大地を守る会の震災復興支援 の最近のブログ記事

2015年4月 7日

福島県二本松・南相馬交流ツアー レポート

初夏を思わせる晴天の3月。思い思いを胸にした一行14名が、福島県二本松・南相馬交流ツアーに出発しました。中通りの郡山から、浜通りの南相馬まで県内半分を横断する2日間、福島の「今」と「リアル」に出会う旅の始まりです。大地を守る会では、2012年の「福島応援ツアー」、2014年の「いわき市・富岡町を訪ねるツアー」に続く震災後3回目の福島への旅です。

(開催概要はこちら)

今回の旅をアレンジしてくれたのは、福島交通の支倉文江さん。福島市にお住まいです。「震災後はこうしてマイクを握ってよく喋るようになりました」。先日、震災後4年目にしてようやく自宅に除染が入ったそうで、除染物は、中間貯蔵施設へ運ばれるまで敷地内にあるそうです。「福島を、よく見て帰って伝えてほしい」。支倉さんに始まり、この後私たちは行く先々でたくさんの笑顔に遭遇することになります。

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道の駅ふくしま東和

まず到着したのが二本松市の「道の駅ふくしま東和」。合併により今はなくなってしまった町の名を冠した、人口7,000人の山あいにある小さな道の駅です。東和は「ひと坪でも耕せる土地は耕せ」と言われ、地域の再生をいち早く有機栽培に託し取り組んで来た地域。店内には、添加物ナシの手作り品がずらっと並びます。この道の駅、地元のお父ちゃん軍団が中心となって2005年に旗揚げした「ゆうきの里東和ふるさとづくり協議会」が母体となって運営しています。当初は「こんなとこに道の駅を作って誰が来るの?」と言われ、行政と3年間の契約で始まったそうですが、今では年間1億円を売り上げる名物スポットになっています。

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東和は、かつて養蚕日本一と言われた地域でした。昭和50年には、地域で生産額13億円となりますが、中国産や化学繊維に押され、あっという間に需要が激減。それと引き換えに、様々な問題が露呈します。産業の空洞化、少子高齢化、財政危機・・・。そこで立ち上がったのが、前述の男性陣。「前向きにやってると何かが始まる」と、業種がバラバラな経営者達が団結し、他地域と競合しない、里山の恵みを生かす事業に次々とチャレンジしていきました。

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「資源を循環させ垂れ流しにしないことは、里山に住んでいる使命」との言葉どおり、地場野菜のブランド化、有機堆肥の製造販売、地ビール醸造、農家民宿にレストラン等のアイディアを具現化。中央省庁からIターンする人もいて「震災後にも離れていった人がいない」。それもそのはず、全ての発想の根底には「コミュニティの再生」という希望があるのです。「ゆうきの里東和ふるさとづくり協議会」の事業は、今では260戸の農家を巻き込んで、さらに盛り上がりを見せています。「震災は確かにいろんな爪痕を残したけれど、過去を振り返ってばかりはいられない」。見るのは常に前の方。2015年1月には、全国の地方新聞社と共同通信社が設けた「第5回地域再生大賞」で、全国50団体の中から準大賞にも選ばれています。(写真:道の駅のお弁当)

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ふくしま農家の夢ワイン

次に訪れたのが「ふくしま農家の夢ワイン」。ここでも元気なのは、男性たち。「おじさん8人衆が、飲んだ勢いで」、町おこしにはどぶろくか?いや、女性に受けるならワインだろうと夢を膨らませました。何年も放置されていた元養蚕施設を借り受け、電気工事以外は自前で改修!耕作放棄地にぶどうを植え付けた翌月、震災に見舞われてしまいます。しかし彼らの発想はこうでした。「明日はどうなるか分からない。本気でワイナリーをやろう」。3.11が起爆剤となって、稼働への準備が急ピッチで進みました。(写真:ふくしま農家の夢ワイン㈱)

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メンバーは、交代で山梨県勝沼へワインづくりを学びに行きました。そして、震災で売り先を失くしたりんごのシードルをいち早く商品化。「ワインより先に出来ちゃった」というシードルは、約2,000本を完売。その後2013年にはワイン特区の免許を得、県内初の民間ワイナリーとなりました。発酵に失敗して大量にロスを出したりと試行錯誤を重ねながら、無借金経営で、今年3年目に入っています。

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ワイナリーのメンバーの一人で、大地を守る会のりんご生産者でもある熊谷耕一さんは言います。「我々の役目は、次の世代に受け渡すこと」。楽しみながら、飲みながら。ロゴのぶどうが5色なのは、地域の祭の「五色の旗」からもらっているのだそうです。
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震災の年、東和の名産であったりんごは、大量廃棄に追い込まれることになりました。「とうとう終わりと思った」と話すのは、大地を守る会の生産者で羽山園芸組合の代表・武藤喜三さん。安達太良の山並みを望むりんごの木の下で、厳しかったこの4年間を振り返ってくださいました。

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(写真:羽山園芸組合の資料より)


羽山園芸組合は、全国から駆けつけたボランティアの人たちとともに木の皮を削り、高圧洗浄をしました。フルーツ王国・福島では様々な果樹にこの手法が試されましたが、柿や桃は枯れてしまったそうです。りんごは、かろうじて大丈夫でした。しかし「バランスが崩れ、今までと違う位置に虫や病気が発生するようになった」と武藤さん。それでも木を観察しながら除染と有機栽培を続け、2013年にはセシウム検出「ND(検出限界値未満)」までこぎつけました。大地を守る会ではこの間、変わらず仕入れて売ることで応援を続けてきました。今年からはグループ会社「フルーツバスケット」製造の「つぶ入りピュアなりんごジャム」も販売していきます。(詳しくはこちら)

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山あいの温泉に浸かった後は、りんご生産者・熊谷さんの営む農家民宿「くまさん」にて、お楽しみの懇親会です。地野菜の煮物「ざくざく」をつまみながら、どこへ箸を伸ばしてよいか迷うこのご馳走!羽山園芸組合のお母さんたちの手料理は、どれも滋味深し・・・でした。

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飯館村から小高区へ

二日目。一行は全村避難をしている飯館村を通って、浜通りへと向かいました。人口6,000人、かつて「日本一美しい村宣言」をした飯館村では、除染で働く人や車と、除染土を入れたフレコンバックの山に言葉を失います。暮らしのにおいが感じられない景色は、本当に寂しいものです。山を越え、南相馬市へ入ると景色は一変。一見すると、ふつうの暮らしが営まれているようにも見えます。しかしところどころには仮設住宅が。そしてまだ戻れない住人がここにも沢山いるのです。そうしてバスは、福島第一原発から20km圏内の小高区に到着しました。

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お話しくださったのは久米静香さん。避難先・相馬市の借り上げアパートから通って来ています。「震災後の半年間は、泣いて泣いて泣きくれていました。その次の1年間は、東電を恨んで暮らしました」。そうするうちに心臓を病んで入院。「憎しみからは何も生まれないと分かって。何がしたいか、自分に問いかけた時、ただ一心に小高に戻りたいと思ったんです」。震災まではふつうの主婦だったという久米さんは、NPO法人「浮船の里」を立ち上げます。そして今取り組むのは、古くから小高にあった手仕事「お蚕さん」。桑を育てていた人を探しあて、ご主人の事業所で蚕を飼って、仲間と糸作りをしています。遠く群馬から紡ぎや機織りを教えに通ってくれる人も現れました。「私はお母さんなので、待つことはできる。ほとんど毎日ここにいて、立ち寄ってくれる人を待ちます。でも、小高のために、とか背負ってはいないんです。自分にできることをやるだけです」。快活な微笑みの奥にある、静かな瞳が印象的でした。

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南相馬

久米さんと別れた一行が最後に向かったのは、南相馬市原町区の畑。大地を守る会が国産菜種油をいただいている「グリーンオイルプロジェクト」(詳しくはこちら)の畑でもあります。案内くださったのは「えこえね南相馬」理事長の高橋荘平さんと理事の奥村健郎さん。ウクライナで得られた「放射性物質は油に移行しない」という知見に基づき、土壌のセシウムを吸収する菜花を農薬不使用で栽培しています。そうして収穫したナタネは、栃木県のNPO法人「民間稲作研究所」へ運び、搾油・商品化しています。「酸化しにくく、へこたれない油」で、カルパッチョにおすすめだそうです。

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畑から少し歩いた所には、頭上高く設置されたソーラーパネルの一群がありました。ここは「南相馬ソーラーシェアリング」の拠点です。太陽光を、農作物の生育と発電で分かち合おうという試みです。農地転用において前例のない取り組みのため、行政の厚い壁に何度もぶち当たって来ましたが、今年、かぼちゃと大豆で栽培が許可される見込みだとか。「なんとか突破口にたどり着いた」と奥村さん。事例を作って、他へ波及させていきたいと考えています。

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ここには、二人の故人の想いも託されています。一人は原発ゼロ社会を提言し、エネルギー地産地消への試みに協力を惜しまなかった、法政大学の舩橋晴俊さん。そしてもう一人は「子どもは宝」と言い、原発から23km地点で末期がんを押して産婦人科医を続けた高橋享平さん。高橋ドクターは、高橋理事長のお父様でもありました。バトンを引き継いだ高橋理事長は言います。「除染で目の前の不安を取り除くことと、希望が持てる新しい取り組み、この両輪が大切なんです」。日本はおろか世界に先駆けた試みが、南相馬で始動しています。

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おわりに

ツアーの終わりに、グリーンオイルプロジェクトの中心である稲葉光國さんの言葉をひいて社員の秋元がこう結びました。「福島が一番厳しい状況に置かれている。その福島が元気になれば、日本全国が元気になる」。同じく参加社員で、復興支援の野菜セット「福島と北関東の農家がんばろうセット」(詳しくはこちら)を企画する井口はこうも感じました。「福島では、もっとも先進的な取り組みがなされている」。
自分が立っている地で、自分にできることって何だろう。そんな思いに駆られたら、福島を思い出したい。また訪ねたい。時々、福島のものも手にとってみよう。ツアーに参加した今、「福島」から連想する言葉は「笑顔」です。
(自然住宅チーム 鎌倉恵津子)

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小高区の「浮船の里」で織られている絹織物



2015年3月 9日

宮古田老町を巡る復興と冬の味覚ツアー レポート


2月14日(土)

 東京駅に集合し、総勢21名で一路、盛岡へ。盛岡駅も晴天。やはり東京よりいくぶん寒いです。バスに乗りこみ沿岸部へ向かいます。

まず向かったのは岩泉にある泉金酒造さん。

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名水「龍泉洞の水」を使用した龍泉 八重桜」など銘酒を製造販売しています。甘酒で暖まった後、蔵の中を見学させていただきました。ところせましと立ち並ぶ大きなタンクや清潔に管理された道具類を見て回ることができ、試飲のあとさっそく買い込む方もいました。 

続いて宮古市田老町へ。万里の長城とも言われた防潮堤で有名な、しかし小さな町です。こちらでは震災後「学ぶ防災」として、津波の被害経験とそれによる防災の教訓を伝える活動をしている方々に迎えられました。

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ガイドは元田(もとだ)さん。実際に防潮堤の上、第一、第二、第三の堤防、が交わる場所に立ってみました。田老町の町全体がほぼ見渡せます。東日本大震災のときには高さ10mの二重防潮堤を5~6mも超える津波が押し寄せました。現在は14.7mの防潮堤が作られています。 元田さんは言います。

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『防潮堤は時間稼ぎのためなのです。津波田老と言われ、あんなに昔から津波の怖さを教わってきて防災対策もしていたにもかかわらず、油断と過信で被害が出てしまった。』『人間は辛いことを忘れることで前を向くけど、今回の教訓は忘れずに語り継いでいかなければいけない。』時間経過とともに人の気持ちも変わっていくもの。そのなかで教訓を語り継いでいくことの大切さをそれぞれの胸に刻んで、田老を後にしました。


 続けて向かったのは、浄土ヶ浜パークホテル。三陸随一の景勝地、浄土ヶ浜を眼前に眺めるホテルです。総支配人の関(せき)さんのお話を聞きました。

こちらでは震災当時70名の予約客がいましたが、地震、津波から逃げてきた人たちが殺到したそうです。支配人の判断でホテルを避難所として解放し、その後1カ月、被災者と従業員、総勢500名の共同生活が行われることになります。もちろん従業員も被災をしています。 

どうしてそのような対応ができたのか、関さんは言います。『ホテルにとって究極のホスピタリティは命をお守りすることです。従業員一人一人にもこの考えが浸透しています。』『現場への信頼こそが現場の力を最大限発揮できると考えています。』日頃からの意識づけと勇気ある決断。トップとチームの一体的な組織力。とても力強いメッセージを受け取りました。

そしてこう締めくくられました。『人工物は壊れても自然のものは戻ってくる。その力を信じてこれからも観光の復活に力を尽くしたい。』

 このあとは三陸の冬の味覚を堪能しました。毛ガニ、鮭、あわび、帆立、、、。贅沢なお食事と共に参加者同士の交流も深まり、夜は更けていきました。 

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2月15日(日)  

まず浄土ヶ浜の散策に出ました。遊覧船のガイドをしている金澤(かなざわ)さんのお話を聞きました。

地震があったその時、船のひとつはドッグの上にあったため移動できず、破壊されてしまいました。もうひとつの船は約6km先の沖へ退避。その後42時間、沖にいたまま待機することに。普段ウミネコに与えるパンを食べて空腹をしのいだそうです。警報が解かれ陸へ戻るときには普段15分のところ2時間もかかったそうです。浄土ヶ浜は、深く青い海と、鋭くとがった白い岩肌、緑のアカマツのコンストラストが美しい浜です。津波の被害を想像できないほど静かで、まさに極楽浄土のようでした。 

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続いて、宮古市民の台所・宮古魚菜市場(みやこぎょさいいちば)に立ち寄ってたくさんのお買い物をした後、木村商店さんに向かいました。

木村商店さんでは、海近くにあった工場と店舗は跡形なく流され、従業員一名は未だ帰らず。先の見えない未来に突然襲ってくる不安を抱えながら歯を食いしばって頑張ってきたそうです。代表の木村さんは、それを思わせない、にこやかな笑顔と軽妙なトークで迎えてくれました。三陸の浜の新鮮で高品質な素材を用い、天然だしにこだわって、三陸のおふくろの味を提供しています。地元名産のイカ徳利づくりの体験をした後、お惣菜の数々を試食して、皆さんおいしい!おいしい!と喜びながらお土産を手にしていました。 

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つぎは山田町へ。ここでガイドをしてくださったのは、新生やまだ商店街協同組合の椎屋(しいや)さん。

山田町も津波で甚大な被害を受けましたが、多くは火災被害だったそうです。モニュメントとなっているJR陸中山田駅の駅舎の大時計は津波のあった15時27分を指したまま止まっていました。
ここでは高台移転などの取り組みを紹介していただきました。低地は居住禁止区域に指定され、中心市街地では商業施設を共同店舗としたり、住宅が多く集まる地区はかさ上げをしたり、大規模な町の再編が行われているところでした。住んでいた人にとってはとても時間のかかる事業であることがわかりました。 

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このツアーの最後のイベントは、三陸山田かき小屋で牡蠣の食べ放題。

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目の前の山田湾で、今朝、水揚げしたばかりの牡蠣が鉄板の上で豪快に蒸し焼きにされます。お店のおかあさんたちの元気な声と手さばきで目の前の牡蠣は次々に殻を剥かれて出されます。今年とれた牡蠣は震災後初めての養殖の成果であり、実入りも良いそうです。ぷっくりと大きな身と味付け不要の磯の香りに、すぐにお腹はいっぱいに。大満足でお店を後にしました。 

これでツアーの全工程を無事に終え、盛岡駅で挨拶をして解散となりました。

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 震災によって生じた傷の深さ、大きさ、を目の当たりに感じて、学ぶことの大切さを改めて感じると共に、多くの人の笑顔にふれ、勇気ある行動を知り、逆に元気をもらう。そんなツアーになったような気がします。このツアーを企画してくださった岩手県北観光さんと、たずさわってくれた全ての方に改めて感謝するとともに、また足を運び、会いにいきたいと強く思いました。(大地を守る会 鈴井)


2014年3月25日

3/15、「おひさまスパークリング乾杯パーティー」開催

3月15日(土)、春を感じる陽気となった東京丸の内。農園カフェ&バル「Daichi & keats」にて、「おひさまスパークリング乾杯パーティー」が行われました。「おひさまスパークリング」は酒蔵の屋根に太陽光パネルを設置し、製造時の電力の一部として利用した発泡性の日本酒です。今回はこのお酒の完成を、作り手と飲み手が一緒にお祝いをするためのパーティーです。主催は「顔の見えるエネルギープランコンペ」事務局(/cp/d-energy/)。57名(スタッフ含む)が集まりました。

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ゲストは大和川酒造店の杜氏・佐藤和典さん。まずはお酒を造る過程に地域の人や消費者が参加できる取り組みについての話から。秋の酒米の収穫、冬の洗米、麹造り、仕込みなど、いわば酒造りの"肝"となる部分に参加できるもので、貴重な体験機会を提供しています。代表の佐藤彌右衛門さんも『生産者と消費者が、田んぼを渡る風や水の色、空の色を共有することで、本当の意味での安全・安心やおいしさを得られると思います。』と語っています。

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「おひさまスパークリング」のグラスが参加者の手元に行き渡ったところで、杜氏から『まずは乾杯をしましょう。話は後でいいから、まずは味わって下さい』との計らい。この瞬間を楽しみに集まった参加者も、待ってましたとばかりにグラスを手に取り、杜氏の発声で乾杯!となりました。一口飲み、その瞬間、歓声と笑顔が広がります。このお酒は発泡性のにごり生酒。ビン内発酵しており、きめ細かな泡がグラスのなかで踊るようです。

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当日の料理は、5種類のお酒にあわせ、たとえば、菜の花と押麦の塩麹ペペロンチーノ、ローストポーク粒マスタード添え、など特別メニューをご用意いただきました。参加者のみなさんも、ひとつひとつ舌鼓を打ちながら、お酒の美味しさに酔いしれていきます。杜氏も参加者の輪の中に入り、初めて会う人同士もうちとけあって、会場は熱気に包まれました。

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最後は、弊社の戎谷より〆の挨拶。『社会に一石を投じるような価値観を、顔の見える関係のなかで再構築し、それを商品として具現化して流通することにこそ大地を守る会の使命がある。「おひさまスパークリング」の完成をこのように多くの方と共に祝福できることは大変にありがたい。』拍手と共に会場は笑顔に包まれ、乾杯パーティーはお開きとなりました。

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この春からも、「自然エネルギー食堂」(仮称)として今回のような企画を連続して行うべく検討中ですのでご注目ください。
今回参加された方々と、大和川酒造店のみなさま、そしてDaichi & keats料理長はじめスタッフに、感謝を申し上げ、このレポートを終わります。ありがとうございました。

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2013年12月25日

会員宅で☆わくわく復興支援カフェ

日時:2013年12月3日(火)
会場:だいちサークル・までいのスタッフのご自宅(神奈川県藤沢市)

だいちサークル・までいでは、2013年5月に「復興支援市」を開催し、約30万円を「大地を守る
復興支援金」に寄付することができました。
今回の集いは、規模は小さいけれど、会員宅で集まって、「今後の支援を無理なく続けるには
どうしたらよいのか?」「この間、福島子どもプロジェクト等で、支援金はどのように利用されて
きたのか?」といった話題で、会員どうしの交流を深めました。


写真でご覧いただくと、穏やかなお茶会の様子ですが、交わされた情報は、昨今の福島現地の
様子から、ふだんのそれぞれの生き方にまでおよぶ、真剣な内容でした。

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この日は、会場を提供してくださった「までい」のスタッフによるお手製のお菓子、飲みもの、
そしてサンドイッチ類を、まさにカフェとして、値段もつけてお金のやりとりをしました。
もちろんその売上はすべて「大地を守る第一次産業支援基金」に寄付しました。
マイ皿、マイカップ、マイ箸持参で、味わいながらも、さらにディープな話に集中しました。
と言いつつ、レシピの情報交換もあり、お茶もおかわりしながら、楽しい会食です。

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さらに、わずかではありましたが、お手製のアクセサリーの販売(写真右手奥)、アロマオイルを
使ったハンドマッサージ(写真左手)なども、お手頃な価格をつけてやりとりされ、支援金を
集めることができました。
写真右手手前では、復興支援市の様子を写真で見ながら、「来年もやりたいな」
「でもそのためにはどう準備していったら?」等々、話はつきませんでした。

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この日集まった支援金は10,700円。スタッフ、そして参加者全員の協力のおかげです。


それでは、参加者からの感想をご紹介しましょう。

●いろいろなお話が聞けました。少しでも(ホントに少しでしたが)支援もできましたし。
 サンドイッチ、ケーキもおいしかったです。
 また、気楽に参加できるイベントをお願いします!
 復興支援カフェのようなものであれば、次はもっと協力できるように自分でもがんばりたい
 と思います。
 子育てに追われてしまっている毎日に、いい刺激となりました。  (Y.Cさん)

●参加者の一人ひとりがとても魅力的で、興味深いお話ばかりでした。
 アロマのハンドマッサージ、とてもよかったです。被災地のストレスの多いママさんたちにも
 受けてもらいたいなと思いました。
 カフェが最高でした。スィーツもパンもお茶もおいしかったです。
 参加させていただいて、どうもありがとうございました。
 放射能汚染の問題、被災地の復興は、今後も長いスパンで見守り考えてゆくことだと思うので、
 バザーにつづいて今回もこのような企画をたててくださった意義はとても大きいと思います。
 日本には今(世界もですが)、いろいろな問題が起きているので、肩肘張らず気さくに話し合える
 場が、ますます貴重になると思います。
 バザーも、こうしたカフェも、また楽しみにしています。
 ハンドマッサージのようなリラックスできる時間を被災地の方は欲しているのではないかと
 思います。実際、そうしたボランティアが喜ばれている話を聞いたことがあります。 (M.Sさん)


だいちサークル・までい。サークルの名称を「までい」にしたのも、震災後、東北の生産者からの
話を聴いたのがきっかけとのこと。「までい」は神奈川県の藤沢、鎌倉等湘南方面が拠点ではあり
ますが、他の地域でも、「までい」のように、暮らしの中から復興支援に関わる活動が展開されると
いいですね。
                                      (だいちサークル担当 事務局)





2013年10月11日

9/28【おさかな喰楽部】いわきサイエンスカフェ

おさかな喰楽部では、福島第一原発事故以降、日本の海を守る、考えるということで、福島の漁師とコンタクトをとり、情報交換などを行なってきました。
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「いわきサイエンスカフェ」は、いわき市が中心となり、漁師や漁協、大学関係者などが集まり、放射能の海に対する影響など様々な勉強会を2011年から20回以上実施しています。大地を守る会「おさかな喰楽部」では、「いわきサイエンスカフェ」の中心メンバーである川辺みどりさん(東京海洋大学准教授で大地を守る会の会員でもあります)のお声掛けで、事故以降の消費者の反応をお伝えしたり、意見交換などを行なってきました。
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9/28にいわき市の福島県水産会館で行われた「いわきサイエンスカフェ」に吉田が参加してきました。今回は、福島県水産試験場の神山さんから、福島沖の放射能のモニタリング検査結果の報告と今後の活動の方向性について話し合われました。
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福島県水産試験場では2011年4月から述べで13000件以上のモニタリング検査をおこなっています。特徴としては魚種ごとに調べるのはもちろん、海岸からの距離、水深などを精査し、沿岸の魚は大丈夫なのか?深いところの魚にはどんな影響が出ているのかということをわかりやすくまとめていることです。
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大変素晴らしいと思うのは、高い傾向の魚についてもきちんと報告している点で、これをふまえた上で低い傾向の魚、ほとんど検出されない魚を特定し、それを対象として試験操業につなげている点です。
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原発事故直後は、100Bqを超える魚が50%以上ありましたが、現在では5%程度まで減少しているそうです。そして、沿岸の魚ではまだ多くの影響が見られるものの、沖合の深いところの魚、貝類・エビ・カニ・タコ・イカからはほとんど検出されることはありません。
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食べて応援しようとは簡単には言えません。しかし、放射能の検出が無いことをこんなにも真剣にデータを取り、情報開示している水産関係者がいることは、評価されるべきだと思います。
久之浜のある漁師さんは、震災前には2時間網を引いてもなかなか魚が獲れることが少なくなっていたけど、今では、30分も網を入れるとあげれないほど獲れると言います。
本意ではないけれど、操業を止めていた結果、資源が回復しているのです。
簡単はないけれど、福島の海が豊かさをとり戻し、ここで漁業が営めることが日本の水産の発展にもつながると思います。きれい海でおいしい魚が、継続的に取り続けることができるように願っています。
そのためには、繰り返し汚染水漏れを繰り返し、そのたびに、実体以上の不安感を与える、福島第一原発の事故処理が真っ先にすすめられなければなりません。
「子どもたちの未来のために、美しい大地ときれいな海を取り戻そう」おさかな喰楽部では、これからも福島の漁業関係者とつながり、皆さんに情報をお伝えしていきたいと思います。

*福島県のモニタリング結果については「福島県水産試験場のホームページ」を検索してご覧になってください。


2013年10月 7日

~未来につながる!~大地を守る会の放射能連続講座Ⅱ 第7回(最終回)

~未来につながる!~大地を守る会の放射能連続講座Ⅱ 第7回(最終回)
『鎌田實さんが語る、希望 ~子どもたちの未来のために~ 』
講師:鎌田 實さん(医師・作家。諏訪中央病院名誉院長)
2013年10月4日(金)13:30~15:30日比谷図書文化館 コンベンションホールにて。

「大地を守る会の放射能連続講座Ⅱ」の最終回は、地域医療のパイオニアであり、
「日本チェルノブイリ連帯基金(JCF)」理事長としてチェルノブイリへの医療支援を
長く続けてこられた諏訪中央病院名誉院長、鎌田實先生にお願いしました。
テーマは「未来への希望」です。
悲惨な原発災害を経験してしまった私たちは、この困難をどう乗り越え、
どんな希望を未来に残すことができるのでしょうか。
講座の最終回にあたり、明日からの生きる力を、皆さんと一緒に分かち合いたいと思い、 開催しました。

●鎌田 實(かまた・みのる)さん
医師・作家。1948年東京生まれ。東京医科歯科大学医学部卒業。39年間、医師として地域医療に携わり、チェルノブイリ、イラク、東日本の被災地支援に取り組む。2011年日本放送協会放送文化賞受賞。著書に、ベストセラー『がんばらない』をはじめ、『アハメドくんのいのちのリレー』『がまんしなくていい』(以上、集英社)、『よくばらない』(PHP研究所)、『ウェットな資本主義』(日本経済新聞出版社)、『チェルノブイリ・フクシマ-なさけないけどあきらめない』(朝日新聞出版)など多数。現在、諏訪中央病院名誉院長、「日本チェルノブイリ連帯基金(JCF)」理事長。
●司会:戎谷徹也(えびすだに・てつや)
(株)大地を守る会事業戦略部 放射能対策特命担当


2013年9月27日

~未来につながる!~大地を守る会の放射能連続講座Ⅱ 第6回

~未来につながる!~大地を守る会の放射能連続講座Ⅱ 第6回

「福島と語ろう!~3.11を乗り越えて~」

未曽有の大震災と放射能災害という苦難に対して、

ひるむことなく立ち向かってきた福島県の3名の生産者を

お招きし、お話をうかがいました。

(8月31日(土)YMCAアジア青少年センター・国際ホールで開催。)

ゲスト:須賀川市・稲田稲作研究会 伊藤俊彦(いとう としひこ)さん、

二本松市・ゆうきの里東和ふるさとづくり協議会 佐藤佐市(さとう さいち)さん、

いわき市・福島有機倶楽部 阿部拓(あべ ひらく)さん。

コーディネーターは、一貫して福島の生産者を支援し続けてきた

出版社「コモンズ」代表の、大江正章(おおえ ただあき)さん。


あの日から2年半近く。

何を思い、どう立ち向かってきたのか、

そしてどこまで辿りついてきたのか、

いま消費者に伝えたいことは...

