使えないような時にもおススメです。

また、消炎作用があるので、これからの時期、あせも対策や、

日焼けをした肌のアフターケアにも使いたいですね。

 

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塩川さんにはカミツレエキス50%配合のヘッドマッサージローションを使って、

ヘッドマッサージの実演もしていただきました。

日々の生活の中で、ついつい頭皮が硬くなりがちですが、理想は赤ちゃんの頭皮!

朝晩のヘッドマッサージでいきいきとした髪を保ちたいものです。

 

会場の方からも次々とご質問が飛び出し、カミツレと華密恋商品に関する理解を

深めていただきました。

カモミールティーを飲みながら、サンプルを思う存分使っていただき、

カミツレの香りに包まれた会場で、みなさん満足そうな様子だったのが印象的でした。

 

520日~24日配布の『ツチオーネ』1235ページおよび32,33ページで、

こちらの華密恋商品をご紹介予定です。どうぞ、こちらもご覧ください。

 

 

最後に「第25回 いけだまちひろつカミツレ花まつり」のご案内です!

 

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開催日: 6/1()2()

開催時間: 10:0017:00

会場: カミツレの里(カミツレ研究所長野事業所・八寿恵荘(やすえそう))

住所: 長野県北安曇郡池田町広津4098

TEL 0261-62-91199222(八寿恵荘)

公共交通: JR信濃松川駅から車20

車: 長野自動車道安曇野ICから国道147号経由で17km 約30

駐車場: あり(無料30台)

料金: 無料(入浴は200円)

 

カミツレの刈り取り体験や、「華密恋の湯」の入浴体験(1017時、最終日は~16時)。

華密恋シリーズ商品の特別販売など、たくさんの企画をご用意してお待ちしております。

ぜひみなさま足をお運び下さい♪







2013年4月22日

小学生春休み企画 富士見堂工場見学を開催しました

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春休みに入ったばかりの3月26日(火)、小学生親子企画 富士見堂工場見学を開催しました。
こちらが当日のようす。
講師は、東京都葛飾区にある富士見堂・佐々木健雄さんです。

富士見堂では、ごはんとして炊いて食べても美味しいお米を使い、
おせんべいを作る時には食品添加物を一切使用しません。
使われるひとつひとつの食材がそのまま食べても、
とっても美味しいものを使っています。

はじめに、佐々木さんから、富士見堂のおせんべい作りのこだわりについて、
お話いただきました。

一般のおせんべいは、おせんべいの成形・乾燥したものを、業者から仕入れ、
仕入れたものを焼いて、販売します。
また、一般のおせんべいに使われる米原材料は、加工用の加工米や、
くず米が使われることが多くあります。

一方、富士見堂のおせんべい作りは、北海道の大地を守る会生産者の栽培する
うるち米が、一等米として、玄米の状態で到着するところから始まります。
おせんべいの風味と味のために、一等米を精米したらすぐに、
炊いて、おせんべいの生地にします。
風味が損なわれない、鮮度の高いおせんべいなのです。

富士見堂のおせんべいの風味が豊かなのは、一等米を精米してすぐに、
生地にするというこだわりがありました。



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こちらが富士見堂の佐々木健雄さんです。



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佐々木さんから子どもたちに質問です。
「富士見堂のおせんべいを食べたことがある人?」
たくさんの手があがりました。
おせんべいが大好きで、毎日食べる子もいれば、
時々食べるというお子さんもいます。

さあ、実際に工場の作業のようすをみてみましょう。



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写真に残せませんでしたが、この工程の前に、炊きたてのお米をついて、生地にする工程を
見学しました。

こちらは、生地を成形する工程です。
ローラーで生地を一定の厚さになるまで何度も何度も繰り返し伸ばします。
気温や湿度、天気によって生地の状況は毎日変化します。ここでしっかりと一定の生地を作ることが、
その後の完成度の高さにつながる職人技なのです。

機械のなかに、型があり、生地が型を通ると、
おせんべいの形ができあがります。

職人さんが、出てくるおせんべいすべてを入念に目で確認しています。

ちなみに型でおせんべいにならなかった生地も、あとでまとめて、再度、型に通し、
おせんべいの生地になります。
農家の方が丁寧に作ってくださる貴重なお米。無駄にする生地はありません。

子どもたちは、じっとこちらの作業に見入っていました。



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成形されたおせんべいは、4~5日間、乾燥の工程に入ります。
季節や湿気により、乾燥の時間や方法は、職人さんの勘により、変わります。

乾燥の過程のあとは、いよいよ、焼きの作業です。
上がそのようす。
職人さんが、約1kgもある焼き網に、おせんべいを5枚づつ入れて、
丁寧に直火で焼きあげていきます。

一般にはオートメーション化されて、流れ作業で焼かれるおせんべいも、
ここでは、職人さんが丁寧に焼いていきます。




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焼きあがったおせんべいに醤油をシンプルに塗って、食べてみました。
お米の風味と味が豊かで、本当においしい。


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子どもたちはおせんべいのおいしさに虜になっていました。
「おせんべいを4回もおかわりしたよ! もっと食べたかった!」
と笑顔の女の子。


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その後、黒米せんべいの原料になるつきたての黒米生地を
ちぎって、そのまま、またはちょっと醤油を付けて、
食べてみます。
「生地、すっごくおいしい!!」と子どもたちに大人気。
子どもたちはなんども、なんども並んでおかわりをしていました。

工場見学が終了して、高学年の男の子とお話しました。
「普段おせんべいはあまり食べなかったけど、ここのおせんべいは、
これからはいっぱい食べるから。おせんべいって旨いなあ」とのうれしい言葉がありました♪


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お米の旨さをしっかり味わえる富士見堂のおせんべい。
今の世の中、なかなか出合えない職人の技がさえる一品です。

富士見堂のおせんべいは、毎週バリエーションをかえて、
『ツチオーネ』27~28ページに紹介しています。
どうぞ、ご利用ください。





2013年3月31日

ヘナの使い方講座を開催しました

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3月13日(水)ヘナの使い方講座を開催しました。


ヘナのメーカーであるナイアードから講師の方を迎え、ヘナとはどのようなものか学びました。
こちらはナイアードの並木さんからヘナについて、お話いただいたようす。

ヘナはインドやイスラム圏の国々で古くから、髪染めやボディペイント、マニキュアなど、
女性の肌や髪を美しくしてきたハーブです。

ナイアードのヘナは、ハーブと染色の知識が豊富なインド人の現地スタッフと一緒に、
上質な葉を選んで買いつけることから始まります。
葉の粉砕などの加工にも立ち会うことで、丁寧な品質管理を行い、
植物の粉末のみでできた良質なヘナをお届けしているのです。

講座では、大地を守る会の取締役である野田をモデルに
実際に染めの実演を行いました。

使用したヘナは「ヘナ+木藍」。黒茶系に染まる色です。



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染めのようす。
ナイアードの小椋さんからつむじからしっかりともみ込むように、ヘナを入れていただきました。

たっぷりとヘナを使い、しっかりと保温することが
きれいに染めるコツです。



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染め上がりの野田のようす。
会場から「似合ってます~」のお声もいただきました。
本人の感想は「気持ちよかった~!」とのこと。
髪の色もかわり、さっぱりした表情です。


「ヘナ+木藍」は、染めて、洗いながした直後、色目に緑がかることがありますが、
1~3日で黒茶系に変化していきます。

では、染め前、染め後、1週間後の表情と髪の色の変化を見ていきましょう。


こちらが、ヘナで染める前の野田。
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髪を染めるのは、人生で初でした。



こちらが、ヘナ+木藍で染めた直後の様子です。

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髪に色が入り、シャープな感じになりました。
全体的に緑がかってみえます。



こちらが1週間を経過した野田です。

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色味がしっかりと黒茶に落ち着いてきました。
さらに若々しく見えます。


髪だけクローズアップでみると...。

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ちらが染め上がりすぐに、近づいて撮影した髪の色合い。
緑がかってみえます。




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一週間後に撮影した髪の色合いです。
黒茶の色に落ち着いてきました。とてもいいですね。

「自然でとてもいい」と家族からも好評だったと、本人も喜んでいました。

また、染めの回数を重ねるごとで、さらに深い色になるとのことなので、
野田はこれからヘナを使ってケアしていきたいとやる気満々です!!

新年度です。
ぜひ、皆さんもヘナでリフレッシュしてみてください。








2013年3月15日

NEWS 大地を守る2013年3月号

東日本大震災から2年を迎えて

つながろう、未来と。

仙台黒豚会 久保 勇さん・久保 至よし勇ゆきさん
震災を機に、至勇さんが養豚業を継ぐことを決意。

東日本大震災から2 年が経ちます。被害の大小にかかわらず、あの日、誰もが一度立ち止まり、これまで歩んで

きた暮らしや原発への考えを見つめ直しました。この2 年間は、これから先へと続く道をどうやって歩いていくの

か、考える時間だったのかもしれません。大地を守る会の生産者や消費者のなかには、震災をきっかけに、家業を

継ぐ決心をした若き担い手や、新しいことをスタートさせた人たちがいます。家族とのつながり。

地域とのつながり。生産者とのつながり。誰かと手を携え、前を向いて歩くことは、未来へとつながっています。

人との絆の大切さを感じながら、新しいことにチャレンジしている皆さんを応援しましょう。

(NEWS大地を守る編集部)


自分の将来を考えて、家業を継ぐことを決めました


川の字になって寝た日々。家族の絆が強まりました
毎日の作業は「楽しい」という至勇さん。「まだまだ学
ぶことは多いけど、10年後には自分の考えで養豚を
やっていきたい」と力強い。                
 宮城県の遠田郡に、仙台黒豚会のメンバーである久保 勇

さんと息子の至勇さんを訪ねました。久保さんは、5カ所に

豚舎を所有しており、取材で訪れた第2農場だけで800?

1000頭の豚を育てています。ここの豚舎では、床にはもみ

殻とおがくずをミックスしたものが敷き詰められ、ふかふかで

温か。

豚たちも気持ちよさそうです。

「東日本大震災のとき、豚舎の一つが倒壊して放牧状態

になってしまいました。

豚はデリケートな動物ですし、怖かったと思いますよ。

飼料は、非遺伝子組み換えのトウモロコシを主体に麦や

キャッサバ、米粉を配合したものを与えていましたが、

石巻の飼料工場がつぶれてしまったため調達が滞って

しまいました。次に届くのがいつになるのかわからないの

で、少しずつ与えて過ごしましたね。

 震災のときに思ったのは、最後に頼りになるのは『人』だな

ということ。断水していたため、川で水を何回も汲んできて豚

に飲ませりして、人力でなんとか乗り切りました」と、父・勇

さんは震災直後の日々を振り返ります。

 水も電気もなく、ろうそくの灯りで10日ほど過ごすうちに、

家族の生活に少しずつ変化が表れました。

「電気がないから、朝、お日様が昇ったら起きて、暗くなった

ら寝る生活でしたね。水汲みは誰、食料の確保は誰、ガソリ

ン確保は誰と役割分担を決めて、協力しながら生活しまし

た。

それまで、家族で一つの部屋に集まることは少なかったの

ですが、毎晩、親子で川の字になって寝てました。

家族の絆が強くなったように感じます」と、父・勇さん。


震災が、将来を考えるきっかけになりました

 震災当時、息子の至勇さんは、自動車の整備工場で働き始めて

1年くらい。ようやく仕事を覚えてきた頃だったそうです。

「震災で工場は閉鎖されてしまいました。石巻や志津川で被災して亡くなった先輩や友人がいて、自ずと自分の

将来のことを考えるようになりました。うちには倒壊した豚舎もありましたし、父もこの先どうしようかと考えて

いたと思います。二人で改めて話し合ったわけではないですが、2011年の12月に父と一緒の仕事をすることを

決意しました。いずれ家業を継ぐと考えていましたから、早く基盤を作っておきたいと思ったんです。震災は

つらいことだけれど、自分にとっては、5年後、10年後のことを考えるきっかけになったと思います」と、父の仕事を

継ぐ決意をした、心境の変化を語ってくれました。

 仙台黒豚会と大地を守る会が手を携えて、今年で20年。父・勇さんは、創立メンバーでもあります。

「昔の畜産は、生産者と消費者が触れ合うことはありませんでした。大地を守る会では、東京集会などで、

私たちが東京まで行って会員の皆さんとお話をする機会がありますし、会員の皆さんが産地ツアーなどで見学に

来てくれます。

生産者と消費者が会い、豚肉を食べた人からフィードバックしてもらえるからこそ、これまで続けてこられたの

かなと思います。どこの誰に食べられているかわからないままだったら、仕事への意識が違っていたと思います

ね」

 至勇さんも昨年10月のバーベキュー大会(こどもの国)に参加したとき、うれしい声をもらったのだとか。

「『仙台黒豚会のお肉はくさみがなくて食べやすい』と、いろいろな方に声をかけてもらいました。純粋にうれしいで

すね。整備工場の仕事は、正常なゼロの状態から故障でマイナスになったものをゼロに戻す作業。でも、「おいし

い」はプラスですから。仙台黒豚会の豚肉のおいしさをもっと知ってもらい、震災後、落ち込んでいる消費を回復さ

せたいです」と、至勇さんは頼もしく語ってくれました。


仙台黒豚会の豚肉はこちら!

「くさみがなくておいしい」と定評のある仙台黒豚会の豚肉。
ぜひお求めください。


2013年1月 8日

NEWS 大地を守る2013年1月号 糀蔵の冬

同時配布ツチオーネ「手作り味噌を始めよう」連携特集

糀蔵の冬

信州木曽を訪れ、日本の発酵食文化に出会う
 

寒仕込みという言葉があるように、冬は味噌や酒などの仕込みの季節。
気温が低いために雑菌の繁殖が抑えられ、ゆっくりと発酵が進んで味に深みが出てきます。
そんな味噌や酒の発酵に欠かすことのできないのが糀(こうじ)の存在です。
昔ながらの糀作りを通じて、発酵食品と日本の食文化を見つめ直してみましょう。
                                                                         (NEWS大地を守る編集部)

洗った米を桶で蒸す作業。何度かに分けて、つぎ足していきます。均等に蒸し上げるために真っ平らではなく、ふちの部分を少し高く湾曲させます。




  江戸時代に京と江戸を結んでいた中山道。長野県木曽福島は、江戸と京の中間地点に位置する重要な島関所があった宿場町です。町を歩いてみると、古い建物が並ぶ風景や、迷路のように通じている細い道、豊かな水をたたえる木曽川が当時の面影を今に伝えています。木曽川のほとりに建つ崖家造りの家々を眺めながら行人橋を渡れば、正面に小池糀店の姿が見えてきます。

 引き戸をガラリと開けると、奥の釜場に備えられた大きな木の桶から温かな湯気が上がっていました。


 「いま米を蒸しているところです。山形県のおきたま自然農業研究会の村岡謙二さんが有機無農薬で作ったお米なんですよ。きっと、大地を守る会の会員さんたちにもお馴染みのお米だと思います」と話すのは、専務取締役の唐沢尚之さん。桶のそばで米の様子を見守っているのは、尚之さんの弟で工場長を務める裕之さんです。

 糀店とは、文字どおり糀を製造・販売しているお店のこと。糀は、米を蒸して糀菌を繁殖させて作ります。
以前は、何軒かの糀店がありましたが、いまでは木曽郡に小池糀店、一軒だけだそう。昔ながらの糀づくりを拝見しながら、日本の発酵食品の魅力に迫ります。


食卓が多彩で味わい深くなる!
    発酵食品がもつチカラ

 みなさんの家には、どんな調味料がありますか? 
砂糖、塩、酢、醤油。それから、味噌、みりん、酒......。これらの和食に欠かせない調味料のなかで発酵の工程を経ていないのは、なんと塩と砂糖だけです。もし、日本に発酵食品がなく調味料が塩と砂糖だけだとしたら、私たちの食卓は、ずいぶんと味気ないものになっていたはずです。多彩で奥深い味わいを楽しめていなかったに違いありません。

 ここで、発酵食品とはどんなものかを簡単におさらいしておきましょう。発酵食品は、目に見えない微生物の働きで原料を発酵させることで、食品の香味を豊かにしたものです。でも、注目すべきは味だけではありません。発酵させることで保存性が高まり、栄養価が増すのも大きな特長です。例えば、日本の発酵食品の一つ、納豆は、茹でた大豆よりビタミンB2が6倍ほど、遊離アミノ酸は200倍以上にもなり、発酵によって血栓を溶かす働きがあるナットウキナーゼなども生まれると言われています。

 昔は、ほとんどの家庭で味噌や漬けものなどを手作りしていました。糀屋は、きっと身近な存在だったに違いありません。その後、時代とともに機械化が進んだ工場で大量生産した食品が売り出されるようになりました。なかには、自然な発酵の力に委ねるのではなく、加温発酵させている味噌や、アミノ酸を使って味付けをしたり、酒精で発酵をコントロールしている漬けものも少なくないようです。

 そんな大量生産とは異なり、少量生産で品質重視の糀作りを続ける小池糀店は、唐沢さんご兄弟と、社長の上村三枝子さんを含めて7人の家内工業。
「少人数だからこそできることがあります。大量に作ろうと思うと、機械に頼らなくちゃならなくなる。そうすると、人間の都合のいい時間に機械を動かしたり発酵させたりすることになるんです。うちでは、人間の都合ではなく糀の都合に合わせて仕事をしています」と、唐沢尚之さん。


糀の顔色を見ながら
   菌の働きの"お手伝い"

   小池糀店が木曽福島の地で糀店を始めて130年余り。手作りの糀はもちろんのこと、糀を使用した味噌や甘酒なども作っています。経験と勘、過去のデータを元にしながらの作業ですが、一度として同じ米、同じ日はないのだと話します。
「糀は生きています。同じ作業を繰り返しているようでも、季節や湿度などで条件は異なります。だから、いつも糀の顔色を見ながら作業をするようにしているんですよ。糀のわずかな状態の違いを見極めながら、糀菌がいちばん活動しやすい状況になるよう、お手伝いをしている気持ちです」。

 糀の製造には、洗米から約4日間を要します。近年の塩糀ブームで、小池糀店にも糀を買い求めるお客さんが増えているとか。手作業で1回に作れる量は限られていますから、注文が込み合うと、1日も間を置かず糀を製造することになります。それでも大量生産できなかったので、「糀ブームにそれほど便乗はできなかったですね」と尚之さんは笑います。

 先祖代々受け継がれてきた建物は、増築や改修を繰り返しながらていねいに使っているもの。眼前には木曽川が流れ、建物の裏手はすぐ山。先代が岩山を掘って建てたそうで、糀室(こうじむろ)と呼ばれる部屋の一部は山の斜面に埋まっている構造です。

