<03>商品を知ろう!: 2013年5月アーカイブ

2013年5月29日

ネオナチュラルスキンケア講座を開催しました


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5月14日、ネオナチュラルスキンケア講座を大地を守る会・六本木会議室で開催しました。

講師はナチュラルの高柳昌弘さんと御澤栄輔さん。
この日のために、名古屋からお越しくださいました。



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こちらが講座のようす。


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ネオナチュラル代表の高柳さん。
高柳さんからはそもそもオーガニックとはなにか、その定義から、
現在のオーガニックコスメの基準まで幅広くお話しいただきました。

高柳さんが、ネオナチュラルをはじめられたきっかけは、
お子さんのアトピーでした。
お風呂で使用する「敏感肌用」のボディーソープを使う度に
症状が悪化するお子さんの症状。
そこから人の肌の仕組みや働きを一から考え直し、
ケミカルなものをやめ、自然の力でやさしく肌に働きかける石けんや化粧品の誕生につながりました。


ネオナチュラルのスキンケア素材は農産物が基本。
使用する農産物の品質によって化粧品の質や使用感に差がでます。
そのため、素材の農産物も信頼できる生産者のものを選び、
また、最近は自社農場でスキンケア素材をご自分たちの手で有機栽培をしているそうです。


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こちらは御澤(みさわ)さん。
御澤さんから実際にお肌のケアの仕方を教えていただきました。

お肌には普通肌、乾燥肌、脂性肌があります。
しかし、季節によって、生活環境、ホルモンバランスによっても
肌質は常に変化するもの。

「今」の自分の肌にあったスキンケアをしましょうとアドバイスをいただきました。

ネオナチュラルの考え方は、
肌自身の持つ力を手助けしてあげること。

オナチュラルのスキンケアのベースは私たちのお肌に住む「菌」、
特に肌を弱酸性に保つことで肌環境を整える常在菌の活動を
活性化してあげることが大切だという考えが基本にあります。
基礎化粧品はその栄養になる栄養分を補給してあげるというのが
ベースの考えです。

ちなみに御澤さんは管理栄養士の資格をお持ちです。
肌の美しさは身体の内からの栄養と、肌のために働いてくれる
善玉常在菌への栄養、両方向からのケアのバランスが大事だと御澤さん



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講座では、資料と
ネオナチュラルのベーシックスキンケア商品のサンプルが用意されました。

こちらは、参加者が肌に潤いをもたらすピュアエクストラクト一白桃のサンプルを試すようす。
有機ヘチマ水、沖縄の月桃など19種類の和漢植物エキスが肌のきめを整えます。



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大地を守る会では、基礎化粧品の他、ネオナチュラルのシャンプー・リンスをはじめ、
幅広い商品を皆さまにご紹介しています。
どうぞ、ご利用ください。





2013年5月21日

華密恋スキンケア講座を開催しました

去る58日、六本木事務所にて「華密恋スキンケア講座」が行われました。

「華密恋(かみつれん)」は、国産のカミツレ(カモミール)から

抽出されたエキスを原料とした商品のシリーズで、

大地を守る会では入浴剤とスキンケア商品を販売しています。

 

まずカミツレ研究所代表の北條さんから、カミツレ研究所の成り立ちとカミツレについて、

画像を交えながら説明していただきました。


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カミツレには、保湿効果、抗炎症作用、鎮静作用など様々な効果があり、

ヨーロッパでは昔から万能ハーブとして使われているそうです。

 

カミツレ研究所では、この植物の力に注目し30年前からカミツレを原料とした商品を

作り始めました。

 

カミツレを栽培しているのは、長野県池田町の自社農園および、

主に岐阜県大垣市と長野県など国内の契約農家。

農薬を使わずに栽培をしているため手間はかかりますが、

皆さんが安心して使えるものを作りたい、というこだわりから、

有機肥料や残渣(エキス抽出の際のしぼりカス)を使って栽培をしています。

カミツレは通常、10月~12月に定植し、6月初め頃に摘み取りを行いますが、

今年は4月にも雪が降るという寒さのため、成長を少し心配しているそうです。


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収穫したカミツレからエキスを抽出し、製品を作っていく際の特徴が