思いのたけを語っていただきました。

私たちが"3.11を乗り越えて"前に進むためには、

生産と消費のつながりを取り戻す作業が欠かせません。

語り合い、希望を確かめる、そんな場になることを願って開催しました。


当日の講座の内容について、くわしくは、下記のサイトを御覧ください。

「大地を守る会の放射能連続講座Ⅱ 第6回」(全ての内容の録画・録音)

/cp/renzokukouza2/

「大地を守る会のエビちゃん日記"あんしんはしんどい"」

(放射能連続講座の司会の戎谷徹也のブログです。)

9月の10日、12日付のブログに当日の報告が載っています。

/blog/ebichan/




2013年9月26日

~未来につながる!~大地を守る会の放射能連続講座Ⅱ 第5回

~未来につながる!~大地を守る会の放射能連続講座Ⅱ 第5回

『 "福島の今" から学ぶ ~原発 23㎞ での医療支援を通じて~ 』を

2013年7月25日、国立オリンピック記念青少年総合センターで、

血液内科医の坪倉正治(つぼくら・まさはる)さん

(東京大学医科学研究所研究員、南相馬市立総合病院非常勤医)を

講師にお招きし、福島の今を見つめ、

私たちに何が求められているのかを考えました。

 坪倉さんは2011年4月から福島での医療支援活動に入り、

今も週の半分は現地で医療・調査活動に従事され、

住民の内部被ばく検査や放射能に関する相談などに応じています。

震災と原発事故から2年経ち、福島の現状はどうなっているのか、

そこから学ぶべきことは何か、現場で苦悩されてきた医師の声に耳を傾けました。

坪倉正治さんは、東日本大震災発生以降、毎週月~水曜日は福島に出向き、

南相馬市立総合病院を拠点に医療支援に従事しています。

当日の講座の内容について、くわしくは、下記のサイトを御覧ください。

「大地を守る会の放射能連続講座Ⅱ 第5回」

/cp/renzokukouza2/

「大地を守る会のエビちゃん日記"あんしんはしんどい"」

(放射能連続講座の司会の戎谷徹也のブログです。)

8月の7日、8日、10日、12日に当日の報告が載っています。

/blog/ebichan/2013/08/










2013年8月14日

食物アレルギー対応キャンプ-「夏休み環境教育キャンプ2013」-報告②


 ・「福島子どもプロジェクト」のひとつ

 大地を守る会では、3.11の震災の際に、会員の方々からいただいた寄付でつくった、「大地を
 
 守る震災復興支援基金」(現在、「大地を守る第一次産業支援基金」)の中から、震災弱者支援の

 ために、福島子どもプロジェクトを実施しています。その活動としては、


 などがあります。 アトピッ子地球の子ネットワークさんも、震災後、アレルギー患者に食材を

 運んだり、福島から山形に避難している方にお米を届けたりされています。また、このキャンプにも

 被災地域からの参加者がいます。 その事業に対し、福島子どもプロジェクトから拠出しています。


 ・夜のレクレーション

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 2日目の夜には、韓国からのお客さまと、子ども

 たちとで、伝統的な楽器を使って音楽や踊りを

 楽しむプログラムがありました。

 偏見ととらないでいただきたいのですが、普段は

 アレルギーで引っ込み思案ぎみな子どもたちだ

 そうですが、この夜は本当に楽しそうでした。

 




 ・最終日(3日目)の朝

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 朝食は焼き鮭がメインディッシュ。
 
 この日も朝からジリジリ暑い! 


 
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 前泊(8月7日から)しているボランティア

 スタッフたちには4日目の朝で、相当に

 疲れているはずですが、そんな様子は

 みせずに頑張っています。

 







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 この日のみそ汁にも、大豆や小麦が

 使用されていないあわみそやひえしょうゆ

 といったものが使われています。

 冬瓜と大根は大地を守る会提供です。


 朝食のあとは、炎天下、テントをたたむ

 作業が待っています!

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3日目で、子どもも疲れ気味。ボランティアが

心配して様子をみています。











 ・振り返りの時間
 
 参加者のプログラムの最後は、全員で3日間の振り返りです。
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 保育プログラム、子どもプログラムのそれぞの班ごとに、

 思い出や自分の作品を発表します。








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 子どもプログラムを受け持った大学生ボランティアは、自分たちの

 受け持ち班の様子を楽しげに語りました。










 ・本当に最後の時間

 参加者のみなさんが帰ったあと、ボランティアスタッフと事務局スタッフで、反省&報告会です。

 赤城事務局長からは、このキャンプでも、調布市での誤食死亡事故以降、学校給食での対応で

 苦労されている保護者の方からお話しを受けたという報告がありました。このキャンプの参加者

 は、想像するに、アレルギーの重篤な方の割合が高いのでしょう。そういった方々は、学校給食

 において、いろいろなご苦労があると聞きます。

 また、ある子どもは、学校では、周りとなじめずに授業に参加するのもつらかったのに、この

 キャンプでは、ボランティアスタッフとも打ち解けて楽しく過ごすことができたという報告もありました。

 「上り坂を登っていると後ろから押してくれたり、疲れている様子をみせると肩をたたいてくれたり、

 優しいところを見せますね」と。こういった報告が、吉澤代表、調理責任者の高嶋さんや多く

 の事務局スタッフ、ボランティアスタッフにとってどれほど力となり、疲れを吹き飛ばしてくれること

 でしょうか。


 最後にみんなの笑顔をお届けして。
 

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        (ボランティ&スタッフ。ご苦労様でした!)





2013年8月13日

食物アレルギー対応キャンプ-「夏休み環境教育キャンプ2013」-報告①


 イベント:夏休み環境教育キャンプ2013
 日時:2013年8月8-10日
 場所:神奈川県藤野芸術の村
 参加者:子ども約40、保護者約30、ボランティア&スタッフ約50、総勢約120名

 ・「夏休み環境教育キャンプ」

 食物アレルギーなどで、普通のアウトドアには気軽に参加しずらい子どもたちに思いっきり遊んで

 もらうことを願って、アトピッ子地球の子ネットワークが毎年この季節に開催しているキャンプの紹介

 をします。いくつかの会社や生協さんも協賛されている中で、大地を守る会も十数年前から、野菜

 を中心に、このキャンプに食材を提供させていただいています。今年も、大地を守る会の会員の方

 が数組参加されていらっしゃいました。


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 (手前がテントサイト、奥が食事を準備する釜場)



 ・すべての食事はボランティアとスタッフの手作りで!

 2泊3日の全ての食事は全部この釜場で  
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 手作り。約120人のための食事のために

 は、朝8時食事開始だと5-6時からおきて

 火おこしから準備です。

 8月9日-10日などは藤野も35度。そして

 火のそばはまさしく猛火!そんな中でも、

 大学生を中心としたボランティアスタッフ


 
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  は明るくお互いにいろんなおしゃべりを

 して、楽しみながら料理をしています。

 そんな様子は暑さも吹き飛ばし、こちらも
 
 元気をもらえた気分でした! 
 
 
 
 
 
 
 
  

 ・保護者のプログラムも紹介

 普段、お子さんの食事で大変なご苦労をされ  
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 ているお母さんたちは、このキャンプではしばし

 そのデューティーから開放されます。

 そんな彼女たちのためのプログラムが準備されて

 います。キャンプ場を降りていったところに

 ある川の散策。谷の底にあるためと水のおかげで

 おそらく2-3度は体感温度が低かったでしょう。
 


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 30分ほど行くと、小さい滝にも出会えます。

 最近、この付近では熊の目撃情報もあり

 用心しながら進みつつ、ちょっとしたアド

 ベンチャー気分を味わったみなさんです。

 








 ・食物アレルギーに特化した食事

 参加する子どもたちは、いろんなアレルギー  
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 を持っています。参加者からは事前に周到

 な聞き取り調査が実施されており、細心の

 注意が払われています。

 この焼きそばは原料がきび。となりには

 「あわ」のものも用意されています。

 子どもたちは自分にあったものを選びます。




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 こちらの和え物には、大豆や小麦を使用

 していない、「キヌア」が原料の醤油で

 調理されています。このように、料理は

 やはりスペシャルなものが用意されて

 います。キャベツ、たまねぎ、にんじん、

 小松菜は、大地を守る会提供です。
 








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 子どもたちも、少し普通とは違っていて、「これは食べれるかな?」と聞いてきたりします。 

 食物アレルギーの人が食べられるものばかりなのに、子どもたちは確認せずにはいられ

 ないのです。

 こういうやりとりを聞いていると、なごやかなキャンプにあって、8月1-2日に聞いたばかりの

 夏期学校給食学習会での調布市で起こった、学校給食による食物アレルギー誤食死亡

 事故のことが頭によぎったりもしました。

 でも、子どもたちやボランティアの笑顔と楽しそうな会話、食事風景を見ながら、2日目の

 夕食はすぎていきました(報告②に続く)。
 
 
 









2013年7月24日

大地を守る会のお米で被災者支援

地を守る会では、「大地を守る会のお米生産者」、「NPOアトピッ子地球の子ネットワーク」と協力して、放射線被ばくを避け福島から山形へ避難している被災者支援を行ないました。

6月9日(日)に米沢市で開催された東日本大震災被災地支者支援バザー」に
大地を守る会のお米生産者より、償でお米の支援をいただき、
「大地を守る第一次産業支援基金」から精米やパック作業、送料などを拠出し、
2重生活を強いられているさなお子さん連れのご家族の支援を行ないました。

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今回の支援について、大地を守る会のお米の生産者へ連絡をしたところ、24の団体・個人生産者からあっという間に7,680kgものお申し出をいただきました。 seisannsyaitiran.pdf

当日は、バザー開始前から多くの人が集まり始め、350家族位が参加をされました。今回持参したお米(5kgパック200袋)は、約30分くらいで完売となってしまいました。

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このバザーは、10円バザーとして、日用雑貨や本や洋服などが10円で販売されますが、
お米は1袋500円で販売されました。
この売上げは、また次回のバザーで販売する商品購入やバザーの経費に使われます。
大地を守る会のお米は8月、10月、12月とあと3回、出品できる予定です。

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米沢には今も約3000人が避難生活を続けています。子どもたちを放射能から守りたい、内部被ばくの少ない食べ物を食べさせたいと願うお母さんたちの切実な気持ちです。しかし、福島県外に避難している世帯には補助は出ません。平日はお父さんは福島で働き、週末だけ家族で山形で暮らすという厳しい2重生活が重くのしかかっています。

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大地を守る会が提供したお米は、安心して食べることができると、たくさんのお声掛けをいただきました。また、粉ミルクや紙おむつの需要がまだまだ多いことに、あらためて、気付かされました。

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大地を守る会では、これからも「アトピッ子地球の子ネットワーク」とこのバザーを支援していきます。
また、独自の支援活動としては、皆さまからご寄付いただいた基金を活用して、「福島子どもプロジェクト」を展開しています。
今年の春休みに行った「つながる福島・長崎ツアー」につづき、8/3から伊東の無添加天日干し「島源商店」の協力を得て、南相馬の子どもたち5人を「つながる福島・伊東ツアー」予定しています。4泊5日の保養ツアーですが、空中線量を気にすることなく、伊東の海を満喫してほしいと思います。











2012年10月26日

秋晴れのバーベキュー大会


10/20(土)、こどもの国(神奈川県)において

今年の春、5月20日に第一回を企画した「バーベキュー」大会。定員を大幅に超える応募がありました

ので、この秋、10/20と11/10の2回、開催することになりました。今回は、10/20の様子をお伝えします。

この日は、涼しい空気が気持ちいい晴天になり、申し込まれたほぼ全家族(24)の方が参加され、

総勢で150名を超える規模となりまた。


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(写真:会場の様子)


会場は、10人で一つの木のテーブルが配置され、家族単位で、ゆったりとくつろげます。

今回の企画は、大地を守る会を代表する、二つの産地のお肉を食べるもの。一つが、山形村の

短角牛。もう一つが、仙台黒豚会の豚肉です。この日のために、それぞれの産地から、生産者の

方も、自分たちが丹精こめてつくったお肉を食べていただける消費者に会いに来場されました。


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(写真:生産者の方々 左から職員の中井、仙台黒豚会の久保至勇(よしゆき)さん、
山形村の大畑勝美さん、石羽根忠志さん、柳久保一幸さん)


みなさんに提供したお肉は、短角牛と黒豚会の豚肉の半分ずつ。大人:300g、子ども:150g。
ボリューム満点だったと思います。


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(写真:この日のお肉。左が短角牛、右が仙台黒豚会の豚肉


一つのテーブルには、網とアルミ板が用意されていて、焼肉のほかにも、アルミ板では、焼きソバ

や焼きうどんを楽しまれている家族もいました。お肉に加えて、大地を守る会からは、たまねぎ、

にんじん、キャベツ、ピーマン、きのこ類も用意しました。


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(写真:奥が網、手前がアルミ板


バーベキューが始まると、みなさん、ご家族で食事を楽しまれました。その輪の中に、生産者の方々

が入っていかれ、震災後の山形村や仙台の様子、牛や豚の飼育について、消費者の方と

お話されました。


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(写真:右が久保さん。左が遅れて登場の仙台黒豚会の小原文夫さん


仙台黒豚会の小原文夫さんは、広い「こどもの国」の園内で迷子になり、遅れての登場でしたが、

到着するやいなや、かなりのマシンガントークで、消費者の方を笑わせていました。


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(写真:消費者会員の方とお話しされる小原さん



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(写真:久保さん


今回来場された久保至勇(よしゆき)さんは、お父さんが長年、仙台黒豚会を支えて来られました。

昨年の震災で、久保さんのところも被害をうけ、それをきっかけに、息子さんが家業に参加され

ました。お父さんとしても、こころ強いことでしょう。


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(写真:山形村の大畑さん


山形村の短角牛も、仙台黒豚会の豚肉も、すべて高感度の器機で放射線量を計測し、不検出と

なっていますが、震災以降、やはり、販売には苦労しています。どちらも大地を守る会が「顔の見える

関係」を築いてきた大切な産地。これからも、関係を大切にし、「食べて応援」していきたいと思います。


山形村短角牛のマスコット、「たんくん」も登場し、子どもたちの大人気になっていました。


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2012年5月29日

イベント案内:6月2日(土) 被災者支援プロジェクト 「おしゃべり市場in東京タワー」


スカイツリーのオープンで、今や俄然、影の話題スポット、「東京タワー」でイベントあります。

アトピー・アレルギーキャンプなどでおなじみの、「NPO法人アトピッ子地球の子ネットワーク」が
主催のイベントが東京タワーで開催されます。

●日時
2012年6月2日(土)12:00~16:30

●会場:東京タワーフットタウン1階特設会場
     東京都港区芝公園4-2-8 TEL03-3433-5111

●交通
◎都営三田線 御成門駅A1出口より徒歩6分
◎都営大江戸線 赤羽橋駅赤羽橋口より徒歩5分
◎JR山手線・京浜東北線 浜松町駅北口より徒歩15 分
◎東京メトロ 日比谷線神谷町駅1出口より徒歩7分
◎都営浅草線 大門駅A6出口より徒歩10分
*会場地図:東京タワーHP

●概要
福島の原発事故から避難してきた親子や高齢者が、山形県米沢市に約4千人暮らしています。
米沢の県外避難者と首都圏に暮らす子育て世代の遠距離でもゆるやかな支えあいを目的として、
農産物や加工食品やアレルギー対応商品や農産物の市場を開催。売上の10%を被災者支援
活動に寄付します。

●内容
おしゃべり市場 12時~16時半
新鮮な産直野菜、安心の加工食品、食物アレルギーやアトピー性皮膚炎の人が購入
できる商品も盛りだくさんの市場を開催します。売り上げの10%は、被災者支援の窓口
「ボランティア山形」に届けられ、被災者支援に役立てます。

山形県米沢市と東京を結んで「スカイプ交流会」 13時~14時
山形県米沢市に福島から県外避難している人と、東京の会場をスカイプで結んで
おしゃべりします。避難先の暮らしの様子をビデオレターでもお伝えします。聞きたいこと、
教えてほしいことを互いに問いかけます。

福島からの避難者にお便りやメッセージをみんなで書きます
会場にはハガキや便箋を用意します。スカイプの向こうに見えていた山形県米沢市
の参加者の皆さんに向けて、質問したり応援メッセージを書きます。匿名の「被災者」
ではなく、「何番目に話してくれたあの人」と、少しでも具体的で互いの顔が浮か
ぶような交流の場を作り思います。

「あげます」「ください」のボードを作ります--避難者が必要なものをマッチング
会場には「ください」のメッセージがボードに貼りだしてあります。
「赤ちゃん用おむつ」「おぶいひも」「風よけに使える銀マット」
「3歳用衣類(きれいに洗った物)」など、内容は様々。参加者は、
自分にできそうだと思ったカードを外して担当者のところに持っていき
「私がこれをあげます」と伝えます。こんなマッチングを会場で実現します。
「ください」のボードにないものでも、あげたいものがあれば「あげます」
の用紙に記入して担当者に渡すと、後日、山形の「あげます」ボードに貼り
だされマッチングを待ちます。

[山形県米沢市に避難した人の救援依頼内容の一部]
「夫を福島に残し母子で避難してきました。完全な二重生活で生活に窮しています。
借り上げ住宅にやっと入れたのですが、古い建物でカビとほこりに悩まされています。
床下の防寒対策ができていないため寒くて困っています。軽い喘息のあった長女が
こちらにきて症状が悪化し毎日吸入しています。下の子はアトピー性皮膚炎が
ひどくなりました。アレルギー用の石鹸類を購入できるお店がどこにある
のかわからずにいます。助けてください」

   
■問い合わせ
NPO法人アトピッ子地球の子ネットワーク → URL
tel.03-5948-7891 fax.03-5291-1392
〒169−0051東京都新宿区西早稲田1-9-19-207

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2012年2月14日

【復興支援】食べものつなげるプロジェクト第36回ご報告

5月7日(土)よりスタートした新鮮な季節の野菜など加工食品を
避難所に継続的に届ける「食べものつなげるプロジェクト」、
第36回1月4日のご報告です。

今回は食べものつなげるプロジェクトの一環として、
福島県の家族を放射線量の低い千葉県南部に
短期間受け入れる「フクシマ・スマイル プロジェクト」
(主催:パーマカルチャー井戸端会議@ちば)の
滞在期間中の食料を大地を守る会が支援しました。
保養者は、外部被ばくだけで年間1ミリシーベルトを
超えてしまう地域に住んでいるため、
なるべく内部被ばくを避ける食事をしたいと、
放射能測定を実施している大地を守る会に
食材提供依頼の声がかかりました。
短期ですが、安心できる食べもので
元気になってほしいと支援を実施することにしました。

■内容:福島県の家族を、放射線量の低い千葉県南部に
 数日間受け入れ、保養してもらう
 「フクシマ・スマイル プロジェクト」
 (主催:パーマカルチャー井戸端会議@ちば)。
 この滞在期間中の食料を大地を守る会が支援します。 
■日程:2012 年1 月4日(水)~8 日(日) 
■場所:千葉県鴨川市 
■参加:16名(大人8名・子ども8名)


 第36回「食べものつなげるプロジェクト」

▼1月4日(水)お届けの商品
米25kg、豆乳17パック、豆腐25パック、納豆26パック、
かまぼこ2パック、野菜セット5箱

みんなで餅つき。思いっきり外で体を動かします。

ギター演奏にあわせてみんなで歌います。

保養を終えて、主催者は
「おかげさまで、安全でとびきりおいしい食事を
保養家族の方々に提供することができました。
食を選ぶことによって内部被ばくを避けることとともに、
健康的な食事をすることで体の免疫を高める大切さを
少しでもわかってもらえたのではないでしょうか」と
コメントしていました。


大地を守る会 宇田川



【復興支援】食べものつなげるプロジェクト第35回ご報告

5月7日(土)よりスタートした新鮮な季節の野菜など加工食品を
避難所に継続的に届ける「食べものつなげるプロジェクト」、
第35回12月29・30日のご報告です。
今回はお正月食材としてお餅を届けました。

白餅とほんのり黄色をした人参餅の2色セット。
この餅は福島県須賀川市の米生産団体・ジェイラップの
2011年産のもち米を使用し、人参餅に練り込んだ
人参パウダーの原料は、
福島市の野菜生産団体・福島わかば会の栽培した
在来品種・長人参を使っています。
人参餅はほんのり黄色く、幸せを象徴する色として
来年度の被災地復興への願いをこめました。
自宅避難者を支援するとともに、
原発事故以降販売量減少に悩む福島県の生産者も支援したいと
今回のお餅の企画にしました。

白餅とほんのり黄色い人参餅

被災地に向けたメッセージを入れました


■餅について:
○もち米:
米生産団体・ジェイラップ(福島県須賀川市)の 2011年度新米を使用。
※NaI(Tl)ガンマ線スペクトロメーターにより、放射能不検出を確認。
 検出限界値は、ヨウ素131が3.3Bq/kg、セシウム137が3.3Bq/kg、
 セシウム134が5.0Bq/kg。

 ジェイラップは土壌の放射能除染を実施し、実績をあげています。
 除染結果報告についてはこちら:

○人参餅:
福島の在来品種である長人参のパウダーを練りこんだ、
ほんのり黄色い餅。長人参は、大地を守る会の
生産団体・福島わかば会(福島県福島市)の
農薬・化学肥料不使用で栽培されたもの。
60~80cmとごぼうのように長く、中心まで
朱色をしており、香り、味の強い人参です。
福島県では古くから栽培されており、
福島わかば会では20年以上栽培に取り組んでいます。

※今回の長人参は2011年1月に収穫したものを乾燥、
 屋内保管していました。 


 第35回「食べものつなげるプロジェクト」

▼12月29(木)大槌町へお届けの商品
二色切り餅(1.2kg)20セット


▼12月29日(木)雄勝町へお届けの商品
二色切り餅(1.2kg)550セット


▼12月29日(木)北上町へのお届けの商品
二色切り餅(1.2kg)550セット


被災地よりお餅のお礼メッセージが届きましたので、
ご紹介しますね。

■メッセージ
昨年末のお餅のご支援もありがとうございました。
3地区とも大好評で、勿体ないからと冷凍して、
少しずつ頂いているそうです。
ニンジン嫌いの子供たちはニンジンの味が濃厚なので
食べにくかったようですが
ニンジン好きには美味しくて大好評だったそうです。
震災でたくさんの方々が亡くなられたので
お正月はできませんでしたが、
餅を食べ力をつけ皆様から元気をもらい 
この冬を乗り越えようと頑張ってるそうです。


私も味見をしたのですが、人参の味がしっかりして
お雑煮に入れてもいい味がでる
特別なお餅でした!
それとお餅の納品は新年もせまった、12/29。
お餅を作ってくれたジェイラップさんも、
この時期は需要が高いので生産が間に合わないかもしれない...と
おっしゃりながらも、
絶対餅を届けたい!と急ピッチで製造を進めてくれました。

会員のみなさんのご協力が、
福島の生産者と被災地の支援につながっています。
ぜひ今後ともご支援・ご協力お願いいたします!