 岩の中なので一年を通して温度を一定に保ちやすく、空気が湿っていて発酵にぴったりの環境です。目には見えませんが、130余年に渡りたくさんの糀菌がすみついていて、静かに発酵の営みを続け、米を糀へと変えてくれるのです。














放冷からは糀室(こうじむろ)の中での作業。壁や道具は洗剤を使わずに洗うなど、糀菌のすみやすい環境を壊さないように心掛けている。





小池糀店の「木曽の手づくり甘酒」。
ツチオーネ104号[注文番号1621]で
ご注文いただけます。
日本の食文化を支えている
   シンプルなひとつの想い

 蒸しあがった米は、糀室に運び、糀菌を蒔いて種付け作業を行います。糀室の中へ入ってみると、ほんわかと温かな湯気と、米の独特な甘い香りがたちこめています。

 蒸した米に種糀を付ける作業は、地元に暮らす女性たちの仕事。一粒一粒に糀菌が均等に付くように、ていねいに手作業で行います。
「人の手は、どんな機械よりも繊細で複雑な感覚を持っているんですよ。手を使うことで、まんべんなく糀菌が混ざっていく感触やお米の微妙な硬さの違いもわかります」。

 日々、種付け作業をしている皆さんの手に触れさせてもらうと、米や糀の保湿成分のせいか、驚くほどしっとり、つるつる。皆さん、蒸しあがった米の蒸気の中で作業をしているからか、お顔もつやつやと輝いています。

 一次発酵、二次発酵と進み、洗米から4日目に完成した糀は、米粒同士がくっつきあっています。つるんとしていた米の表面は、ふわふわとした白い花のような菌糸でおおわれています。「糀」という字は、この様子から日本でつくられた国字。なんとも趣のある、先人たちの表現です。糀をひと口食べてみると、やさしい自然の甘みが口いっぱいに広がりました。
「おいしいものを作りたい。ただ、それだけなんです。その手段として選んだのが、この先祖から受け継いだ環境と昔ながらの製法です。恰好よくいえば、日本の食文化を守っていることになるのでしょうが、そんな気負いはないんですよね」と、尚之さんは笑顔を見せます。

 小池糀店のみなさんからは、シンプルながら力強い糀への想いが伝わってきました。「おいしいものを作りたい」という気持ちと真摯な姿勢が、日本の食文化を守ることにつながっています。

 糀から、味噌に、醤油に、酒に――日々、何気なく口にする食べ物にも、影の立役者としての糀という知恵、技術の恩恵があります。日本の風土に根付いた"発酵"という食文化は、職人たちが連綿と磨き上げてきたものであり、一方で、津々浦々の家庭に伝えられてきたもの。

日本が培ってきた食文化を見つめ直すとともに、手作り味噌など、この伝統的な食を家庭にも取り戻していきましょう。改めて、食の大切さと、食に関わる人たちへの感謝の気持ちが持てるのではないでしょうか。




明治12 年(1879 年)創業。昔と変わらぬ手間を惜しまない製法で、力強く自然な味わいの糀をつくっています。大地を守る会とは2004 年からのお付き合い。手づくりの糀で作られた「木曽の手づくり甘酒」が人気です。









ができるまで

1日目
洗米      ていねいに米を洗います。

浸漬      15時間水に浸します。

2日目
蒸す   




 ムラができないよう、少しずつ米の量を増やしていき、米をへらでならしながら蒸します  












放冷




1時間ほどかけて蒸した米を糀室(こうじむろ)で平らに広げ、手やへらでほぐしながら35℃くらいまで冷まします。










種付け


適温まで下がったら、糀作りでもっとも大切な作業。
種糀をまき、糀菌を一粒一粒にまんべんなく付けます









保温



種付けした米を山のように高く積み、布をかぶせて6 時間ほど保温します。












手入れ   米の山を崩して手入れし30℃まで温度を下げてから、再度、米の山をつくります。
                均等に糀菌の増殖を進め、空気に触れさせることで雑菌の繁殖を低下させます。


3日目
保温


14時間後、米の山の温度は40℃くらいまで上がっています。60℃くらいまで元気いっぱいの糀菌は、まだまだ発酵を続けます。






手入れ     二度目の手入れ。
                 発酵の進み方は毎回異なるので、手入れのタイミングは糀菌に合わせます。


4日目
温度調節  少しつ温度設定と風量を上げていきます。これも糀の発酵の進み方に合わせて
          昼夜を問わず調節します。


完成




糀菌が中まで入り込み、米粒が白く輝いています。




2012年12月26日

白神こだま酵母で作ります はじめてのパン作り講座を開催しました

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12月6日(木)、サラ秋田白神・津田さんを講師に、「はじめてのパン作り」講座が
開催されました。
サラ秋田白神といえば、おなじみ白神こだま酵母に、白神こだま酵母から誕生した
おいしいパンがおなじみですね。
こちらは講座のようす。

早朝、スタッフが会場に到着後、一番最初に行ったのが、
やかんでお湯をわかす作業。
酵母に元気に働いてもらうには、あたたかさと湿度が大切だからです。


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講座時間は片付けの時間も含めて、10:30〜14:30。
講座時間が限られているからといっても、
もちろん発酵力の強さばかりを求めた「化学イースト」は使いません。
この限られた時間に、自然の酵母だけで、パン教室を開催できるのは、
白神こだま酵母があってこそです。

白神こだま酵母は世界自然遺産に指定された白神山地から発見された自然界の酵母。
1年の約半分を雪で覆われる豪雪地帯という環境を生き続けた生命力の強い酵母は、
種起こしが不要で、発酵力が強く、仕込みから短時間で焼き上がるという特性があるのです。


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生地の材料は、国産小麦粉、砂糖、塩、水と白神こだま酵母だけ。
白神こだま酵母はトレハロースが通常の酵母の4〜5倍の酵母。
植物の乾燥や傷みを抑えたり、うまみを引き出すトレハロースが多いことで、
少ない砂糖で自然の甘さになり、油脂や添加物を使わなくても、しっとりやわらかくパンが焼き上がる
まさに奇跡のような酵母です。

大地を守る会では、白神こだま酵母を、ほぼ隔週でご紹介しています。
白神こだま酵母 
ウェブストアでのご紹介はこちら→

白神こだま酵母小袋タイプ 
ウェブストアでのご紹介はこちら→





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講座でチャレンジしたのは、ピザパンとプチパン。
「湿度と温度という酵母が好む環境を準備することで、基本的にパン作りは酵母にお任せ」と津田さん。
ただ一工程だけ、材料をよく混ぜ合わせながら生地をまとめていく作業だけは、
作り手ががんばる必要があります。これはけっこう体力が必要。
講座では、音楽を2曲を流し、テンポ良く、参加者たちが、生地をこねていました。
2曲のうち1曲は、ZARDの「負けないで」!!



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生地がこね上がったら、容器の中に入れ、生地が膨らむのを待ちます。一次発酵です。
講座では、その間、津田さんから、白神こだま酵母についてのお話を伺いました。



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生地はスケッパーを使い、二つに分割。ベンチタイムを経て、成形です。
一つはそのままめん棒でひらたくして、ピザ台に。
そのピザ台の上に、
大地を守る会のタマネギやトマト、ピーマンなどの野菜のほかに、
マッシュルーム、ソーセージや、ツナ缶、ホールコーンを
お好みに合わせてトッピング。オーブンへ。


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一方プチパン生地も成形し、2次発酵させてから、パンの上部に切れ目を入れて、
オーブンにいれます。



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焼き上がりがこちら。講座では、昼食にピザを皆さんでいただきました。
自分で作った焼きたてのピザは、きっと格別でしょう。会場から「おいしい!」という言葉が
あちこちできかれました!!

もちろん、大地を守る会の皆さんは、白神こだま酵母で作ったパンのおいしさを気軽に味わうことができます。
カタログ『ツチオーネ』は、毎週、白神こだま酵母で作ったサラ秋田白神のパンをご紹介しています。
奇跡といえる自然の酵母•白神こだま酵母だからこそできる「引き算のパン作り」が
サラ秋田白神にはあります。
神こだま酵母自身が作り出す味や香りが、パンのおいしさを引き立て、
一般に流通しているパンのように油脂や卵を使わなくても、
やわらかく香り豊かなパンを焼くことができるからです。

ちなみに大地を守る会で毎週ご紹介しているサラ秋田白神の商品はこちらです。

大地を守る会で毎週取り扱いのパン:

サラの白神(ソフトフランス) 1コ
ウェブストアでのご紹介はこちら→

サラのふぞろいプチパン 10コ
ウェブストアでのご紹介はこちら→




※その他、週によって、パンのバリエーションを広げて、ご注文をお待ちしています。

ぜひ、ご賞味ください。

ちなみに、今回のイベントには大地を守る会の商品開発担当者も出席。
今回、イベントに参加したみなさんが作ったピザをヒントに、
これを多くの方に手軽に楽しんでいただけるようにと、
サラ秋田白神と相談し、現在"ピザ台"を開発中なのです。
3月ごろにはご注文いただけるかもしれません・・・。

こちらもぜひお楽しみに!!










2012年10月 3日

スウィーツソーパー・スキンケア講座を開催しました

10月3日(水)大地を守る会・六本木会議室で、
福岡県芦屋町からパルセイユの金井誠一さんにお越しいただき、
パルセイユからお届けしている基礎化粧品・スウィーツソーパー・スキンケア講座を開催しました。


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講座のようす。参加者の皆さんは、基礎化粧品のテスターをお試しになりながら、
お話をおききになりました。
会場は、基礎化粧品に配合された精油の香りがほんのりひろがり、心地よい空間に♪




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左が、パルセイユの金井さん、右はケイミー・オフィスの喜多さんです。
喜多さんは、東京にある企画会社の方。
大地を守る会の基礎化粧品を良く知る、オーガニック化粧品に精通するお人なのです。

今回、まず、喜多さんから、商品として、カタログに掲載されるまでに、
大地を守る会で取り扱う化粧品が、どれだけ厳しい基準で審査され、製造されるか、
詳細なお話をいただきました。
「メーカー側が大地を守る会に提出する書類だけで30枚、ハードルを越えに越え、
やっとひとつの商品が生まれるのです。
原材料が植物などの天然由来であることが明らかで、
防腐や成分抽出も石油由来でないことが求められる。
自然界のなかにあるもので、防腐や乳化などを、
試行錯誤しながら作りだしていきます。
大地を守る会の化粧品は『種類が少ないなあ』という印象ですが(笑)、そういう背景があるのです」
と喜多さん。

実際にその後の金井さんのお話から、大地を守る会でご紹介できる基準の化粧品が、
生産者の努力と熱意と誠意のたまものであることが伝わってきました。


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こちらは、福岡のパルセイユの手作り化粧品工房。

この講座で、スウィーツソーパーシリーズでは、
表示義務が生じない、原材料に添加される石油由来原料を避けるため、
化粧品の原材料から手作りすることや、
化粧品の乳化や防腐効果については、原材料の分量や配合のタイミングなど、
試行錯誤をくりかえし、一つひとつ乗り越えてきたことがわかりました。

「そのために全て、大量生産が出来ないので、手作りなのです。
素材の配合を何回も試して、科学的根拠というよりも、偶然にできたイメージがあります。
また、配合割合だけではなく、配合する順番も大切です。
おもしろいもので、料理と同じなのです。素材を配合する順番を変えることで、
うまくまとまるということもあります」と金井さん。

金井さんは、化粧品の防腐効果のために、ローズマリーを使用しています。
自然に自生するローズマリーは、殺菌ではなく、制菌作用のみ。
もちろん合成された化学物質ではないので、持続性はなく、そのままのローズマリーでは、
2~3週間が限度。
金井さんは5~6年前にそのローズマリーの濃縮に成功し、数年の制菌作用を実現しました。
「殺菌」ではなく、「制菌」作用のローズマリーなので、化粧品の加工は無菌状態から始めます。
そして、会員のお宅には、製造して、できるだけ早くお届けできるよう心がけています。

石油由来原料や合成界面活性剤に頼らない化粧品作りは、工夫と知恵の結晶なのですね。



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さて、講座では国際エステティシャンの資格をお持ちの金井さんからハンドマッサージを
ご指導いただきました。
使うのは、スウィーツソーパー オリジナルブレンドオイルです。
参加者が2人一組になり、お互いに施術しあいました。


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スウィーツソーパー オリジナルブレンドオイルは、
金井さんご自身が選び抜いたオイルをブレンドしたマッサージオイルです。
ビタミンEを豊富に含む国産の米ぬかを圧搾し、低温ろ過した油をベースに、
浸透性の高いホホバ油、アルガン油をブレンドするという逸品です。



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金井さんに実際に施術を受ける方も。
会場のみなさんの本当に気持ちよさそうな表情が印象的でした。
エステの技法で普段知らず知らずに硬くなっている身体をほぐし、
リンパ線を流してあげることで身体も表情も柔らかくなったようです。



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最後は、肩甲骨のまわりの筋肉をほぐす体操をおこないました。

石油由来原料や合成界面活性剤に頼らない化粧品作りには、失敗をくりかえしても、
前向きにチャレンジを続けて、乗り越えてきた人の努力がありました。
その努力は、使う人の顔が見える距離で、化粧品を作っているからこそ、
その人のために「本当に安全で、必要な化粧品であってほしい」という
作り手のぶれない信念に支えられているようです。





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こちらの講座でご紹介した、手作りのパルセイユの化粧品は、
今週、みなさまにお届けしたチラシでご紹介しています。
ご注文は10月8日(月)~12日(金)まで。

今回は、スイーツソーパーの基礎化粧品、マッサージ用のオリジナルブレンドオイルなどのほかに、
新発売のシャンプー、リンスもご紹介しています。

どうぞ、ご利用ください。




2012年9月26日

モロッコガスール紀行 洗浄力と保湿力をそなえた粘土(クレイ)

みなさん、「ガスール」をご存じですか?
ガスールは、北アフリカ・モロッコだけで産出される、
洗浄力と保湿力の二つをそなえた粘土(クレイ)のことです。


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こちらが、ガスール。
モロッコの伝統的な製法で作った固形タイプと、固形タイプを
粉末状にした粉末タイプと2種類があります。


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9月25日(火)、こちらのガスールについて学ぶイベントを、大地を守る会・六本木会議室で
開催しました。題して、「モロッコガスール紀行」。


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こちらは講師の株式会社 ナイアードの並木さん。
ナイアードはネパール、インド、タイ、モロッコにおいて、自然の力で、
時間をとおして生み出された、人に環境にやさしい製品を、
製造、販売を行っている会社です。
並木さんからは、ガスールがモロッコ国内で採掘され、
ナイアードの現地工房で加工され、
日本に届けられる工程を映像でご紹介いただきました。


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「美容大国」といわれるモロッコにおいて、現地の人々が昔から、愛用しているガスール。
採掘された原石は、モロッコ・マラケシュの郊外にあるナイアードの工房に運ばれます。
工房でガスールの原石は、選別、天日干しされた後に水に溶かして液状にされます。
それをフィルターに通し、不純物を除きます。
そして、6月~8月の1年のうちで一番気候が安定し、日差しの強い季節に、
天日干しされるのです。

上の写真は、天日干し作業のようす。
天日干しのために整備された工房の屋上に、均等の厚さになるよう、
職人が丁寧に、辛抱強く作業します。


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乾燥し終わったガスールがこちら。乾燥の力で自然に割れて、このようになります。

こちらのガスール。約2倍の水に浸していただくと、驚くように早く、あっというまに、
クリーム状になります。
クリーム状になったガスールをのままお顔や全身になじませるだけ。


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講座では、参加者は、ガスールを手で試しました。
清涼感があり、本当に気持の良い使用感です。
洗い流した後、お肌はしっとりすべすべに!!
ミネラルたっぷりのガスールの実力に驚きました。


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お肌の洗浄や保湿に使われるガスールはその他に、楽しい使い方があります。

講座では、ガスールを使ったいくつかのレシピの紹介がありました。
ここでは2つご紹介します。
一つ目は、「ハーブバスソルト」。

材料(2回分):粉末のガスール...大さじ1、天然塩...大さじ3、
ドライハーブ(ラベンダー、カレンデュラ ※どちらか、両方でも)...適量。
以上、3つの材料を混ぜるだけ。
こちらをお茶パックに入れて、お風呂にいれてください。
塩が身体を芯から温め、代謝を良くしてくれます。そして、
ガスールが豊富なミネラル分でお肌を潤し、いたわります。
そして、ハーブの香りでリラックス!!


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二つ目は、ナイアードの商品「アルガンクリーム」を使ったウォータークリーム。
お肌をひんやりやさしくいたわるクリームです。
使用感はクリームの油分のべたつきをおさえた軽い感触です。
オイリー肌の方におススメのレシピですね。
作り方はこちらも簡単。
写真のように小豆粒位のガスールペーストとアルガンクリームを手のひらでまぜるだけ。

こちらのガスールとアルガンクリームも含め、ナイアードの製品を
9月24日~28日配布のチラシでご紹介しています。
ご注文は、10月1日~5日まで。
どうぞ、ご利用ください。







2012年4月20日

日本の手仕事を守ること

会員のみなさんと大地を守る会・宅配の魅力をテーマについてお話しする時、
よくお聞きするのが、「雑貨が魅力!」というご意見。
野菜・肉・魚・加工品はもちろんなんです。
食材以外に、雑貨も魅力的♪
きっと、その理由は大地を守る会の雑貨品が、
人と環境に気持ちがいい商品ラインナップを考慮して、
選ばれているということがあるでしょう
それから、まだあります。
日本の地域で受け継がれてきた「手仕事」と、
カタログで出会うことができるのです!!

