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どうぶつたちの声に耳を傾けてみよう/港区立エコプラザ4月講座
映画『あたらしい野生の地-リワイルディング』上映会
イベントNo.2017-04-50
2017年03月29日
世界でもっとも人口密度の高い国オランダ、その首都アムステルダムから北東50 キロの海沿いに位置する6000ヘクタール程の小さな自然保護区「オーストファールテルスプラッセン」。もともとは1968 年に行われた干拓事業の失敗で放置された人工の地でした。しかし、人に忘れられたその土地に、わずか45 年で自然はあたらしい命を育み、野生の楽園を築きあげました。 都市近郊に広がる命の宝庫のようなこの土地で、生を謳歌し死と対峙する生き物たちの一年を、美しい映像で綴っていきます。
人が手放した土地が、いかに野生を回復していくのか。生態系復元のプロセスや動植物の生き生きとしたあり方を美しい映像で描いた本作は、自然の素晴らしさを教えてくれるだけでなく、自然と敵対しない持続可能な社会の未来を想像させます。自然と人間の関係性を考えるきっかけになる作品です。
上映後には、実際に現地を訪れた写真家の赤阪友昭さんと、NHKみんなのうた「毛布の日」で注目をあつめるミュージシャン小島ケイタニーラブさんをお招きして、動物の鳴き声と音楽を交えた楽しいワークショップを開催します。
講師紹介
赤阪友昭
1963年大阪生まれ。写真家。雑誌「Switch」や「Coyote」などに写真・文を寄稿。北米海岸の先住民族と過ごした時間を一冊にまとめた写真集『The Myth – 神話の風景から – 』など
を出版。現在は、山の信仰や縄文文化の祭祀儀礼を取材し、各地にて講演を開催している。
小島ケイタニーラブ
シンガー/ソングライター。静岡県出身。早稲田大学第一文学部卒業。文学的な歌詞世界、唯一無二の中性的な声が特徴。「NHKみんなのうた」に書き下ろした「毛布の日」が2016年12月~2017年1月に放送される。
開催概要
- ●開催日時
- 2017年4月16日(日)13:00~15:30
- ●会場
- 港区立エコプラザ(東京都港区浜松町1丁目13番1号)
- ●参加費
- 無料
- ●定員
- 特別優待枠・先着10名様
- ●講師
- 赤阪友昭(写真家)、小島ケイタニーラブ
- ●主催
- 港区立エコプラザ
- ●共催
- メジロフィルムズ
- ●協力
- 大地を守る会