大地を守る会 宇田川


2012年2月 3日

【復興支援】食べものつなげるプロジェクト第34回ご報告

5月7日(土)よりスタートした新鮮な季節の野菜など加工食品を
避難所に継続的に届ける「食べものつなげるプロジェクト」、
第34回12月25~28日のご報告です。
また、少し遅れてしまいましたが、
いくつかのクリスマスケーキもお届けしました。


 第34回「食べものつなげるプロジェクト」

▼12月25(日)大槌町へお届けの商品
いちご15パック、かぶ1束、ミニカリフラワー3個、れんこん8.5kg、バナナ8パック、小松菜59パック、辛味大根20パック、精肉8パック、ハム・ソーセージ123パック、豆腐・納豆など大豆製品135パック、餃子の皮20パック、麺類20パック、ちくわなど練り物10パック、ヨーグルトなど乳製品64パック、漬物12パック、クリスマスケーキ7個


▼12月25日(日)雄勝町へお届けの商品
エリンギ7パック、オータムポエム1パック、かぶ1束、きのこセット15パック、キャベツ53個、セロリ1個、サニーレタス10個、スイスチャード9パック、スティックブロッコリー1パック、スナックえんどう1kg、なめこ1パック、にら29パック、ひらたけ23パック、ブロッコリー31パック、ほうれん草38パック、ホワイトマッシュルーム7パック、ミニ白菜10個、ラディッシュ9パック、ルコラ13パック、れんこん3.6kg、三浦大根21個、春菊3パック、小松菜9パック、深谷ねぎ5束、水菜4パック、生しいたけ18パック、白菜3個、精肉88パック、ハム・ソーセージ258パック、豆腐・納豆など大豆製品464パック、ヨーグルトなど乳製品185パック、麺類59パック、ちくわなど練り物82パック、餃子の皮24パック、クリスマスケーキ26個


▼12月25日(日)北上町へのお届けの商品
いちご2パック、いんげん6.7kg、えのきたけ49パック、エリンギ36パック、オータムポエム10パック、かぶ162束、きのこセット3セット、キャベツ45パック、きゅうり51.7kg、セロリ60kg、サニーレタス6個、スイートバジル12パック、スイスチャード1パック、スティックブロッコリー7パック、スナックえんどう0.5kg、セリ30パック、ターサイ9個、トマト12.6kg、なす9パック、なめこ34パック、にら61パック、パセリ6パック、パプリカ8パック、バナナ76パック、ピーマン4.6kg、ひらたけ9パック、ぶなしめじ38パック、ブラウンマッシュルーム4パック、ブロッコリー113パック、ベビーリーフ12パック、ほうれん草168パック、ホワイトマッシュルーム8パック、まいたけ35パック、ミニ白菜11個、みぶ菜1パック、ラディッシュ2パック、レタス90個、レンコン90.5kg、菜花98パック、春菊36パック、小松菜98パック、深谷ねぎ19束、大根93本、水菜34パック、しいたけ1パック、青しそ47パック、ねぎ204束、白菜93個、葉にんにく9パック、ハム・ソーセージ376パック、豆腐・納豆など大豆製品545パック、餃子の皮22パック、麺類72パック、ヨーグルトなど乳製品209パック、ちくわなど練り物39パック、クリスマスケーキ26個


被災地と仲介してくださっている
東北復興支援団体・祈望(きぼう)さんから
メッセージをいただきましたので
ご紹介しますね。
みなさんの喜びの様子がとても伝わってきて、
本当にうれしい気持ちになりました!
これも大地を守る会の会員のみなさんからの
ご協力があってこそ、です。
会員さんの支援金が、
被災地のみなさんへのクリスマスプレゼントに
なりました。


●東北復興支援団体・祈望からのメッセージ
今週も、雄勝町、北上町、大槌町にたくさんの
ご支援をいただき、誠にありがとうございました。
このたびも沢山のご支援を頂き、
皆さんとても喜んでいらっしゃったそうです。
第一便で野菜とイチゴ、第二便で加工品、
ケーキが到着しました!

みなさん大変喜んでおり、空に手をあわせて
感謝の意味を込め拝んでいたそうです。
野菜と加工品が到着したとき、
皆さん有り難くて泣いていたそうです。

今回はロールケーキとホールケーキも何個か届いて、
子供たちも親御さん方もとても喜んでくださったそうです。
震災以来、子供たちの最高の笑顔が見れました。
親御さん方は この最高の笑顔を見て涙してました。
本当に感謝してます。
このクリスマスを通じてたくさんの方からも
プレゼントをいただき、被災地に少し笑顔が戻りました。
寒くて厳しい毎日ですが、生きてる幸せを感じる事が
できて感謝の気持ちでいっぱいです...と
コメントいただいております。

また、大槌町からは、
大地を守る会からのケーキ、加工品大好評です。
野菜は鮮度がよくシャキッとしていますし
納豆、ヨーグルト、ベーコン等味が濃いと言うか
食材の味が最高です。
ケーキは子供達のいる家庭に配布しましたが、
親の口に入る間もなく完売し
スミマセン味のコメントできないそうです。
ですが子供達の食べっぷりから美味しいでしょうねと
言ってくれました。
素晴らしいクリスマスになり感謝いたします。
また、月曜日の加工品は賞味期限もながく
最高でした!と皆さんから大好評でした。
有り難うございます。と喜びのコメントをいただきました。

みんな感動して泣いてたそうです。
野菜で沢山の方々が救われたことに
胸がいっぱいになりました。
大地を守る会の皆様、生産者の皆様、
物流の皆様、会員の皆様にもよろしくお伝えください。

年末のおいそがしい中、
ご支援調整していただきまして、感謝致します。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。

東北3県は雪も積もり、本格的な冬の季節になりました。
まだストーブの無いご家庭もあるので、
いま一生懸命に集めて届けている所です。
年末年始も頑張ります!

写真を添付します。
北上町の女子中学生がいただいた材料で
つくったケーキもありました!
ありがとうございます!




大地を守る会 宇田川


2012年1月13日

【復興支援】食べものつなげるプロジェクト第33回ご報告

5月7日(土)よりスタートした新鮮な季節の野菜など加工食品を
避難所に継続的に届ける「食べものつなげるプロジェクト」、
第33回12月18~20日のご報告です。


 第33回「食べものつなげるプロジェクト」

▼12月18(日)大槌町へお届けの商品
きのこセット5パック、キャベツ23個、ターサイ16個、なす14パック、ほうれん草14パック、ラディッシュ16パック、バナナ5パック、深谷ねぎ30束、ハム・ベーコン65パック、豆腐・納豆など大豆製品46パック、焼きそば23パック、ヨーグルトなど乳製品46パック、ちくわなど練り物62パック


▼12月18日(日)雄勝町へお届けの商品
いんげん3.7kg、アスパラ19パック、かぶ70束、きゅうり27.9kg、サニーレタス81個、スティックブロッコリー74パック、セリ23パック、にら12パック、ピーマン8.8kg、ほうれん草77パック、みぶ菜4パック、ルコラ6パック、レンコン34.3kg、バナナ7パック、春菊194パック、小松菜71パック、大根136パック、青じそ52パック、長ねぎ169束、白菜130個、ハム・ソーセージ181パック、豆腐・納豆など大豆製品171パック、マヨネーズ60本、焼きそば10パック、漬物24パック、ヨーグルトなど乳製品296パック、ちくわなど練り物185パック


▼12月18日(日)北上町へのお届けの商品
エリンギ79パック、かぶ114束、キャベツ129個、セロリ20.5個、サニーレタス3個、スイスチャード4パック、スティックブロッコリー25パック、スナックえんどう3.1kg、チンゲン菜11パック、トマト8.7kg、パセリ31パック、ベビーリーフ17パック、ほうれん草19パック、ミニトマト1.1kg、ミニ白菜36個、レタス43個、れんこん7.8kg、下仁田ねぎ14束、京菜7パック、菜花43パック、バナナ11パック、春菊40パック、小松菜135パック、深谷ねぎ97束、水菜41パック、大根62本、長ねぎ75束、白菜30個、
葉ねぎ151パック、ハム・ソーセージ319パック、豆腐・納豆など大豆製品264パック、焼きそば10パック、ヨーグルトなど乳製品203パック、ちくわなど練り物148パック、餃子の皮7パック


大地を守る会 宇田川


【復興支援】食べものつなげるプロジェクト第32回ご報告

5月7日(土)よりスタートした新鮮な季節の野菜など加工食品を
避難所に継続的に届ける「食べものつなげるプロジェクト」、
第32回12月11~13日のご報告です。


 第32回「食べものつなげるプロジェクト」

▼12月11(日)大槌町へお届けの商品
サニーレタス1個、ターサイ8個、トマト8.2kg、ブロッコリー12パック、ベビーリーフ11パック、カリフラワー6パック、ラディッシュ16パック、レタス4個、春菊6パック、小松菜20パック、大根16本、白菜15個、ハム・ソーセージ52パック、豆腐・納豆など乳製品49パック、春巻きの皮8パック、焼きそば3パック、漬物24パック、ちくわなど練り物17パック、ヨーグルトなど乳製品25パック


▼12月11日(日)雄勝町へお届けの商品
いんげん10パック、えのきたけ1パック、エリンギ17パック、かぶ36パック、きのこセット6パック、キャベツ56個、きゅうり10kg、スイートバジル8パック、スナックえんどう1.6kg、トマト76.6kg、パセリ17パック、ぶなしめじ18パック、ブロッコリー113パック、ほうれん草130パック、ミニトマト32.5kg、ミニ白菜52個、ルコラ10パック、レンコン39.5kg、菜花19パック、大根80本、バナナ9パック、春菊34パック、小松菜118パック、深谷ねぎ44束、長ねぎ34束、葉にんにく11パック、葉ねぎ24パック、ハム・ソーセージ101パック、豆腐・納豆など大豆製品84パック、ヨーグルトなど乳製品182パック、ちくわなど練り物66パック


▼12月11日(日)北上町へのお届けの商品
いんげん0.7kg、アスパラ24パック、かぶ159束、きゅうり26kg、セロリ21パック、スイスチャード3パック、スティックブロッコリー25パック、チンゲン菜27パック、トマト29.2kg、なす7パック、なめこ14パック、にら35束、パプリカ14.6kg、ひらたけ2パック、マッシュルーム15パック、ブロッコリー40パック、ほうれん草92パック、まいたけ27パック、ラディッシュ5パック、レタス2個、バナナ4パック、春菊18パック、小松菜42パック、水菜49パック、しいたけ8パック、大根49本、青じそ35パック、仙台雪菜4パック、長ねぎ123t場、白菜45個、葉にんにく3パック、精肉34パック、豆腐・納豆など大豆製品246パック、ハム・ソーセージ222パック、キムチ96パック、ヨーグルトなど乳製品40パック


食べものをお届けしている先のみなさんから
メッセージが届きましたので、ご紹介しますね。

●大槌町からのメッセージ
添付の写真は、大槌町に到着した加工品のご支援と、
釜石で行なわれた虎舞フェスティバルの様子です。
ご支援が到着して配布後、すぐに隣町の釜石市で
郷土芸能の虎舞フェスティバルが開催されました。
大槌町からも虎舞が復興を願い参加しました。
寒さ厳しい中、大人も子供たちも頑張って舞を披露しました。
釜石市と大槌町の虎舞の団体が晴らしい舞を披露しました。
12月17日には、大槌町のお菓子屋さんが
仮設店舗でお店を再開することになりました。
ご主人を津波でなくされ廃業を考えていましたが、
地域の皆さんに後押しされやっと再開にこぎ着けました。
また、町内の大工さんも17日から再開することになりました。
感謝致します。

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●雄勝町からのメッセージ
この度もご支援をいただき大変有難うございました。
大変美味しい野菜と加工品に、勝地区一同、感謝致しております。


●北上町からのメッセージ
いつも沢山のご支援をいただきありがとうございます。
大地を守る会様のヨーグルトと牛乳!
被災地 気仙沼のパン屋さん復活の
懐かしのパンとコラボです!
気仙沼のパンは、北上、南三陸、気仙沼界隈では
ブランドのような有名なパンでした。
ようやく仮設工場から再開しました。
店舗がないので車で移動販売をしています。
コッペパンのクリームパン、
黒糖のクリームパンが1つ80円です。
震災後からものすごい苦労をされて復活したパンは、
安い値段で被災地の皆さんにお届けしてくださっています。
経費も相当きついはずですが、
地元のために頑張ってくださって有り難いです。
あと、北上と南三陸の境目の「神割崎」の
レストランと八百屋さんも来年再開することになりました。
昔神様がいさかいを仲裁するために、
岩をまっぷたつに割ったと言われる場所です。
今は野菜が高騰中でなかなか手が出せませんが、
来年仮設店舗で再開できるようにと頑張っています。
もし、大地を守る会様との連携が可能であれば
地元の雇用にも繋がるかもしれないと考えています。
大地を守る会様からのご支援で一歩一歩前進出来るようになりました。


大地を守る会 宇田川


【復興支援】食べものつなげるプロジェクト第31回ご報告

5月7日(土)よりスタートした新鮮な季節の野菜など加工食品を
避難所に継続的に届ける「食べものつなげるプロジェクト」、
第31回12月4~6日のご報告です。


 第31回「食べものつなげるプロジェクト」

▼12月4日(日)大槌町へお届けの商品
いんげん2.3kg、きゅうり3.2kg、サラダほうれん草4パック、スイスチャード5パック、なめこ11パック、ほうれん草16パック、マッシュルーム2パック、みぶ菜3パック、レタス17個、春菊14パック、小松菜4パック、深谷ねぎ39束、大根21本、ハム・ソーセージ26パック、豆腐・納豆など大豆製品41パック、餃子の皮4パック、焼きそば2パック、卵製品3パック、ヨーグルトなど乳製品37パック


▼12月4日(日)雄勝町へお届けの商品
アスパラ18パック、かぶ120束、キャベツ130個、きゅうり118.5kg、セロリ6パック、スイートバジル7パック、ターサイ8個、チンゲン菜11パック、にら44パック、パセリ17パック、ブロッコリー180パック、ほうれん草81パック、ルコラ5パック、レンコン19.1kg、ねぎ35束、春菊19パック、小松菜236パック、水菜25パック、青じそ23パック、大根119本、長ネギ96束、白菜55個、ハム・ソーセージ86パック、豆腐・納豆など大豆製品58パック、ヨーグルトなど乳製品66パック、ちくわなど練り物11パック


▼12月4日(日)北上町へのお届けの商品
かぶ108束、キャベツ14個、きゅうり29.8kg、サニーレタス48個、スティックブロッコリー17パック、すなっくえんどう0.4kg、なす8パック、にら148パック、パプリカ12kg、ピーマン14パック、ブロッコリー33パック、ベビーリーフ133パック、ほうれん草2パック、ミニトマト17.6kg、ミニ白菜8個、ラディッシュ11個、レタス54個、れんこん19.8kg、大根97本、春菊46パック、小松菜184パック、長ねぎ136束、白菜19個、葉ねぎ199パック、ハム・ソーセージ77パック、豆腐・納豆など大豆製品119パック、ヨーグルトなど乳製品127パック、ちくわなど練り物20パック


この食料支援を仲介してくれている
東北復興支援団体・祈望(きぼう)さんから
コメントを送ってくれたのでご紹介しますね。
いつでも美味しいものを食べると幸せになりますね!

●祈望からのコメント
日・月・火と続けてご支援いただくようになってから、
食生活の偏りが改善され
また、他の地区の困っている方にもご支援を
お届けすることが出来て新鮮で味も濃く美味しいと評判で
皆さん大喜びで明るくなったように思います。
美味しい食べ物が笑顔と希望に繋がっていることを
実感しているそうです。


大地を守る会 宇田川



【復興支援】食べものつなげるプロジェクト第30回ご報告

5月7日(土)よりスタートした新鮮な季節の野菜など加工食品を
避難所に継続的に届ける「食べものつなげるプロジェクト」、
第30回11月27~29日のご報告です。
写真も送ってくれたのでご紹介しますね。

 第30回「食べものつなげるプロジェクト」

▼11月27日(日)大槌町へお届けの商品
春菊29パック、小松菜2パック、水菜15パック、大根7本、葉ねぎ26パック、精肉17パック、ハム・ソーセージ9パック、豆腐・納豆など大豆製品38パック、麺類34パック、ヨーグルトなど乳製品31パック、キムチなど漬物85パック、ちくわなど練り物56パック、わかめ1パック、しらす120パック


▼11月27日(日)雄勝町へお届けの商品
キャベツ232個、きゅうり38.6kg、ブロッコリー23パック、トマト19.7kg、ほうれん草87パック、レタス31個、春菊1パック、小松菜34パック、水菜29パック、長ねぎ55束、白菜43個、ハム・ソーセージ215パック、豆腐・納豆など大豆製品424パック、ヨーグルトなど乳製品323パック、ちくわなど練り物19パック、調味料29本、卵製品78パック、精肉2パック


▼11月27日(日)北上町へのお届けの商品
かぶ42束、きゅうり40.1kg、キャベツ83個、ほうれん草40パック、なす9.3kg、しめじ123パック、ブロッコリー18個、ミニ白菜5個、レタス21個、小松菜99パック、水菜24パック、白菜52個、長ねぎ220束、精肉31パック、ハム・ソーセージ235パック、豆腐・納豆など大豆製品500パック、餃子の皮24パック、麺類47パック、ヨーグルトなど乳製品21パック、もやし6パック、卵製品169パック、こんにゃく2パック、キムチ5パック




大地を守る会 宇田川


【復興支援】食べものつなげるプロジェクト第29回ご報告

5月7日(土)よりスタートした新鮮な季節の野菜など加工食品を
避難所に継続的に届ける「食べものつなげるプロジェクト」、
第29回11月20~22日のご報告です。

 第29回「食べものつなげるプロジェクト」

▼11月20日(日)大槌町へお届けの商品
かぶ7パック、キャベツ12個、きゅうり8kg、サニーレタス2個、スイスチャード49パック、ターサイ11個、ブロッコリー20パック、ほうれん草28パック、ミニ大根12本、サニーレタス16個、ラディッシュ42パック、春菊36パック、小松菜16パック、深谷ねぎ7束、長ネギ8束、白菜1個、精肉41パック、豆腐・納豆など大豆製品19パック

▼11月20日(日)雄勝町へお届けの商品
いんげん1.9kg、かぶ2束、ししとう15パック、チンゲン菜2パック、ピーマン42パック、ほうれん草19パック、ラディッシュ26パック、れんこん3kg、小松菜14パック、大根13本、ねぎ37パック、ハム・ソーセージ115パック、豆腐・納豆など大豆製品36パック、ヨーグルトなど乳製品210パック、ちくわなど練り物60パック

▼11月20日(日)北上町へのお届けの商品
かぶ9束、きゅうり5kg、キャベツ5個、サラダほうれん草40パック、ターサイ11個、チンゲン菜18パック、なす4.1kg、ピーマン5パック、ブロッコリー11個、ほうれん草3パック、ラディッシュ31パック、れんこん3.2kg、春菊13パック、小松菜22パック、水菜18パック、大根6本、長ネギ19束、豆腐・納豆など大豆製品29パック、麺類32パック、ヨーグルトなど乳製品174パック、米粉1パック


大地を守る会 宇田川



【復興支援】食べものつなげるプロジェクト第28回ご報告

5月7日(土)よりスタートした新鮮な季節の野菜など加工食品を
避難所に継続的に届ける「食べものつなげるプロジェクト」、
第28回11月13~15日のご報告です。

 第28回「食べものつなげるプロジェクト」

▼11月13日(日)大槌町へお届けの商品
いんげん2.7kg、きのこセット2パック、きゅうり3.8kg、ターサイ23個、バナナ15パック、ピーマン25パック、ベビーリーフ20パック、みぶ菜3パック、れんこん3.9kg、ハム・ソーセージ162パック、豆腐・納豆など大豆製品116パック、ヨーグルト65パック、ちくわなど練り物など100パック、しらす50パック、ほうとう28パック


▼11月13日(日)雄勝町へお届けの商品
きゅうり3.2kg、アスパラ3パック、トマト2.3kg、セロリ2パック、ひらたけ3パック、もってのほか10パック、ラディッシュ14パック、ルコラ9パック、甘長とうがらし1パック、辛味かぶ2個、青じそ30パック、ハム・ソーセージ343パック、豆腐・納豆など大豆製品658パック、ヨーグルトなど乳製品62パック、ちくわなど練り物98パック、餃子の皮48パック

▼11月13日(日)北上町へのお届けの商品
いんげん0.7kg、きゅうり16.6kg、パプリカ5kg、ターサイ23個、なす8.6kg、ベビーリーフ7パック、ミニトマト5.2kg、サニーレタス9個、れんこん3.9kg、バナナ4パック、しいたけ28パック、ハム・ソーセージ162パック、ほうとう10パック、漬物2パック、精肉47パック、キムチ2パック、卵製品9パック、ヨーグルトなど乳製品266パック、豆腐・納豆など大豆製品20パック

食べものをお送りした先のみなさんからメッセージをいただきましたので、
ご紹介しますね。

●大槌町からのメッセージ

13(日)は、午前中に野菜類、
お昼に日配品が到着しました。
14(月)は、練り物が到着しました。
ちくわ、さつま揚げ、生クリームです。
ちくわと生クリームは賞味期限明日までだったので、
食べきるのがキツイかなと思いましたが
インターネットで検索して、保存方法を
皆さんにお伝えしながらお配りしました。
日配品は配給しやすいですが、期限が短いと大変ですが、
大地を守る会の食材は美味しいので皆さん喜んでいます 。
野菜は中でも、キノコ類は好評でした。
あと、ハム、ベーコン類も大好評です。
この度も沢山のご支援をいただき有り難うございました。
数多くのご支援に関ってくださった方々に感謝いたします。
有難うございました。

●雄勝町からのメッセージ

いつもお世話様です。
この度も大地を守る会様の支援野菜と日配品の
数々大変ありがとうございました。
連日のご支援に感謝致します。
今回も、当雄勝森林公園仮設住宅と石巻市河北町の
仮設住宅の一部の方々に届けました。
大地を守る会様の野菜や日配品は濃くて美味しいので
頂くと元気がでるような気がします。
沢山の食材をいただき大変ありがとうございました。
雄勝を代表して御礼申し上げます、
皆様によろしくお伝えください。

●北上町からのメッセージ

今回も新鮮な野菜と日配品を沢山ご支援していただき、
ありがとうございました。
北上地区の約100世帯の皆様にお届けしました。
かなり気温も下がり寒くなってきたため暖房費が
かかってくるのとどうしても食費にかけられる予算が
限られているので、生活が厳しい家庭が多い中、
栄養のある食材を一月以上にわたって
継続していただき本当に感謝しています。
大地を守る会の皆様、ご支援に関ってくださった皆様に
感謝いたします。
ありがとうございました。




大地を守る会 宇田川


【復興支援】食べものつなげるプロジェクト第27回ご報告

5月7日(土)よりスタートした新鮮な季節の野菜など加工食品を
避難所に継続的に届ける「食べものつなげるプロジェクト」、
第27回11月5、6日のご報告です。

 第27回「食べものつなげるプロジェクト」

▼11月6日(日)大槌町へお届けの商品
オータムポエム27パック、パプリカ5パック、ほうれん草3パック、小松菜6パック、白菜1個、ハム・ソーセージ37パック、豆腐・納豆など大豆製品132パック、ヨーグルト60パック

▼11月6日(日)雄勝町へお届けの商品
きゅうり3.5kg、レタス6個、なす6.6kg、ピーマン25パック、レタス7個、ブロッコリー6パック、れんこん3.7kg、小松菜2パック、ハム・ソーセージ92パック、豆腐・納豆など大豆製品647パック、ヨーグルトなど乳製品170パック、ちくわなど練り物81パック

▼11月6日(日)北上町へのお届けの商品
いんげん1パック、かぶ1束、きゅうり18kg、ほうれん草3パック、スイスチャード7パック、ターサイ7個、なす1.2kg、ミニ白菜9個、小松菜20パック、大根7本、、白菜4個、ハム・ソーセージ372パック、ほうとう140パック、漬物64パック、ヨーグルトなど乳製品400パック、ちくわなど練り物145パック

食べものをお送りした先のみなさんからメッセージをいただきましたので、
ご紹介しますね。
ソーセージ、ハムはとくにご好評いただいているようですね!
肉、調味料だけで作られた、会員さんにも好評いただいている味です。
この機会に召し上がっていただけてよかったです!