大地を守る会の活動は多岐にわたりますが、そのなかの使命のひとつが
「もの作りの技術や知恵を未来につなげる」こと。
天然素材や自然の風合いを生かし、地域の文化・伝統技術の継承を大切に考え、
国内の生産者を応援する...そのことも大地を守る会の大切なとりくみです。

手仕事を、大地を守る会にご紹介してくださっている一つに、もやい工芸があります。
先日4月17日、そのもやい工芸のお店で、手仕事品についての勉強会として、
「手仕事ものがたり」と題したイベントが開催されました。
その様子についてご紹介します。


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鎌倉のもやい工芸のお店。楓の若葉(右上)が迎えてくれました。


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木戸の向こうにお店があります。


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たくさんの陶器や籠など、手仕事の数々!!
日本全国の手仕事の現場を、歩き、見て、選び続けた
久野恵一さんが、長い時間をかけて、選び抜いたものばかりです。


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店内からお庭の方向。


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この方が、久野恵一さん。

久野さんのお話は日本の手仕事を残したいとの想いに溢れていました。

本物の手仕事を購入する場を増やすことで、作り手が経済的にしっかりと自立できるように
なる。そのことは、技術の継承者を得ることにつながり、手仕事の文化を守ることになると
久野さん。
そして、それは、まさに大地を守る会もめざすこと。大地を守る会の
カタログを通して出会う手仕事の向こうには、そんな大切な意味があるのです。


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講座のようす。皆さん、真剣に久野さんのお話に耳を傾けていらっしゃいました。

講座の最後に、久野さんは岩手県久慈市の良質な手仕事について、紹介しました。
久慈市といえば、大地を守る会の看板でもある「山形村・短角牛」の産地があるところ。
飼育法や飼料にこだわり、安全でおいしい短角牛。その短角牛のいる久慈は一方で
手仕事が盛んな地域です。
「食が本物であれば、本物の器に盛ろうとする。
だから、健康な食文化のある場には健全な手仕事があるのですね。」と久野さん。
生産者が 手間をかけて 丹精込めて作くられた食材は
お料理すれば、それなりの器に盛りたくなるということですね。

大地を守る会の食への取り組みは、日本の手仕事への応援にも繋がっている。
そんなうれしい循環を知った時間でした。

久野さんが選んだ日本の手仕事は、順次、『ツチオ―ネ』でご紹介しています。

今週配布の『ツチオ―ネ』119号で、「あけび蔓篭と沖縄ガラス せんこう入れ」をご紹介しています。

それから、
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こちらは、5月7日~配布の『ツチオ―ネ』121号でご紹介の、「沖縄ガラス 4.5寸浅マカイ」。
ガラスの趣きと美しさは手仕事ならでは。


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5月21日~配布の『ツチオ―ネ』123号で、
「土用干し笊」、「真壁磨き土器 蚊取り線香入れ」をご紹介。
写真は、「土用干し笊」。コシのある皮だけで編んでいる職人仕事です。

『ツチオ―ネ』でお見逃しなく。




2012年3月19日

イベント・アルガンオイル紀行を開催しました!

今週配布の『ツチオ―ネ』114号28ページ 雑貨特集のなかの
「保湿ケア」でご紹介しているアルガンクリーム(保湿クリーム)を
テーマに3月16日(金)、ナイアードの皆さんをお迎えして、
イベントを開催しました。
会場は大地を守る会・六本木事務所です。


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講座のようす。講師は、ナイアードの並木千鶴さん。
講座の前半はたくさんの画像でアルガンオイルについてのご説明をいただきました。



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モロッコのアルガンの森のようす。
アルガンの実の収穫とアルガンオイル作りは女性が就労の機会を得ることが難しいイスラム社会で、
女性たちに自立のための収入源になっています。
オレイン酸、リノール酸、ビタミンEがたっぷりのアルガンオイル。肌との相性はばつぐんで、
ビタミンEが老化の原因と考えられる過酸化脂質の生成を防ぐと言われています。



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こちらがアルガンオイルを使用したクリーム。ミニサイズの後に見えるのがアルガンの実です。
軽い感触で使い心地のよいアルガンオイルですが、オイルだけだととても早く肌に吸収されるので、
ミツロウをブレンドし、使用感を持続しています。

容器もこだわりがあります。タイ・チェンマイの工房で手作りされた焼き物。
表面に小さなクラックが入り、アンティーク風。
中身がなくなっても、小物入れなど、用途が広がります。


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アルガンクリームはそれだけでとても使い心地が良いクリームですが、
講座では、楽しい使い方を2つ教えていただきました。
一つは練り香としての使い方。容器にエッセンシャルオイルを1滴に、
アルガンクリーム5mlを入れて、しっかり混ぜ合わせます。



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やわらかく良い香りが漂い、耳の後などに塗ると、良い気分転換になります。



もう一つの使い方の提案は、即席のエマルジョン(乳液)。
うすくすくい取ったアルガンオイルを手のひらにのせ、
化粧水を数滴落し、なじませ、それを顔や手にのばします。
会場からは「最高~」のお声も飛び出しました。


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ちなみに講座で使用したのがこちらの化粧水。
へちま水でハーブを蒸留して作ったへちまの雫化粧水です。
ほんのり香りが漂い、手のひらで、アルガンクリームになじみました。
香りはカモミール、ローズマリー、ラベンダーの3種類。
その日の気分で香りを変えてみるのもいいですね。
もちろん、今週『ツチオ―ネ』の雑貨特集でご紹介している白樺の樹液とハーブのみでつくった
白樺の雫化粧水もおススメです。

ぜひ、皆さんもアルガンクリームをお試しください。



2011年8月17日

2011 米生産者会議報告 in 北海道

うっしーこと牛島真也です。

今日は久しぶりに、理事、改め、CSR運営委員による生産者会議報告をお送りします。

 

登場するのは、大地を守る会のイベントでの「生きもの調査」でもおなじみの、

"陶博士"こと、陶武利運営委員です。

稲作体験イベントなどで陶委員に会ったことのある方も多いかと思います。

果たしてどんな報告が届いたのか?!乞うご期待。

 

↓↓↓↓↓

CSR運営委員の陶です。

個人的な感想を交えてレポートしたいと思います。


今回「お米の生産者会議」が行われたのは、「涼しく短い夏」というイメージの北海道でした。

イネは元々熱帯を起源とする作物ですので、本来北海道は、稲作に適した環境ではないわけです。

ところが、調べてみると、今や生産量は全国1位。

一体、どうやって負の要因を克服し、今の生産量を築いたのでしょうか?

そんな興味を持って参加してきました。

 

講演内容は、「おいしくなった道産米の秘密」~北海道稲作と品種改良のあゆみ~。

なんと、生産量だけでなく、味も変わってきているようです。

後ほど食味会も行われるとのことで楽しみです。


講演して頂いたのは、菊池治己先生。元上川農業試験場長。

まずは、北海道の開墾の歴史から。

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森林を開墾して水田にしたそうですが、ユンボもない時代に相当大変なことだったと思います。

田んぼに残る木の切り株が当時の苦労を伺い知れます。


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稲作は、明治10年頃からどんどんと北進していったそうです。

明治33年を見ると、ちょうど今の札幌辺りまできています。

ちなみにこの年は、エゾオオカミが絶滅してしまった年でもあります。


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北海道は、やはり内地と違って寒い。

 

4年に一度は冷害に見舞われるという状況があって、以前としてそのリスクはあるそうです。

そんな厳しい環境条件の中、育種をどうやって進めていったのか?

 

育種のプロジェクトが始まったのは1980年。なんと、今から30年以上前にさかのぼります。

稲は普通に作ると1年に1作しかできませんが、もし1年に2作、3作とできれば、

育種のスピードを早めることができます。

それを実現する為に最初は鹿児島県や沖縄県にお願いして作ってもらったこともあったそうです。

 

その後、道南農試に大型の水田温室を用意し、2期作の体制を整えました。

30年で60年分の仕事ができるというわけですから、すごいことです。


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冷害に強い個体を選抜する為には、人工気象室も用意。

「冷害に強く、生産量も多い」という性質だけではお米は売れません。味も重要な点です。

 

そこで「北海道のお米はまずい」といわれる理由を分析したところ、

アミロース含有量が低くなりにくい為、粘りが無くなりおいしくない、ということが判明。

(アミロースが0になるとモチ米になる)

夏場に高温になりにくい北海道では、どうしてもアミロース含有量が低下しないという

気候的要因が良食味をはばかっていることがはっきりしたのです。


そこで、低温下でもアミロースが低くなる系統を作るという育種目標が掲げられました。

その為に、様々な品種を導入。

「おぼろづき」に至っては、なんと新規の低アミロース遺伝子を見つけ出すこととなりました。


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カリフォルニア米で有名な「国宝ローズ」の血も入れたんですね。

正直、これには執念と気合いを感じました。


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また、純系を短期間に作る為にも重要な葯培養の技術も導入。

 

教科書ではよく習う技術の1つですが、葯培養で実用品種を作った例というのは

あまり知らなかったので、非常に興味深く話しを伺っていました。

このような工夫と努力が実って、北海道の寒い気候でも育ち、

しかも高アミロースにならないという品種が誕生したわけです。

 

食べ比べをしてみましたが、「おぼろづき」「ゆめぴりか」には正直びっくりしました。

炊き加減もあったのかと思いますが、食べ比べの値を集計しても

コシヒカリより上の評価がついていました。

これだけの時間と努力をしてきたのですから、「素直に評価したい!」と思いました。




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話の終わりに、産業用大麻の話がありました。


麻は、どうしてもマイナスの側面ばかり取りざたされますが、

THC(向精神薬)を殆ど含まない産業用大麻というのがあります。

大麻は本来伝統的に日本で栽培されていた作物で、植物体は繊維やプラスチックとして、

また「実」は大変栄養価に富んだ食料として我々に大きな恵みを与えてくれる植物です。

最近では、その秀でた成長力と吸肥力から、放射性物質を吸収してくれる可能性についても

示唆されています。

この植物の持つポテンシャルを日本でももっと活用できる日がくればいいですね。

 


最後に気になった生き物を一つだけ。

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北斗会の水田に生えていた糸状藻の一種、アミミドロ。


過去の観察経験を踏まえてお話すると、水田では、温度が低い時期にサヤミドロが出現し、

その後アオミドロやアミミドロなどが出てきます。

サヤミドロは非常に細い細胞でできていて、イネには殆ど影響を与えません。

初期にこれがあることで抑草効果もあることが報告されています。

 

アオミドロは、場合によってですが風などで一カ所に集まってしまうことがあり、

その結果イネを倒してしまう害も報告されています。

アミミドロは、全体がネット状に繋がっていて風の害を受けにくく、

場合によっては抑草効果もあります。


田んぼに生えている藻は、全部アオミドロだと思っている人が多いですが、

同じように見える生き物でも、時期や環境によって種類が違っているという状況があります。

地味な側面ですが、そんな生き物の営みもあることを知って頂けると嬉しいです。

 

以上、北海道生産者会議の報告でした。

 

CSR運営委員・陶武利

 



2011年5月20日

鎌倉にて 手仕事ものがたりイベントを開催しました

3月11日の東日本大震災後、余震や計画停電等の影響により、

大地を守る会の多くのイベントが中止となりました。

そのなかで、『NEWS大地を守る』3月号特集「日本の手仕事文化を見直そう」で

登場していただいたもやい工芸・久野恵一さんにお話いただく

イベント「手仕事ものがたり」は予定どおり、

4月28日に開催することになりました。

 

ゴールデンウィーク直前のイベント当日はからりと晴れたとても気持ちのよいお天気でした。

もやい工芸のお店は鎌倉駅から徒歩10分ほど。

お店までの道は鎌倉の美しい街並みを歩きます。

緑はいきいきとし、心に迫るものがありました。

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もやい工芸のたたずまいです。情緒あふれます。

 

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 こちらがもやい工芸のお店。

 

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店内で行われたイベントのようすです。

たくさんの手仕事の作品に囲まれて、出席したみなさんは、

久野さんのお話に耳をかたむけていらっしゃいました。

 

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講師のもやい工芸店主・久野恵一さん。

日本の地域的な人々の気質をベースに物づくりの状況やあるべき姿を

独特の視点で解説してくださいました。

 久野さんの「手仕事」の定義はあたたかみがあって、庶民に手が届くもの。

「使う」ことを念頭に置いて作られた品々です。

 

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現代日本の手仕事は危機的状況にあります。

安価な工業製品が出回り、大量消費されるようになった現代において、

手間とコストがかかる手仕事の需要は減り、手仕事の後継者不足が問題です。

久野さんは、日々の生活のなかで手仕事製品を使う人たちが増え、

そのことが職人たちを支え、手仕事文化が活性するのだと教えてくださいました。

日本の自然や生活と結びついてきた手仕事のぬくもりを

日々の生活で使うことが毎日の私たちの幸せにつながり、

そのことは日本社会の豊さにつながることを実感した

久野さんのお話でした。

 

注文書№126と同時配布(6月6日~10日)の『雑貨ツチオーネ』2ページで

もやい工芸の商品(沖縄ガラスと蚊取り線香入れ)をご紹介する予定です。

そちらもぜひご覧ください。

  

 

 

 



2011年2月 2日

ネパールからスパイスの生産者がやってきました!

お久しぶりです。とよまること豊島洋です。

 

1月28日(金)にスパイスの生産者をお招きして勉強会を開催しました。

講師は22歳のイケメン青年アンキートさんです。彼はネパールのスパイス生産者団体SHSを代表して

日本にやってきました。SHSはSpicy Home Spicesの略称。大地を守る会は、フェアトレード団体で

あるネパリバザーロを通して彼らのスパイスとそのスパイスを使った加工品を販売しています。

 

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午前10時からの講座には22名の会員の方々が集まってくれました。中央がアンキートさん。

向かって左側がネパリバザーロ副代表の丑久保さん、右側が同じくネパリバザーロの内藤さんで

す。

 

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アンキート・ラジバンダリさんです。SHSは、小規模な事業体でスパイスの加工を行っています。

ネパールの各産地から生の状態で集められたスパイスを加工しパウダー状にしていますが、

全て有機的な環境で行われています。

 

SHSは、アンキートさんのお母さんであるシタラさんが2000年に二人の仲間と始めたビジネス。

紆余曲折を経て現在は、8名のスタッフを抱えるまでになりました。

 

SHSの設立目的は以下の3つ。

●高品質のスパイスを生産し、食の品質を向上させ、有機スパイスの市場を広めること。

●教育を受けることができないため、収入が低い女性たちに就業の機会を与えること。

●地方に住む農民たちに海外の市場へ販売する機会を与えること。

 

今後は販売量を伸ばして、より多くの地方に住む農民たちの生活向上に寄与したいとのことです。

 

同日夕刻、海浜幕張事務所で職員向けに同様の講座を開催しました。

 

大地を守る会 国際局担当 豊島 洋



2010年12月 3日

江戸切子のお話 伝統を受け継ぐものづくり

晴天の12月2日(木)。

大地を守る会六本木事務所で江戸切子のお話講座を開催しました。

建物に隣接する桜の木はその葉を真っ赤に色づかせ、

会場3階のくもりガラスに、シルエットのように浮かび上がります。

きれいな光が会場にさしこみ、

ガラスがテーマの講座にぴったりのお天気です。

 

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講師は、江戸切子制作会社のフォレスト・鍋谷孝至さん。

作品を目の前に、江戸切子の歴史から、フォレストのこれまでの取り組み、

そして現在にいたるまでを、幅広くお話いただきました。

ご自身、日々の生活のなかで、江戸切子を使って、生活を楽しまれる様子が、

伝わってきました。

 

そのなかで鍋谷夫妻が毎日の晩酌で愛用されているグラスのご紹介がありました。

そのグラスでビールをいただくと量を飲まなくても、ビールのおいしさを堪能でき、

年間でビールの消費量が200本以上減ったとか。

同じビールでもグラスの違いがさらにそのビールのおいしさを引き立て、

結果的に家の会計の節約になるなんていいですね。

 

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鍋谷さんに、お持ちいただいたこれまでのフォレストの作品です。

大地を守る会でご紹介したグラスもあります。

美しさと丁寧な職人仕事の息吹が伝わる人気のフォレストグラスです。

 

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こちらは江戸切子を削る道具のひとつです。

切子の模様ごとに使う道具をかえて制作します。

職人さんがガラスを吹き、さらに、模様ごとに道具をかえて、模様を誕生させる...

時間と手間をかけて初めて江戸切子は誕生します。 

 

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江戸切子のお手入れも実演いただきました。

お使いになっているのは、大地を守る会の台所石けんとナチュロンキッチンスポンジ。

 

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江戸切子を洗ったあとの拭く工程は会場のみなさんとご一緒に。

使用しているのは、アバンティのオーガニックコットンふきんです。

 

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会場のみなさんには缶入りのお茶をご用意し、缶から直接飲む場合と

こちらのグラスに注いで飲む場合と比較していただきました。

あらふしぎ!グラスに注いだお茶に、会場から「さらにおいしくなった~」とのお声が。

こちらのグラス、実はグラスが唇に触れると同時に、飲み物がなめらかに喉に

流れ込むよう作られているのです。

フォレストの鍋谷さんと醸造技術に精通した戸塚昭さんとのコラボレーションから生まれ、

口のなかにいれたときに、日本酒のおいしさを引き出す工夫がされています。

そのため日本酒はもちろん、お茶や水もおいしく味わうことができるのです。

 

ちなみに上のグラスは「切子グラス 杜康(とこう)の玻璃(はり) 北辰」

北辰は北斗七星のこと。グラスには6つの星が刻まれ、

液体を注ぐことで、7つめの☆が浮かび上がる趣向です。

飲んで、見て、触って楽しめます。

 

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こちらは「切子グラス 杜康(とこう)の玻璃(はり) 魚子」。

液体を注ぐことで、グラスの中に模様が!新たな世界が広がります。

 

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江戸切子は光の変化で表情が変わります。

講座終了後に、多くの参加者が会場に残って、その美しさを楽しんでいらっしゃいました。

 

手仕事ならではの趣向と、丁寧な仕事から生まれた江戸切子のグラスが

あるだけで、どれほど、毎日の食卓が楽しくなるだろう...。

そのことはきっと心の豊かさにもつながるだろう...。

きっと参加者のおひとりおひとりが感じられたのではないでしょうか。

講座終了後のみなさんのいきいきとした表情を拝見し、そう思いました。

 



2010年11月12日

馬油講座を開催しました

10月7日(木)初めて馬油講座を開催しました。

大地を守る会で取り扱いをしている日本創健のナチュラル馬油。

乾燥の季節になると会員の皆さんからご要望をいただく人気商品です。

このナチュラル馬油は他の馬油と使用感が違うとのお声もきかれます。

では、なにが違うのでしょう。

日本創健の本村明紀さんからお話をいただきました。

講座は午前の一般編と午後の出産・子育て編に分けて行われました。

 

こちらは午前の講座のようす。

 

もともと日本創健の馬油が誕生したいきさつは、生まれたお子さんがひどいアトピーであった創始者の

お子さんを想う気持ちからでした。

「子どものアトピーを少しでも楽にしたい」と日本創健の創始者は食肉加工業者であった職業を

生かし、御自分でお子さんのための馬油を研究されたとか。

そういう子を想う親の愛情から誕生した馬油の品質は、現在もなお、日本創健の製造理念として、

受け継がれています。

合成着色料、合成香料はもちろん不使用。

原料は厳選された馬のタテガミ下部脂肪のみとこだわり、伝統的な低温抽出法で丹念に製造

されています。

 

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こちらは午後の出産・子育て編のようす。

お子さんが自由に遊ぶ中、少人数で講座出席者同士のコミュニケーションもあり、

一体感のある雰囲気でした。

 

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午前の講座で、各机をまわり、参加者おひとりおひとりの手に適量(米粒分くらい)の

馬油をのせる本村さん。

容器から出された馬油が想像以上にのびて、驚かれる声も聞かれました。

 

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手に塗られた馬油をぬるま湯にひたしてみます。ふしぎ・ふしぎ。油が浮きあがりません。

実はここに、日本創健のナチュラル馬油のすばらしさのひみつがあるのです!