<カミツレの全草利用>と<非加熱抽出>であること。

ヨーロッパなどで大規模にカミツレを栽培する場合、機械で一気に刈り取りを行うため、

花しか摘み取ることができませんが、カミツレ研究所ではすべて手で刈り取りを行います。

花はもちろんのこと、茎や葉にも保湿や消炎の効果があることがわかっているので、

その力を余すことなく利用しようということなんですね。

 

収穫したカミツレは、熱を加えることで有効な成分が失われることを防ぐため、

さとうきびから作られた発酵エタノールにつけられ、

30日間かけてじっくりとエキスを熟成・抽出します。

薬用入浴剤はカミツレエキス100%で、1回分の使用量には、

カミツレ全草約120本分の有効成分が凝縮されているというなんとも贅沢な商品です。

当日は、参加者みんなで手浴体験をし、お肌がすべすべになることを実感しました。


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続いて、現在、華密恋商品の取扱い窓口をしていただいている

ケイミー・オフィスの喜多さんより、華密恋商品のご紹介をいただきました。

 

大地を守る会では化粧品を取り扱う際に、原材料に医薬部外品の旧表示指定成分が

含まれていないか、石油系合成保存料が使われていないか、

というように大地を守る会の基準に照らし合わせて審査をしています。

原材料の多い商品は書類がとてつもない枚数になることも。

それでも、みなさんに安心して使っていただける商品をお届けするため、

厳しい管理とチェックを行なっています。

 

 その後、華密恋のスキンケア商品について、商品開発者のカミツレ研究所・塩川さんより

お話しいただきました。

以前、他の化粧品会社で働いていた塩川さんによると、化粧品に「○○エキス配合」と

書かれていても、配合量は多くても約1%程度だそう。

それに比べて華密恋の商品には5%50%もカミツレエキスが配合されているというから

驚きです。


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カミツレは、ヨーロッパでは赤ちゃんの沐浴剤としても使われているそう。

殺菌効果があるため、石けんが使えないような時にもおススメです。

また、消炎作用があるので、これからの時期、あせも対策や、

日焼けをした肌のアフターケアにも使いたいですね。

 

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塩川さんにはカミツレエキス50%配合のヘッドマッサージローションを使って、

ヘッドマッサージの実演もしていただきました。

日々の生活の中で、ついつい頭皮が硬くなりがちですが、理想は赤ちゃんの頭皮!

朝晩のヘッドマッサージでいきいきとした髪を保ちたいものです。

 

会場の方からも次々とご質問が飛び出し、カミツレと華密恋商品に関する理解を

深めていただきました。

カモミールティーを飲みながら、サンプルを思う存分使っていただき、

カミツレの香りに包まれた会場で、みなさん満足そうな様子だったのが印象的でした。

 

520日~24日配布の『ツチオーネ』1235ページおよび32,33ページで、

こちらの華密恋商品をご紹介予定です。どうぞ、こちらもご覧ください。

 

 

最後に「第25回 いけだまちひろつカミツレ花まつり」のご案内です!

 

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開催日: 6/1()2()

開催時間: 10:0017:00

会場: カミツレの里(カミツレ研究所長野事業所・八寿恵荘(やすえそう))

住所: 長野県北安曇郡池田町広津4098

TEL 0261-62-91199222(八寿恵荘)

公共交通: JR信濃松川駅から車20

車: 長野自動車道安曇野ICから国道147号経由で17km 約30

駐車場: あり(無料30台)

料金: 無料(入浴は200円)

 

カミツレの刈り取り体験や、「華密恋の湯」の入浴体験(1017時、最終日は~16時)。

華密恋シリーズ商品の特別販売など、たくさんの企画をご用意してお待ちしております。

ぜひみなさま足をお運び下さい♪







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