●大槌町からのメッセージ

本日、午前便で小松菜、菜の花、納豆、豆腐、
ヨーグルト、ウインナーが到着しました。
先週頂いた、納豆、ヨーグルト、ハム等は、大好評でした。
新鮮な食品に皆さん笑みがこぼれていました。
沢山のご支援に感謝いたします。
雨でしたので、私の自宅内で段ボールを開け、仕分けし軽トラックで、配給しました。
有難うございました。



●雄勝町からのメッセージ

いつもお世話様です。
この度も大地を守る会様の支援野菜と日配品の数々変ありがとうございました。
あと仕分けを手伝ってくださった方々にしていただいた写真添付致しますので
よろしくお願い致します。
数量の件ですが、数に合わせ仕分けして
配布致しています、外の仮設団地にも配布しておりますので
大地を守る会様のご支援に皆さんたいへん感謝致しております。
雄勝を代表して御礼申し上げます、皆様によろしくお伝えください。






●北上町からのメッセージ

今回も新鮮な野菜と日配品を沢山ご支援いただき、りがとうございました。
菜の花、豆腐、ちくわ、納豆、ウインナー、
ほうとううどん、ヨーグルト、種類は少なめでしたが、
どれも美味しいものばかりで、皆さん大変喜んでいました。
今回も自治会の皆さんに声をかけ、会所にてお配りいたしました。
大地を守る会の皆様、ご支援に関ってくださった皆様に感謝いたします。
ありがとうございました。


大地を守る会 宇田川


2012年1月10日

【復興支援】食べものつなげるプロジェクト第26回ご報告

5月7日(土)よりスタートした新鮮な季節の野菜など加工食品を
避難所に継続的に届ける「食べものつなげるプロジェクト」、
第26回10月29、30日のご報告です。


第26回「食べものつなげるプロジェクト」

▼10月30日(日)大槌町へお届けの商品
チンゲン菜1パック、なす7.5kg、ぶどう0.8kg、ミニトマト1.2kg、レタス6個、水菜3パック、ハム・ソーセージ78パック、豆腐・納豆など大豆製品179パック、焼きそば32パック、白滝22パック、ヨーグルト102パック、醤油24本、ドレッシング24本、味噌24パック


▼10月30日(日)雄勝町へお届けの商品
エリンギ15パック、カリフラワー9個、きゅうり6.2kg、セロリ5個、ほうれん草2パック、なす1.4kg、しめじ27パック、ベビーリーフ6パック、マッシュルーム9パック、まいたけ9パック、れんこん1.9kg、長ねぎ2束、りんご6.1kg、ハム・ソーセージ209パック、豆腐・納豆など大豆製品652パック、卵製品25パック、ヨーグルトなど乳製品177パック、お総菜137パック、ちくわなど練り製品81パック、醤油102本、ドレッシング102本、味噌102パック


▼10月30日(日)北上町へのお届けの商品
いんげん1.9kg、かぼちゃ5個、きのこ4パック、トマト3.7kg、にら82パック、ひらたけ7パック、マッシュルーム16パック、ほうれん草21パック、ぶどう2パック、小松菜1パック、白菜150パック、ハム・ソーセージ130パック、豆腐・納豆など大豆製品584パック、こんにゃく41パック、卵製品7パック、ヨーグルトなど乳製品132パック、ちくわなど練り製品63パック、醤油102本、ドレッシング102本、味噌102パック


食べものをお送りした先のみなさんからメッセージがきましたので紹介しますね。
みなさんが喜んでくださっている様子が伝わり、ってもうれしくなりました!

●大槌町からのメッセージ
23日は、午前中に大地を守る会様から3箱の野菜&果物が到着しました。
今回は、ミニバスの自宅避難者及び設住宅入居者の方々にお手伝い頂き皆様に配布しました。

到着直後の野菜&仕分けの様子及び配布風景の写真です。
天気に恵まれよかったです。
鮮度抜群で皆さんビックリ、供達は我慢できずリンゴにかぶりついていました。(笑)
毎回、楽しい時間が過ごせ、とても感謝いたします。
皆さん、サラダ、鍋をして頂くと気合を入れていました。

30日は、レタス、ベーコン、ウインナー、きそばを始め沢山の物資が到着いたしました。
午前中は大槌町の子供達の運動会があり、方から皆様に配布いたしました。
皆さん大変喜んでくれました。
数多くのご支援に関ってくださった方々に感謝いたします。
有難うございました。

 

 

●雄勝町からのメッセージ

いつもお世話様です。
この度も大地を守る会様の支援野菜
大変ありがとうございました。
今回も、当雄勝森林公園仮設住宅の方々と、部石巻市河北町の仮設住宅にも届けました。
前回同様数人の方々にお願いして仕分け、布していただきました。
やはり大地を守る会様の野菜はが濃くおいしかったです。
日配品もどれもこれも食べた事のない様な
美味しいもので、皆さん感激しておりました。
大変ありがとうございました。
雄勝を代表して御礼申し上げます、様によろしくお伝えください。


●北上町からのメッセージ

先日は新鮮な野菜と日配品、味噌、醤油、レッシングを沢山ご支援していただき、
ありがとうございました。
北上地区の2つの自治会に呼びかけをし、
仮設の自治会センターで約100世帯の皆様にお配りしました。
皆さん津波で財産を流されてしまった方ばかりなので、
殆どの方がお金を持っていないため有り難い、有り難い、とおっしゃっていました。

移動スーパーがたまに来てくれますが、菜や調味料はとても高くて購入することが
できないので本当に助かりました。
白菜や葉もの類、キュウリ、果物など々な種類の野菜を沢山いただき、助かりました。
日配品の乳製品やハムなども、べたことのないものばかりでどれも美味しかったと
皆さん感激していました。
大地を守る会の皆様、支援に関ってくださった皆様に感謝いたします。
ありがとうございました。

 

大地を守る会 宇田川



【復興支援】食べものつなげるプロジェクト第25回ご報告

5月7日(土)よりスタートした新鮮な季節の野菜など加工食品を
避難所に継続的に届ける「食べものつなげるプロジェクト」、
第25回10月22、23日のご報告です。
なかなか報告できずにスミマセン。
これから順次2011年の支援の情報アップをしていきます。

第23回の様子を支援団体「祈望(きぼう)」が
HPで紹介してくれました!
http://www.tohokukibou.com/katsudoh-houkoku/archives/1896


 第25回「食べものつなげるプロジェクト」

▼10月22日(土)石巻市へお届けの商品
大根5本、小松菜10束、長ねぎ5kg、こんにゃく10パック、ちくわなど練り製品10パック、えのきたけ10パック


▼10月22日(土)大槌町へお届けの商品
小松菜21パック、ルッコラ12パック、甘長とうがらし1パック、もってのほか5パック、バナナ4パック、春菊15パック、生きくらげ8パック、大根4本

▼10月22日(土)雄勝町へお届けの商品
れんこん2.5kg、水菜16パック、長ネギ13パック、白菜4個


▼10月22日(土)北上町へのお届けの商品
いんげん18パック、おくら10パック、かぶ7束、きゅうり13.4kg、トマト2.6kg、アスパラ9束、ごぼう5.4kg、バジル10パック、生落花生9パック、チンゲン菜10パック、なす7.9kg、にんにく5.7kg、バナナ7パック、ぶどう15パック、しめじ7パック、ブロッコリー11個、ほうれん草2パック、ラディッシュ3パック、レタス20個、れんこん2.3kg、小松菜3パック、しいたけ5パック、青じそ4パック、長ねぎ6パック、白菜4個、葉ねぎ1パック、ハム・ソーセージ389パック、豆腐などの大豆製品731パック、卵製品17個、焼きそば17パック、キムチ21パック、ヨーグルトなどの乳製品424個、ちくわなどの練り製品104パック


大地を守る会 宇田川



2011年12月 5日

11月12、13日お茶の水女子大学学園祭用に食材販売

10月ごろお茶の水女子大学の学生さんから連絡があり、
学園祭でふろふき大根を作るので
食材購入できないかとお問い合わせがありました。
聞けば、その学生さんは大地を守る会の会員さんで、
被災地支援をしたいので東北の昆布などを使いたい、
そして放射能の心配のない食材を使いたいから
ぜひ大地を守る会から食材を購入したい、
ということでした。
こういった個別の販売のお問い合わせは
普段なかなかお受けできないのですが、
今回は被災地支援の一環としてお受けすることにしました。

そのふろふき大根部隊は、
フェアトレードの企画にかかわった縁で集まったそうで、
エコ容器や、間伐材使用の割り箸を使い
電力を一切使わずに運営するというこだわりよう。

学園祭当日はふろふき大根には少し暖か過ぎる日だったようで、
販売にはなかなか苦戦したようですが、
がんばって販売して、
なんとかいくらかの黒字を出すことができました。
そのいくらかの黒字も募金にまわしたということです。

こうやって身近なところからできることをやる、
ことが大切なのですよね。
この経験をぜひ社会人になってから活かしてもらえれば!
と思いました。

大地を守る会
宇田川


2011年10月28日

【復興支援】食べものつなげるプロジェクト第24回ご報告

5月7日(土)よりスタートした新鮮な季節の野菜など加工食品を
避難所に継続的に届ける「食べものつなげるプロジェクト」、
第24回10月15、16日のご報告です。


 第24回「食べものつなげるプロジェクト」

▼10月15(土)石巻市へお届けの商品

大根5本、小松菜10束、長ねぎ5kg、こんにゃく10パック、ちくわなど練り製品10パック、えのきたけ10パック


▼10月16日(日)北上町、雄勝町、大槌町の3か所へのお届け合計

納豆・豆腐などの大豆製品258個、ちくわなど練り製品53パック、ハム・ソーセージ192パック、雑穀31パック、焼きそばなど麺類6パック、キムチ19パック、卵製品2パック、ヨーグルトなど乳製品136パック、日本酒1本


雄勝町のみなさんから、お礼のメッセージをいただきました!

【雄勝町】

大地を守る会様よりの食料品届きました。
仮設の方々にお願いして配布の仕分け作業状況です、
尚当日は雨天の為、各戸毎に袋詰めにして届けました。
先週の野菜は味が濃くて大変美味しいものでしたが、
日配品も食べた事のない様な美味しいもので感激しておりました、
いつもありがとうございます。
雄勝を代表して御礼申し上げます、
皆様によろしくお伝えください。

 雄勝町にお届けした食べ物を、各家庭に分配している様子です。


大地を守る会 宇田川

 



2011年10月18日

【復興支援】食べものつなげるプロジェクト第23回ご報告

5月7日(土)よりスタートした新鮮な季節の野菜など加工食品を
避難所に継続的に届ける「食べものつなげるプロジェクト」、
第23回10月8日のご報告です。

今週から宮城県石巻市北上町(100世帯分)、
宮城県石巻市雄勝町(100世帯分)、
岩手県大槌町(20世帯分)への支援が始まりました。
きっかけは大地を守る会の会員さんからの呼びかけでした。
こんな方々が困っているようだから、とご連絡いただき
「東北復興支援団体 祈望」http://www.tohokukibou.com/ を通して、
3か所の支援につながりました。
今までは避難所へのお届けでしたが、
今回は自宅避難者中心です。
移動手段もなく、近くに食べものを買う店もないので
生鮮食品の入手に困っているということです。
届いた野菜は大変喜んでいただいたようです。


 第23回「食べものつなげるプロジェクト」

▼10月8日(土)石巻市へお届けの商品

大根5本、小松菜10束、長ねぎ5kg、こんにゃく10パック、ちくわなど練り製品10パック、えのきたけ10パック


▼10月9日(日)北上町、雄勝町、大槌町の3か所へのお届け合計

きゅうり50kg、玉ねぎ375kg、じゃが玉セット150kg、じゃが玉人参セット75kg、さつまいも60kg、里芋36kg、れんこん20kg、トマト60kg、洋梨15kg、ぶどう116kg、梨50kg


北上町、雄勝町、大槌町からのお礼メッセージをいただきました!


【大槌町】
9日の午前中に、野菜&果物で約20箱到着いたしました。
自宅に到着なものでビックリしてしまい、
皆さまにご報告する写真を撮影するのを忘れてしまいました。
自宅避難者の中の4世帯の方々にご協力いただき、
配布をお手伝いして頂きました。
自宅が残り修繕後住んでいる自宅避難者の方々
(支援が無い、会社が被災して解雇された、収入が減った、
店舗までの距離が遠い方々)を中心に、
各家庭の人数に合わせてお配りしました。

私自体が家電店を営んでいて、
大量の野菜を軽トラックに積んでお配りしていたため
各家庭の奥さん達に、「野菜屋さんはじめたの」とツッコミ言われ、
震災後、久々にみんなで大笑いしました。
野菜を沢山頂いたうえに、皆で会話も弾み楽しいひとときでした。
数多くのご支援に関ってくださった方々に感謝いたします。
私も大槌の皆さんの笑顔を見て、元気を頂きました。有難うございました。


【雄勝町】
いつもお世話様です。
この度の大地を守る会様の支援野菜大変ありがとうございました。
当雄勝森林公園仮設住宅の方々に各種均等に分けて配りました。
また一部石巻市河北町の仮設住宅にも届けました。
みなさん大変大喜びで全員が助かる助かると連呼しておりました、
みなさん早速料理したのでしょうね、
次の日になったら、みんながおいしかったと言ってました。
私も頂きましたが、大変おいしく生きがいいというか、
味が濃くおいしかったです。大変ありがとうございました。
雄勝を代表して御礼申し上げます、皆様によろしくお伝えください。


【北上町】
先日は新鮮な野菜と果物を沢山ご支援していただき、
ありがとうございました。
北上町から車で1時間ほど走るといちばん近いスーパーがありますが、
車がないとなかなか買いにいくのも難しい場所ですし、
困窮されているご家庭も多いのでひじょうに有り難かったです。
やっと買い物に行けても、半分に割った白菜が四百円もして、
野菜は高級品でとても手が出ないので本当に助かりました。
大地を守る会様の野菜は、とにかくいちばんに鮮度が良かったです。
玉ねぎ、里芋、キュウリ、蓮根、ナシ、ぶどう、など色々な種類を
ご支援いただき数がかなり多く配布できましたので
助かる助かると大喜びでした。
ひとつ勿体なかったのが、カットされた蓮根の箱が1箱ありまして
9割程まっくろになり水分がでて痛んでいました。
せっかく頂いたのに勿体ないと思いましたので、
次回は切らないでまるまるで頂けると有り難いです。
切れていないまるまるの蓮根は新鮮で大丈夫でした。
あと時期的に難しいかもしれませんが緑の葉っぱものの
リクエストがありましたので、もしあればお願いしたいです。
大地を守る会の皆様、ご支援に関ってくださった皆様に感謝いたします。


大地を守る会 宇田川



2011年10月 6日

【復興支援】食べものつなげるプロジェクト第22回ご報告


5月7日(土)よりスタートした新鮮な季節の野菜など加工食品を
避難所に継続的に届ける「食べものつなげるプロジェクト」、
第22回10月1日のご報告です。


 第22回「食べものつなげるプロジェクト」

▼10月1日(土)石巻市へお届けの商品

大根10本、小松菜10束、きゅうり5㎏、キャベツ5個、えのきたけ5パック、長ねぎ5kg、こんにゃく10パック、納豆・豆腐などの大豆製品81個、ちくわなど練り製品27パック、ハム・ソーセージ40パック


▼10月1日(土)湊小学校へお届けの商品

ごぼう3kg、じゃがいも10Kg、新しょうが2kg、キャベツ10個、大根12本、玉ねぎ10kg、にんじん5kg、小松菜10束、にら10束、にんにく1kg、トマト4kg、なす2kg、きゅうり10kg、ピーマン1kg、ほうれん草10束、長ねぎ5kg、こんにゃく5パック、納豆・豆腐など大豆製品35パック、ちくわ10パック、調味料2本、卵10パック、干ししいたけ10パック


大地を守る会 宇田川



【復興支援】食べものつなげるプロジェクト第21回ご報告

5月7日(土)よりスタートした新鮮な季節の野菜など加工食品を
避難所に継続的に届ける「食べものつなげるプロジェクト」、
第21回9月24日のご報告です。


 第21回「食べものつなげるプロジェクト」

▼9月24日(土)石巻市へお届けの商品

大根10本、小松菜24束、きゅうり25㎏、エリンギ10パック、キャベツ46個、なす14kg、えのきたけ10パック、長ねぎ26.3kg、ミニトマト18.4kg、ほうれん草23束、いんげん2kg、こんにゃく10パック、納豆・豆腐などの大豆製品20個、ちくわなど練り製品9パック、ハム・ソーセージ2パック


▼9月24日(土)湊小学校へお届けの商品

ごぼう3kg、じゃがいも10Kg、新しょうが2kg、キャベツ34個、大根12本、玉ねぎ10kg、にんじん5kg、小松菜10束、にんにく1kg、ミニトマト3kg、トマト4kg、なす2kg、きゅうり10kg、ピーマン1kg、ほうれん草10束、長ねぎ5kg、ぶどう8kg、梨130kg、こんにゃく5パック、納豆・豆腐など大豆製品35パック、ちくわ10パック、調味料2本、卵10パック、干ししいたけ10パック


大地を守る会 宇田川



【復興支援】食べものつなげるプロジェクト第20回ご報告

5月7日(土)よりスタートした新鮮な季節の野菜など加工食品を
避難所に継続的に届ける「食べものつなげるプロジェクト」、
第20回9月17日のご報告です。


 第20回「食べものつなげるプロジェクト」

▼9月17日(土)石巻市へお届けの商品

大根10本、小松菜20束、きゅうり20㎏、エリンギ10パック、キャベツ26個、れんこん5kg、なす10kg、えのきたけ10パック、ぶどう84kg、長ねぎ10kg、しまささげ1kg、おくら11パック、ミニトマト6kg、パプリカ2kg、こんにゃく10パック、納豆・豆腐などの大豆製品3個、ちくわなど練り製品17パック


▼9月17日(土)湊小学校へお届けの商品

ごぼう3kg、じゃがいも10Kg、新しょうが2kg、キャベツ26個、大根12本、玉ねぎ10kg、にんじん5kg、小松菜10束、にんにく1kg、ミニトマト3kg、トマト4kg、なす2kg、きゅうり10kg、ピーマン1kg、ほうれん草10束、にら10束、長ねぎ5kg、ぶどう35kg、こんにゃく5パック、納豆・豆腐など大豆製品35パック、ちくわ10パック、調味料2本、卵10パック、干ししいたけ10パック


大地を守る会 宇田川



2011年9月15日

【復興支援】食べものつなげるプロジェクト第19回ご報告

5月7日(土)よりスタートした新鮮な季節の野菜など加工食品を
避難所に継続的に届ける「食べものつなげるプロジェクト」、
第19回9月10日のご報告です。

避難所を解散して、仮設住宅にうつるという連絡を
8月以降ぞくぞくといただいております!
宮城県石巻市湊小学校も同様に、
9月末をもって避難所を解散するそうです。
そのため10月1日のお届けが最後となります。


 第19回「食べものつなげるプロジェクト」

▼9月10日(土)石巻市へお届けの商品

大根10本、小松菜20束、きゅうり10㎏、エリンギ10パック、キャベツ10個、
れんこん20kg、なす35kg、えのきたけ11パック、ぶどう7kg、なし20kg、
にら25束、長ねぎ20kg、こんにゃく10パック、ハム・ソーセージ2パック、
納豆・豆腐などの大豆製品33個、ちくわなど練り製品34パック

▼9月10日(土)湊小学校へお届けの商品

ごぼう3kg、れんこん1kg、じゃがいも10Kg、新しょうが2kg、キャベツ20個、
大根12本、玉ねぎ10kg、にんじん5kg、小松菜10束、にんにく1kg、
ミニトマト3kg、トマト4kg、なす12kg、きゅうり10kg、ピーマン7.7kg、
ほうれん草10束、にら10束、長ねぎ5kg、こんにゃく5パック、
納豆・豆腐など大豆製品35パック、ちくわ10パック、調味料2本、そうめん2袋、
卵10パック、干ししいたけ10パック


大地を守る会 宇田川



【復興支援】食べものつなげるプロジェクト第18回ご報告

5月7日(土)よりスタートした新鮮な季節の野菜など加工食品を
避難所に継続的に届ける「食べものつなげるプロジェクト」、
第18回9月3日のご報告です。

9月に入って、れんこんやごぼうなど秋らしい根菜を
お届けするようになってきました。


 第18回「食べものつなげるプロジェクト」

▼9月3日(土)石巻市へお届けの商品

大根20本、小松菜20束、きゅうり20㎏、エリンギ10パック、キャベツ20個、
ごぼう5kg、玉ねぎ20kg、にんじん20kg、れんこん8kg、ミニトマト6kg、
なす20kg、ピーマン12.5kg、えのきたけ10パック、しいたけ10パック、
こんにゃく20パック、ハム・ソーセージ3パック、納豆・豆腐などの大豆製品66個、
ちくわなど練り製品16パック


▼9月3日(土)湊小学校へお届けの商品

ごぼう3kg、れんこん1kg、じゃがいも10Kg、新しょうが2kg、キャベツ20個、
大根12本、玉ねぎ10kg、にんじん5kg、小松菜10束、にんにく1kg、
ミニトマト3kg、トマト4kg、なす12kg、きゅうり10kg、ピーマン7.7kg、
ほうれん草10束、にら10束、長ねぎ5kg、こんにゃく5パック、
納豆・豆腐など大豆製品35パック、ちくわ10パック、調味料2本、
そうめん2袋、卵10パック、干ししいたけ10パック


大地を守る会 宇田川



2011年9月 1日

【復興支援】食べものつなげるプロジェクト第17回ご報告

5月7日(土)よりスタートした新鮮な季節の野菜など加工食品を
避難所に継続的に届ける「食べものつなげるプロジェクト」、
第17回8月27日のご報告です。


 第17回「食べものつなげるプロジェクト」

▼8月27日(土)石巻市へお届けの商品

大根10本、小松菜20束、きゅうり5㎏、エリンギ10パック、レタス10個、長ネギ10kg、ハム・ソーセージ9パック、納豆・豆腐などの大豆製品45個


▼8月27日(土)湊小学校へお届けの商品

じゃがいも15kg、新しょうが2kg、キャベツ26個、大根15本、玉ねぎ20kg、にんじん12kg、小松菜10束、にんにく2kg、ミニトマト6kg、トマト12kg、なす5kg、ピーマン2kg、ほうれん草10束、にら10束、長ねぎ8kg、こんにゃく5パック、納豆・豆腐など大豆製品35パック、パン粉3袋、ジュース3箱、ちくわ10パック、調味料8本、ハム・ソーセージ100パック、そうめん2袋、卵10パック


大地を守る会 宇田川



2011年8月30日

【復興支援】食べものつなげるプロジェクト第16回ご報告

5月7日(土)よりスタートした新鮮な季節の野菜など加工食品を
避難所に継続的に届ける「食べものつなげるプロジェクト」、
第16回8月20日のご報告です。

それと先日、すべての方が仮設住宅に移ったため、
食料支援が終了した岩手県大槌町から感謝のお手紙を
いただきました。
ご丁寧に、町からに加えてご担当者さんからも
お手紙をいただきましたよ。
ご紹介しますね。

<大槌町からのお手紙>

<ご担当者さんからのお手紙>
 

やはり震災当初は炭水化物ばかりで、
なかなか栄養のあるものが行き届かず、
大地を守る会の支援があり助かったと言っていただけました。

ご担当者の菊池さんは、栄養士でいらっしゃったので
特に町民の方々の栄養状態を心配されていたのですね。
想いと食べものがつながって、本当によかったです。

これも、大地を守る会会員さんからの
「大地を守る震災復興支援基金」にご協力があってこそです。
みなさんのお気持ちが、こうして届きました。
ご協力、ありがとうございます!

それと岩手県山田町のご担当者さんからの
コメントが届いていますので、ご紹介しますね。

●岩手県山田町からコメント

こちらはお盆に入り、
帰省している方がたくさんいるようです。
山田町では、仮設住宅の入居は100%とはいきませんが、
大多数の方が入居完了しました。
大きな瓦礫等はなくなりましたが、
いまだ漁業、それらに関係する業種は再開のめどどころか、
いまだ復旧の途中です。
問題は山積みですが、自分のできるところから
やっていこうと思います。

多くの方が仮設住宅に入れたようです。
よかったです!