日本創健では、馬油を一般の人の体温より低い35℃の低温で、ゆっくりと時間をかけて抽出します。

低温で抽出された馬油は、肌にしっかりとなじむのです。

そのため、水仕事や入浴前に馬油を使用することで、皮膚のバリアとなり、お肌ケアに効果を

発揮します。

また、このナチュラル馬油の特長は、良質な油である証のα(アルファ)-リノレン酸がしっかりと

残っています。

α(アルファ)-リノレン酸は熱に弱く、高温で大量に抽出する製法だと、成分が壊れてしまいます。

しかし、こちらの馬油は低温抽出。

α(アルファ)-リノレン酸がしっかりと残っています。

一口に馬油といっても、いろいろあるのですね。

 

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「馬油は整髪にもおススメです」と本村さん。

本村さんご自身、毎日の生活のなかで、馬油をフルに活用されている様子でした。

日々の経験も交えての本村さんのお話はいきいきとして、ユーモラスいっぱい。

とてもわかりやすいものでした。

大地を守る会ではおなじみのナチュラル馬油。その魅力を再発見した一日でした。

 

 大地を守る会 交流局 小木曽隆子



2010年8月24日

はたまる商品お披露目会&試食会

ユージこと大北雄二です。

 

8月4日(水)にカフェ「ツチオーネ」自由が丘店で、

はたまる商品のお披露目会&試食会を開催しました。

 

はたまるとは、35周年をむかえた大地を守る会が提案するあらたなプロジェクトのひとつで、

「畑まるごと 実から種まで 乾燥プロジェクト」の通称です。

 

 

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豊作時に余った野菜や果物や、形が悪かったり、割れていたり、サイズが大きすぎたり

小さすぎたりする「企画外」の野菜や果物をドライチップやパウダーにして販売したり、

加工品に活用しようというものです。

びんに入っているのが、パウダー。袋に入っているのが、ドライチップやドライスライスにしたものです。

 

 

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生産したのは、「大地を守る会の備蓄米・大地恵穂」の生産者法人でもあるジェイラップ(福島県須賀川市)。

写真は、代表の伊藤俊彦さん。

野菜や果物ならなんでも乾燥させてしまうというからすごいです。

しかしその陰では、何日も徹夜が続き、開発に2年9か月もかかったそうです。

 

 

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まずは、ドライチップをそのまま食べてみよう、ということで

右上の赤いものから時計まわりに、

アイコ(トマト)、ミディトマト、プラム、バナナ、パイナップル、とうもろこし。

なるほど、味はとても濃いです。

通常の乾燥設備では、高温乾燥(60度以上)で短時間で乾燥させてしまうのですが、

ジェイラップでは、低温(20~30度)でじっくり乾燥させるので、細胞組織を壊すことがないので、

栄養価が高いのだそうです。

 

 

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さらに今回はカフェ「ツチオーネ」にパウダーやチップを使って、お菓子やパンなどの

試作品を作ってもらいました。

写真は、にんじんパウダーのケーキと、トマトパウダーのシフォンケーキ。

 

 

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さらにオニオンスライスのパン、とうもろこしのパンとスープ、にんじんのクッキー、

わさびのマカロン、トマトのグリシーニ

 

 

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食べてみていただいた感想はどれも好評でした。

100種類をこえるパウダーやチップ。10月下旬に最初の商品が販売されます!

 

参加者から人気が高かったのは、

わさびや、柑橘系のパウダー。ドライきゅうりも評判が良かったです。

はたして最初に採用される商品はどれになるでしょうか?

 

さて、参加者のみなさんには、お土産として、しょうが、とうもろこし、ねぎのパウダーをお持ち帰り

いただきました。

そして実際にどのように使ってみたか、写真と感想を送ってもらうよう、お願いしました。

 

次回は、寄せられた写真と感想を紹介したいと思います!

 

大地を守る会 交流局 大北雄二



2010年8月10日

夏休みに学びました! 石けん工場見学会

7月28日(水)に横浜にある太陽油脂株式会社の工場で、小学生親子参加企画・石けん工場

見学会が開催されました。

梅雨明けから続く連日の猛暑のなか、40名の親子が集まりました。

 

 

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会議室に集まって、講師の太陽油脂の長谷川治さんより、石けんとは何かについてお話が

ありました。しっかりとノートを記録する熱心なみなさんの姿が印象的でした。

 

 

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実験を交えて、視覚的にもわかりやすい内容です。

 

 

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お話のあと、参加者は工場見学に出発です。

ガラス窓の向こうでは実際に太陽油脂の石けん製品が作られています。

毎日使う石けん製品が目の前でつくられていく様子を目にする参加者のみなさん。

パッケージを指差し、「おうちで使っている!」と教えてくれるお子さんもいました。

大人の皆さんからは「想像以上に少量づつで作っている」「手作業が多いのに驚いた」という

お声も聞かれました。

 

 

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大手食品会社に納品前の食用油の缶が積み上げられています。

「太陽油脂」のお名前からもわかるように、太陽油脂は天然の油脂を原料とした食用油を取り扱う会社。

その食用油を原料に、パックスナチュロンの製品が生まれるのです。

 

 

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再び会議室に戻り、長谷川さんから石けんと合成洗剤の違いについてお話を伺ったあと、

子どもたちがお待ちかねの石けんキットを使った、オリジナル石けん作り。

袋の上から石けんをしっかりと練り込み、型に入れて成形します。

 

 

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成形した石けんの上に押し花を貼ります。

「きれいだから使いたくない」そんなお子さんの声も。

夏休みの思い出と共に、世界でたった1つの石けんが子どもたちの手のひらのなかで生まれました。

 



2010年7月29日

「千葉畑の会・スイカ食味会」に行ってきました!

とらちゃんこと虎谷健です。

皆さんは7月の3連休、どのように過ごされましたか?

大地を守る会では海の日の恒例イベント「千葉畑の会・スイカ食味会」を今年も行いました!

 

今年は春先に寒さが続いた為、スイカの苗の生育が心配されました。

スイカ食味会で食べさせてもらうスイカは、この交流会のためだけに作られている品種もあるため、

生育が心配。

でもさすがプロです!どのスイカもぴたりと交流会に合わせて熟期を迎えていました!

 

 

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会場の千葉畑の会の内田さんは代々続く農家さん。交流会会場となる納屋も広くて立派です!

柱も梁も太い!

 

 

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こちらは出荷を待つスイカたち。「食べてみて~!」と訴えているようです。

家族の人数が減ってか小玉スイカが人気のようですが、やはり夏に一度は大玉スイカをガツン!と

食べたいものです。

この夏、我が家では親戚が集まってバーベキューを楽しみますが、大玉スイカもぬかりなく手配しました!

大ぶりに切ったスイカにかぶりついて種をピュッ!ピュッ!と飛ばしてお行儀ワルで楽しみます。

夏のイベントには欠かせません!

 

 

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いよいよ食味会の開始です!

6種類のスイカ(祭りばやし・縞王・新三山・タヒチ・ゴールデン旭都・マダーボール)を食べ比べました。

昔からのロングセラーの品種から、今ではもうあまり見なくなってしまったもの、それぞれの特徴や

どこが難点だったか、などを経験を交えて教えてくれます。

プロのスイカ農家さんから聞くスイカの種類の変遷は興味深いです。

テレビの取材も入りました!

 

 

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みんなでスイカを頬張りながら記念撮影。美味しそうですね!

 

 

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スイカをたっぷり堪能した後は畑の見学です。

説明は内田和洋さん。「スイカの交配はミツバチで行うんですよ~。」と。

8月に入ると秋に出荷する人参を蒔くそうです。「人参は水が好きなんです。水やりが大変なん

ですよぅ~」とのこと。暑い中ごくろうさまです。

 

 

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子どもたちはさっそく虫取り?いえいえ、畑見学の時に草取りのお手伝いをしました。

この作物は落花生。脇に生えている草、スベリヒユとちょっと似ているので要注意、です。

 

ちなみにこのスベリヒユ、茹でてマヨネーズで食べると美味しいとのこと。

生でかじってみるとクセもなくほんのり粘りがあって「夏野菜」という感じでした。

さっそく我が家に帰って試食。お酢好きの我が家では酢醤油が評判良かったです。

「雑草」から「夏野菜」に昇格です。さらに「タダで生えてくる。」という特徴が評価されて「夏野菜の定番」

まで2階級特進も間近か、か!?(笑)

 

 

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暑い中、黙々と草取り体験に取り組んでいただきました。

みんなで一斉に草取りをしてすぐにきれいになりました。

 

 

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畑見学&草取りお手伝いを終えて会場に戻ると、とうもろこしとジャガイモを頂きました。

すべて内田農園ものです。美味しかったです。

子どもたちは大根を洗う水槽で水遊びです。楽しそう!

 

 

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内田さんの畑に隣接する雑木林は生き物の宝庫。

稲作体験田企画の自然ガイドでもおなじみの生き物はかせ・陶武利さんに、今年も自然観察ガイドを

お願いしました。

さて、どんな生き物が見つかるかな?

 

 

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ノコギリクワガタをゲット!

全部で15匹のカブトムシ、クワガタ、玉虫を捕まえました!

 

「こんなに獲って大丈夫?」という声もありましたが、陶さんによると「雑木林がしっかりしているから

このくらい獲ってもびくともしませんよ。」とのことです、ご安心を。

確かに、毎年イベントの際にこの林からは数十匹の虫たちをわけてもらっていますが、虫が減って

いる様子はありません。

 

 

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今回の自然観察会のサプライズは日本の国蝶でもあるオオムラサキを見つけた事です!

長年、自然観察を行っている陶さんも「力が強い蝶です!興奮しました!」とのこと。嬉しそうですね!

前回は千葉県では珍しい、ヒラタクワガタも見つけました。この雑木林の豊かさが伺えます。

オオムラサキはこのあと逃がしてあげました。

 

 

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自然観察も終えて会場に戻って今回捕まえたクワガタとカブトムシを欲しい子どもたちに分けました。

人数分はいないのでじゃんけんで持ち帰れる人を決めました!

真剣勝負のじゃんけんです!負けて泣いちゃう子もいませんでした。みんな、立派だな!

 

 

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集合した時に行った目方当てクイズの当選者には目方を当てたスイカをプレゼント!

15.1kgの堂々とした大玉スイカです。

 

 

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交流会を終えてセミの声に送られて帰る夕暮れの内田農園。

左奥のこんもりした屋敷林(?)が内田さんのお宅です。トトロが居そうな大きな木ですね。

こんな農村らしい風景がずっと保たれる事を祈りたいです。

皆さんも国産農作物を買い支えて、農家さんを応援してくださいね!

 

大地を守る会 交流局 虎谷健



2010年7月23日

プロから学ぶ鰹節の削り方教室を開催しました

今年も株式会社伏高商店の中野克彦さんをお迎えして、

プロから学ぶ鰹節の削り方教室を開催しました。

今年の会場は、東急大井町線九品仏駅前にあるカフェ「ツチオ―ネ」自由が丘店です。

 

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講師の中野さん。講座のはじめは、かつおぶしの削り方について口頭で説明がありました。

 

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そのあとは、実際に鰹節削り器をつかった実習です。

講座で用意した削り器のほかに、参加者のなかには、削り器を持参される方々もいらっしゃいました。

参加者一人ひとりに丁寧に削り方の説明をされる中野さん。

これまで「上手く削れない」「粉のようになってしまう」...と台所にしまいがちになっていた削り器に

スポットライトがあたったようです。

 

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かつおぶし削りは身体全身を使う作業です。

「おなかすきましたね」のお声も。

  

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お待たせしました。カフェのランチの登場です。

 

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本日のメニューは、10種の野菜のベジナムル丼です。

やさしく自然でそれでいてバランスのとれた味付けが人気のカフェ「ツチオ―ネ」定番メニュー!

そして、今回の企画のために特別にご用意した豆腐と野菜の小鉢付き。

削ったばかりのかつおぶしと一緒にいただきます♪

 

なごやかな雰囲気のなか、かつおぶしのお話しは続きました。




2010年7月 2日

太陽油脂工場見学に行ってきました!

今日は、2010年4月28日に開催れた太陽油脂工場見学について、ご紹介します。

 

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太陽油脂の長谷川治さんの講座でスタート。

石けんとはなにか、合成洗剤との違いをユーモアを交えてお話しいただき、会場が笑い声に

包まれることがしばしば。 

 

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長谷川さんのお話しは、実習や実験を取り入れて、視覚的にもわかりやすい内容です。

ちなみに、一番手前の女性が振っているのは、石けんの原料をいれたペットボトルが入った袋。

一日みんなで順番に振り続けます。さて、講座の最後にはどうなっているでしょうか?

 

 

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お話しの後はいよいよ工場見学へ。

工場の敷地内なので、トラックやフォークリフトには気をつけます。

 

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上の缶は、太陽油脂から大手食品会社に納品する食用油。

「太陽油脂」のお名前からもわかるように、太陽油脂は天然の油脂を原料とした

食用油を取り扱う会社。

その食用油を原料に、パックスナチュロンの製品が生まれるのです。

 

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工場の見学コース。ガラスの向こうで石けんが作られます。

 

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工場見学中も、参加者から参加者へ石けん原料の入ったペットボトルが手渡され振られます。

 

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こちらは、石けんを乳化する作業スペース。

乳化とは、混ざり合わない2つの液体が均一に混ざっていること。

 ここでは、水と油を石けんで乳化させて、UVクリームやハンドクリームなどを作っています。

 

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工場見学が終了し、お話しの部屋に戻りました。

参加者同士が協力して、ずっと振られ続けたペットボトルのなかで、

ドロドロの石けんができあがりました。

 

 

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最後は、石けんキットを使って、オリジナル石けん作り。

袋の上から石けんを練って練って型に入れて出来上がり!

石けん作りの間も、質問が続々と出されました。

出席者の石けんへの関心の高さがうかがえる時間でした!




2010年7月 1日

「たまなびファーム」大豆の種まきをしました!

とらちゃんこと虎谷健です。

文化放送・玉川美沙さんの「たまなび」とのコラボで始まった「たまなびファーム」。

大豆の種をまくために埼玉県の神川町にあるヤマキ醸造さんをスタッフの皆さんと一緒に訪問しました。

番組の中でのたまちゃんの子分役(いちおう、「たまなび学園・研究員」という肩書があるようですが

虎谷には「子分」に見えてしまいます)「青春ダーツ」の田中泰宏さんが現地へ来てくれました。

今日はたまちゃんがいないので田中さんにはビリー隊長も逃げ出すようなブートキャンプ並の

重労働を課してあげようと思案中(笑)。

 

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まずはお世話になるヤマキ醸造さんに併設の食事処糀庵にてお昼ごはんです。

豆乳を練り込んだうどんにゴマだれ、湯葉、蒸野菜、じゃこを使ったがんもなどヤマキ醸造さん

らしい食事が並びます。

食事をしながら打ち合わせを行いました。

 

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食事が済んでさっそく畑に出ました。あらかじめ畝を作っていた場所に種を植えてもらいました。

大豆はお米の「田植え」のような派手な見せ場がありません。ひたすら畑に種を落としていく

地道な作業が続きます。

地味な作業ですが調子に乗って来ると、手は動かしながらも頭の中で色々な事を考える時間が

生まれて心地よくなってきます。ランナーズ・ハイならぬファーマーズ・ハイ(?)かもしれませんね。

田中さんにはこの感覚を体験してもらいたくてこの作業をお願いしました。

 

うしろではスタッフの方が自主的に草取りをしてくれています。

背中に汗をびっしょりかくほど熱心に草取りをやってくれ「いやぁ、気持ちいいのもですね!」

 

普段、空調の効いたビルの中で仕事をしている皆さんには新鮮な経験だったのでしょう。

田中さんもリフレッシュしながらギャグの5つや6つは考えられたかもしれません。

「いかがですか?リフレッシュできました?おもしろいギャグでも浮かんだんじゃないですか。」と

聞いたところ「へ?」という顔。

さては今日の晩飯は何にしよう、とか今日はこれで終わりかな...とか大したことは考えて

いなかったのではないですかな?  

 

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大豆を播種した後はちょうど収穫期を迎えていたじゃがいも掘りも体験してもらいました。

 

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畑の後はヤマキさんの工場見学を行いました。

醤油の搾る様子を実演、説明してくれているのはヤマキ醸造の大地を守る会営業担当の筒井さんです。

うしろにいる麦わら帽子の方はいつもイベントでお世話になっている角掛さん。

どこから見ても農家のお兄さんですがヤマキ醸造の取締役さま。実はとてもえらい方なんです。

 

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今日の取材に来て下さったスタッフの皆さん。今日は蒸し暑い中お疲れ様でした!

 

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たまなびファームの看板裏に田中さんにひとことギャグをかましていただきました!

「たまなびファーム」の様子は「玉川美沙・たまなび」の番組の中の「たまなび学園」というコーナー

(毎週金曜日16:35頃)の中で不定期に11月の大豆収穫までお知らせしてゆく予定です。

 

大豆は地味な作物ですが日本人の食生活に欠かせない大切な穀物ですので、このような番組を

通じて多くの方に関心を持ってもらいたいと考えています。

 

皆さんも大豆製品、たくさん食べていますか?

大豆は「畑の牛肉」と呼ばれるほど栄養価が高く、タンパク質、脂肪を多く含む穀物です。

お米はでんぷんを多く含むので、大豆と米を食べれば体に必要な三大栄養素を摂る事が出来て

しまうのです!日本食の定番のご飯とお味噌汁だけで体に必要な栄養素が取れてしまうという

ことはすごいことですね。

これに冷ややっこと野菜、ちちっとあぶった魚、願わくば冷酒が加われば黄金のメニューでございます!

こんなメニューで満足できてしまう日本人って質素に見えて実はとても豊かなんですね。

 

ラジオのリスナーのみなさんにも、質素だけれども豊かな食、その食を支えている農家さん達の

仕事に関心を持ってもらえるといいなと思っています。

 

大地を守る会 交流局 虎谷健



2010年5月21日

GWはSW? ゴールデンウイークにソーセージ教室を3回行いました!

とらちゃんこと虎谷健です。

皆さんはゴールデンウイークをどのように過ごされましたか?

