食べものつなげるプロジェクト: 2013年7月アーカイブ
2013年7月24日
大地を守る会のお米で被災者支援
地を守る会では、「大地を守る会のお米生産者」、「NPOアトピッ子地球の子ネットワーク」と協力して、放射線被ばくを避け福島から山形へ避難している被災者支援を行ないました。
6月9日(日)に米沢市で開催された東日本大震災被災地支者支援バザー」に
大地を守る会のお米生産者より、償でお米の支援をいただき、
「大地を守る第一次産業支援基金」から精米やパック作業、送料などを拠出し、
2重生活を強いられているさなお子さん連れのご家族の支援を行ないました。
今回の支援について、大地を守る会のお米の生産者へ連絡をしたところ、24の団体・個人生産者からあっという間に7,680kgものお申し出をいただきました。 seisannsyaitiran.pdf
当日は、バザー開始前から多くの人が集まり始め、350家族位が参加をされました。今回持参したお米(5kgパック200袋)は、約30分くらいで完売となってしまいました。
このバザーは、10円バザーとして、日用雑貨や本や洋服などが10円で販売されますが、
お米は1袋500円で販売されました。
この売上げは、また次回のバザーで販売する商品購入やバザーの経費に使われます。
大地を守る会のお米は8月、10月、12月とあと3回、出品できる予定です。
米沢には今も約3000人が避難生活を続けています。子どもたちを放射能から守りたい、内部被ばくの少ない食べ物を食べさせたいと願うお母さんたちの切実な気持ちです。しかし、福島県外に避難している世帯には補助は出ません。平日はお父さんは福島で働き、週末だけ家族で山形で暮らすという厳しい2重生活が重くのしかかっています。
大地を守る会が提供したお米は、安心して食べることができると、たくさんのお声掛けをいただきました。また、粉ミルクや紙おむつの需要がまだまだ多いことに、あらためて、気付かされました。
大地を守る会では、これからも「アトピッ子地球の子ネットワーク」とこのバザーを支援していきます。
また、独自の支援活動としては、皆さまからご寄付いただいた基金を活用して、「福島子どもプロジェクト」を展開しています。
今年の春休みに行った「つながる福島・長崎ツアー」につづき、8/3から伊東の無添加天日干し「島源商店」の協力を得て、南相馬の子どもたち5人を「つながる福島・伊東ツアー」予定しています。4泊5日の保養ツアーですが、空中線量を気にすることなく、伊東の海を満喫してほしいと思います。