 

第16回「食べものつなげるプロジェクト」

▼8月20日(土)石巻市へお届けの商品

大根10本、キャベツ16個、小松菜30束、きゅうり15㎏、おくら25パック、ピーマン3.7kg、生しいたけ13パック、なす5kg、長ネギ5kg、ズッキーニ22本、パプリカ2kg、バナナ4.2kg、ぶどう24kg、ブドウセット10パック、ハム・ソーセージ6パック、納豆・豆腐などの大豆製品75個、こんにゃく10パック

▼8月20日(土)湊小学校へお届けの商品

じゃがいも15kg、新しょうが2kg、キャベツ26個、大根15本、玉ねぎ20kg、にんじん12kg、小松菜20束、にんにく2kg、ミニトマト6kg、トマト12kg、なす5kg、ピーマン2kg、ほうれん草10束、にら10束、長ねぎ8kg、おくら10パック、ズッキーニ10本、ぶどう24.3kg、こんにゃく5パック、納豆・豆腐など大豆製品35パック、パン粉3袋、ジュース6箱、ちくわ10パック、梅干し10パック、調味料8本、ハム・ソーセージ100パック、そうめん2袋、卵10パック

▼8月20日(土)岩手県山田町へお届けの商品

キャベツ16個、小松菜39束、にら30束、長ネギ15kg、ほうれん草30束、レタス64個、ズッキーニ10本、ピーマン4kg

大地を守る会 宇田川



2011年8月29日

【復興支援】食べものつなげるプロジェクト第15回ご報告

5月7日(土)よりスタートした新鮮な季節の野菜など加工食品を
避難所に継続的に届ける「食べものつなげるプロジェクト」、
第15回8月13日のご報告です。

また、石巻市へはピースボート経由で食材を提供しています。
ピースボートの担当者から、
コメントが届きましたのでご紹介しますね。

●ピースボードからのコメント(8/11)

お盆を境に仮設への移行が進んでおります。
食材提供のみを行っている避難所などでも、
今週で解散というところが4ヶ所ありました。
その他も避難所縮小により炊き出しが不要になっていったり。
ということもあり、食数が減少、
リクエストもかなり少なくなっています。

ということです。
お盆にはゆっくり過ごせた人が増えたのですね。
逆にいえば、お盆になってもまだ避難所で暮らしている方も
多いということですね。
お届けした夏野菜で元気の足しにしてもらえていれば!と
思います。

 第15回「食べものつなげるプロジェクト」

▼8月13日(土)石巻市へお届けの商品

大根30本、玉ねぎ20kg、にんじん20kg、キャベツ70個、小松菜35束、きゅうり80㎏、じゃがいも10kg、葉しょうが1束、おくら30パック、ミニトマト12kg、ミディトマト4kg、ピーマン11.7kg、生しいたけ10パック、なす25kg、にら25束、長ネギ4.5kg、枝豆6kg、ズッキーニ45本、おかひじき10パック、ハム・ソーセージ8パック、納豆・豆腐などの大豆製品74個、ちくわなど練り物14パック、こんにゃく20パック


▼8月13日(土)湊小学校へお届けの商品

じゃがいも15kg、新しょうが2kg、キャベツ16個、大根25本、玉ねぎ20kg、にんじん20kg、小松菜10束、にんにく2kg、きゅうり20kg、ミニトマト6kg、トマト12kg、なす20kg、ピーマン7.2kg、ほうれん草10束、ブルーベリー11パック、にら10束、長ねぎ10kg、おくら30パック
、こんにゃく5パック、納豆・豆腐など大豆製品30パック、薄力粉3袋、かたくり粉10袋、ジュース6箱、ちくわ10パック、梅干し10パック、調味料21本、砂糖10kg、ハム・ソーセージ100パック、そうめん2袋、卵10パック


大地を守る会 宇田川

 



2011年8月11日

【復興支援】食べものつなげるプロジェクト第14回ご報告

5月7日(土)よりスタートした新鮮な季節の野菜など加工食品を
避難所に継続的に届ける「食べものつなげるプロジェクト」、
第14回8月6日のご報告です。


 第14回「食べものつなげるプロジェクト」

▼8月6日(土)大槌町へお届けの商品

きゅうり40Kg、トマト40kg、ハム・ソーセージ38パック、納豆・豆腐などの大豆製品30個、焼きそばなどの麺類37パック、ヨーグルトなど乳製品380パック、キムチ23パック、こんにゃく100パック、食パン197斤、梅干し20パック、ちくわ100パック


▼8月6日(土)石巻市へお届けの商品

大根34本、玉ねぎ20kg、にんじん20kg、キャベツ70個、小松菜43束、きゅうり20㎏、じゃがいも10kg、セロリ11株、ほうれん草11束、サニーレタス10個、レタス52個、おくら28パック、アスパラ20束、トマト208kg、ミニトマト18kg、ミディトマト6kg、ピーマン6.8kg、生しいたけ10パック、ハム・ソーセージ21パック、納豆・豆腐などの大豆製品128個、ちくわなど練り物47パック、こんにゃく20パック


▼8月6日(土)湊小学校へお届けの商品

じゃがいも10kg、キャベツ20個、大根30本、玉ねぎ20kg、にんじん15kg、小松菜20束、にんにく3kg、きゅうり20kg、ミニトマト6kg、トマト12kg、なす5kg、ピーマン6.8kg、ほうれん草11束、セロリ11株、こんにゃく5パック、納豆・豆腐など大豆製品35パック、薄力粉3袋、かたくり粉10袋、ジュース6箱、ちくわ10パック、梅干し10パック、調味料18本、砂糖40kg、ハム・ソーセージ100パック


大地を守る会 宇田川



2011年8月 1日

【復興支援】食べものつなげるプロジェクト第13回ご報告

5月7日(土)よりスタートした新鮮な季節の野菜など加工食品を
避難所に継続的に届ける「食べものつなげるプロジェクト」、
第13回7月30日のご報告です。


 第13回「食べものつなげるプロジェクト」

▼7月30日(土)大槌町へお届けの商品

きゅうり40Kg、トマト40kg、ハム・ソーセージ58パック、納豆・豆腐などの大豆製品543個、焼きそばなどの麺類40パック、ヨーグルトなど乳製品374パック、キムチ20パック、こんにゃく100パック、食パン83斤、梅干し20パック、ちくわ100パック、ジュース40箱


▼7月30日(土)石巻市へお届けの商品

大根20本、玉ねぎ20kg、にんじん20kg、キャベツ10個、小松菜20束、きゅうり10㎏、じゃがいも10kg、ミニトマト6kg、ピーマン5kg、ハム・ソーセージ20パック、納豆・豆腐などの大豆製品53個、ちくわなど練り物47パック、こんにゃく20パック


▼7月30日(土)湊小学校へお届けの商品

じゃがいも10kg、キャベツ20個、大根30本、玉ねぎ20kg、にんじん15kg、小松菜20束、にんにく3kg、きゅうり20kg、ミニトマト6kg、トマト12kg、なす5kg、ピーマン5kg、ほうれん草20束、にら10束、長ねぎ10kg、卵20パック、こんにゃく5パック、納豆・豆腐など大豆製品35パック、薄力粉3袋、かたくり粉10袋、ジュース6箱、ちくわ10パック、梅干し10パック、調味料18本、砂糖40kg、ハム・ソーセージ100パック


大地を守る会 宇田川



2011年7月29日

【復興支援】食べものつなげるプロジェクト第12回ご報告

5月7日(土)よりスタートした新鮮な季節の野菜など加工食品を
避難所に継続的に届ける「食べものつなげるプロジェクト」、
第12回7月23日のご報告です。

今回より隔週で岩手県山田町の支援も開始します。
自宅避難している30世帯に向けての支援です。
家の周りにはスーパーなどもあるのですが、
すべてを自分たちだけで賄うのが難しく、
今回隔週での支援を実施することになりました。


それと湊小学校からメールが届いたので紹介しますね。

ただいま、湊小学校で非難をしている住民の数が150人になりました。
外から物資を取りにこられる方々の数は400人なっています。
毎日避難所の中の住民と外からこられる方々が
キッチンを使って料理します。

 

湊小学校での調理の様子。届いたきゅうりを切っています。


避難所の方だけではなく、
外から物資を取りに来る方の食料拠点にもなっているのですね。

 

 第12回「食べものつなげるプロジェクト」

▼7月23日(土)大槌町へお届けの商品

きゅうり40Kg、トマト40kg、ハム・ソーセージ66パック、納豆・豆腐などの大豆製品551個、ヨーグルトなど乳製品398パック、キムチ17パック、こんにゃく100パック、卵製品3個、食パン64斤、梅干し20パック、ちくわ100パック、ジュース40箱、お肉総菜418パック


▼7月23日(土)石巻市へお届けの商品

大根20本、玉ねぎ20kg、にんじん20kg、キャベツ10個、ほうれん草20束、しめじ20パック、小松菜20束、きゅうり10㎏、長ネギ10kg、じゃがいも20kg、生しいたけ20パック、ハム・ソーセージ11パック、納豆・豆腐などの大豆製品61個、ちくわなど練り物10パック、こんにゃく20パック


▼7月23日(土)湊小学校へお届けの商品

じゃがいも10kg、キャベツ20個、長ネギ10kg、大根30本、玉ねぎ20kg、にんじん15kg、にら10束、ほうれん草20束、にんにく3kg、きゅうり20kg、ミニトマト6kg、トマト12kg、なす5kg、ピーマン5kg、卵20パック、こんにゃく5パック、納豆・豆腐など大豆製品35パック、薄力粉3袋、かたくり粉10袋、ジュース6箱、ちくわ10パック、梅干し10パック、調味料18本、砂糖40kg、ハム・ソーセージ100パック


▼7月23日(土)岩手県山田町へお届けの商品
長ネギ12kg、玉ねぎ30kg、なす15kg、小松菜60束


大地を守る会 宇田川



【復興支援】食べものつなげるプロジェクト第11回ご報告

5月7日(土)よりスタートした新鮮な季節の野菜など加工食品を
避難所に継続的に届ける「食べものつなげるプロジェクト」、
第11回7月16日のご報告です。

当初より支援をしていた大槌町より、
うれしい連絡が届きましたよ。
町民のみなさん、仮設住宅入居ができることになったそうです!
そのため、生鮮食品の支援は8月10日までで終了してください、
とのことです。

しかしすでに震災から5カ月近く・・・
どんなに疲れがたまっていることでしょう。
ひとまずは、個別の住居でほっとしてもらえればと
思います。
仮設住宅入居まで食べものをお届けし続けますので、
それまでは食べものから元気をもらっていただければと
願っています。

 

 第11回「食べものつなげるプロジェクト」

▼7月16日(土)大槌町へお届けの商品

きゅうり40Kg、トマト40kg、ハム・ソーセージ28パック、納豆・豆腐などの大豆製品522個、ヨーグルトなど乳製品476パック、キムチ18パック、焼きそばなど麺類34パック、こんにゃく100パック、食パン136斤、梅干し20パック、ちくわなど練り物116パック、ジュース40箱、お肉総菜505パック


▼7月16日(土)石巻市へお届けの商品

大根20本、玉ねぎ20kg、にんじん30kg、キャベツ20個、ほうれん草20束、しめじ20パック、きゅうり10㎏、長ネギ10kg、ピーマン5kg、エリンギ20パック、しめじ20パック、じゃがいも20kg、ハム・ソーセージ45パック、納豆・豆腐などの大豆製品62個、ちくわなど練り物15パック


▼7月16日(土)湊小学校へお届けの商品

じゃがいも10kg、キャベツ20個、長ネギ10kg、新しょうが3㎏、大根10本、玉ねぎ20kg、にんじん15kg、にら20束、ほうれん草20束、にんにく3kg、小松菜20束、きゅうり25kg、ミニトマト6kg、トマト8kg、なす5Kg、ピーマン5kg、卵4パック、こんにゃく5パック、納豆・豆腐など大豆製品25パック、薄力粉3袋、かたくり粉10袋、ジュース3箱、ちくわ2パック、梅干し10パック、調味料18本、ハム・ソーセージ100パック


大地を守る会 宇田川



2011年7月26日

TOKYO FM やまだひさしさん「シナプス」にて、大地を守る会の好評セット紹介

本日、7/26(火)14:50頃、TOKYO FM (80.0MHz)やまだひさしさん(以降、やまちゃん)の
「シナプス」にて、大地を守る会のご紹介をいただきました。

やまちゃんありがとう。

今日ご紹介したのは、「シナプスやまだの北海道セット!」
やまちゃんは北海道のご出身ということで、シナプスリスナーのために、特別にご用意しました。

【シナプスやまだの北海道セット!】
・知床ジャニーの鮭フレーク
・もろこし畑(ホールカーネル)3缶
・FB(フルーツバスケット)トマトジュース(4缶)
・大地を守る会の野菜(ブロッコリー予定)
なんと、これに、短角牛バラカルビ焼き用をつけました!
送料足して、約3,500円のところ、なんと1,980円!(代引き手数料315円は別途いただきます。)

大地を守る会の短角牛は、もうみなさんご存知の通り、世間に先駆けて全頭検査済み。
今一番安心な牛肉と言っても過言ではありません。もちろん、赤身のお肉は栄養がたっぷり。
肉の旨みもたっぷり。
岩手県山形村の短角牛は市場でもなかなか出回らないお肉ですので、
ぜひ一度食べてみる事をおススメします。

全頭検査をはじめたのは7/22入荷分からですが、それ以前のものも放射能測定では不検出でした。
これは今食べてもらうしかないという訳で、昨日直接やまちゃんに短角牛を持っていきました。
安心な肉はここにある。
やまちゃんもおススメの短角牛&北海道セット、ぜひご注文ください。

みんなで生産者を支えましょう。よろしくお願いいたします。

本日(7月26日)中は、特別に、お電話も午後8:00まで開けております。

ご注文は、本日(7月26日)午後8:00まで。

こちらまで。
大地を守る会ご入会サポートセンター
フリーコール 0120-158-183 午後8:00まで。


大地を守る会 広報担当 中川啓


2011年7月14日

【復興支援】食べものつなげるプロジェクト第10回ご報告

5月7日(土)よりスタートした新鮮な季節の野菜など加工食品を
避難所に継続的に届ける「食べものつなげるプロジェクト」、
第10回7月9日のご報告です。

石巻市への食材を受け取ってくれているピースボートから、
コメントが届きましたのでご紹介しますね。

■ピースボートご担当者より
この間、炊き出しもやり方を変えながら続けています。
調理したものを提供するだけではなく、食材を提供し、
各避難所で自分たちで作ってもらうよう促してもいます。
リクエスト以外で毎回ご提供頂くこまごまとした食材は、
そういった避難所に届けており、有効に使わせて頂いております。


通常食材はいただいたリクエストにあわせて
お送りしているのですが、
それに加えて練り製品やハムなども送っています。
それも避難所でわけて活用してくださっているようです。


 ・宮城県石巻市湊小学校の体育館へ荷物をお届けしました。


 20110714kenchin.JPG

・けんちん汁の材料には、「さんぶ野菜ネットワーク」や「くらぶち草の会」など、大地を守る会おなじみの生産者名が並びます。

 

 第10回「食べものつなげるプロジェクト」

▼7月9日(土)大槌町へお届けの商品

きゅうり40Kg、ハム・ソーセージ36パック、納豆・豆腐などの大豆製品54個、ヨーグルトなど乳製品468パック、キムチ39パック、焼きそばなど麺類19パック、こんにゃく100パック、卵製品5個、食パン171斤、梅干し20パック、ちくわ100パック、ところ天9個


▼7月9日(土)石巻市へお届けの商品

大根20本、玉ねぎ20kg、にんじん30kg、キャベツ20個、ほうれん草20束、しめじ20パック、小松菜58束、きゅうり20㎏、長ネギ26kg、ミニトマト9kg、エリンギ20パック、じゃがいも20kg、西から応援野菜セット(6~7品)1箱、にら5束、レタス12個、いんげん4kg、枝豆11パック、ハム・ソーセージ88パック、納豆・豆腐などの大豆製品166個、ちくわなど練り物44パックなど


▼7月9日(土)湊小学校へお届けの商品

キャベツ20個、長ネギ5kg、根しょうが3㎏、大根20本、玉ねぎ20kg、にんじん15kg、にら20束、ほうれん草20束、にんにく3kg、きゅうり10kg、ミニトマト6kg、トマト8kg、生しいたけ20パック、パイナップル19個、バナナ40房、卵4パック、こんにゃく5パック、油揚げ10パック、豆腐10パック、薄力粉3袋、かたくり粉10袋、ジュース3箱、ちくわ2パック、梅干し10パック

 

大地を守る会 宇田川

 



2011年7月11日

【復興支援】食べものつなげるプロジェクト 6月15日報告

少し前の報告になってしまうのですが、
RQ市民災害救援センター東北本部を通して宮城県南三陸町の
志津川大上坊地区へ食べものをお届けしました。

直接地区へお届けしたRQ東北本部の方から、以下のような
コメントを送っていただきました。
ひと月前の報告ですが、それでも震災後3カ月です。
まだまだ行政の手が届かない場所があるのですね・・・


■RQ東北本部の方より
今回野菜を送った地区は、かなり奥まったところにあるため、
行政からの支援が届きにくい地区になります。
一人暮らしの老人も多数居る中、
40前後の世帯が避難者を受け入れて、
自分たち自身の生活にも困窮しているとのことでした。

今でも、牛小屋で牛と一緒に2人で寝泊りしている方も
おられるようです。
今回送付した野菜は、
地区長さん達が一度箱の中身をばらしてから、
各世帯の人数に合った数に梱包しなおしてから
届けるとのことです。
実はその前に若干の食料を配布しようとしたのですが、
人数が多いため、
配布できない人が出て不公平感が出るとの事から、
受け取っていただけなかったことがありました。

今回、沢山の野菜を頂いたことで、
先方も大変喜ばれて受け取っていただき、
感謝しているとの言葉を頂きました。


▼6月15日(水)宮城県南三陸町へお届けの商品
西から応援野菜セット(野菜6~7品)44箱、大根やきのこなど野菜4ケース

大地を守る会 宇田川



【復興支援】食べものつなげるプロジェクト第9回ご報告

5月7日(土)よりスタートした新鮮な季節の野菜など加工食品を
避難所に継続的に届ける「食べものつなげるプロジェクト」、
第9回7月2日のご報告です。

第7回に宮城県内で支援活動をしている、
NPO法人ロージーベルを通じて
お届けしたタオルケットのお礼状をいただきました!

ロージーベルで支援活動をされている方も被災されていますが、
それでも地域のためにできることは・・・と
懸命に活動されている様子がうかがえます。

・大地を守る会からオーガニックコットンのタオルケット60枚を
お送りしました。


・避難されている方にタオルケットを配りに行く様子。

 

 


 

 

 

 

第9回「食べものつなげるプロジェクト」

▼7月2日(土)大槌町へお届けの商品

トマト5kg、にら3束、きゅうり5Kg、ハム・ソーセージ167パック、納豆・豆腐などの大豆製品41個、ヨーグルトなど乳製品55パック、キムチ16パック、焼きそばなど麺類15パック、食パン126斤、おそうざいなど42個


▼7月2日(土)陸前高田市へお届けの商品

トマト24kg、味の母6本、浅漬けの素15個


▼7月2日(土)石巻市へお届けの商品

大根6本、玉ねぎ3kg、にんじん3kg、キャベツ1個、ほうれん草1束、エリンギ12パック、しいたけ2パック、小松菜1束、きゅうり28㎏、長ネギ26kg、ミニトマト2パック、サニーレタス1個、西から応援野菜セット(野菜6~7品)、ハム・ソーセージ25パック、納豆・豆腐などの大豆製品878個、ちくわなど練り物195パックなど


▼7月2日(土)湊小学校へお届けの商品

かぶ4束、キャベツ4個、長ネギ1kg、根しょうが5㎏、大根4本、玉ねぎ3kg、にんじん3kg、にんにく1kg、にら9束、ほうれん草3束、きゅうり4kg、ミニトマト18kg、トマト4kg、生しいたけ10パック、卵18パック、こんにゃく5パック、油揚げ5パック、ジュース5箱、ちくわ5パック


大地を守る会 宇田川



2011年7月 1日

「100万人のキャンドルナイト@増上寺」レポート

6月18日(土)に開催をいたしました、
「100万人のキャンドルナイト@増上寺」に
たくさんのご来場をいただき、まことにありがとうございました。

イベントから早くも2週間がたちましたが、
「食べて復興応援屋台」の熱気、
ステージのすばらしいパフォーマンス、
会場に設置されたキャンドルの厳かな雰囲気、
そのひとつひとつがいまだ、心に残っています。

当日は3500名以上のみなさまに
会場へお集まりいただきました。

東北や北関東など、被災地から駆けつけた生産者は、
来場者のみなさまと「食べもの」を通じて交流ができ、
「元気をもらった」といって、笑顔で帰路につきました。

震災から100日目にあたる節目の日に、
「100万人のキャンドルナイト」のゆるやかな暗闇の時間を
みなさまと過ごせたことをとてもうれしく思います。

簡単ではありますが、
写真を紹介しつつ、当日のレポートを掲載いたします。

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恒例となった港区・芝の増上寺での開催。
あいにくの天候に関わらず多くの方が日中から会場へ足を運んでいただきました。

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被災地の生産者や、被災地を応援したいという全国の生産者が集まり
大地を守る会がプロデュースした「食べて復興応援屋台」。
テント内が人で溢れるほどの盛り上がりをみせました。

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福島の「福島わかば会」のみなさんが自慢の野菜をたくさんもって、
会場へかけつけてくれました。

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山盛りのきゃべつ。朝採れの新鮮やさいです。

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山形町短角牛肥育部会(岩手県久慈市)の下館さん。
びっくりするほどおいしい「短角牛の串焼き」を販売してくれました。

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赤身の希少種・山形村短角牛のおいしさに来場者は舌鼓をうちました。

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被災地ではないが、北海道の桃屋食品さんがこだわり原材料のたこ焼きを販売しました。
売上の10%は「大地を守る震災復興支援基金」を通じて被災地の復興につながります。

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鳥取境港の福栄さんはイカ焼きを販売。桃屋さん同じく売上の10%が基金へ。

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被災地の酒造メーカーも駆けつけてくれました。
岩手県の月の輪酒造さん(左)、福島県の仁井田本家さん(右)

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岩手県の世嬉の一酒造の佐藤航さん。ステージのトークにも参加していただきました。

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大きな被害を受けた岩手県の重茂漁協の天然わかめを大地を守る会スタッフが元気に販売しました。

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大地を守る会が呼びかけ、大漁旗を失った被災地へ、メッセージとともに大漁旗を届けようというプロジェクトを行いました。たくさんのメッセージありがとうございます。

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20時~22時のキャンドルナイトタイム。キャンドルの灯りの中、被災地へのメッセージを書き綴っていただきました。

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FMラジオ局・J-WAVEがプロデュースしてくれたステージ。
本殿前の大階段には約300のキャンドルを設置しました。

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ステージの最初をかざってくれたYaeさん。
しっとりと静かに降る雨がYaeさんの幻想的な雰囲気にマッチしていました。

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19時からスタートしたのはbirdさんのライブ。
アコースティックなbirdさんの雰囲気もとても素敵でした。
1曲目に降っていた雨も、ラストの5曲目にはすっかりあがっていました。

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20時の恒例・東京タワー消灯カウントダウンに出演した
大地を守る会代表の藤田和芳。100万人のキャンドルナイトをはじめたきっかけなどについて
話しました。写真右はJ-WAVEナビゲーターのレイチェル・チャンさん。
写真左は同じくJ-WAVEナビゲーターのnicoさん。素晴らしいMC、ありがとうございました。

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20時の消灯寸前の東京タワー

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消灯直後の東京タワー。本殿のキャンドルのみがうっすらと暗闇に浮かんでいます。

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キャンドルナイトタイム(20時~22時)に登場したのはSalyuさん。
キャンドルの灯りのみに包まれた増上寺に存在感のある歌声が響きました。

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Salyuさんの歌声に耳をすます来場者。

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ステージの最後を飾ってくれたのはモデルの冨永愛さん。
「ハチドリのひとしずく」の朗読とキャンドルナイトへのメッセージを語ってくれました。

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会場内に灯ったのは420個のキャンドル。
震災を経た初めてのキャンドルナイトは、参加する人々にとって特別な時間になったことでしょう。

2003年にスタートした「100万人のキャンドルナイト」も今年で9回目を迎えました。
「東日本大震災」という大きな出来事を経て、
「100万人のキャンドルナイト」が発信するメッセージもより多くの人々に届いたはずです。

今回のイベントは大地を守る会とJ-WAVEが共催し、
復興支援をテーマに掲げました。
「100万人のキャンドルナイト@増上寺」が、被災地の復興に少しでも力になれていればと願います。

6月18日(土)に増上寺にお集まりいただいたすべてみなさまへ
改めて感謝申し上げます。


大地を守る会 広報担当 中川啓


【復興支援】食べものつなげるプロジェクト第8回ご報告

5月7日(土)よりスタートした新鮮な季節の野菜など加工食品を
避難所に継続的に届ける「食べものつなげるプロジェクト」、
第8回6月25日のご報告です。

前回から宮城県石巻市の湊小学校へのお届けも開始しました。
早速感想も届けてくれましたよ!


●湊小学校から感想
野菜が定期的に届いています。ありがとうございます。
早速届いたやさいからミニトマトを配布しました。住民の皆さんが喜んでいました。

 
なにもつけなくてもおいしい大地を守る会のミニトマト、
喜んでもらえてなによりです!


 第8回「食べものつなげるプロジェクト」

▼6月25日(土)大槌町へお届けの商品

トマト200kg、にら50束、きゅうり200Kg、わかめ8箱、ハム・ソーセージ71パック、納豆・豆腐などの大豆製品514個、ヨーグルトなど乳製品468パック、キムチ16パック、焼きそばなど麺類81パック、ちくわなど練り物144パック、こんにゃく112パック、卵製品6個、食パン91斤、ジュース11箱、ツナ缶12箱、おでんつゆ5個


▼6月25日(土)陸前高田市へお届けの商品

トマト24kg、きゅうり25kg、長ネギ25kg、トマトジュース20箱


▼6月25日(土)石巻市へお届けの商品

大根40本、玉ねぎ20kg、にんじん30kg、キャベツ47個、ほうれん草20束、おかひじき23パック、しいたけ20パック、かぶ20束、小松菜35束、きゅうり4㎏、グリーンアスパラ25束、長ネギ25kg、ブロッコリー10個、トマト52kg、青しそ16パック、エリンギ20パック、ハム・ソーセージ36パック、納豆・豆腐などの大豆製品123個、ちくわなど練り物43パックなど


▼6月25日(土)湊小学校へお届けの商品

かぶ5束、キャベツ30個、小松菜23束、長ネギ5kg、根しょうが3㎏、大根20本、玉ねぎ20kg、にんじん15kg、にんにく3kg、にら20束、ほうれん草20束、きゅうり10kg、グリーンアスパラ3.5kg、ミニトマト28kg、トマト8kg、生しいたけ20パック、卵10パック、こんにゃく10パック、油揚げ10パック、ヨーグルト10パック、ジュース10箱、ちくわ20パック


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・湊小学校に大地を守る会からの荷物が届きました


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・お届けした大根を手に。どんな料理になるのでしょう。

 

大地を守る会 宇田川

 



2011年6月22日

【復興支援】「食べものつなげるプロジェクト」GTF食のつどいin仙台ご報告

食べものつなげるプロジェクトとして、
6月14日の仙台での炊き出しイベントへ食料支援を実施しました。

キャベツ100個を大地を守る会から提供しました。

こちらにも報告がありますので、
ぜひご覧くださいね。

http://syokuryo.jp/news-partner/2011/06/gtf-1106.html


http://www.gtf.tv/blog/users/100sen/?special=eventblog&eventblogid=180&ebitemid=5964

どの料理もとってもおいしそうです。
大地を守る会のキャベツはお好み焼きになったのでしょうね。


■名称:GTF食のつどいin仙台(炊き出し)
■場所:日本製紙クリネックススタジアム宮城(Kスタ宮城)正面広場
■日時:2011年6月14日(火)15:00開会、20:00閉会
■参加:無料
■備考:3,000食が無くなり次第終了
■メニュー
・季節野菜と米粉のシチュー
・アサリたっぷり東京飯
・トマトとお米のパスタ
・お米のお好み焼き

■イベント概要:
「東日本大震災復興支援」、「献血推進」を目的に、GTFグレータートウキョウ
フェスティバル実行委員会と、日本赤十字社「LOVE in Actionプロジェクト」によるコラボレーションが実現!
「健康な血液は、健康な体から。健康な体は、良質な食事から」という考え
から、Kスタ宮城正面広場で3,000食の大規模な炊き出しを実施しました。
FOOD ACTION NIPPONや、NHKドラマ「てっぱん」でお好み焼きの調理指導に
あたった佐竹佐知子さん率いる「チームてっぱん」、
そして調理の専門学校ビジョナリーアーツの学生さんなどたくさんの
ご協力を得て、避難生活で十分に摂ることができない野菜、旬の食材、
米粉などを使ったヘルシーメニューを炊き出しました!