大地を守る会ではゴールデンウイークに人気の「中津ミートさんの手作りソーセージ教室」を3回行いました!

ゴールデンウイークは観光地などへ出かけても交通渋滞や混雑が激しくて疲れちゃうはず。

自宅でゆっくり過ごして、ソーセージ教室に参加して、作ったソーセージを夕食のビールのお供に乾杯!

・・・そんなゆったりした休みを過ごして日々の疲れもCO2の排出も減らしちゃいましょうよ!

というご提案でございました。

3回行ったソーセージ教室のご報告です!

 

 

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中津ミートの松下憲司さんとスタッフの太田雄大さん。

今回3回連続開催ということで講師見習&弟子として太田さんに白羽の矢が。

太田さんは大地を守る会の営業担当でもあります。今日の参加は業務命令でしょうか?(笑)

 

 

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参加者の皆さんが集まりました。さっそく見本のソーセージ作り開始です!

今回、講師見習いの太田さんの方には大地を守る会職員のサポートがついてるぞ!

松下さん、一人でちょっとさびしそうです。

 

 

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ソーセージ完成です!二人とも良い出来ですね。・・・松下さんの方がソーセージの出来に少し

キレ・ハリがあるようです。経験の差ですかな!?

 

 

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さっそく家族ごとにコネコネ開始です!

 

 

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太田さんも皆さんのお手伝い

 

 

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どんどんできてきます。うまくとぐろを巻いていますよ。

 

 

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できました!

 

 

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松下さん自慢のアイスバインを入れたポトフもできました!今回も完食目指します!

 

 

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どんどん食べてね!肉の塊のように見える物はアイスバインの骨です。いいダシがとれます。

 

 

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おにぎりもおいしそうです。

 

 

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にぎやかなお昼ごはんです。

 

 

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養豚、ソーセージのお話は太田さんが担当。カンニングペーパー片手にがんばっております。

社長が隣で聞いているとやりにくいですよね。(*^_^*)

 

 

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こちらは2日目の5月2日の回。今回は松下さん一人です。

太田さんは4日の本番を控えて手伝ってくれるスタッフを探し回っていたようです。

 

 

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松下さんのお手本を見た後はさっそく開始!楽しさが伝わってくる表情ですね!

 

 

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初めての生のお肉でびっくり!かな。

 

 

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コネ作業が順調に進んで腸詰め作業へ。見守る松下さん。

 

 

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上手です!

 

 

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「前回参加した時は下の子がお腹の中にいました・・・。」とのこと。

何度も落選してしまい申し訳ありません!キミもこれで家族の話題に入れるね!良かった!

 

 

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熱心に養豚についてお話をする松下さん。本当に豚が好きな事が伝わってきます。

今回、松下さんは将来叶えたい夢について語ってくれました。

松下さんの夢とは、子豚から成長中の豚まで消費者の皆さんが訪問して親しんでもらえる場を作りたい、

ということでした。

豚と触れ合えるだけでなく、最終的にはその命をいただいて「自分たちはこの命に活かされているんだなぁ。」

と気付いてもらえるような、ちょっと重いテーマまで含んだ構想のようです。

 

畜産に関わっている生産者の皆さんはその命を頂くために動物を育てています。

どんなにかわいい子ブタも成長すれば屠殺され私たちの食卓にのぼる肉になるわけです。

普段は陽気な畜産農家が、お酒の席で「出荷トラックに載せた時、それまで見たこともないような

悲しい目をするんだよな。」とぽつりと漏らした事がありました。

都会で暮らしている私たちより命について考える機会が多いにちがいありません。

小さな生き物を傷つけたり、軽々しく人の命が奪われるような事件が多発する昨今。

他の生き物の命を頂かないと私たちは1日たりとて生きてゆけないという事を再認識させてもらえる

ような場は必要かもしれません。

 

 

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3日目の5月4日の回です。太田さん、講師デビューでございます。

サポートに後輩の石川悟さんを連れて来てくれました。  

太田さんと石川さんは大学の先輩後輩の仲。ゴールデンウイークにも関わらず駆り出されてしまったようです。

どこの世界でもセンパイの言う事は聞かないといけませんな(笑)。

 

 

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まずはお二人でお手本作り。上手にできました。

 

 

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作業開始です。

 

 

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お一人参加の方にはサポートがつきます。

 

 

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結い作業。結構パンクさせてしまうんです。慎重に!

 

 

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ソーセージ作りお疲れ様でした!

お昼ごはんです。

 

 

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ポトフにお代わりの行列ができました。

たくさんあるのでどんどん召し上がってください!

 

 

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今回も無事終了しました!

50人以上の方がソーセージ作って食事食べて出たゴミはこれだけです!

ゴミと無駄がでないように工夫したエコ企画です。スタッフも帰りが楽で大助かりなんです!

 

参加された皆さんの感想をちょっとここで紹介!

「松下さんのお話はとても楽しかったと同時にご自身の仕事に誇りと自信を持たれている姿に

うらやましくなってしまいました。素敵な生き方だと思います。」(YAさん)

「ソーセージ作りにかける情熱が強く感じられました。だからおいしくて安全な製品ができるんですね、

ますます好きになりました。」(MKさん)

「様々な取り組みに頭が下がります。少年のような好奇心と期待の念がこもったまなざしと、未来を

担う子どもたちへの深い愛情を感じ、感動しました。」(TYさん)

 

皆さん、たくさんの感想をありがとうございました!

皆さんからお預かりした感想はちゃんと松下さんにお届けします。

 

大変人気の中津ミートさんの手作りソーセージ教室。

これから気温が上がる夏の間はしばらくお休みになりますが11月頃からまた再開したいと思っています。

今回は参加できなかった皆さん、ごめんなさい。次回もぜひまた応募してください!

 

大地を守る会 交流局 虎谷健



2010年5月20日

バングラディッシュ訪問しました!

とよまること豊島 洋が、2010年3月にバングラディッシュのNGOタナパラ・スワローズを訪問しました! 

このNGOは、フェアトレードカンパニーを通して、大地を守る会に衣類を提供してくれている団体です。

 

やっぱり、実際に見ると聞くのでは大きな違い!知らないことがたくさんありました。

以下その簡単なご報告です。

 

 

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首都ダッカの町はこんな感じ。人力車と車が混ざって走るカオスな世界です。

 

 

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ここはキリスト教系のNGO「メノナイト中央委員会(MCC)」の事務所。代表のギャスディンさんに

話を聞きました。

MCCはパキスタンからの独立戦争の時に土地を追われた難民たちに食料支援を行ったNGO。

現在は様々な社会奉仕活動を続けていて、女性に就職の機会を与える仕事などをしています。

 

大地を守る会はJR東京駅のエキュート東京に「大地を守るDeli」というお店を出店しましたが、

そこで販売予定のショッピングバッグの製作を依頼しているのがこのNGO。

秋口には出来上がってくるでしょう。

 

左側の女性は、フェアトレードカンパニー(株)代表のサフィア・ミニーさん。

ロンドンからかけつけてくれました。

 

 

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ダッカからバスで約4時間。ガンジス河の支流が近いタナパラ村に到着。NGOタナパナ・スワローズ

の入口です。

右の入口を入ると子どもたちが花束を抱えて待っていてくれました。

 

 

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タナパラ・スワローズ代表のライハン・アリさん。

とても人当たりの柔らかい方ですが、悲しい過去が、、、、。

この村では、西パキスタン(現パキスタン)との戦争中、村の男性のほとんどが殺されてしまったとのこと。

幸いライハンさんは子どもとみなされ助かりました。村の大切な産業でもあるはた織は男の仕事でしたが、

残された女性たちがはた織を始めたそうです。

その支援を行ったのが、スウェーデンのNGOスワローズであり、このタナパラ・スワローズの創設団体でした。

 

  

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では、衣類の製造行程を簡単に。

買ってきた綿糸(インド製が多い)を染めます。これはその洗いの行程。

 

 

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染色した糸は、織機にセットできるようにボビンに巻きます。カラカラと軽快な音がしていました。

 

 

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そしていよいよはた織りです。足と手を両方使いながらどんどん織り進みます。

もともと男の仕事だったというだけに力が必要です。敢えて電動式にはしていません。

 

 

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私が持っているシャツの柄が、今ここに!!!こんな風に作られていたのかと改めて感動します。

 

 

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フェアトレードカンパニーのデザインをもとにした型紙の数々。

 

 

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型紙にそってカットされた布地が縫製チームにより立体的な衣類に仕上げられていきます。

敢えて昔ながらの足踏み式にこだわっているそうです。

 

 

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返品された衣類を縫製チームで検討していました。

なぜ返品になるのか。日本人の求める品質と彼らが十分と考える品質の違いを話し合います。

返品を手にとって見るそれぞれの顔は職人のものです。

 

 

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タナパナ・スワローズのもう一つの活動である学校教育。

約600名の子どもたちが学んでいました。学費は無料です。

こちらの行動にストレートに反応してくれるのが嬉しい!しらけていません。

 

 

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タナパナ・スワローズで働く人たちのための託児所もありました。

ここはNGOグローバルヴィレッジも出資しています。

※グローバルヴィレッジは、フェアトレードカンパニー(株)と対をなすNGO部門です。

 

 

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有機農業講座も開かれていたのには驚きました。1,600人の農民に有機農業指導を行っているそうです。

農薬による健康被害が多いのがその理由。また、自然なものではありますが、ヒ素による水の汚染も

大きな問題となっているので、その浄化活動も行っています。

さらにドメスティックバイオレンス撲滅のための講座も開かれています。

 

 

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外に出てみました。田んぼの真ん中の立札。この田んぼはタナパナ・スワローズの主導で、

有機栽培をしていることがわかります。

 

 

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田んぼ全景。草むしりをしている方のお顔は撮れませんでした。暑くて大変です。

 

以下バングラディッシュ番外編です。

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バングラディッシュと言えばグラミン銀行。

銀行と言ってもりっぱな高層ビルで、事務室がたくさんあるような感じ。

総裁であるムハマド・ユヌスさんがノーベル賞をとった時の記念に活動内容が紹介されていました。

貧しい人たちの自立のために始まった少額金融(マイクロクレジット)はあまりにも有名です。

 

 

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タナパラ村では、牛車が当たり前に使われています。ゆっくりのしのし歩いています。

日差しが強いので遅いくらいがよいようです。

 

 

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これは木の棒に牛の糞をくっつけたもの。ギザギザに見えるのは手の指の跡。

乾かして煮たきの燃料にします。エコロジーな燃料です。勝手に「エコ棒」と呼びました。

 

 

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夕日を背に農作業を終えて家路につく農夫。

西パキスタン(現パキスタン)と戦争中、後ろの麦畑で村の男たちが200人以上殺されたのだと

後で教えてくれました。

さらに奥にはガンジス川の支流があり、その向こう岸はインドです。

 

 

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最後に乗ったバスは日本語が書かれたHINO製のバスでした。

日本を出ておそらく40年以上、酷使され続けてもなお現役です。モノを大切にすればここまで

使い込めるんですね。

 

今回の出張でタナパナ・スワローズの素顔が確認できました。

衣類を作るだけでなく、多角的に地域を支援しているNGOだったのは驚きです。穏やかだけど熱い

ハートをもった人々でした。

そして、現地の持つ伝統と技術を、おしゃれなデザインと結びつけて世に問うたフェアトレードカンパニー

は新しいフェアトレードの形なんですね。

 

大地を守る会 国際局 豊島 洋



2010年5月19日

エッセンシャルオイルのお話

今日は、4月15日(木)に開催した「ご家庭で自然の恵みをいっぱいに 

エッセンシャルオイルのお話」講座についてご紹介します。

講師はハイパープランツ株式会社の川人紫さん。

大地を守る会ではハイパープランツ株式会社のアロマテラピー製品を

会員のみなさんにご紹介しています。

 

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ご自分のこれまでの歩みを話しされる川人さん。

 

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アロマテラピーとはなにか。エッセンシャルオイルの選び方について、

画像を交え、丁寧にお話いただきました。

 

原料の栽培技術や栽培環境、抽出法、保管方法によってエッセンシャルオイルの品質に

影響するのはもちろん、なかには、表記している種類と別の精油が含まれているケースも

多くあるとか。

 

エッセンシャルオイル選びのポイントとしては、

・原料が有機栽培されている

・原産国、抽出部位が明記されている

・成分分析表が開示されている

などなど。

偽物や粗悪品がはびこる巷の現状を痛感しました。

 

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川人さんのお隣は、加藤直也さん

加藤さんは、ハイパープランツに入社前、大相撲に在籍していました。

ご自身在籍中に、試合前の緊張をほぐすため、エッセンシャルオイルを活用されていた

エピソードをお話してくださいました。

ハイパープランツのエッセンシャルオイル、ぜひ、みなさまもご活用ください。

 



2010年5月 7日

樽井さんの茶摘み交流会に行ってきました。

とらちゃんこと虎谷健です。

静岡県丹那の酪農家さんとの交流会の翌日は、浜松にある日本農産さんのお茶畑で茶摘みを

体験しました。

今年の天候不順はお茶農家さんにも大きな影響を与えてしまいました。

交流会で茶摘みを楽しむ予定だった樽井さんの山の上のお茶畑は、3月31日の遅霜にやられて

お茶の芽は枯れてしまいました。

開催ぎりぎりまで様子を見てくれていたのですが、その後の気温も上がらず茶摘みは無理と判断、

霜の害が比較的少なかった平地の茶畑に変更して開催を決定しました。

私は前日のうちに浜松入りをして当日に臨みました。

 

 

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早朝の浜名湖にちょっと足をのばしてみました。

 

虎谷は学生時代の一時期をこの浜名湖の水産実験所で過ごしたので懐かしい場所です。

教授はウナギの養殖研究をされていた方でしたが、養殖技術の確立を見届ける前に亡くなって

しまいました。

今年4月に遂にウナギの完全養殖(水槽内で生まれて育った親ウナギから受精卵を得て稚魚を得る事)

に成功したというニュースが流れました。

クロマグロに引き続き、ウナギも完全養殖のめどが立ちました。地道な研究者たちの努力の成果ですね。

 

ただ、養殖技術が確立されたから安心、とは思えません。乱獲防止はもちろん自然環境全体を守る

ことが大切です。自然環境さえ守れば養殖技術がなくても生物は増え続けるわけですから...。

それに食用動物だけが水槽や養殖池で増えてもさびしい世の中になってしまいます。

 

今年は生物の多様性を考える「生物多様性年」でもあります。人間にとって有益か否かだけを判断基準

にせずに環境全体の事を考えたいですね。

 

 

2CIMG8975.JPG     昨日とうってかわっての良い天気です。参加者の皆さんが集まり始めました。

早く到着した方から茶摘みを行ってもらいました。

日本農産の代表、樽井隆之さんからお茶の摘み方を教わりました。

「一芯三葉」と言って新芽の柔らかい部分だけを摘んでいきます。根気がいる作業です。

参加者の皆さんが摘んだものがお土産になりますので、一生懸命に摘んでお土産を増やして

くださいね!さあ、わき目もふらずにどんどん摘もう!!!

 

 

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畑には雑草処理班のヤギさんも。とてもいい子でお茶の葉は食べないそうです。

お茶の葉を食べすぎて眠れない夜を過ごした苦い経験でもあるのでしょうか...。

お茶の葉は噛むと結構渋いですからヤギも敬遠するのでしょう。子どもたちはさっそく餌やりです。

茶摘みもちゃんとしてよね!

 

 

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無心にお茶を摘みます。

ところどころ枯れているのは霜の被害に遭った場所です。こんな平地でも霜の害があったのですから

山の上はひどそうです。

 

 

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なぜかみかん狩り!

樽井さんのお友だちの農家さんの好意でおいしいみかんを収穫させていただきました。

本っ当に、ちゃんとお茶を摘まないとお土産ないんですよ!

 

 

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お茶摘み終わって集合写真。

 

 

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子どもたちもがんばりました!けっこう集まりましたね。

 

 

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この日参加してくれた大地を守る会の職員のみんな。

茶摘みの当初目標は達成できたかな?人事チームにも見てもらって人事評価に役立ててもらおう!

 

 

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茶摘みの後はいよいよ山の上の茶畑へ。

今回は昼食をとるために訪問しました。また、霜害の様子を参加者の皆さんにも見ていただき

たかったのです。

途中、車を降りてちょっと休憩。小川でサワガニやカジカガエルを探しました。

流れ着いていたトレイを回収するキミはエライ!川はきれいにしなくてはいけませんな。

 

 

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霜にやられてしまった山上の畑。新芽が枯れてしまっています。

 

 

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ちなみにこちらは一昨年の様子です。一面に新芽がふいている様子が判ります。

山の新芽の色も違いますね。

 

 

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霜害にあった畑で、なぜ霜害の危険性の高い土地でお茶を栽培するのか理由をお聞きしました。

 

この山の上の畑は樽井ちえこさんのご主人、故・樽井孝蔵さんがちえこさんと一緒に開墾しました。

「人様の口に入れる物を作る私たちは人一倍、食べ物の安全性に気を配らねばならない。」という

信念のもと、他の畑からの農薬の飛散などの心配がないこの山の上にお茶畑を拓いたそうです。

 

防霜ファンや水道などがない(新芽に水をかけ続けて氷の膜で覆うことで霜害を防げるそうです)

人里離れた山の上のため、今年のような遅い霜が来ると防ぐ手立てがありません。  

 

私たちに安全な食を届けるために生産者が背負ったリスクを実感しました。

・・・でも、この畑のお茶も10日ほどすれば新芽が芽吹くそうです。樽井さんは「ちょっと収穫が遅れる

だけで出荷には影響ありませんよ。」と笑っていらっしゃいました。

 

この畑からでるお茶が「霧山無心」です。お茶が販売されましたら故・樽井孝蔵さんの信念に想いを

馳せながら味わっていただけると幸いです。

 

 

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お昼ごはんです。静岡県の美味しい物を用意して頂きました。

 

 

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用意してくださった昼食。

お茶の天ぷら、さくら海老ときのこの天ぷら、たけのこの煮もの、シラスごはん。

静岡の春の食材がいっぱいです。

 

 

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お昼を食べて山菜を摘んで(今年はワラビも少なめでした!)ゆっくり過ごしてから山を降りてきました。

お土産用の製茶はまだ続いていました。完成を待つ間の時間、昔懐かしいポン菓子を見せてくれました。

大きな音に皆さんびっくりです。

 

 

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ちえこおばあちゃんも出迎えてくれました。

今年86歳になるちえこおばあちゃん。一昨年脳内出血で倒れられましたがお元気になりました。

参加者の皆さんが集まる間、ちえこさんとお店で目の前の茶畑を見ながらお話をしていましたが、

「あのお茶は『131番』。芽吹きがいつもより早いかな。その向こうは『7132番』。おいしいお茶が

取れるよ。」と4ケタ数字がポンポンでてきます。

お茶は品種番号で管理しているそうですがすごい記憶力です。

ちえこさんは毎年大地を守る会の東京集会に来て下さいます。皆さんも東京集会でちえこさんと

会ってお話してくださいね!

