<03>商品を知ろう!: 2011年5月アーカイブ

2011年5月20日

鎌倉にて 手仕事ものがたりイベントを開催しました

3月11日の東日本大震災後、余震や計画停電等の影響により、

大地を守る会の多くのイベントが中止となりました。

そのなかで、『NEWS大地を守る』3月号特集「日本の手仕事文化を見直そう」で

登場していただいたもやい工芸・久野恵一さんにお話いただく

イベント「手仕事ものがたり」は予定どおり、

4月28日に開催することになりました。

 

ゴールデンウィーク直前のイベント当日はからりと晴れたとても気持ちのよいお天気でした。

もやい工芸のお店は鎌倉駅から徒歩10分ほど。

お店までの道は鎌倉の美しい街並みを歩きます。

緑はいきいきとし、心に迫るものがありました。

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もやい工芸のたたずまいです。情緒あふれます。

 

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 こちらがもやい工芸のお店。

 

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店内で行われたイベントのようすです。

たくさんの手仕事の作品に囲まれて、出席したみなさんは、

久野さんのお話に耳をかたむけていらっしゃいました。

 

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講師のもやい工芸店主・久野恵一さん。

日本の地域的な人々の気質をベースに物づくりの状況やあるべき姿を

独特の視点で解説してくださいました。

 久野さんの「手仕事」の定義はあたたかみがあって、庶民に手が届くもの。

「使う」ことを念頭に置いて作られた品々です。

 

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現代日本の手仕事は危機的状況にあります。

安価な工業製品が出回り、大量消費されるようになった現代において、

手間とコストがかかる手仕事の需要は減り、手仕事の後継者不足が問題です。

久野さんは、日々の生活のなかで手仕事製品を使う人たちが増え、

そのことが職人たちを支え、手仕事文化が活性するのだと教えてくださいました。

日本の自然や生活と結びついてきた手仕事のぬくもりを

日々の生活で使うことが毎日の私たちの幸せにつながり、

そのことは日本社会の豊さにつながることを実感した

久野さんのお話でした。

 

注文書№126と同時配布(6月6日~10日)の『雑貨ツチオーネ』2ページで

もやい工芸の商品(沖縄ガラスと蚊取り線香入れ)をご紹介する予定です。

そちらもぜひご覧ください。

  

 

 

 



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