大地を守る会 宇田川



【復興支援】食べものつなげるプロジェクト第7回ご報告

5月7日(土)よりスタートした新鮮な季節の野菜など加工食品を
避難所に継続的に届ける「食べものつなげるプロジェクト」、
第7回6月18日のご報告です。

今回は宮城県内で支援活動をしている、NPO法人ロージーベルを通じて
タオルケットもお届けしました。

■NPO法人ロージーベルの紹介
被災地(宮城県山元町、石巻市、名取市、亘理町)にある
避難所や救援物資分配所、介護関連施設や個人に対し、
被災した皆さんが必要としておられる物
(学生服、子ども服、文房具、玩具、紙おむつ、衛生用品、食糧、
肌掛け、シーツ、タオル、ペットフード等)をお届けする活動を、
毎週行っています。
こちらにも報告があります。

http://www.rosybell.jp/CCP013.html

 

 第7回「食べものつなげるプロジェクト」

▼6月18日(土)大槌町へお届けの商品

トマト200kg、にら50束、きゅうり200Kg、もやし4パック、ハム・ソーセージ148パック、納豆・豆腐などの大豆製品66個、ヨーグルトなど乳製品501パック、キムチ27パック、焼きそば32パック、ちくわなど練り物100パック、こんにゃく100パック、玄米クラッカー434箱、食パン38斤

▼6月18日(土)陸前高田市へお届けの商品

トマト20kg、きゅうり20kg、長ネギ20kg

▼6月18日(土)石巻市へお届けの商品

大根35本、玉ねぎ20kg、にんじん30kg、キャベツ45個、ほうれん草20束、しいたけ20パック、かぶ20束、小松菜30束、きゅうり4㎏、グリーンアスパラ25束、長ネギ20kg、西から応援野菜セット(野菜6品程度)17セット、ハム・ソーセージ13パック、納豆・豆腐などの大豆製品85個、うずらの卵600パック、ちくわなど練り物44パックなど

▼6月18日(土)湊小学校へお届けの商品

おかひじき17パック、キャベツ21個、小松菜25束、長ネギ18束、スティックブロッコリー20パック、レタス18個、ズッキーニ23本、ミニトマトkg

▼6月18日(土)NPOロージーベルへお届けの商品
タオルケット60枚


大地を守る会 宇田川



2011年6月17日

【復興支援】第6回「食べものつなげるプロジェクト」

▼6月11日(土)大槌町へお届けの商品

トマト200㎏、きゅうり200kg、にら50束、ハム・ソーセージ45パック、ヨーグルト345パック、納豆・豆腐などの大豆製品21個、キムチ14個、焼きそば32パック、卵製品4個、もやし6パック、チーズ13個など


▼6月11日(土)陸前高田市へお届けの商品

大根40本、にんじん20kg、キャベツ20個、ほうれん草40束、ズッキーニ25本、きゅうり15Kg、えのきたけ10パック、ハム・ソーセージ18パック、納豆11パック、ヨーグルト21パック、キムチ20パック、冷やし中華20パック、砂糖20kg、トマトケチャップ10本、めんつゆ10本


▼6月11日(土)石巻市へお届けの商品

大根36本、玉ねぎ20kg、にんじん20kg、キャベツ20個、ほうれん草40束、トマト12kg、しいたけ20パック、かぶ20束、小松菜35束、ベビーリーフ10パック、いんげん4㎏、きぬさや13パック、バナナ15袋、ハム・ソーセージ56パック、納豆・豆腐などの大豆製品98個、こんにゃく20パック、ちくわなど練り物142パックなど


▼6月11日(土)アトピッ子地球の子ネットワークへお届けの商品

ミニトマト4kg、河内晩柑10kg、ニューサマーオレンジ10Kg、水2リットル入180本、はみがき粉10本


大地を守る会 宇田川



100万人のキャンドルナイト@増上寺、明日開催です!

明日、6月18日(土)は、
東京都港区芝の増上寺で
「100万人のキャンドルナイト@増上寺」を開催します。

大地を守る会がプロデュースする「食べて復興応援屋台」では、
全国から自慢の食材をもって、生産者がかけつけます。

FMラジオ局・J-WAVEがプロデュースする
ステージには、Salyuさん、birdさん、Yaeさん、冨永愛さんなど
素晴らしいアーティストが出演します。

本イベントは雨天決行です。
ステージのみ荒天の場合、
プログラムの変更や見送りの可能性があります。

明日、本ブログにて会場から開催情報などをお知らせいたしますので
チェックしてください。

イベントの概要については
大地を守る会ホームページをご覧ください。

大地を守る会 広報担当 中川啓


2011年6月 6日

【復興支援】食べものつなげるプロジェクト第5回報告

5月7日(土)よりスタートした新鮮な季節の野菜など加工食品を
避難所に継続的に届ける「食べものつなげるプロジェクト」、
第5回6月4日のご報告です。

お届けするものも、トマト、きゅうりなど夏を感じさせるものが
 増えてきました。
暑い中での生活はこれまで以上に大変だと思います。
旬の野菜を食べることで少しでも元気につながれば!と
願いつつ、お送りしました。
今回から岩手県陸前高田市の高田第1中学校への食糧のお届けを開始いたしまた。                                                                                           


第5回「食べものつなげるプロジェクト」


▼6月4日(土)大槌町へお届けの商品

トマト200㎏、きゅうり200kg、にら50束、ハム・ソーセージ20パック、ヨーグルト367パック、納豆・豆腐などの大豆製品26個、キムチ17個、焼きそば24パック、卵製品14個など

▼6月4日(土)陸前高田市へお届けの商品
大根20本、にんじん20kg、キャベツ28個、ほうれん草40束、バランゴンバナナ14kg、ハム・ソーセージ11パック、納豆12パック、ヨーグルト42パックなど

▼6月4日(土)石巻市へお届けの商品

大根38本、玉ねぎ20kg、にんじん20kg、キャベツ50個、ほうれん草40束、れんこん12㎏、おかひじき24パック、ズッキーニ20本、きゅうり20㎏、トマト2kg、しいたけ20パック、ハム・ソーセージ54パック、納豆・豆腐などの大豆製品59個、こんにゃく20パック、ちくわなど練り物33パックなど

大地を守る会から送った野菜があたたかい料理にかわります。

食材はピースボートが現地で調理しています。

大地を守る会 宇田川



2011年5月30日

【復興支援】「食べものつなげるプロジェクト」第4回報告

5月7日(土)よりスタートした新鮮な季節の野菜など加工食品を
避難所に継続的に届ける「食べものつなげるプロジェクト」、
第4回5月28日のご報告です。

大地を守る会でもこういった支援は初めてのことで、
毎回慌ただしく食材をお送りしていたのですが、
ようやく送る食材を事前にお知らせできるようになりました。
さっそく石巻市からは、メニューが作りやすくなった!と
感想が届きましたよ。
さて、どんなメニューになっているのでしょうね。


第4回「食べものつなげるプロジェクト」

▼5月28日(土)石巻市へお届けの商品

大根20本、玉ねぎ20kg、にんじん20kg、キャベツ52個、ほうれん草40束、
しいたけ20パック、野菜ジュース6箱、かぶ20束、小松菜40束、長ねぎ20束、
サニーレタス10個、水菜15束、まいたけ35個、ハム・ソーセージ61パック、
納豆・豆腐などの大豆製品89個、ジュース6箱、こんにゃく20パック、
トマトケチャップ10個、パイナップル10個、ちくわなど練り物82パック、など

▼5月28日(土)大槌町へお届けの商品

バナナ200㎏、ハム・ソーセージ66パック、ヨーグルト224パック、
納豆・豆腐などの大豆製品83個、ジュース6箱、コーン缶詰2箱、キムチ22個、
ちくわ100パック、こんにゃく100パック

大地を守る会 宇田川



【復興支援】「大地と海の復興プロジェクト」活動報告 重茂漁協(岩手県宮古市)に船を届けてきました!

大地を守る会は、震災復興支援のひとつとして、

生産者が被災生産者を助ける「大地と海の復興プロジェクト」に取り組んでいます。

このプロジェクトで使っていない船の提供を呼びかけたところ、

シラスでおなじみ岩崎晃次さんが2隻の船と、

船外機(エンジン)を提供してくださいました。

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●岩崎さんが提供してくださった船2隻

5月3日8時に、船を運搬車につみこみ、重茂漁協より頼まれた発電機2台、

ヘドロを掃除する高圧洗浄機などといっしょに

神奈川県佐島漁港から一路岩手県宮古市へ。

ところが東北自動車道が大大大渋滞! 到着したのは夜中の23時でした。

翌4日、現地合流した大地を守る会社長・藤田とともに

重茂漁協の後川(うしろがわ)良二販売課長に船を引き渡し。

震災で橋が落ち、陸の孤島となった重茂地区ですが、

三陸の中でもいち早く復興への取り組みを始めています。

国や県の対応を待っていられないと、組合長が銀行から17億円の借入をしたとか。

重茂漁協では870隻の船のうち残った船は14隻。

つてを頼るなどなんとか手当てできた船が約150隻。

600名いる漁師4人に1隻の割合です。船も資源(ワカメ)もすべてを共有し、

当面は協業化で乗り切るとということです。

「5月末には天然ワカメの刈り取りを始めるよ!

養殖ワカメは色々なところへ出荷しているが天然ワカメは

大地を守る会だけに出しますよ!」と後川さん。

そして感激された後川さん、いきなり泡盛を! 

「いやぁ、震災後はやっぱり酒も飲めなかったんだよね! 

今日は大地を守る会さんが来てくれたからやっと花見酒がやれますよ!」

やっぱり被災地ではどこも自粛自粛なんですね。

そして、残った冷凍庫に10コずつあったという貝盛りのウニとアワビを大盤振る舞い。

「生のアワビはもっとうまいからその時にもまた来てくださいね!」

最後に藤田社長から大地を守る震災復興支援基金を手渡して重茂を後にしました。

後日、関係者の方から「先日重茂を訪ねたら、大地を守る会さんが船を持ってきてくれたと

嬉しそうに何度も何度も聞かされました」と教えてもらいました。

本当に喜んでいただけたようです。

大地を守る会のみなさまのお気持ちは確実に生産者に伝わっています。

今後とも被災生産者へのご支援をどうぞよろしくお願いいいたします!

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●写真左が岩崎さん(神奈川県佐島漁業)、右が後川さん(岩手県重茂漁業)

畜産水産グループ長 吉田和生



2011年5月19日

【復興支援】「食べものつなげるプロジェクト」第2、3回報告

5月7日(土)よりスタートした新鮮な季節の野菜など加工食品を避難所に継続的に届ける
「食べものつなげるプロジェクト」の先週と今週(予定)のご報告です。

石巻市は5月7日、14日はクール便をお届けできなかったのですが、
5月21日にはクール便が復活し、豆腐やお子さんに人気のウィンナーなども
お届けできることになりました。
大槌町へは支援基地の遠野市を経由してお届けしましたが、5月14日からは
直接大槌町までお届けできました。
着実に復旧していることがわかりますね!

また大槌町へは食材だけではなく、ご希望があったシャンプーとリンス、07105620.jpg
ボディソープをお届けしました。
お届けしたのは大地を守る会で扱っている「石けん」シリーズ。
初めて使う方もいるかもしれませんが、大槌町は海の近く。
海を大切にする方が多いと思い、自然の中でも分解されやすい石けんシリーズを
思いをこめて送らせてもらいました。

そして、5月21日からは以前からおつきあいのある「NPO法人アトピッ子地球の子ネットワーク」を
通して、被災地のアトピー・アレルギー性疾患をもつ患者とその家族の支援も始めました。

それと、先日遠野市から食材提供へのお礼状が届きました!
少しでも復興に向けたお手伝いができて、とてもうれしくなりました。
みなさんから寄付をいただきました「大地を守る震災復興支援基金」は
被災地へ着実に届いていますので、どうそ今後もご協力よろしくお願いいたします。


第2回「食べものつなげるプロジェクト」

▼5月14日(土)石巻市へお届けした商品

ごぼう10㎏、大根50本、玉ねぎ50㎏、にんじん50kg、キャベツ88個、長ネギ5kg、
ほうれん草50束、きゅうり70kg、トマト32kg、きのこ90パック、いんげん2kg、
竹の子の水煮11kg、野菜ジュース10箱、めんつゆ10本

▼5月14日(土)大槌町へお届けした商品

ハム・ソーセージ190パック、ヨーグルト195パック、納豆127パック、豆腐・油揚げなどの
大豆製品125個、卵40パック、おそうざい216個、キウイフルーツ10㎏、野菜ジュース10箱、
コーン缶詰2箱、ジャム・マーガリン80個、石けんシャンプー600本、
石けんリンス600本、石けんボディソープ1500本など

 

第3回「食べものつなげるプロジェクト」

▼5月21日(土)石巻市へお届け予定の商品

ごぼう10kg、じゃがいも50kg、大根40本、玉ねぎ50kg、にんじん50kg、キャベツ50個、
ほうれん草50束、しいたけ20パック、野菜ジュース10箱、タケノコ水煮1箱など

▼5月21日(土)大槌町へお届け予定の商品

ハム・ソーセージ80パック、ヨーグルト200パック、納豆70パック、豆腐・油揚げなどの
大豆製品28個、キウイフルーツ10kg、野菜ジュース10箱、梅干し32パック、コーン缶詰2箱など

▼5月21日(土)「NPO法人アトピッ子地球の子ネットワーク」を通じてお届け予定の商品

被災地のアトピー・アレルギー性疾患をもつ患者とその家族、30世帯分:
柑橘類30kg、りんごジュース6箱、野菜ジュース6箱、梅干し32パック、コーン缶詰2箱

 

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 石巻市での炊き出しの様子(5/24更新)
大地を守る会の野菜をふんだんに使った豚汁

大地を守る会 宇田川千夏



2011年5月17日

5/14,15蒲田行進曲フェスタに参加しました。

5月14日(土)、15日(日)に、JR蒲田駅西口で行われた蒲田行進曲フェスタに参加しました。

蒲田行進曲フェスタは、蒲田駅創業100周年を記念して始まったイベントで、
本年は東日本大震災チャリティとして実施。
「絆」をテーマに震災復興の募金活動、震災復興を呼び掛ける音楽ステージなど活気のあるイベントとなりました。

実は、このイベント、蒲田西口駅前商店街及び地元のケーブルテレビJCN(ジャパンケーブルネット)さんから直々にお誘いがあったこともあり参加を決定しました。
蒲田のある大田区では被災者受け入れなども積極的に進めています。
その大田区から、蒲田行進曲フェスタのような多くの人を集めるイベントをやるからには、被災地の復興に少しでも役立てば、また、東北の応援をしたい、被災地の方に直接アピールしてほしい、と強いお誘いを受けて、大地を守る会にお声がかかりました。

福島わかば会のある福島市周辺でも風評被害のあおりを受け、販売には苦労しています。
これからはトマト、きゅうりの夏野菜の季節。育っていく野菜は、もちろん安全性を担保した上で、誰かが食べなければ、計画そのものが狂ってしまいます。
大地を守る会では「福島と北関東の農家がんばろうセット」でも
北関東・福島の野菜を積極的に販売していますが、育っていく野菜を全て吸収できるほどの需要はありません。
という訳で、福島わかば会の方を直接呼んで元気づけようと応援を決めました。

当日は、福島わかば会の生産者、丹治さん、芳賀さん、佐藤さん、降矢さんに駆けつけていただき、
トマト、きゅうり、ニラ、根ミツバを販売。なんと土曜日の朝4時に福島を発って、蒲田に到着。
土日と東京の地で、直接店頭に立っていただき、野菜を販売しました。


福島出身なのよ頑張ってねという方、福島から避難しています、という方、蒲田のみなさんはとても好意的でした。
意外なのは、放射能のこと、もっと気にしている方が多いのではないかと思うのですが、それほどないのです。このあたりはイベントに出て対面で話してみないと実感としてわきません。
大地を守る会は自主測定をはじめていて、今日販売している野菜も自主測定済みです!と言葉を用意していたのですが。

しかしなにより、試食で出したトマトときゅうりのおいしさに、「懐かしいわこのトマト、ちゃんとトマトの味がする」、野菜そのものに対する言葉が一番わかば会の方々の心に届いたのではないかと思います。わかば会の方も、野菜が売れたことよりも東京の一般の消費者と話せたことが一番の収穫と仰っていました。

2日間で、トマト900個、きゅうり500本、にら250束、根みつば120束を売り切りました。

わかば会のみなさん本当にありがとうございました。また、蒲田のみなさん応援していただき、誠にありがとうございました。こういった試みが、少しでも震災復興に役立てばと思います。これで終わりではないので、永続的に続きますように応援よろしくお願いいたします

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トマト、きゅうり、ニラ、根みつばを販売。
東京新聞に掲載された丹治さんの記事「野菜買って応援」を掲げておきました。
「丹治さん実物の方がいいね!」という声もたくさん。

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JCNの取材を受ける丹治さん。
蒲田行進曲フェスタの模様は、6月5日(日)19:30~JCN太田11chで
特別番組として放送されます。

JCN 蒲田行進曲フェスタ2011絆  

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シャイな降矢さんも誠実に取材を受けていただきました。

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ステージで被害状況と支援を訴える丹治さん。
東北・北関東の生産者と一緒に。

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土日とも売れ行きは好調。
やはり対面販売はいいですね。直接応援してほしい。

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JCNマスコット、トンジロウもおいしそうにトマトを食べる。
地元密着のイベントでした。

大地を守る会 竹沢哲也



2011年5月11日

【復興支援】新鮮な季節の野菜を避難所へ継続的に届ける「食べものつなげるプロジェクト」をスタート!

新鮮な季節の野菜など加工食品を避難所に継続的に届ける
「食べものつなげるプロジェクト」を5月7日(土)よりスタートしました。

被災地では、東日本大震災による避難生活が長期間に渡っています。
野菜や果物などの栄養価の高い食材が不足し、
避難所で生活する方々の健康面が問題視されているなか、
大地を守る会の契約生産者がつくった季節の野菜やお肉、温めるだけのおそうざいなどの
食材をお届けします。

資金は大地を守る会の会員さんを中心として集まった「大地を守る震災復興支援基金」を利用し、
復興を支援する会員の思いと、生産者が誇りを持って育てた野菜をつなげて、被災地にお届けします。

1)提供期間
2011年5月~7月の3カ月間、週1回定期的に食材提供を行ない、支援先も増やしていきます。
5月7日(土)に岩手県大槌町、宮城県石巻市のNGOピースボード支援センターに第1回支援を行ないました。

2)提供食材
▼5月7日(土)に石巻市へお届けした商品
きゅうり50kg、キャベツ53個、だいこん12本、まいたけ35パックなど
▼5月7日(土)に大槌町へお届けした商品
ハム・ソーセージ175パック、ヨーグルト244パック、納豆255パック、豆腐・油揚げなどの大豆製品340個など

大槌町の避難所のみなさんに、特に喜んでいただいたのはヨーグルトだったそうです。
避難所のニーズをしっかり聞き取り、必要な食材をお届けします。
今後も支援先を増やしていく予定です。

3)今後の予定
次回は5月14日(土)に石巻市、大槌町にお届けします。

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★被災地支援をしている様子
写真提供:yoshinori ueno

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「大地を守る震災復興支援基金」の募集状況をお知らせします。

ご協力いただいた金額は・・・

82,192,616円(5月6日現在)

ご協力いただきましたみなさまどうもありがとうございます。

義援金は、大地を守る会の被災生産者の復興支援金などに使用させていただきます。
義援金の金額報告は、大地を守る会のHPにアップしていますのでご覧ください。

引き続き、大地を守る震災復興支援基金にご協力よろしくお願いします。

大地を守る会 齋藤史恵





2011年5月10日

5/10 NHKラジオ第1「ラジオビタミン」に代表の藤田が生出演しました

本日、NHKラジオ第一「ラジオビタミン」のコーナー「ときめきインタビュー」にて
代表の藤田和芳が生出演しました!

村上信夫さんと神崎ゆう子さんのおかげで、
藤田もリラックスして、大地を守る会の震災復興支援についてや、
生まれ育った原風景などのお話しました。

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★左からアナウンサーの村上さん、代表の藤田、歌手の神崎さん
ラジオスタジオの雰囲気に興奮して、思わずぶれてしまい、スミマセン・・・。

番組終了後、スタッフの方より、リアルタイムでリスナーのお便りを見せていただきました。
ひとつずつ丁寧に読みました。
被災を受けた生産者のお話についての感想や、生まれ育った原風景の話についての感想、
そして、大地を守る会に共感した、などたくさんのメッセージをいただきました。
メッセージを寄せていただいたみなさん。
どうもありがとうございました!

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★番組終了後、視聴者のみなさんからのお便りを読んでいるところです。

楽しい収録になりました。
ラジオビタミンのみなさん。どうもありがとうございました!

明日も引き続き、藤田のラジオ出演があります。
TOKYO FM「シナプス」のコーナー「あぐりずむ」
■放送日:5月11日(水)14:20~14:30
     5月12日(木)14:20~14:30
ぜひ、こちらも聴いてくださいね。

大地を守る会 齋藤史恵



2011年5月 9日

5/11・12 TOKYO FM「シナプス」あぐりずむにて代表の藤田がラジオ出演

TOKYO FM「シナプス」あぐりずむにて代表藤田和芳が出演します。
やまだひさしさんとの軽快なトークで、
大地を守る会の震災の影響、「スイッチ!電力」宣言について語ります。



なんと。やまだひさしさんは大地を守る会の会員さんで、
そして、ベジフルマイスターでもあります。
「大地を守る会の食べ物を食べてるので、健康なんです!」ともおっしゃってました。
ありがとうございます!