 

最後に製茶が終わったお茶を頂いて解散となりました。一人一袋、行きわたりました。

皆さん、頑張ってくれてありがとうございました!

 

 

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家でゆったりとティータイム。ほんのり甘味のある美味しいお茶でございました!

一生懸命の摘んでくださった皆さんの爪のあかが隠し味でございますね!(笑)

全く摘むお手伝いをせずにお茶ばかり飲んでいた虎谷、皆さんの爪の垢を煎じて美味しくいただきました。

 

大地を守る会 交流局 虎谷健



2010年5月 6日

丹那の酪農家とバーベキューを楽しんできました!

とらちゃんこと虎谷健です。

皆さん、「丹那の酪農王国オラッチェ」に行かれたことがありますか?

ここは箱根連山を挟んで熱海の反対側、三島市に向かう途中にある丹那盆地にある

「大地を守る会の低温殺菌牛乳」の故郷です。

 

大地を守る会のグループ会社「フルーツバスケット」や「風の谷のビール」工房などもあります。

おススメは、ここでしか食べることのできない大地を守る会の低温殺菌牛乳と同じ牛乳で作られた

ソフトクリームです!

あとは、フルーツバスケットのケーキ工房「ムーラン ナ ヴァン(土・日・祝日開店)」のケーキや

シュークリーム、プリンもお奨めです。

シュークリームは土曜・日曜日にしか販売されず、「あっ!」という間に売り切れてしまうので

午前中に寄られたほうが安心です。

虎谷はここのソフトクリームを「日本一おいしいソフトクリーム」と断言しています!

・・・ソフトクリームは持ち運びできないので銘柄を集めて食べ比べができません。

「日本一」と断言してしまいましょう!

 

ここでは毎年4月に牛乳の生産者「丹那低温殺菌牛乳部会」の皆さんとバーベキュー交流会を楽しむ

交流会が開かれています。

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丹那盆地の風景です。赤い屋根の建物が今回の会場になったオラッチェです。

遠くに三島の市街地と駿河湾が見えます。

 

ちなみにこの盆地の地下深くを東海道新幹線が通る「丹那トンネル」が貫いています。

1934年に東海道線開通のために掘られた丹那トンネルは日本第2位に長さを誇る7804m。

地下に大量の地下水があり大変な難工事の末に開通しました。一説によると太古の昔、この盆地は

湖だったらしい、とのこと。

丹那の酪農王国オラッチェの建設工事では地盤がやわらかくて建設に大変苦労したそうです。

 

トンネル開通前の丹那盆地はいたるところに湧水があり、わさび栽培もされ水と緑の豊かな土地

だったそうです。ところが、丹那トンネルが開通したことで大量の地下水が抜けてしまい(今でも

熱海側にはトンネルから流れ出る大量の水を放水しています)、水田やわさび栽培はできなく

なってしまいました。

灌漑用水も確保できず飢饉の不安にさらされながら新たな産業として始まったのが酪農でした。

 

 

 

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交流会開催前日に東京では遅い雪が降りました!オラッチェの裏山(?)の箱根の山々にも雪が

積もり、雲と一緒に冷たい風が吹き下ろしてきました!

「こんな天気で参加者の皆さん、ちゃんと来てくれるかなぁ。」と準備の終わったスタッフの皆さん、

不安気です。

 

 

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天気が悪いにも関わらず120名の方が集まってくださいました!

悪天候にもめげずに参加して下さった皆さん、ありがとうございます!

体調不良で参加できなかった皆さん、来年こそは良い天気の元でバーベキューを楽しみましょう!

最近、天候不良の交流会が増えたような。担当の虎谷の心がけがよくないのでしょうか(笑)。

 

 

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バーベキューが始まれば会話も弾んで楽しくなります!酪農家の若手、片野恵介くん。

「お嫁さん募集中です~」と場を和ませてくれました。

 

 

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どんどん焼いて、どんどん食べよう!

お肉は山形村短角牛を用意しました。噛めば噛むほど味がでてきておいしゅうございました。

でも、お肉ばかり食べててはいけません、野菜もたっぷり焼いて食べましたよ~。

このバーベキューで堪能したお野菜は、酪農家の奥さまグループ「ミルクママ」さんが、牛舎から出る

自家製堆肥で作った野菜です。おいしい野菜で肉より野菜の方が消費量が多かったかも?

 

 

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こちらミルクママの皆さん。会場のオラッチェで朝市を土曜、日曜日に出店しています。

この野菜を目当てに来場する地元の方も多いようで昼ごろにはほぼ売り切れです。

 

 

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バーベキューを楽しんだ後は酪農家の皆さんとの交流会「車座トーク」。

寒さを防ぐためにオラッチェのレストランスペースを借りて行いました。

 

 

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バーベキューを焼いていた片野くんも中心になって参加しています。

「アニマルウェルフェア、という考え方がありますが、実際に家畜と接している皆さんは家畜の福祉を

どう、捉えますか?。」などのちょっと硬派な質問に、「わたくしは・・・動物にとっての居心地の良さ

とは、...であると確信しております!」と国会答弁のようなかたいやりとりが。

バーベキューと一緒に楽しんだ「風の谷のビール」が効いている様子。酵母が入ってて悪酔いしにくい、

と言われている地ビールは安心してついつい飲んじゃいます。

 

 

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「車座トーク」が終わった後は参加者みんなで片野くんの牧場へ見学に行きました。

「ヨーロッパの牧場の様に広大な面積をとれないけど、清潔に、牛にストレスがかからない飼育を

心がけています。」という片野くんの言葉を裏付けるような穏やかな牛の表情です。

ヨーロッパでは、動物の福祉として牛1頭あたりに広大な面積を確保すべき、という考え方がある

そうです。でも、本当に牛は見晴らしの良い環境が好きなのかなぁ、と虎谷は考え込んでしまいます。

牛のような草食動物は捕食者である肉食動物から身を隠す習性があるはずです。見晴らしがきき

すぎる環境はかえってストレスを生みはしないのでしょうか。

また、あまり広い面積を牧場として開拓することは、それ自体が森林を切り開くことになる気もします。

難しい課題ですね。

 

 

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餌を食べてゆったりと過ごす牛たち。寝床は木材チップが敷き詰められてて清潔です。

 

 

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かゆいところに手が届く「かいかいローラー」気持ちよさそうですね。

このような環境で育てられた「大地を守る会の低温殺菌牛乳」を皆さまよろしくお願いします!

牛舎見学の後、丹那牛乳の工場を見学(牛乳の製造は早朝なので機械が動いているところを

見れずに残念!)して解散となりました。

 

みぞれまじりの天気にも関わらず参加してくださった皆さま、本当にありがとうございます。

今回体調を崩されて参加できなかった皆さま、来年はぜひ丹那にきてバーベキューと酪農家の

皆さんとの交流を楽しんでくださいね!

 

大地を守る会 交流局 虎谷健



2010年4月14日

ヘナ使い方入門講座

3月30日新しい年度の始まりを目の前に、ヘナの使い方講座を開催しました。

ヘナとは、植物100%の天然の白髪染めのこと。

講師はヘナのメーカーである株式会社ナイアードのスタッフのみなさんです。

 

今年で3回目になるこの講座。

今回、初めて参加者に実際に染める作業をみていただくことにしました。

モデルは大地を守る会の男性スタッフ2人。午前・午後の講座にそれぞれ入ってもらいました。

二人とも髪を染めるのは初めてです♪

 

 

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こちらは午前の部の様子。原産地のインドでヘナがどのように生産され、使われているか、

画像を交えてわかりやすく説明がありました。

 

 

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ヘナのお話の後は、実際にモデルの髪を染めます。

午前はオレンジ系に染まる「ヘナ10種のハーブ入」を使って。

頭の中心から、頭皮をもみこみように、丁寧にヘナをつけていきます。

 

 

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ヘナを塗り込んだら、最後に保温。キャップ(タオルでも可)をかぶり、1時間ほど待ちます。

 

 

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約1時間おいて、シャンプーし、しっかりとヘナを洗い流し、染めあがりました。

オレンジの色が入りました。

ヘナは回を重ねるほど、だんだんと濃く染まるそうです。

 

 

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染めあがりの様子を確認する出席者のみなさん。

 

 

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こちらは午後の講座の様子。使うヘナはダークブラウン系に染まる木藍入。

生え際部分には3cmほどの幅に裂いたティッシュでおさえると液だれをおさえることができる

ということ。

 

 

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染めあがりです。こちらもしっかりとシャンプー後。

ほんのりグリーンかかっています。木藍が発色を続けるので、3~4日すれば、ダークブラウンの色に

落ち着きます。

 

 

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人生初めて髪を染めて、染めあがりに興味深々のスタッフ。

1回染めただけですが、雰囲気がずいぶんと変わりました!

職場での評判も上々です♪

報告させていただく私もヘナの愛用者。

ヘナで染めたあとの地肌のキリッと感もまた快感です。

 



2010年4月12日

中津ミートさんの「菜の花まつり」に行ってきました。

とらちゃんこと虎谷健です。

中津ミートさんの新豚舎完成祝いも兼ねた「菜の花まつり」に出掛けてきました。

「あれ、そのイベント申込み募集してた?」と思った方は「NEWS大地を守る」をよく読んで

くださっていますね。ありがとうございます!

実は、この催しは中津ミートさんにとっても初めての試みだったので、松下さんが知り合いだけに

声を掛けた「内輪の会」だったのです。

私が大地を守る会を代表して出かけてきました!(*^_^*)

 

 

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新豚舎とその向いにある菜の花畑。

新豚舎建築の際に、向かいにある畑も引き取りました。花を咲かせた後、実を生らせ菜種油を搾る

そうです。

 

 

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豚舎からは丹沢山系が望めます。写真の山は仏果山。神奈川県民の皆さんにはハイキングで

おなじみの山ですね。 

広々とした空間で「ほんとにここが神奈川県?」と思ってしまえるような、のどかな風景がひろがっ

ています。

 

 

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桜の花も咲いています。新豚舎の名称は「桜農場」。豚舎周辺には桜並木があります。

 

 

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松下さんの呼び掛けに集まってきた参加者。

「友人に声を掛けただけだからどれだけの人が集まってくれるか判らないな...。」と不安げだった

松下さん。しかし、友が友を呼んでたくさんの人が集まりました!松下さんの人徳ですね!

参加者は各自めいめい好きなものを焼いてバーベキューを楽しんでいました。

 

 

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中津ミートのイベントにはやっぱり豚汁でしょう!菜花も入れて美味しくいただきました。

 

 

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子ども向けにはよーよー釣りも!

 

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なぜか観光地でよく見かける記念撮影用のパネルも登場。「なんでここに?」と思いましたがけっこう

人気で皆さん記念撮影。

どうやら松下さんの友人が「お祭ならこんなものがあっても良いだろうな。」と思った物を持ち寄った

みたいです。

 

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菜の花畑では菜花摘みも行われていました。生のままかじってもおいしい菜花でした。

 

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新豚舎の全景です。祭会場のすぐそばにありますがまったく豚のにおいがしません!

この豚舎は「近代的自然豚舎」と呼ばれており、自然豚舎の仕組みを活かして大規模にしたものです。

床には約1.2mの深さのスペースがあり、そこに剪定枝などのチップを敷き詰め、その中に乳酸菌を

中心にした土着微生物を繁殖させ、豚の糞尿の分解をさせています。

乳酸菌の働きのためでしょうか漬物のような香りがするだけです。通りすがりの人は「こんなところに

漬物工場ができたんだ。」と思ってしまうことでしょう。

 

「う~ん、山小屋なんかで見かけるバイオトイレと同じ仕組みかな。」と思ったら!

  

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会場のトイレも微生物の力を借りたバイオトイレでした。

山小屋などでよく見かける、おがくずに微生物をすまわせて排泄物を分解するトイレですね。

仕組みは生ゴミ処理機と同じです。

豚舎もトイレも微生物の力を存分に引き出した仕組みを活用しています。

 

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さあ、バーベキューも楽しんだし、いよいよ豚さん達のご自宅拝見!と意気込んで豚舎に向かい

ましたが、病気予防のため内部にはご案内できません、とのこと!    

「豚から人間への病気予防」ではなくて「人間が病気を持ち込んで豚にうつさない為」の措置で、

スタッフ以外の出入りは厳しく禁止されているそうです。豚舎見学は泣く泣く断念。

 

豚舎内には土着微生物に空気を送るため、床チップを移動しながらゆっくりとかき回す巨大なスク

リューが動いているそうです。巨大スクリューが稼働している様子が見たかった!

たまに、ぼ~っとしていた豚さんがスクリューに持ち上げられたりしないのだろうか、もし持ち上げられ

たら「ピッグりした!トンでもない機械だ!ブッ~!」とか怒ったりしないのだろうか(笑)・・・見たかった!

 

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見学ができず、しょげている虎谷を気の毒に思ったのか「建築中のものだったOK」の了解をいただきました。

この豚舎は離乳直後の子豚を少し大きくなるまで育てる施設なので少し小さめです。

離乳直後の子豚は匂いが強い、とのことで臭気分解のためのバイオエアクリーンシステムもしっかり

したものが備えられています。

 

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建築途中の豚舎に入るにも敷地内に立入るために白衣とビニルで全身を覆います。

他に「7日間以内に他の豚舎に入りましたか?」、「他の豚舎に入る予定がありますか?」などの

質問項目が並んだ質問用紙への記入も必要でした。

 

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建築途中の離乳直後の子豚を育てる豚舎です。

木枠と排気ダクトが付いている壁の間の空間に、微生物をすまわせた「バイオエアフィルター」と呼ば

れる装置を設置します。

この装置は、和紙を何層にも重ねたような素材に微生物をすまわせ、微生物の層を通過する際に

臭気の原因となるアンモニアや粉じんなどを吸着、分解させ、臭気を取った空気を排気する、という

仕組みです。

この装置を働かせるために必要なのは、微生物に水分を補給するための噴霧器と、排気のための

ダクトを動かす電力だけです。

日本はもちろん、世界的にも畜舎の臭気対策は大きな課題だそうですので、このような装置は

これから普及してゆくのでしょう。実際に畜産関係の方からの見学希望も多いそうです。

 

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子豚豚舎見学の後はもう少し大きくなった豚たちを見せてもらいました。

こちらはオス豚。「もののけ姫」に出てくるいのししの様な貫録たっぷりな豚ですね。

 

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こちらは少し大きくなった豚たち。人が来るとざざっと逃げますが、すぐに興味深げに近づいてきます。

わらわらと近づいてきたので顔を向けて視線を合わすと、またざざっと逃げたりぴたりと止まって動か

なくなったり...。

豚たちの反応が面白くて視線を合わせたり、外したり...。

 

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目があってピタリと立ち止まっている豚たち。豚と「だるまさんが転んだ!」をやっているみたいでした。

ふかふかのチップが気持ちよさそうですね。

 

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最後に堆肥場を見学しました。

豚舎の床に敷き詰めているチップは、ある程度使ったら取り出して新しいものに入れ替えます。

使い終わったチップはさらに発酵させると良質のたい肥になります。この堆肥は近隣の農家さんに

分けてあげているそうです。

 

今回中津ミートさんの新豚舎見学をして衛生面の厳しい管理を実感することができました。

「そのうち、落ち着いたらぜひ豚舎見学でも...」と考えていたのですが、見学会を開催する事は難しそうです。

残念ですが、中津ミートさんから届く美味しいソーセージなどを堪能しながら厳しい衛生管理と最新の

養豚場の中で育てられる豚たちに想いを馳せ、養豚という仕事を応援してゆきたいと思いました。

...でも、来年の「菜の花まつり」を皆さんにご案内できるよう、松下さんへの働きかけを行っていき

ますのでお楽しみに。 

 

大地を守る会 交流局 虎谷健



2010年4月 2日

鎌倉で講演会「手仕事ものがたり」

「ユージ」こと大北雄二です。

とても天気の良いお散歩日和の3/30(火)、 鎌倉の閑静な住宅街の中にある 民芸店「もやい工芸」

で、 手仕事についての講演会を開催しました。

 

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こちらがもやい工芸さんの入口です。 

 

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店内には、手仕事で作りだされた味わい深い器やかごなどの民芸品の品々が 所狭しと

並んでいます。

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店主の久野恵一に手仕事の魅力について語っていただきました。

「人の手で作られた、使ってこそ美しく、暮らしに根付いている道具、それが手仕事の民芸品です。

鑑賞するための美術品はその類ではありません。手仕事には人の手のぬくもりがあります。」

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久野さんが持っているのは、岩手県久慈市で見つけたおひつ。

短角牛の生産者に会いに行った道中で偶然見つけたものなんだそうです。

 

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久野さんは、こうして日本各地を歩いて、見ながら手仕事の民芸品を発掘し、 その魅力を普及

させることをライフワークにしています。

特に最近は若者を対象に手仕事の魅力を伝えようと、久野さんは月に一回のペースで 勉強会を

開催しているそうです。

 

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手仕事の民芸品を生活の中に取り入れることを提案、実践している久野さんは、 手仕事フォーラム

の代表もつとめています。(→手仕事フォーラムHP

 

「良い食材、安全な食材をたべるだけでなく、料理をのせる食器も、良い器、安全な器を

ぜひ考えてほしい。それが暮らしの文化となり、住まい、家並み、やがては町並みにつながります。」

という言葉には、参加者みなさんも 共感しているようでした。

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講演終了後は、そのまま店内でお買いものです。

普段は全国各地を飛び回っていて、お店には1年のうち4か月くらいしかいないという久野さんが

丁寧に説明してくれます。品物の背景にある手仕事のものがたりを知ると、

やはり買いたくなっちゃいますね。

 

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とくに参加者のみなさんの目にとまっていたのは、 この黒い壺。

実はこれは米びつなんです。

木炭でできているので、これからの梅雨時でもカビや虫が 発生しにくいんだそうです。

 

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天気の良い日に、手仕事の品々にかこまれながら お話を聞くというのは、なんとも文化的な

気分になれます。

鎌倉散策をかねて参加した方も多かったのではないでしょうか。

 

大地を守る会 交流局 大北雄二



2010年3月31日

中津ミートさんの手作りソーセージ教室を行いました!