■番組名:TOKYO FM「シナプス」あぐりずむ
■日時(TOKYO FMでの放送)
         5/11(水)14:20~14:30
    5/12(木)14:20~14:30


▼「シナプス」はFM北海道、FM青森、FM福島、FM三重、FM高知など
全国38局ネットで放送します。
各局で放送時間が異なりますので、詳細は以下をご覧ください。
http://www.tfm.co.jp/agri/index.php?catid=697


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★番組収録後、藤田がやまだひさしさんとお話している様子です。

私は10年以上前からやまだひさしさんの「ラジアンリミテッド」という番組のリスナーだったので、
お会いできてとってもうれしかったです。
印象もラジオから聴こえるままのやまちゃん。とっても気さくで素敵な方でした。
ぜひ聴いてみてくださいね。

大地を守る会 齋藤史恵


2011年5月 6日

5/10 NHKラジオ第1「ラジオビタミン」のコーナー「ときめきインタビュー」にて代表の藤田がラジオ生出演

NHKラジオ第1「ラジオビタミン」のコーナー「ときめきインタビュー」にて代表の藤田和芳が生出演します。
大地を守る会の震災の影響や、藤田の生まれ育った原風景についてお話します。

先日打合せをしましたが、
気さくなアナウンサー村上信夫さんに藤田もリラックスしてお話していました。

村上信夫さんと歌手の神崎ゆう子さんとの楽しいトークになるかと思いますので
ぜひ聴いてみてくださいね。

番組名:NHKラジオ第1「ラジオビタミン」ときめきインタビュー
日時:5/10(火)10:05~10:50
http://www.nhk.or.jp/vitamin/index2.html


大地を守る会 齋藤史恵




2011年5月 2日

【復興支援】タイム(陸前高田)、村田漁業(気仙沼)被災生産地レポート

「大地を守る震災復興支援基金」の募集状況をお知らせします。

ご協力いただいた金額は・・・

79,905,500円(4月28日現在)

ご協力いただきましたみなさまどうもありがとうございます。

義援金は、大地を守る会の被災生産者の復興支援金などに使用させていただきます。
義援金の金額報告は、大地を守る会のHPにアップしていますのでご覧ください。

引き続き、大地を守る震災復興支援基金にご協力よろしくお願いします。

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畜産水産グループの浅海より、ツナ缶のタイム(陸前高田)、まぐろなどの村田漁業(気仙沼)の
被災地レポートを報告します。

のブログの写真の右から2番目の男性です。

大地を守る会 齋藤史恵
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畜産水産グループ 浅海博志

4月14日(木)

1.一路陸前高田へ
東京神田の登喜家さんの会社より、総合農舎山形村の牛丼・米等を積み込み陸前高田へ向け出発。
先週に引き続き、東北道を一ノ関目指しひた走る。
福島あたりで、携帯の緊急地震速報が鳴りだし、ドキッとするが、特に大した事もなく、走り続ける。
余震のせいか、高速の道が、先週に比べもっと悪くなっている。
さすがの登喜家さんも車が悪くなる事を恐れ、スピードダウンする。
前のバス・トラックが道のでこぼこで大きくバウンドしている。
先週はタンクローリーが多かったが、輸送トラックが多いのが印象的であった。
一ノ関は停電の影響のみで、町は特に被害なし。
ちなみに一ノ関のホテルは報道関係者ですべて満室になっているとの事。

2.タイム新工場は・・・
一ノ関から約1時間ほどの処にある新工場へ着き、タイム佐々木工場長と合流する。

タイム新工場2_convert_20110426110457.jpg
★タイム新工場

3.タイム(ツナ缶工場)へ出発
昨年11月缶詰のシーラー購入し、その後2度しか製造していないツナ缶の工場へ向かう。

ちなみに佐々木工場長は・・・
震災の日に従業員を高台に送った後、
自分の車をとるために加工場へ走り戻る。ふと、バックミラーを見ると津波が・・・。
あわてて、車を走らせ、高台に逃げ込み難を逃れた。
後日、従業員招集したが、3名が行方不明で、居場所が分からないとのこと。 

▼下記3枚は津波当日の津波の状況

陸前高田津波1_convert_20110426112406.jpg

陸前高田津波2_convert_20110426112527.jpg

陸前高田津波5_convert_20110426115450.jpg

陸前高田大手企業独自で重機調達2_convert_20110426112319.jpg
★震災後4/14当日同じ工場を撮影しました。



陸前高田タイム加工場1_convert_20110426112108.jpg
★すべてが、流されており、家が建っていたのかもともと何があったのか分からない状況である。
タイム工場は加工場はつぶされ、ボイラーが下敷きでどのような状況かつかめない。



陸前高田タイム2_convert_20110426111412.jpg
★別棟1階加工場は大破しているが、2階包装室は難をのがれた。

陸前高田タイム2Fラベル加工室内4_convert_20110426111530.jpg
★2階包装室内部

陸前高田の市街地に行くための橋は落ち、市街地には行けなかった。
陸前高田の復興のシンボル一本松のみが目立つ。(一本松の向こうに市街地)

陸前高田復興のシンボル一本松6_convert_20110426112734.jpg

ちなみに陸前高田にも防潮堤があったが、防潮堤の扉が津波でなくなってしまっている。
津波の破壊力のすごさを実感。

陸前高田港の防潮堤1_convert_20110426112217.jpg

陸前高田については、ほぼ壊滅的な被害がある。
現在復旧作業も進んでおらず。がれきについてもどのように処理するのか等指示は
全くないままの状態との事。タイムについては新工場での復活を5月目処に進めている。
現状では加工場の片づけから始まり、既存の機械類の整備点検を始める。
缶詰を加工するとなると、シーラーの機械導入・地下水をくみ上げる機械設備などの
新しく設備投入をしなければならない。
しかし「前向きに、加工場再建に取り組み少しでも早い復興を目指したい」と鄭社長。
ちなみにタイムではすべての従業員は一旦すべて解雇している。
 
3.気仙沼へ
本日の宿泊場所として確保した気仙沼の水産物加工もしている阿部長さんが経営する
気仙沼のホテル「サンマリンホテル観洋」に向け出発。
陸前高田から、気仙沼に向かう道については特に被害もなく順調に進むが、
気仙沼に入った途端景色が一変する。がれきの山・つぶれた家・船が陸地に・・・・
ニュース等見て知ってはいたが、いざ現地に入ってみると見るも無残な風景が広がる。
舗装された道路は途中までで、港に近い道路はすべて砂利道。
しかも重油の匂いが鼻につき、そういえば気仙沼は火事があった事を思い出させる。

気仙沼3_convert_20110426110529.jpg

気仙沼11_convert_20110426110735.jpg

ホテル到着後、阿部長さんに支援物資を渡し、話を伺う。
阿部長さんは気仙沼にホテル3軒・気仙沼に加工場を2件・大船渡に新規加工場を
1件持ち従業員800人を抱えている会社である。
従業員はすべて解雇せず、現在もホテルに避難した人たちが居たり・支援物資を配ったりしている。
気仙沼市は未だ水道・電気・ガスのライフラインも復旧しておらず。
ホテルも自家発電で、朝4時~夜10時まで動かしているとの事。
また、阿部社長も自宅が流されなくなったため、ホテルに滞在しているとの事。
気仙沼の工場は被害を受けているが、大船渡の加工場については
被害が比較的少なかったために、この工場をまず復旧させるよう動いている。
この工場が、稼働すれば、サンマ船3~4隻すべての水揚げを購入する事は可能だという事で、
海(漁師)の復興も視野に入れ、復旧に向け動いている。
阿部長さんでも5名が行方不明になっているとの事。気仙沼市の復興については、
現在、国有地化という話があがっているとの事。
個人レベルでは復旧する事は難しいため、
国有地にして、区画整理それから払い下げするということで、
1日でも早い復興を目指したいとの事(陸前高田も同じようになる野のではないかと)。
多少反対する人はいるだろうが、そこは無視しなければ復旧出来ないと考えているとの事。
また、陸には100tクラスの船が40隻以上あり、3000tのクレーン船で使える船は海に戻すとのこと。
また、阿部長でも独自に重機を入れ、片づけに入っているとの事。
 
4月15日(金)
4.村田漁業へ
村田漁業の本社ビルは港のそばの3階建てのビルであり、おそらく津波をまともにかぶっただろう。

気仙沼村田漁業事務所・自宅_convert_20110426111336.jpg
★写真の左手は港

会長は、震災当日は病院に行っており、地震が起きてすぐ事務所へ引き返した。
スイスイと走れてあっという間に事務所に着いた。(山側から港へ向かって走っていた)。
今から考えると、本当は山の方へ逃げるのが普通なのに、
車がすいているのも不思議に思わず、とにかく会社へ会社へという思いで帰ってきたと話していた。
会社に着くと従業員はすべて避難しておらず、心配で戻ってきた従業員に拾われ、
近くの丘へ車で非難したとの事。2日目になっても水が引かず、膝まで水浸しになりながら、
事務所兼自宅に戻ってみると、2階まで浸水しており、3階部分は大丈夫だったため、
3階部分で非難する事にした。専務である娘さんは東京に出張中であり、
東京から山形まで飛行機で飛び、山形から仙台まで夜行バス、
仙台から一ノ関までまたバスに乗り一ノ関から車で気仙沼と14日には会長と合流したとの事。
津波により100t以上の船が次から次へと加工場をなぎ倒し、
陸の中へと次々に流されていったとのこと。
村田漁業さんの加工場・製氷工場は大破しており、
被害の少なかった加工場の修復にかかっているとの事。
また、船については操業中だったため、1隻は無事という事である。

気仙沼村田漁業l工場1_convert_20110426111210.jpg

現在の加工場修復については、砂かきが終わり、機械類も重機で運び出し、
真水で洗っているとの事である。

気仙沼村田漁業佐々木工場長_convert_20110426111249.jpg
★村田漁業佐々木工場長です。加工場修復の指揮をしています。
佐々木さんの左の建物が村田漁業本社。

村田漁業さんの道路も2~3日前まではがれきの山で、昨日から通れるようになったとの事。
気仙沼市大島という離島には日に2~3回船で物資を運んでいるが、
気仙沼市内ではなかなか物資が届かないという話である。
村田漁業さんの周りには8軒ぐらいが建物が無事で、(住める状態)皆で協力して、
水を分けたり、食べ物を分けたりして生活をしているとの事。
自家発電を3時間ほど動かしており、9時になったら寝るしかないと・・・。
国有地化については、村田漁業としては反対であり、
長年暮らしてきたこの場所を動きたくないと話をしていた。
それぞれ、思い入れがあるようで、どのような形で復興するのか、
させるのかが課題となると思われる。
村田漁業さんでは、先日マグロ300tを海洋投棄(捨てた)という事である。
金額については明言しなかったが安く見積もっても約2億の額になると思われる。
 
物資支援ありがとうございますと皆さんにお伝え下さいと
それぞれの生産者の皆さん笑顔で話をしていました。
スピードは違うとは思いますが、復旧に向けてそれぞれ頑張っています。
その場面・場面でどのような応援が出来るのか考えさせられました。

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★気仙沼道の向こうに船が見えます。

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★燃えて真っ黒になってしまった船



2011年4月19日

【復興支援】カキの生産者の奥松島水産振興会二宮さんのお見舞いレポート

「大地を守る震災復興支援基金」の募集状況をお知らせします。

ご協力いただいた金額は・・・

68,195,313円(4月15日現在)

ご協力いただきましたみなさまどうもありがとうございます。

義援金は、大地を守る会の被災生産者の復興支援金などに使用させていただきます。
義援金の金額報告は、大地を守る会のHPにアップしていますのでご覧ください。

引き続き、大地を守る震災復興支援基金にご協力よろしくお願いします。

大地を守る会 齋藤史恵
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畜産水産グループ長吉田が、カキの生産者である奥松島水産振興会(宮城県東松島市)
の二宮さんへお見舞いに行ってきました。
吉田よりレポートを報告します。

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畜産水産グループ 吉田和生

4月14日(木)朝8:00 習志野物流センターから松島へ向け出発

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お米、野菜、肉、お茶などの支援物資を習志野センターで積み込み、
松島へ向けて出発しました。


4月14日(木)14:30 二宮さんのアパートに到着

小さなアパートですが、震災後、やっと親子3世代5人で暮らせる環境で一息つけた雰囲気。
一足早くお渡しした大地を守る会の従業員で集めたカンパでなんとかアパートを借りることができ、
冷蔵庫も備え付けることができたと喜んでいました。
また、お見舞い金にて、「発電機」を渡しました。

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★左からいつも元気な母ちゃんの貴美子さん。
お嫁さんのひろ子さんと悠斗くん(1歳3カ月)。
頼もしい後継ぎ息子の義秋さん。
そして、大活躍だった義政さん。

アパートを後に、二宮義政さんと息子の義秋さんとともに、
鳴瀬町東名の自宅があったところへ見に行きました。
予想はしてたけど、自宅と加工場があった場所は、地盤沈下でまだ水面下。
義政さんはここに戻りたいけど戻れるかな~と心が揺れ動いています。

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★二宮さんの自宅と加工場はこの写真中央当たりで沈んだまま。



東日本大震災発生より、一度は津波にのまれながらも、なんとか命からがら避難した二宮さん一家。
怒濤の一日を送りました。

3/11(金)の大地震による津波は、東名の北側、野蒜(のびる)海岸の防波堤を越え、
鳴瀬町東名にやってきました。
最初は津波4mという情報で、それじゃ大丈夫だと高をくくっていたところ、10mに変更されました。
しかし、最初の地震で、防災無線は壊れてしまい、住民に情報が届かず。
消防団員である義秋さんは、消防車で町内に避難を呼び掛けて走りました。

一方、義政さん、貴美子さん、ひろ子さんと悠斗くんも、
津波10mの情報を聞き、地震発生30分後にあわてて車で避難。
できるだけ遠くに逃げるように動いたけど、仙石線の線路を越えあたりで、
津波に追いつかれ500m流され、電信柱に激突。
そして車は逆さになり、窓ガラスが割れました。
まずは水の中より義政さんが脱出。そして助手席の貴美子さんを引っ張り出す。
ひろ子さんと悠斗くんがいないことに気付き、車に戻り、片手でふたりを引き上げる。
悠斗くんは真っ青で息もしていなかったけど、義政さんが首に巻いていたタオルで拭いてやると、
泣き出し、なんとか蘇生しました。
それを見ていた2階にいた民家の方が、悠斗くんだけでもと引き上げてくれました。
義政さん、貴美子さん(奥さん)、ひろ子さんは、
首まで水につかり、おまけに雪もふってきての寒い中で、数時間ものあいだ水が引くのを待ちました。

水が引き、移動できるようになると、低体温の悠斗くんをさすりながら、親戚を頼って避難しました。

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★二宮さんの地元集落です。津波の甚大さがわかります。


義秋さんはというと、消防車で回っていたら、道の向こうに津波が見え、慌てて漁協事務所へ。
車を降り、2階の階段を昇るときには、乗っていた消防車が津波にのまれ、
グルグル回っているという危機一髪。
一晩避難して、翌日昼過ぎ、自宅を見に来た義政さんたちと義秋さんが再会できました。

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★義秋さんが消防担当で乗っていた消防車。
道をはさんで左側にある漁協事務所の2階に逃げ込み、なんとか難を逃れました。


義政さんより・・・
カキ施設などはもちろん流されてしまいましたが、
15,000位の種ガキがどうにか残ったとのこと。
これは、漁協みんなの財産として、母貝として協同管理する方針。
今年の秋の出荷は無理だけど、来年の秋には少しは鳴瀬漁協で出荷できるかも。
今後、家や加工場を確保して再開できるのは早くて3年後になるかな。
その間に、俺たちのこと忘れないで!

忘れませんとも!
二宮さん個人のカキでなくても出荷できれば販売すると約束しました。
もちろん二宮さんのカキが復活するまで応援します。
そして、消費者からも忘れないよう、仕掛けを提案しました。
(仕掛けの詳細については、後日お伝えします。お楽しみにしていてくださいね。)

実質的な経営者の義秋さんより・・・
親父が築きあげたところまで、なんとか3年で戻って見せる!とのこと。

壊れた堤防や、加工場はじめ復活への道のりはまだまだ始まったばかりですが、
みなさん。どうかこれからも二宮さんを忘れずに応援してくださいね。



2011年4月15日

「福島と北関東の農家がんばろうセット」BS-TBS NEWS21にて紹介

注文受付をスタートした「福島と北関東のがんばろうセット」について
昨日と本日、BS-TBS「NEWS21」の取材を受けました。

昨日は習志野物流センターにて、野菜のピック作業。
そして、農産チーム長の太田のインタビューを撮影しました。
本日は、大地を守る会が検査を依頼している放射能汚染食品測定室にて
検査しているところを撮影しました。

明日。
4/16(土)21:00~21:54 BS-TBS「NEWS21」にて
取り上げられる予定です。

ぜひご覧くださいませ。

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農産チーム長太田が習志野物流センターにて取材を受けているところです。

大地を守る会 齋藤史恵


2011年4月14日

Daichi wo Mamoru Earthquake Relief Fund

「大地を守る震災復興支援基金」の海外向け情報です。

Daichi wo Mamru Kai (hereafter Daichi) launched a fund
for Daichi's producer members suffering from damages
by the current earthquake and tsunami that hit mainly
northeastern part of Japan on March 11, 2011.

The fund is to be used for any support for the victims among
Daichi partners. It includes reconstruction of farming facilities,
houses of Daichi's partner famers, fishermen, livestock farmers
and the factories.

We will account for the fund spent in our publications including
 internet website.

Any amount of support is greatly appreciated.

Here are the information you need to know when you transfer money to the
fund.

Name of bank : Sumitomo Mitsui Banking Corporation
Branch : Roppongi Branch
Swift code: SMBCJPJT
Bank code: 619
Bank number: 0009
Address of the bank :6-1-21, Roppongi, Minato-Ku, Tokyo, Japan
Account number : 7464419
name of the account: Daichi wo Mamoru Earthquake Relief Fund
address of the account holder :
2nd floor, Dainisatsuki Bldg., 6-8-15, Roppongi, Minato-Ku, Tokyo, Japan
Tel number of the account holder : 03-3402-8841


Here is the excerpts from the rules of this fund (dated March 11 2011)

○Name of this fund
This fund is named "Daichi wo Mamoru Kai's Fund for victims by Earthquake &
Tsunami!"
(hearafter Fund). The office was set in the office of Daichi and the address
is as below.

Daichi wo Mamoru Kai
2nd floor, 6-8-15, Roppongi, Minato-Ku, Tokyo, Japan.

○Purpose of the fund
This Fund is for urgent rescue and reconstrucution of Daichi's partner
farmers, fishermen,
livestock farmers, factories and all the damages caused by the current
earthquake on March 11
2011.

○Activities
The Fund will do the following activities for the achievement of the purpose
(1) Urgent resucue and sopport of the victims
(2) Raising fund for the rescue and support of the victims
(3) Publication of papers to announce how the Fund is spent for the victims,
etc.
(4) Administration of the Fund
(5) Any other activities for the need of the victims

○Members
Members of this Fund agree with the purpose and participate in the
activities.

○Board Members
(1) Chairperson of the board of directors:  Mr Fujita, Kazuyoshi
(2) Vice chairperson of the board of directors: Mr Ohyama, Yoshimitsu
(3) Auditor: Mr Noda, Katsumi

○Fiscal year
Fiscal year starts from April 1st and ends March 31st next year.



2011年4月13日

【復興支援】大地を守る炊き出し支援隊渋谷から @岩手レポート

4月4日(月)~6日(水)まで、
岩手へ大地を守る炊き出し支援隊に行った市場開発グループの渋谷知征より
炊き出し支援の様子をレポートします。

渋谷によると・・・
実際に見る風景は想像を絶し、言葉を失ってしまった。
でも、出会った生産者は復興に前向きで、自分たちができることが何かと考えていました。
その姿をみて、まず自分ができることからはじめようと強く思ったそうです。

ちなみに・・・
のブログの写真のいちばん左側の男性です。

渋谷隊員が感じるままに書きつづったレポートをご覧ください。

大地を守る会 齋藤史恵
..................................................................................................................
市場開発グループ 渋谷知征

4月4日(月)10:30 本社出発

東北自動車道をひたすら走りました。
福島県を境に道が悪くなり、至る所に道を舗装した跡がありました。そこを走るたびにトラックが揺れます。
行きも帰りもですが、機動隊と自衛隊とタンクローリーの車両が多く
機動隊車は何十台も並んで隊列をつくり走っていました。
そんな光景が30分おきに見られます。
車両ナンバーは、大阪・愛媛・長野など、全国から機動隊が出動しているようです。
原発事故が一日でも早く収束してほしいと願いつつ、久慈市まで車を走らせました。

CIMG2051_convert_20110413130157.jpg



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宿泊した平庭山荘からの景色。
まだ雪が残っていて、白樺の木には雪が似合います。


4月5日(火)11:45 岩手県野田村の役所で炊き出しを開始

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野田村は岩手県久慈市の南に位置します。
野田村の死者数は37人。今でも避難所で生活している人は約380人います。
短角牛の牛丼と北浦軍鶏の汁物を400食用意しました。
1時間もしないうちに終了。
「美味しいよ」と食べていただく方々の笑顔が救いです。

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総合農舎山形村所長の木藤古さん。
牛丼と軍鶏汁の仕込みをしていただきました。
木藤古さん・岩脇さんをはじめ農舎の方々にはお世話になりました。


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炊き出しをした野田村役所前の光景。
海から300メートルくらい・・・。ほとんど何も残っていない。

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海から野田村の間にある防波堤は高さ13メートル。
その防波堤を超えて、村へ津波がやってきました。想像ができません・・・。

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野田村役所横のテーブルには、瓦礫から発見された写真、アルバム、卒業証書が並ぶ。
震災前まで笑ったり、悲しんだり、喜んだり、する生活がありました。
その光景に、ただただ黙るしかありませんでした。

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とても天気が良く、野田村前の穏やかな海。
この海が村を襲うとは、想像がつきません。

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野田村で炊き出し後、久慈市の二子漁協へ。
ここは以前、ウニの殻むき体験イベントでお世話になったところです。
津波でほとんど流されました。
左手の陸地から海へ堤防がありましたが、今はありません。

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同じく二子漁協。

~漁協の方のお話~
震災当日、港で作業をしていると強い揺れを感じ、津波を警戒して港の後ろの国道に避難。
地震から30分くらいして、海の引きもなくいきなり第一波。
想像以上に大きいため、国道を駆け上がり高台へ避難。
第二波、第三波と続き、ようやく波が引くと、港には何も残ってなかった。
「毎日変な夢を見る。未だに起こったことが信じられないですよ。
何から手をつけていいのかわからない。でも頑張らなくてはね・・・。」
それを聞いた僕は何も言葉をかけることができませんでした。


4月6日(水)8:00 久慈市から、天然わかめの産地、岩手県宮古市重茂漁港へ向かう。

CIMG2076_convert_20110413142844.jpg
久慈市から宮古市へ南下。
途中宮古市の田老地区を通る。
国道を挟んで、左が海と町、右は山に向かって町が・・・ない。
右左見ても、瓦礫の山。山。
生活感がもちろんなく、瓦礫の山の中、自衛隊と重機のみが動く。

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宮古市の海から国道を挟んで三陸鉄道。線路は無残な姿。

重茂漁協に向かう途中の宮古市、この光景はどこまでも続く。
今でも宮古市は約4,860人が避難生活を続けている。


4月6日(水)11:00に重茂の役場到着

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重茂の集落は、現在約100人が4箇所に分かれて、避難所生活を続けています。
一か所で炊き出しを行なうと不公平になり、重茂の方の受け入れ態勢ができていないため、炊き出しは中止。
山形村で仕込んだご飯、お肉と軍鶏汁を発泡箱にいれて100食分。
米、大地を守る会従業員から集めた絵本、おもちゃ、服を今後それぞれの避難所に分配していただく予定です。
重茂は山に家が多く建っているため、比較的被害は少ないですが、それでも死者数は50人。
船も800隻近くありましたが、無事だったのは20隻もないそうです。
それでも天然わかめの漁ができるように、みんなで復興を目指していました。

現地の人たちはみんな同じことを口にしています。
「まさかここまで津波がくるとは・・・信じられない」
大きな防波堤を超え、何キロ先の陸地まで、かなりの高さの高台まで爪痕を残している被災地の
光景は想像を絶しました。
これが日本で起きている出来事なのか、本当に言葉が出てこない。
それでも現地の人は復興を目指してました。

「頑張ろう日本!」心から。



2011年4月11日

第2弾 海外から応援メッセージが届きました。

大地を守る会のつながりのある海外の方々より、第2弾の応援メッセージです。
応援どうもありがとうございます。


G. K. サンガットさん

(ネパール NGOラブ・グリーン・ネパール(LGN)の事務局)

大地を守る会とつながり:LGNは、長年の交流先でありDAFDAF基金の支援先

日本で起きた地震と津波により人々の命と財産が失われたことに対して
私たちは大きなショックを受けました。
日本の皆さんは今とても困難な自然災害に直面されていますが、
短時間に事態が落ち着き普段の生活に戻れることを祈っています。
大地を守る会の皆さん全てが安全無事でありますよう。

春田朋美さん

(韓国 日本より韓国へ嫁いだ平飼い養鶏家)

大地を守る会とつながり:ハンサルリム生協(韓国)が大地を守る会を訪問したときの通訳者

東日本大地震の後どうお過ごしですか?
大地を守る会の生産者の方達、消費者の方達 安全な生活を取り戻されたでしょうか・・・?
農家の方達が大きな被害を受けたのではないかと心配です。
日本の農業を憂える声が韓国まで届きました。
大地を守る会の皆さんも 色々な心配を抱えていることと思いますが、がんばってくださいね。



大地を守る会も協同ネットワークに入っている
NPO法人APLA(Alternative People's Linkaga in Asia)
が震災応援サイトをつくりました。

東日本大震災応援サイト

Beyond Borders


こちらもぜひチェックしてみてくださいね。

大地を守る会 齋藤史恵



2011年4月 8日

「福島と北関東の農家がんばろうセット」がNHKで紹介

来週月曜日(4/11)から大地を守る会の宅配
来週木曜日(4/14)から大地を守る会のウェブストア
注文が始まる、「福島と北関東の農家がんばろうセット」について
昨日、NHKから取材をうけました。

午前中は品川区の宅配会員さん(宮下惠子さん)のご自宅の配送風景、
午後には、千葉市美浜区の本社で
農産グループ長の戎谷のインタビューを撮影しました。

風評被害で苦労している福島・北関東の農家を応援したい
という本セットの立ち上げ経緯とそこに込められた思い、
また、あわせて、大地を守る会の放射能物質に対する
自主測定体制などを説明しました。

本日(4/8)、17時10分~18時に放映される
NHK総合「首都圏震災ニュース」で取り上げられます。

ぜひ、ご覧ください。

DSCN2175.jpg
戎谷が過去の放射能測定報告書を説明する様子。

(事務局 中川啓)


2011年4月 7日

【復興支援】大地を守る震災復興支援基金の募集状況

大地を守る会では、このたびの地震被害に対して「大地を守る震災復興支援基金」の募集を開始しました。
早くも多くの義援金が集まりました!