とらちゃんこと虎谷健です。

3月22日と28日の両日、中津ミートさんの松下社長さんに講師をお願いして手作りソーセージ教室を

開催しました。

 

先日、松下さんに「ソーセージ教室、すごい人気で落選者がたくさんいらっしゃるんですよ~。」と

お話したところ、「お待たせするのは申し訳ないからどんどんやりましょう!」と快く受けてくだり、

3月だけで3回も教室を開催していただきました。

松下さん、お忙しいところ、ほんとうにありがとうございます!

 

今回は、22日と28日の様子を写真中心にお伝えいたします。

 

 

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まずはいつも通り、松下さんの見本の見学です。

今回、途中で腸が破れてしまったので修正を加えつつ行いました。

 

 

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こちらは28日の回。途中で破れず上手にできました!

 

お手本を見た後はさっそく家族ごとに行います。

ねばりを保つために氷水を入れて肉を練ります。どのテーブルからも「冷た~い!」という声が

聞こえてきました。

 

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冷た~い。

 

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楽しそうですね!

 

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お父さん、腕の見せどころ!

 

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よいしょ、よいしょ~っと。

 

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小さな女の子も果敢に肉こねに挑戦です!

 

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男の子は馬力が違うようです! 

 

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肉をよくこねたら、チューブに入れていよいよ腸詰め開始! 

 

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腸詰め終了間近です。

 

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途中で切れずに1本の長いソーセージができました!

 

 

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お~っ!こちらは長い!

なんと3セット分のソーセージが1本でできました!

 

 

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上手にできました!

 

 

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昼食のポトフに入れるソーセージを燻煙にかける準備をしています。松下さんと事務局の谷。

燻煙をかけると風味が増してさらに美味しくなります。

 

 

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こちらはお手本で松下さんが作ったソーセージに燻煙をかけてみました。煙にいぶされて水分が

少し蒸発しています。この後焼いてお皿に盛って皆さんに試食していただきました。

 

 

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ちなみに皆さんが作ったソーセージはこの場では食べずに持ち帰りです。

名前を書いて冷蔵庫に入れて帰りまで保管します。

 

 

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ソーセージ作りが終わって昼食です。

たくさん作ったポトフもどんどんなくなっていきます。

 

 

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昼食です。

 

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中津ミートさんのソーセージやハムが盛りだくさん。

 

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ポトフは今回も空っぽになりました。完食です!

 

中津ミートさんの手作りソーセージ教室は気温が高くなる夏場を避け、秋になったらまた行います。

今回せっかく応募してくださったにも関わらず参加して頂けなかったみなさん、申し訳ありません。

次回もぜひ、申し込んでくださいね!!!

 

これから春から夏にかけてはスイカやとうもろこし、枝豆などの収穫体験イベントがたくさん予定

されていますので、こちらの企画へのお申し込みもどうぞよろしくお願いいたします!

 

大地を守る会 交流局 虎谷健



2010年3月10日

中津ミートさんの手作りソーセージ教室を行いました

とらちゃんこと虎谷健です。

皆さんにとても人気の高い手作り企画、「中津ミートさんの手作りソーセージ教室」を行いました。

この企画は大変に人気が高く、「何度も応募しているのに全然参加できません!」というお叱りの

連絡まで頂いてしまうほど。

 

中津ミートの代表、松下憲司さんは養豚、ソーセージ加工など本業でもお忙しいなか、

「お待たせするのは申し訳ないからどんどんやりましょうよ!」と言ってくださいます。

今年度はその言葉に甘えて6回も開催していただきました。中津ミートさん、本当にありがとうございます。

それでも3倍以上の申し込みをいただいています。まだ参加できていない皆さん、もう少しお待ちください!

 

 

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今回も50名の参加者を迎えます。スタッフだけの準備のひとときは忙しいなりに静かな時間です。

 

 

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本日の予定です。しごくシンプルなスケジュールとなっております。

皆さんが作ったソーセージはお持ち帰りです。忘れて帰らないでくださいね!

 

 

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参加者の皆さんが集まりました。まずは松下さんによるお手本を見学です。

作業しながらコツを教えてくれるので皆さん、聞き逃すまいと真剣です。

 

 

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1本の長いソーセージができあがりました!皆さん拍手!

 

 

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1本の長いソーセージをひねってしばってリング状のソーセージになりました!

皆さん、さらに拍手!!松下さんもドラえもんもうれしそうです。

 

 

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松下さんのお手本を見学した後は家族ごとに実際に作ってみます。おいしくできるかな~?

 

 

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黙々と作業が進みます。ちぎれずうまく出来ているようですね。

 

 

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皆さん、なかなか上手です。

 

 

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きれいなリング状になっています。上手です!

 

 

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途中で切れてしまった様ですが、これも全然OK!食べるときは切りますので問題なし!

 

 

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うまくできていますね。

 

 

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手作り体験が終わったら昼食です。

松下さんが工場からアイスバイン、ハム、ベビーウインナーなど4種類のソーセージと、ポトフに

入れるためのソーセージを持ってきてくれました。

ポトフに入れるソーセージはこの会場で燻煙をかけてくれます!

 

 

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ソーセージをゆでる松下さん。となりの大鍋ではアイスバインの骨からダシをとったポトフを作成中!

毎回、松下さんと参加者の人数に合わせてポトフの量を決めます。今回も完食を目指します!

 

 

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昼食が進んで...ポトフは大人気でおかわりが続きました。そして今回も完食です!

最後に残るおつゆは事務局員のお腹に納めて鍋は空っぽになりました。

 

 

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昼食後は参加された皆さんにも家族の紹介をしていただき、松下さんの養豚やソーセージ加工のお話、

新しく建設した養豚場に導入した臭いを取るための最新技術の説明などもしてもらいました。

養豚のにおい問題はどの国でも大きな課題なのだそうです。

新しい豚舎を建築するのに松下さん達がとりいれたのは、オランダで開発された「バイオエアクリーン技術」。

豚舎内の壁一面に、微生物をすまわせた2重の蜂の巣状のエアフィルターと霧発生機を取り付け、

アンモニアは水を噴霧することで水に溶かし、アンモニア以外のにおい成分は微生物に分解させて

においを外に漏らさない、という技術です。水の噴霧は微生物に水分を与え、増殖させる目的も

あるそうです。

 

この技術以外にも、豚舎の床に剪定枝などを厚さ1.2mほども敷き詰め(!)、そこに微生物を

すまわせ攪拌し、糞尿を分解させる自然養豚の手法を取り入れるなど、中津ミートさんは微生物の

活用を積極的に取り入れて養豚を行っています。

 

この他にも、飼料用の非遺伝子組換えとうもろこしがいよいよ手に入りずらくなってきたため、飼料米の活用を

始めた話や、アメリカの経済危機が日本の養豚家にダメージを与えている話など、熱っぽく語って

頂きました。

話を聞きながら「松下さんは本当に豚が好きなんだ。プロだなぁ~。」との想いが伝わってくる

お話を聞いて今回のソーセージ教室は終了しました。 

 

 

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この企画では「どこまでゴミを削減できるか」もテーマに工夫を重ねています。

今回50人でソーセージを作って昼食まで食べて出たごみはこれだけです。

左側のビニルに入っているのはポトフのダシに使ったアイスバインの骨。これはゴミにせず、

犬を飼っている方にお土産で差し上げました。

 

ちなみに、アイスバインは

①お肉をおいしく食べる。

②残った骨をダシにしてスープもおいしくいただく。

(じっくり煮込まれたコラーゲンたっぷりフルフルの軟骨も、もちろんおいしくいただきます)

③ダシをとった後の骨を犬にあげて、ワンちゃんもうれしい。

の3段階活用ができる食材なんですね!

 

とても人気の高い中津ミートさんの手作りソーセージ教室。

ゴールデンウイークまで開催(3月号告知・3月12日申し込み締め切り)し、その後は気温の高い夏場を避けて

気温が下がる11月頃、開催する予定です。

まだ参加されたことのない方はぜひ、お申し込みください!

抽選で落選してしまうこともあるかもしれませんが <(_ _)> なるべく多くの方に松下さんと交流を

持って頂きたいと考えておりますので、あきらめずに応募ください!

お申込みをお待ちしております。    

 

大地を守る会 交流局 虎谷健



2010年3月 9日

「ヤマキさんの手作り味噌教室」に行ってきました

とらちゃんこと虎谷健です。

大地を守る会の2日間にわたる大イベント「東京集会」の興奮もさめやらぬ翌週、

埼玉県神川町にあるヤマキ醸造さんで手作り味噌教室を行いました。

いつもの年は1月と2月に2回開催するだけなのですが、今シーズンは手作り味噌教室企画が

大変な人気のため、ヤマキさんにお願いして急遽、追加開催をお願いしました。

3月に入ると暖かな日も増えてきますので、味噌作りの季節としてはぎりぎりのタイミングですが、

当日は小雨まじりの寒い日で冬に戻ってしまった様な天気でした。

 

 

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杉の木々は花粉をいっぱいに貯え、「いつでも飛べるぞ!スタンバイ、OK!」の構え。

山全体が赤茶けて見えるようです。

花粉症の私は花粉の飛散が少ないであろう、寒くて小雨混じりの今日の天気は歓迎です。

 

 

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前回の味噌教室で麦踏みをした麦畑。雨も何度か降って暖かい日もあったのでだいぶ成長しています。

ここまで成長したら株を痛めてしまうので麦踏みはできません。

 

 

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ヤマキさんと大地を守る会が一緒に行っている「神泉・畑の樂校」の畑も見てきました。

さすがにこの時期は作物も少なくて畑は眠っているようです。

しかし、雑草くんたちはすでに花を咲かせ成長を始めていました。

・・・この生命力、脱帽ですね!

雑草くんたちを食べる事が出来たらホントにいいのですが。。。(笑)

 

 

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唯一青々と茂っているのはほうれん草です。越冬中のほうれん草は体が凍らないように

糖分を増やしているので、見た目は悪いですがとてもあまくなります。

 

 

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テントウムシがいました!そういえば今日は二十四節気でいう啓蟄。虫も動きだす季節です。春はもうすぐです!

 

写真にあるように、葉が冷たい北風に吹かれて擦れてしまっています。

プロの農家さんはこのような傷がつかないよう、風が吹くと被覆材を掛けたり、蒸れそうだったら

外したり、とこまめに手間をかけますが、この「畑の樂校」の畑は会員の皆さん達だけで世話を

しているので2週間に一度しか作業日がありません。

どうしても世話が後手にまわりがちです。

人が畑にいないと動物たちもやって来てしまいます。野鳥にもだいぶついばまれてしまっています。 

 

 

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味噌作り会場に集合してまずは昼食。

味噌作りはお腹が減ります。たっぷり食べてがんばろう!おうおう!

ヤマキさんのスタッフの皆さんが準備してくださった、肉をほとんど使っていない、ヤマキさんの

食材だけでほぼ作られたお料理の数々。大豆ご飯がおいしい!

昼食が終わった後、食後の散策に「畑の樂校」の畑の見学にも行きました。

 

 

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会場に集まっていよいよ味噌作りの開始です!

 

 

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材料の大豆、麹、塩をよく混ぜてから潰し始めます。力がいります!

 

 

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子どもさんは足で踏んで潰します。

「食べものを踏んじゃっていいのかなぁ・・・ママ、怒らない?」と最初は不安顔の子どもさんも、

お手伝いになる事が分っていきいきしています。楽しそうですね!

 

 

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女性お一人で参加の方にはヤマキスタッフの強力な助っ人がつきました。

手際良く、あっという間にきれいに潰してくれました。

 

 

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がんばりすぎてひと休み。

 

 

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潰し終えたら、いよいよ容器に移す作業です。まずは講師のヤマキ醸造職員・森田さんの作業を見学です。

長い熟成中にカビが生えにくいように空気が入らないように詰めてゆきます。一番気になる作業ですね。

容器を持参していない方は自宅でこの作業を行いますので、皆さん真剣に森田さんの手元を見ていました。

 

 

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子どもたちも真剣に見学しています。自分の作ったお味噌をごはんの時に味わう体験は身近かな食育ですね。

「食育」などと難しい事を言わなくても素直に楽しいです。

 

 

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今回も無事仕込み終わりました。それぞれの家庭で秋まで面倒をみてあげてくださいね!

夏の終わりごろには、「手作り味噌同窓会」と称して熟成途中の皆さんのお味噌を持ち寄り、

味比べや森田さんのアドバイスを受ける企画を行います。みなさん、またお会いしましょう!

 

大地を守る会 交流局 虎谷健



2010年3月 5日

だいちのわ 大地を守る東京集会

しゅんかんこと中島 俊寛です。

先日2/27(土)に「だいちのわ 大地を守る東京集会」が盛大に開催されました。


東京集会は大地を守る会が1978年以来ずーっと続けているイベントで、年に1度、

全国の生産者・消費者・われわれ事務局員が東京に大集合するイベントです。


東京集会は「東京集会実行委員会」が約半年かけてつくりあげます。

ちなみに実行委員は大地を守る会事務局員のなかから選出され、今回は合計9名の実行委員で

準備を積み重ねてきました。そして当日は生産者や事務局員の力を総動員して切り盛りします。


今年のテーマは「『多・様・性』み~つけた!」。

多彩な企画があって、大地を守る会の多様な生産者にも会え、、、などなどという意味を

こめています。

具体的には、生産者から直接商品を買えたり、就農相談、顔ぶれ豊かなトークステージ、

カフェコーナー、もちつき・のり巻き、キッズコーナー、車座トーク、映画「未来の食卓」上映会

といろんな企画を準備しました。


会場は大田区産業プラザPiO。京急蒲田駅近くにあり、とても大きな会場です。


それでは、1日の様子をピックアップしてお伝えします。

レポートしてくれたのは、今回の記録係、大地を守る会・宇都宮義輝さんです。



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事務局員全員がそろってミーティング。さぁ、今日一日元気に頑張ろう!



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受付が始まり、みなさん続々と集合です。

右から3番目の方は、毎年この集会をとても楽しみにしていただいているお茶の生産者の樽井ち江子さん。

今年も元気なお姿を見せてくれました。



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13時からの大地を守る会会長・藤田和芳の挨拶の直前。

ホールに集まった生産者のみなさん。おなじみの顔があちらこちに。



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大地を守る会会長・藤田和芳からの挨拶。

大地を守る会の今年の方針や、社会環境の中での大地を守る会について語りました。



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会長の挨拶が終わり、1階・大展示ホールの開場を待ちわびる来場者の皆さん。

私たちも緊張が高まります。



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まずはカフェコーナー。おせんべいの生産者・富士見堂の佐々木健雄さん。

事務局員も生産者をお手伝いし一緒に販売しました。



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右はフェアトレードカンパニーさん。左のATJ(オルター・トレード・ジャパン)さんはフェアトレードを

テーマに試飲や試食も実施。



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つづいて、生産者のブース出展コーナー。山形村短角牛で作ったベコ汁です。

昨年応援セールなどで、多くの励ましをもらいました。感謝の気持ちを込めて作りました。



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カタログではなかなか聞けない情報を、メーカーの人から直接聞けます。



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専門委員会・ゴミリ倶楽部のブース。

大地を守る会のリサイクルの取り組みについて、工夫を凝らして分かりやすく展示しました。



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午前中、準備中のブースで見つけた不思議な組み合わせ。

稲穂とサイコロ???さて、これは何に使うのでしょう?



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稲穂とさいころの写真の答え。

大地を守る会のお米の生産者が集まったコーナーでは、300円で、さいころの出た目分の数の

号数のお米を買えました。かなりお得なコーナーです。



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今回初めて実施した就農相談会。写真は会津耕人会たべらんしょの生産者。

相談に来た方に産地の様子をていねいに説明をされていました。



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つづいては、昨年も好評だった、生産者と一緒にもちつき。

はっぴ姿で掛け声をかけているのはお祭り大好きな事務局員です。



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長~いのり巻きづくり。

生産者の成清海苔店さんの特製なが~い海苔の上に、大地を守る会の素材を使った具をのせて

参加者で一斉に巻きました。

よ~いっしょっと!



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完成です!10mののり巻きが2列できました。



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キッズコーナーで人気だったKAPLA(カプラ)。フランス生まれのシンプルな積み木から、驚くほど

複雑で豊かな遊びの世界が広がります。



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トークステージでお話しいただいた竹村真一さん。

大地を守る会と共同で立ち上げた、田んぼスケープ(http://www.tanbo-scape.jp/

のサイトオープンを、ライブで見届けました。地球規模の目で田んぼをみると、どんな姿が見えるのでしょう。



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竹村氏との対談と進行役は、大地を守る会のえびちゃん日記"あんしんはしんどい"でおなじみ、

農産グループ長の戎谷徹也。



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ブース出展している生産者のPRコーナー。12名の生産者や団体が、自分たちの活動を来場者に

PRしました。写真は飯尾醸造の秋山さん。



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日本消費者連盟の纐纈さん。

2010年10月に開催される生物多様性条約会議について、市民としてどう関わっていくかについて

語られました。



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野菜スイーツで有名な柿沢安耶さん

今後、とくたろうさんの野菜を使った商品開発を大地を守る会と共同で行う予定です。



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トークの最後は、『NEWS大地を守る』の「エコペディア」を執筆していただいている天笠啓祐さん。

生物多様性についてお話しいただきました。



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わになって車座トークでは、2つのテーマについて立場を超え、本音トークが繰り広げられました。

後ろの壁に貼ってある写真は大地を守る会35年の歴史のダイジェストです。



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恒例の「だいちのわ交流会」の幕開けを告げる鏡開き。よいしょ~っと。

左から遠忠食品の宮島一晃(かずあき)さん、消費者理事で東京集会副実行委員の佐藤輝美さん、

藤田会長、フルーツバスケット社長・加藤保明、そして、大地を守る会オリジナル銘柄「種蒔人」の

生産者大和川酒造の佐藤弥右衛門さん。



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みんなでパシャリ!



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おっと、お酒もまわり、熱くいい感じになっています。



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交流会の締めはこの人で決まり。長谷川満理事のあいさつ。

これを聞かずして、東京集会は終われません。



こうして、年に1度の東京集会が終わっていきました。

でもこの後も散り散りに2次会があったようです。

昼の部と夜の部、深夜の部ふくめ「顔の見える関係」を醸成されていきます。


ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。

また来年、東京集会でお会いしましょう!


大地を守る会 交流局 中島 俊寛




2010年3月 3日

天鷹酒造さんを訪問してきました!

とらちゃんこと虎谷健です。

皆さん、日本酒を楽しんでいますか?