ご協力いただいた金額は

54,789,933円4月6日現在)

ご協力いただきましたみなさまどうもありがとうございます。

義援金は、大地を守る会の被災生産者の復興支援金などに使用させていただきます。
今後、義援金の金額報告や支援レポートについては、こちらのブログ大地を守るを通じて、
みなさまに情報をお届けいたします。

引き続き、大地を守る震災復興支援基金にご協力よろしくお願いいたします。


大地を守る会 齋藤史恵


【復興支援】「福島と北関東の農家がんばろうセット」注文開始

4月4日より、福島県とその周辺の生産者を応援する「福島と北関東の農家がんばろうセット」の注文を開始します。
東日本大震災以降、福島原発事故が長期化するなか、市場では「福島県産」「茨城県産」と
いうだけで、出荷を停止していない野菜までもが売れなくなっています。
風評被害に合う産地を気遣う声や、その地域の野菜を買って応援したいという
会員さんとウェブストアユーザーの声に応えようと企画しました。

商品名:福島と北関東の農家がんばろうセット
価格:1セット 上限 1,200円
販売時期:大地を守る会宅配にて、4/4(月)より注文受付開始
       ウェブストアでは、4/14(木)より注文受付開始

セットに入る野菜:福島県、茨城県、群馬県産を中心に4~5品お届けします。
※国・行政による出荷停止品目はお届けしません。


福島・北関東の野菜は今が出盛りの時期ですが、
出荷規制がかかっていない野菜まで買い控えが続いています。
出荷予定だったものも、「福島県」というだけで市場にキャンセルされてしまって、
生産者が大切に育てた作物を捨てなければならない状況になっています。

みなさんは、小さなお子さんがいたりとそれぞれ感じることがあると思います。
ムリにお願いはしませんので、ご協力できる方にご購入いただければと思います。

義援金という協力方法もあります。
「大地を守る復興支援基金」は被災生産者の復興支援とそのための活動に使われます。

自分の責任ではない放射能の問題で苦しんでいる生産者の方々の被害を軽減するためにも、
大地を守る会の多様な震災復興支援にご協力をどうぞよろしくお願いいたします。


大地を守る会 齋藤史恵


2011年4月 5日

【復興支援】大地を守る会炊き出し支援隊 岩手へ

昨日4/4より、大地を守る会従業員6名と北浦軍鶏生産者の下河辺さんで
岩手の被害の大きかった産地へ炊き出し支援に行っています。
食材は総合農舎山形村にて仕込んで、被災者へふるまってきます。


紫波サービスエリアにて①_convert_20110405093642.jpg
左より、営業の渋谷、物流の村尾、水産の浅海、農産発注の前田。

被災地の子どもたちは学校も遊び場も今まで通りではなくなり、
多くのストレスを感じているということで、
その子どもたちへ子供向けのマンガ・本・おもちゃなどを大地を守る会従業員で集め、
お届けもします。

メンバーは気合い十分で、はりきっています。
後日、詳しい岩手の炊き出し支援のレポートをアップしますので、
楽しみにしてくださいね。

<炊き出し予定>
4月5日(火)二子漁協(久慈市)とOBF野田(野田村)
4月6日(水)重茂漁協(宮古市)


5日朝の景色_convert_20110405093820.jpg
今朝の久慈山形の平庭高原の風景。まだまだ冬景色です。
キレイな景色に見えますが、避難所を思うととても厳しい寒さです。


みなさんも参加できる被災生産者を応援できる企画を下記ご案内します。
ご協力いただけるとうれしいです。
............................................................................................................

大地を守る会では、消費者が「食べる」ことで被災生産者を応援することができる
取り組み「食べて復興応援プロジェクト」をスタートしました。
以下の3つの商品カテゴリーを大地を守る会の宅配、大地を守る会のウェブストアにて展開し、
それぞれ食材を食べることが何らかの被災生産者の支援となります。
「食べること」を「被災生産者の復興」につなげることで、消費者が消費者として、
支援できる道筋をつくりました。

<食べて復興応援プロジェクト該当商品>

1、復興支援セット(義援金付)
震災による物流事情の混乱で、商品の注文と供給のバランスが崩れています。
混乱により発生した余剰品を廃棄するのではなく、登録いただいた会員さんへ、
自動的に1~2品目をお届けします。
売上の3%は、「大地を守る震災復興支援基金」へ充当し、被災生産者の復興に活用します。

2、被災生産地の商品購入を呼びかけ
岩手県、宮城県、福島県、茨城県など、被災した地域の生産者が復興に歩み出しています。
商品を出荷できない生産者もいらっしゃいますが、
徐々に生産を再開している生産者が増えてきました。
そのような生産者の商品を消費者に届け、生産者の収入につなげることで、
被災生産者の復興を応援します。
被災生産者の商品購入を呼びかけることで、消費者とともに「食べる復興」を行ないます。
3月31日(木)より大地を守る会のウェブストアより販売しています。
また、大地を守る会の宅配では、4月25日(月)より注文を呼びかけます。

商品例)山形村短角牛(岩手県久慈市)、短角牛焼肉用(150g1,089円)など17品目

停電と断水が続き交通網も麻痺。牛に与えるひずポンプが使えず、
沢水や雪を与えています。
短角牛生産者は、被害が甚大だった沿岸部で炊き出し支援を行なっています。

3、義援金付き商品
特定の商品の価格に義援金を加算した「義援金付き商品」を4月中旬頃より
大地を守る会のウェブストアで販売開始します。
義援金の金額は商品名に明示し、すべて「大地を守る震災復興支援基金」へ充当します。
なお、4月下旬より大地を守る会の宅配でも取り扱いを予定しています。

商品例)【義援金200円付】ウェブストアの野菜セット「ベジタ」2,070円
     【義援金50円付】大地を守る会の低温殺菌牛乳 388円
     など7品目。随時増やしていきます。


大地を守る会 事務局 齋藤史恵



2011年3月28日

【復興支援】ツイッターに寄せられたsend your messageをご紹介

大地を守る会では消費者から被災生産者へメッセージを送る

消費者×生産者

send your message -声を被災生産者へ届けよう-

にて応援メッセージを集めています。

ツイッターでつぶやいていただいたみなさまに感謝して、

寄せられた応援メッセージを紹介いたします。

 

rino_ponさん

生産者の方の無事を知った時は、本当に本当に心から安堵しました。私個人に出来ることは限られていますが、今までの"感謝"、たくさんの"応援"の気持ちを込めて、大地を守る会の復興基金に募金します。皆さんの野菜や果物やお米や魚や...また会える日を待ってます!

 

mikanmikan333さん

被災地の大地を守る会の生産者の皆様へ、安全安心で環境にも配慮したおいしい食べ物をありがとうございます。更なる出荷規制の追討ち胸が痛みます。私達は待ってます。支援金も精一杯させて頂きます。どうか活路を見出して下さい。

 

leotamamさん

福島のわかばの会のみなさま。いつもおいしい野菜をとどけてくださりありがとうございます。地震や放射能に負けないで、がんばってください。おいしいお野菜、待っています。

 

asuka_t710さん

みなさんの魂の籠った命を食し育ちました。どんな考えがあっても、大地は一つながり、運命共同体。この苦難をみなさんとともに精一杯乗り越える術を考えたいです。大地の生産者の皆さんに感謝して。

 

michippe8_8さん

被災地の大地を守る会の生産者の皆様へ、いつもおいしい食材をありがとうございます。出来る限りの支援をしたいと思っています!また皆様のおいしい食材に会える日を心待ちにしています。

 

all4liamさん

大地を守る会の生産者の方へあなた方が心を込めて作った食べ物に出会い、本当に美味しいものを知りました。あなたたちの真摯な心は、食べ物を通して私たちにまっすぐ伝わって来ます。あなたたちは一人じゃない。消費者である私たちも、あなたとともにあります。

 

pikadomaniaさん

被災された生産者のみなさま子供の頃から大地の食べ物を食べて育ち、今は世代が変わって自分の子供に食べさせています。皆さんの野菜やお肉、お魚と寄り添って生きてきました。今度は私たちがお返ししていきたいです。これからも、ずっと応援しています。

 

yoshikoskzさん

生産者のみなさんが丹精込めて丁寧につくった食材を目にして、丁寧に食べなければ!寧に食べることは丁寧に生きることに繋がることなんだ!と教えてくれました。この気持ちを忘れずに、ささやかながらみなさんを応援します。

 

mofu_tgさん

被災地の生産者の皆様、いつもおいしい野菜やお米・・・たくさんの食材をありがとうございます。ささやかですが私にできる精一杯の支援をしたいと思います。もちろん応援もします!そして皆様の笑顔とともに食材が届けられる日を・・・待っています。

 

fuwasさん

こんな状況だけど、きっと未来はあると信じています。生産者の方たち、応援しています。私たちは大地の野菜を食べ続けます!

 

raichosさん

いつもおいしい食材を届けていただいて感謝している生産者や関係者の皆さんに、少しでも早く立ち直ってもらえるよう応援します!まずはもりもり食べる!

 

 

メッセージを寄せていただいたみなさまどうもありがとうございます。

このようなメッセージをいただき、大地を守る会従業員ともどもとても励まされています。

みなさまに支えられていることを感謝して、

被災生産者のみなさまに責任持ってお届けいたします。

 

引き続き、応援メッセージを集めています。

大地を守る会の公式ツイッター(@DWMK1975)をフォローし、

#dyells (ハッシュタグdyells)でつぶやきをお願いします。

/blog/report/2011/03/send-your-message.html

 

大地を守る会 事務局 齋藤史恵



2011年3月25日

【復興支援】海苔の生産者成清忠さんが支援物資を持ってきました。

大地を守る会で定評のある成清海苔店(福岡県柳川市)成清忠さんが、

なんと福岡から支援物資の海苔を抱えて本社(千葉県千葉市)にやってきました!

IMG_0489_convert_20110325184759.jpg

 

被災地の方への心遣いもあわせて、大地を守る会の職員の震災後の対応も気遣ってくださいました。

被災した生産者仲間のために少しでも力になりたいと

復興支援物資として海苔を提供していただきました!

そんな心意気の成清さんに励まされましたー。

ありがとうございます。成清さん(涙)

 

 大地を守る会 事務局 齋藤史恵



海外から応援メッセージが届きました。

海外の大地を守る会のにつながりのある方々より

この度の震災に際し、次々と応援メッセージが届きました。

大地を守る会はこれまで世界各国の有機農家、団体と交流を続けてきました。

温かい励ましの言葉をとてもうれしく思います。 

メッセージに感謝します。

 

ムハンマド・ムザヒルさん 

(パキスタン カラチ市内のスラムの学校 アルカイール・アカデミー校長)

大地を守る会とのつながり:大地を守る会は古着の回収に協力。その売上で、現地の小学校を運営するアルカイール・アカデミーを支援してきました。

メディアを通して今回の地震と津波に苦しむ日本の皆さんに深い悲しみを感じ、また心配をしています。テレビを通して刻一刻と報道される日本の状況に心が痛みます。日本の皆さんとは長いお付き合いをさせていただいてきましたので、今回の厳しい状況はとても身近なことと感じています。皆さんの痛みは私たちの痛みとして等しく感じています。私たちは神に祈っています。神さまが日本の皆さんを救い、困難な時を克服する勇気を与え、人の命と財産を失った人々に耐える力を与えますように。神さまの思し召しあれ。

以下、過去のブログです。

/blog/report/2010/06/14/

/blog/report/2010/09/14/

 


沈東曙(チン・トウショ)さん

(中国 北京富平(フーピン)学校 校長)

大地を守る会とのつながり:中国での有機食材宅配事業立ち上げをめざす富平学校に協力。2009年より交流を深めてきました。

3月11日午後2時から、富平学校職員一同が日本にいらっしゃる友人たち、特に大地を守る会の皆さんの安否が心配でなりませんでした。日本が未曾有の自然災害に襲われたことに心が痛みますが、藤田様を始めとする大地を守る会の皆さんのご無事をお伺い、ほっとしました。
震災地にいらっしゃる大地を守る会の関係者の皆様、特に農家の皆様に心からお見舞い申し上げます。

このような大災害に対して、日本国民の冷静沈着、思いやり、勇気溢れる行動が中国のメディアや一般市民の間で大変評価されています。大地を守る会もきっと藤田さんのリーダーシップの元で順調に軌道に戻ることを信じております。

大地を守る会は日本だけではなく世界を代表する優れた社会企業であり、私たちの大切なパートナーです。富平と関係者の農家たちが、大地を守る会のために何らかの形で支援させて頂きたいです。

いままで貴重な経験と指導をたくさん頂きましたが、これからも大地を守る会-富平学校の提携事業に全力を尽くしたい所存です。
 最後になりますが、復旧活動などでご多忙の中、くれぐれもお体をご自愛のことを切に祈っております。

 

アイリーン・バオさん

(中国 北京富平(フーピン)学校 スタッフ)

大地を守る会とのつながり:中国での有機食材宅配事業立ち上げをめざす富平学校に協力。2009年より交流を深めてきました。


今回の地震にショックを受けています。全てがうまく解決しますように。皆さんの安全とご健康を祈っております。

 

富平LEAD訪日研修生の皆さま 

(中国 富平学校人材育成プログラムの参加者 3/17に研修のため当社訪問予定でしたが中止になりました。)

親愛なる日本のみなさまへ
日本の東北地方が強烈な地震と津波の襲来により、甚大な被害を被ったことを知り、非常に驚くとともに悲嘆にくれております。
日本の市民、被災者とその家族、友人に対し、心からのお見舞いを申し上げます。中国もかつて四川大地震により筆舌に尽くし難い苦難を味わいましたので、今回のことも我が事のように感じております。
また、人類の歴史上最大とも言える災害に見舞われながら、日本のみなさんが見せた組織的で規律のある行動や互いに慰め合い助け合う素養の高さに対し、深い尊敬の念を抱いています。数え切れないほどの中国人が日本に深く同情し、ニュースの翻訳や安否情報の転送など自分のできる協力をしたり、祈りを捧げています。
昨年、私たちLEAD(Leadership for Environment And Development)中国のメンバーは幸いにも日本を訪れ、皆様の友人となることができました。
皆様の社会問題解決に賭ける意気込み、イノベーション、そして思いやりは、私たちの心に深く刻まれ、その感動や激励、また知識や見聞を中国に持ち帰りました。LEAD中国のメンバーとして、私たちは最大の努力をして皆様を支援したいと思います。私たちに加わる中国人もますます増えており、私たちは必要な時にさらなる支援を提供いたします。
皆様とご家族、ご友人、ご同僚のご無事を心より祈ると共に、私たちのお見舞いをお届けしたいと思います。
自然災害に際しては、だれもが孤島たり得ません。私たちと皆様は肩を並べて共に戦う兄弟姉妹です。今、私たちは皆様と共にあり、共によりよい明日を築いていきましょう。
どうぞご自愛ください。すべてが安らかになりますように!



李凡(リ・ボン)さん 

(中国 GLI(グローバル・リンクス・イニシアティブ)事務局長)

大地を守る会とのつながり:大地を守る会と中国のNGOである北京富平学校との交流を深めてきました。 

今回の大震災は中国でもリアルタイムで大きく報道され、心が痛みます。大地を守る会の会員や生産者の皆さんにも大きな被害を受けられた方が多数おられるのではないかと思いますが、一日も早く普段の生活に戻れるよう心からお見舞い申し上げます。

地震が発生した当日は、中国行きの飛行機の中で藤田さんの著書『有機農業で世界を変える」の原発反対運動の章を読んでいたところでした。大地を守る会35年の歩みを中国に広く紹介するため、藤田さんの本を翻訳した上出版する予定です。日本はもともと地震の多い国であり、政府・民間団体から一般市民までその防災意識は高く、日頃からよく訓練されています。しかしながら、ここまで大きな天災と、悪化の一途を辿る原子力発電所の放射能危機を前に、あらゆる現代技術が適応しかねているようです。福島の原発現場で、命がけで復旧作業をしている方たちの姿に世界中の人たちの心が強く打たれ、豊かさや利便さばかりを最優先とした各国のエネルギー政策も見直しせざるを得ないでしょう。

中国政府は今回いち早く緊急援助隊を日本に派遣し、メディアにも一般市民から、日本国民に対する応援の声が多数寄せられています。GLI中国のところにもすでに複数の中国の公益団体から日本の被災地への義援金の申し出を受け取っており、現在手続きを進んでいる最中です。


復興への道はまだまだ長いでしょうか、最後まで応援させていただきたいと思います。

原子力発電所の危機が迅速に回避され、被害を受けた故郷が一日も早く再建されますよう、お祈り申し上げます。



サイード・ジャナンさん

(パレスチナ オリーブオイル生産者団体事務局)

大地を守る会とのつながり:オリーブオイルの生産者団体。顔の見える支援を行なう「DAFDAF基金(The Development Assistance Fund of Daichi for Asian Families 正式名称」の支援先団体。


大地を守る会の皆さんを心配しています。皆さんのご無事とどなたも傷ついていないことを祈っています。私たちの心は皆さんとともにあります。あなたと日本の全ての方々の無事を祈っています。今回の出来事はとても悲しいことです。いつも私たちを気にかけていただいた皆さんにこのような災難が降りかかるとは。私たちの気持ちを全ての方々にお伝えください。私たちにできることがあればどうぞお知らせください。皆さんは常に私たちを支えてくれました。今度は私たちが支える番です。この困難が一刻でも早く終わりますように。



ガリシア・マヌエルさん

(スペイン エコロジカル協同組合 ダイキ 代表)

大地を守る会とのつながり:森とともにある有機農業を実践する交流先 大地を守る会の研修生としても来日

スペイン、ガリシア地方のエコロジカル協同組合ダイキ代表のマヌエルです。
組合の代表としてこの度の大地震の被災者の皆さんにお悔やみを申し上げます。全ての皆さんのご無事とこの困難に立ち向かう強さを祈っています。私たちに出来ることがあればお手伝いさせていただきたいです。この困難なときに私たちの心は共にあります。

 


ラモンさん ヨランダさん

(スペイン エコロジカル協同組合ダイキのメンバー&森のホテル代表)

大地を守る会とのつながり:森とともにある有機農業を実践する団体。ツアーや研修生を受け入れるなど交流を深めてきました。

皆さんこんにちは。
皆さんとご家族が無事であることを祈っています。私たちはあなた達がこの困難に直面している時、皆さんを思い出しています。

 


ドナルドさん

(ミャンマー 実践研修農場代表 ミャンマーで有機農業を広めるために活動しています)

大地を守る会とのつながり:ミャンマー、シャン州の有機農場長。ラフ族。2006年より交流開始。DAFDAF基金の支援先です。

日本でこの厳しい時に苦しむ人々に祈りを捧げます。農場を代表して3月11日に日本で起きた悲しい出来事を私たちも分かち合い共感を表したい。私たちが手助けすることにはあまりにも難しいことですが、私たちはあなた達の困難さに共感し祈りを捧げたいと思います。「我らの主がこの厳しい時に汝を助け癒すでしょう」
人々と政府が力を合わせ、この困難な時を短時間で克服することを祈っています。



ダイエー・セイリさん

(タイ 山岳民族の持つ様々な問題を改善するために発足した団体 RUDELA代表)

大地を守る会とのつながり:北タイラフ族のNGO RUDELA代表。91年のタイ交流ツアーより通訳として参加。以来アホカレ研修生として数回来会しました。


今回の地震の被災者の皆さん、大地を守る会の皆さん、どうかご無事でいてください。皆さんがこの大変な時を乗り越えることを祈っています。私は日本人の力強さを知っています。すぐにでも復活出来ると信じています。悲しいことが少しでも減りますように。皆さんのご無事と健康を。

以下過去のブログです。

/blog/report/2010/06/28/

 

 

大地を守る会 事務局 齋藤史恵



【復興支援】消費者×生産者 send your message ―声を被災生産者に届けよう―

消費者×生産者 send your message ―声を被災生産者に届けよう―

 

大地を守る会の被災生産者へメッセージを届けてみませんか。

10万人を超える消費者が、日々、大地を守る会の食材を通じて生産者とつながっています。

現在、続々と被災した生産者への応援メッセージが大地を守る会へ寄せられています。

日々、食材を通じて、生産者と消費者はつながっています。

消費者の想いが、被災された生産者の復興への力になるよう、

声を届け続けていきたいと考えています!

  

ツイッターにて応援メッセージを集めています。

 

大地を守る会公式ツイッターhttp://twitter.com/DWMK1975

をフォローし、#dyells(ハッシュダグdyells)でつぶやきをお願いします。

 

 大地を守る会 事務局 齋藤史恵



2011年3月24日

【復興支援】大地を守る震災復興支援基金を3/28から開始します

大地を守る震災復興支援基金

 

大地を守る会では、消費者のみなさまからも被災生産者へ応援したいという強い要望があり、

このたびの地震の被害に対しての「大地を守る震災復興支援基金」をご用意することになりました。

お声をいただいたみなさまに深く感謝いたします。

「大地を守る震災復興支援基金」の募集を、会員のみなさまへは3月28日週の注文分から。

そして大地を守る会のウェブストアユーザー、非会員のみなさまへは下記の口座にて

義援金の募集をスタートします。

 

三井住友銀行 六本木支店 

普通口座:7464419

口座名義: 大地を守る震災復興支援基金

       (ダイチオマモルシンサイフッコウシエンキキン) 

 

大地を守る会直営店舗でも、募金箱を設置しています。

・カフェ「ツチオーネ」自由が丘店 
 住所:東京都世田谷奥沢6-25-10 
 電話番号:03-5706-0707

/cafeblog/


・日本料理店「山藤」広尾店
 住所:東京都渋谷区広尾5-4-11 ベルナハイツA棟2F 
 電話番号:03-5795-2683

http://www.yamafuji.net/


・日本料理「山藤」西麻布店
 住所:東京都港区西麻布4-5-8 La西麻布3F 
 電話番号:03-5467-5622

 http://www.yamafuji.net/

 

ご協力いただいた義援金の使用用途は、大地を守る会の被災生産者の復興支援などに使用いたします。

また義援金については、今後ホームページや会報、本ブログなどを通じて随時報告いたします。

みなさまのご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

 

大地を守る会 事務局 齋藤史恵



【復興支援】総合農舎山形村へ、第1弾支援物資(久慈市)

 大地を守る会、久慈市、JA新いわてで地域おこしのために設立した「総合農舎山形村」。

岩手県久慈市山形町(旧山形村)にあり、大地震により沿岸部は甚大な被害を受けました。

幸いにも短角牛やホウレンソウ、シイタケなど大地を守る会の生産者は、難を逃れ、全員無事でした。

 

山形町のお付き合いは1981年から。

1975年設立の大地を守る会では、最初野菜や米を扱っていましたが、

安心できるお肉がないか探していたところ、縁あって、山形町と出会いました。

広々とした牧場でのびのび育ち、赤身のおいしい短角牛は大地を守る会のコンセプトとぴったり。

3頭の取引から始まり、現在では約350頭を取り扱っています。

また、消費者の交流もさかんで、毎年夏休みに消費者会員の家族が山形町を訪れています。

そんな顔が見え、心がつながる関係を大事にした交流は1982年から毎年続いています。

http://www.nousya.jp

そんな長年のお付き合いから生まれたのが「総合農舎山形村」。

山形町の食材を中心とした加工品を製造するために1994年に設立されました。

 

各地でガソリン不足や高速道路の不通が発生していますが、

総合農舎山形村でも、今回の大地震により、配送が凍結した状態が続いてしまっていました。

そんな中、なんと自力で食材を納品しよう!と木藤古所長が自社トラックで一晩(14時間)かけて、

岩手県久慈市から、千葉県習志野市の物流センターにやってきました。

110319木藤古&大向さん.jpg

左が総合農舎山形村の大向清勝さん 右が木藤古修一所長です。

習志野物流センターに到着し、食材を届けてホッとした表情です。

 

帰りのトラックには、地元久慈市から支援要請のあった物資を急遽、

埼玉と千葉の農家、そして大地を守る会の従業員に呼びかけ集め、

BOXティッシュペーパーや下着、歯ブラシ、衛生用品などダンボールで約20箱を積んで帰ってもらいました。

 

来るときは満タンだった燃料も習志野では給油できず、

苦戦しながら、原料用の湯田牛乳をピックアップして岩手県久慈市に帰って行きました。

こんな大変な中でも、パワー全開の木藤古所長と大向さん。

畜産水産グループ長吉田も、熱く熱く見送ったそうです。

 

そしてまた、あらためて大地を守る従業員で岩手県久慈市への支援物資を集めました。

ジャーン!

IMG_0486_convert_20110324105434.jpg 

 歯ブラシ、下着、衛生用品など段ボール計7箱ほど集まりました!

今週末、今度は畜産水産グループ長吉田がトラックで運びます。

その様子は、後日ブログにアップしていきます。

ぜひご覧くださいね。

 

大地を守る会 事務局 齋藤史恵 



2011年3月23日

東北地方太平洋沖地震の復興支援情報について

東北地方太平洋沖地震により、多くの方の尊い命が失われたことに深い哀悼の意をささげます。

被災された方々へのお見舞いとともに、一日でも早い復興を心より祈念いたします。

大地を守る会では、「生産者と消費者をつなぐ」という役割を担う団体であるとの想いをいっそう強く持ち、

被災地・被災者・被災生産者のために支援活動を行ってまいります。

 

私ごとですが、地震発生前日より、私の地元福島県いわき市に帰省していました。

3月11日14時46分、体験したことのない突き上げるような大きく長い揺れに、

母と震えながら手を取り合い、揺れがおさまるのを待ちました。

屋根瓦が落ち、地震で倒壊してしまった家、津波で被害を受けた家を目の当たりに

大きなショックを受け、さらに続く余震と闘いながら、どうかおさまるように願っていました。

そしてそんな恐怖と闘う中、福島第一原発の爆発。

目に見えない放射能のさらなる恐怖を感じました。

あの大地震から12日たった今でも、福島第一原発周辺の住民は被災が続いている状態です。

今では、私は東京にいますが、まだ私の地元で頑張っている友人、知人がいます。

そんないち被災者として、東北地方太平洋地震で被害を受けた方々の力に少しでもなりたいと

強く思っている私齋藤より今後、大地を守る会の支援情報を

こちらのブログで随時報告していきますのでどうぞよろしくお願いいたします。

 

大地を守る会 事務局 齋藤史恵



大地を守る会の震災復興支援

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