毎晩のように家や事務所で(終業時間後です!)癒していただいている私は大の日本酒好き。

特に新酒が出る今の時期の火入れをしていない生酒のプツプツはじける感覚を舌の上で

楽しみながら飲むことが大好きです。


醸造が最盛期のこの時期、栃木県大田原市にある天鷹酒造さんを訪問してきました。

今回の酒蔵見学会の目的は醸造現場の見学と作業体験、試飲。

酒造りの作業体験などなかなかできません。

東京でも小雪がちらついたこの日、現地でも雪が降っていました。

那須連山もマシュマロの様にまっ白でした。



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天鷹酒造さん外観。雪の中の酒蔵ってそれだけで美味しいお酒に出会えそうな気持になります。

天鷹酒造さんは、那須山から流れ出る那珂川と塩原渓谷から流れ出る箒川に挟まれた

水の豊かな田園地帯にあります。

那珂川は関東のカヌー乗りに人気の水のきれいな川で、鮭が遡上する南限の川でもあります。



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杉玉が下がっております。ご存じ「新酒ができましたよ!」の印ですね。

静かに雪の舞う中の杉玉。ますます美味しいお酒に出会える期待が高まって参ります!



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工場に入るとなつかしいお米屋さんの香りと精米機がうなる音に迎えられました。

天鷹酒造では精米から自社で行っています。手前にある青い石は精米する際の砥石です。

その上に乗っているのは研いだ状態の米のサンプルです。



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天鷹酒造さんでは、14年前に「米作り酒造りの会」を地元米農家さんといっしょに立ち上げて

地元栃木の水とお米にこだわった酒造りをしています。

倉庫には原料の米がいっぱい。日本酒の原材料がお米であったことを再確認!


ちなみに純米酒1升(約1.8L)を作るのに、約1kgの米が使われるそうです。

1週間に1升のお酒を飲むと年間60kg~80kg(お正月とか忘年会、新年会、とても嬉しい事があった時、

「いやぁ...ちょっと昨日飲み過ぎちゃった!」日も含める)、約1俵のお米を消費することと同じなんですね!

1俵というと私たち一人が年間に消費する平均量と同じくらい...。


そうです!日本酒飲みの皆さんは毎日毎晩、ご飯にお酒にと、うまずたゆまずせっせ、せっせと

お米を消費して米農家さんと田んぼを守っているんですね(笑)。

皆さんもお酒をたくさん飲んで田んぼと農家さん、田んぼの生物多様性を守ろうではありませんか!



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米が炊きあがってもうもうと湯気があがっています。酒造りの現場に来たことを実感!


さっそく帽子と長靴を着用して手洗いをしっかりして見学開始です!

天鷹酒造さんのお酒は有機JASの認証を取得し、「有機清酒」を名乗っています。

有機JASの認証を取るためには、工場設備はもちろん、酒を作る蔵人、さらに有機米を作る農家に

いたるまで認定機関が定めた手順に従わねばなりません。

今回私たちが有機JAS認定の工場に入るにあたって、全員分の認証機関指定の長靴を揃えて

もらわねばなりませんでした。

そこまでしても消費者の皆さんに自分たちの取り組みを知ってもらいたい、というその熱意に脱帽です。

...でも、事前に電話で皆さんの足サイズをお聞きするのはちょっと恥ずかしかったです。 (*^_^*)



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酒造りの戒めが。その成果がまわりを囲む賞状の数々なのでしょうか。

皆さんも「酒造り」の部分を自分の仕事にあてはめて頑張ろう!おうおう!



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蒸しあがった米を放冷機に移します。

この機械で、蒸しあがった熱々の米を麹菌が元気に活動する温度までさまし、さらに麹菌を混ぜ

やすいようにほぐします。



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ほぐした米を麹室に運ぶお手伝いをしました。さっと口をしばって手早く運びます。



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麹室では杜氏さんと一緒に米を拡げるお手伝い。

杜氏さんが作りだした麹菌が好む温度と湿度を体感しました!



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麹菌を振る作業です。さすがに私たちには手伝いは難しそうです。

均一に菌を振った後、さらに菌が全体に行きわたるようにかき混ぜ作業を行います。

そして湿度をさげて菌が米の奥に水分を求めて入り込むように、湿度と温度をコントロールするそうです。



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醸造樽のある奥へ進みます。入口には青々とした杉玉が。

お酒造りは神聖な作業のため、酒造りの初めには神官さんに来てもらいお清めの儀式が行われ、

酒蔵の各場所にはお札やこのような杉玉が下げられています。



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櫂入れのお手伝い。かき回して均一に発酵するように手伝ってやります。

櫂を動かすとプツプツと良い音がします。

樽の縁まで日本酒の清々しい良い香りが...。一日中嗅いでいたい良い香りです!


ここで虎谷、大失態!

欲張って深呼吸したとたんにグラッとして、一瞬気を失いかけてしまいました。

もう少し欲をだして身を乗り出していたら樽に落ちていたことでしょう。

樽の中は二酸化炭素に満ちているので数秒で気を失い、溺れてしまうこともあるそうです。


「酒に溺れて人生を棒にふる」とは人生訓の一例でありますが、酒蔵では人生を棒にふる

どころでなく命を落としてしまうこともあるのです!

たとえ運よく助け出されても「あいつは酒のニオイに誘われて樽に落ちるような奴」という烙印を

おされてしまうでしょう。まさに「酒に溺れて人生を棒にふる」ところでした(笑)。

皆さんも酒蔵でどんなに良い香りに出会っても深呼吸をしてはいけませんよ~。



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見学会の後は天鷹酒造さん自慢の有機清酒4種類を飲み比べ。

他にも生酒なども含めて合計10種類も試飲させていただきました!

同行した職員には「とらちゃん、いちばん飲んでいたよね。」と冷ややかに分析されてしまいました。

いやぁ、天鷹酒造さんのお酒、私、大好きでございます。



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試飲会の後はお忙しい中作っていただいた酒粕汁とおにぎり、大地を守る会の日本酒に合う

おかずで昼食会です。

カウンターにいる方が天鷹酒造の社長さんの尾崎宗範さん。

その右が杜氏さんの大将、直町昊悦さんです。直町さんは岩手から仕込みにきているそうです。

他にも数人の杜氏さんが働いていらっしゃいますが、地元の農家の方が冬の仕事として来て

いるそうです。一年を通してお米に関われて良いお仕事ですね。


私は特別に直町さんに「知識としての」お酒の作り方を直々にこっそりと教えていただきました。

教わっただけですよ!どぶろくを作るような、そんな日本国の法律を犯すような事は致しません!(笑)



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酒米をおにぎりにしてくれたものを試食してみました。

「酒米はまずい」と聞いていたのですが、「とちぎ酒14号」はけっこう美味しい・・・でも同じく酒米の

「五百万石」の味はちょっと...。やはり酒米はお酒にして楽しむのが一番のようです。


昼食会では参加者の皆さんにも訪問会の感想やお酒にまつわるお話などをしてもらいました。

酒造りのプロとお酒好きの参加者が集まり、軽い酔いも手伝いほんのり良い連帯感も生まれて、

居心地の良い空間が誕生しました。

美味しいお酒を味わって蔵人さんのお話も聞けて大満足の訪問会になりました。


大地を守る会 交流局 虎谷健




2010年1月12日

手作り味噌教室を行いました!

とらちゃんこと虎谷健です。あけましておめでとうございます。


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大山山頂で初日の出に誓ってきました。

 「今年も楽しい生産者交流企画をいっぱい企画して皆さんに楽しんでもらうぞ!」

 「安定して企画を遂行するには体力が大事。登山や山歩きに有給休暇をとってどんどんでかけるぞ!」

 「これは遊びではない、業務遂行のための気力、体力増進のための訓練だぁ~!」

今年も様々な企画を皆さんにご提案してまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。



さて、新年最初の企画、関東平野の北のはずれ、埼玉県の神川町にあるヤマキ醸造さんで

手作り味噌教室に行ってきました。

空気中の雑菌が少ないこの時期に味噌を自分で仕込まれる方も多いと思いますが、初めて

味噌を仕込む際には、プロの助言があるとより安心して取り組むことができるのではないでしょうか。



ヤマキ醸造は味噌や醤油、豆腐などを製造している本職。

この企画では味噌の醸造責任者の方に直接味噌作りのコツを教わることができるのが

大きな魅力です。



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教室では、写真右の材料(塩・麹・煮大豆)をよく混ぜて、写真左の状態になるまでつぶします。

大豆の煮加減や水分の量などはヤマキさんが仕上げてくれるので安心して取り組めますし、

次回から自分で行う時にも煮加減・水分量も判るので安心ですね。

また空気の清々しさが町とは違う気がして美味しいお味噌になる気がします。

さあ、味噌作りがんばるぞ!おうおう!



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味噌作りのその前に、みんなで、ヤマキさんが用意してくださったお昼ご飯を食べました。

味噌作りは体力を使いますし、この時期スキーの車などで道路が渋滞しやすいので遅れて

しまう方との時間調整を兼ねての、少し早めの昼食です。



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お豆腐、味噌汁、大豆入りご飯におからメンチコロッケ、豆腐ソーセージ、各種漬物など

ヤマキさんの製品だけで作られたお昼ごはんです。

動物性の食材はごく一部にしか使われていないのですが、ボリュームたっぷりで満足できます。

大豆ご飯が特に美味しい!



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お昼ご飯が終わったあと、天気も良かったので歩いてすぐのヤマキさんの農園で麦踏みを

体験&お手伝いしました。


ヤマキさんの畑では、夏から秋にかけては味噌や豆腐の原料の大豆を栽培し、冬には醤油の

原料の麦を作っています。


麦踏みは1月、2月に行われる農作業で、霜柱などで浮いてしまった根っこを戻してやる作業で、

踏むことで麦に刺激を与えて株数を増やすことにもなるそうです。

今ではトラクターにローラーを付けてこの作業を行う事がほとんどですが、人の足で踏んでやる方が

麦にも良いそうです。


「これだけの人がいつも居たら畑がにぎやかでいいのになぁ。」とはヤマキさんの畑を管理

している桜井さんの言葉。

そうですね、もっとたくさんの人が畑に親しめる機会があれば農家の方も元気がでますよね!

少しでもお役にたてるようにいろんな方を農村に連れていきますよ!



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空が高くて気持の良い日でした!

何も考えないでせっせと足だけ動かし続けます。こんなにゆったり時間を過ごすのは

いつ以来でしょう。風もない穏やかな日でしたが、神川の地は日本海側からやってきた

雪雲が三国山脈の山々に雪を降らせた後の乾燥した冷たい風が吹き降ろす土地です。

そうです、「できたてほやほやの赤城おろし」が吹き付ける土地なんですね。

その気候を活かして干し大根作りなども盛んに行われています。

この日は風が吹いていなくて良かった!



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さて、麦踏みを終えていよいよ味噌作り開始です。

まずは材料を入れて良く混ぜ合わせます。



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こちらの3人兄弟は仲良くまぜまぜしています。

お姉さんは「今年で味噌作りは3回目です。」とのこと!将来が楽しみです。



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良く混ぜ合わせた材料を今度はよくつぶします。

結構力がいる作業で、女性一人参加の方には厳しいかも。

研修参加していた若手の事務局員をお手伝いに派遣!無事皆さんつぶし終えました。



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きれいに潰せたかな?がんばり過ぎて疲れちゃったようです。

中には潰しきれずに丸いまま大豆が残る場合もありますがそれは愛嬌という事で。

お味噌汁にして飲んだ時に丸のままの大豆が出てくると、家族で頑張った味噌作りが

思い出されて楽しくなります。



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今日の味噌作りはここまで。

容器への味噌の移し方や、これからの味噌の世話の仕方などを教わりました。

講師の森田さんと記念撮影。今度は秋に手作り味噌同窓会でお会いしましょう!



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解散後、研修参加をしてくれた事務局員の皆とヤマキの工場からほど近い、三波石峡へ

出かけました。ここは国指定の名勝で天然記念物にも指定されている峡谷です。

庭石としても有名な「三波石」でできていて巨大な天然の箱庭のようですね。

スイカほどの三波石がホームセンターなどで4000円くらいで売られていますので、これだけの量

だといくらくらいでしょうか...。正面の苔むした巨岩なんて数億円?想像もつきません。

もちろん、天然記念物ですので持ち帰りどころか動かすことも禁止です。

Oさん!その大きいの、持って帰ろうと思ってないかぃ?



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峡谷の下流はこんな感じです。

春の新緑と秋の紅葉は特に絶景です!観光客がほとんど訪れない穴場でもあります。

絶景をじっくり楽しめますのでヤマキさんの企画に参加された後や高崎方面のドライブのついでに

寄ってみてはいかがでしょう。


大地を守る会 交流局 虎谷健




2009年12月 8日

簡単!セルフマッサージ アロマテラピー実用講座

アロマテラピーを普段の生活に取り入れる講座のレポートです。

今回のテーマはセルフマッサージ。

会場は、有機認証を取得したハイパープランツ社のエッセンシャルオイルの

やさしい自然な香りに包まれました。



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まずは基本をしっかりと。

講師の手島佐枝子さんから、アロマテラピーの基本的な意味や活用法、

エッセンシャルオイルの修理や使用留意点の説明があり、その後

定番のエッセンシャルオイルの香りをテスターに移し、みんなで回しました。



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今回の実習は、トリートメントオイル作り。

ベースで使用するのは、ホオバオイル。ここに、普段気になる症状にあった

エッセンシャルオイルを1~2滴入れて作ります。



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仕上がったばかりのトリートメントオイルを使って、セルフマッサージ!


自然の恵をぎゅっと凝縮した上質のエッセンシャルオイルの香りはとても癒されます。

日々の生活に上手に取り入れることができれば、より充実した

毎日を過ごせると思いました。




2009年12月 2日

新米の食べ比べを行いました

とらちゃんこと虎谷健です。

11月22日・23日の2日間、大地を守る会のお米の精米を引き受けて

くれている株式会社マゴメの協力で、新米を一堂に集めて食べ比べる

「マゴメの新米ごはん食べ比べ」企画を行いました。


大地を守る会は全国67生産者団体さんからいろいろな種類のお米を

分けてもらっています。

67団体とはすごい数ですね。米担当者は田植えの季節が始まると

各地の田んぼへ飛び回り、事務所ではなかなか会えないほどの忙しさです!



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会場で使わせて頂いたマゴメさんの山荘。

マゴメさんの会社にもほど近い高尾山の近くにあります。いい雰囲気の和風家屋です。

お米の食べ比べにぴったりの会場です。



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紅葉もきれいでした!

近くの高尾山には紅葉ハイキングを楽しもうと集まってきたハイカーであふれていました。



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まずは大地を守る会の米担当職員が各地で撮影してきた米農家さんの様子を

映像で見ながらお勉強です。



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お勉強をした後はいよいよ新米の食べ比べ。

今回は、コシヒカリの白米を2生産者から、コシシカリ七分搗き米、コシヒカリ玄米、ササニシキ、

アキタコマチ、プリンセスサリー(長粒米)、ヒノヒカリ、ミルキークイーン、ななつぼしなど

10種類のお米を食べ比べました。



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ちなみにこの機械はマゴメに導入されている食味計です。「味にうるさいやつ」 です。



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お米の食べ比べの後はそのまま昼食交流会に。

大地を守る会の加工品の中から「ごはんに合うもの」というテーマで選んだおかず類を楽しみました。



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新米と一緒に楽しんだおかず。

このほかに、いわしのかば焼き、「たべまも」キャンペーンで注目を集めている

鹿肉のそぼろなども楽しみました。



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新米が各産地から出揃ったことをお祝いして日本酒も少し楽しみました。

大地を守る会自慢の「種蒔人」。おいしいっす!


一汁一菜の質素な昼食でしたが大満足!

おいしいお米と味噌汁、少しのおかずとお酒があれば満足できてしまいます。

おまけに紅葉にも囲まれて今日も充実した一日になりました。


大地を守る会 交流局 虎谷健




2009年11月18日

干物屋女将さんによる干物のおいしい食べ方講座

島根県出雲市から、渡邉水産の女将・渡邉美和子さんに

お越しいただき、講座を開催しました。(7月1日行われたイベントレポートです。)


用意していただいた干物は身が厚く、つやつやでとても立派!


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こちらはキダイ。


ご覧いただいておわかりになると思いますが、渡邉水産さんの干物のこだわりは「背割り」。

つまり、おなかではなく、背を割る昔ながらの日本の干物製造を続けています。

背から割るため、機械作業は無理で、今も人の手による干物作りが続いています。


背割にはそれなりに理由があり、市場では昔から干物の良さを腹と目で見極めていましたとか。

たしかにこのキダイ、目は澄んで、おなかはきれいなほんのりピンク。新鮮そうです♪


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講座の最初は干物の焼き方。

女将さんの焼き方をみると、普段、どんなに干物を焼きすぎていたかがよくわかります。


その他にも、干物を素材に、お料理を作りました。


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こちらは、水カレイのアクアパッチァ。


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最初にご紹介したキダイの干物を使って鯛飯。


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鯛飯で残ったアラや骨の部分からおいしいだしがでました。お吸い物に。


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サラダも添えて...。


この講座の基礎となる視点は「干物は下処済みの魚」であるということ。

丁寧に洗い下処理された干物は、そのままでもおいしい素材なのはもちろん、

そのまま和洋問わずお料理にすぐに使える優れた素材なのですね。

目からウロコの内容でした♪




2009年11月 5日

くらしの手仕事教室「マイ箸作り」

日本の食文化に欠かせない「箸」。

欧米でも上手に箸を使って日本食を食べることがステータスと

されているくらい箸の国際化はどんどん広がっています。

さて今日は、先の夏休み(8月1日)に行われたイベントのレポートです。

箸文化について見直す夏休みの課題にぴったりの企画でした!


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講師は「兵佐衛門」の吉瀬正昭さん。

「兵佐衛門」は昔からの技法をそのまま受け継ぎ、一つ一つ

ていねいな手仕事で箸を作り続けています。


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まずは、正しい箸の持ち方を学びます。

上の箸を親指、人差し指、中指で持ち、下の箸を薬指と小指で

支えるように持つのが正しい持ち方だそう。

吉瀬さんによると、正しく箸を持てる日本人が減ってきている反面、

正しく持てる外国人が増えているのだそうです。


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後半はいよいよマイ箸作りです。

お箸はの長さを「ひとあたはん」にきります。

「ひとあた」とは親指と人差し指を直角に広げ、

親指と人差し指の先をむすんだ長さのこと。

「ひとあたはん」はひとあたの1.5倍の長さ。

この長さがもっとも使いやすい箸の長さなのです。


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彫刻刀で模様を入れます。


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完成したら、工場で漆をコーティングしてしてからみなさんのもとへお送りします。

どんな色に塗られてくるか楽しみですね!


大地を守る会 交流局 大北雄二




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