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カラダと大地を守るために、食べることからエコシフト。


大地を守る会のもったいナイ魚

大地を守る会の新たな商品シリーズ「大地を守る会のもったいナイ魚」が、7月5日(月)読売新聞の朝刊社会面で紹介される予定です。 「大地を守る会のもったいナイ魚」の販売予定は以下の通りです。

「もったいナイ魚」とは...

大地を守る会では、35周年キャンペーン「"日本の第一次産業"復活プロジェクト」の一環として、日本の水産業を応援するための商品シリーズ「大地を守る会のもったいナイ魚」の販売を開始します。「もったいナイ魚」とは、市場の規格に合わず、価値がないとされてきた魚や加工段階で捨てられてきた部位を商品化したもの。鮮度、味ともに、正規品との差はありません。貴重な水産資源を粗末にせず、食べることで国内の水産業従事者を応援できる商品です 。「山村さんのヒラメ切身」「山村さんのヒラメ頭」「山村さんのアンコウぶつ切り」「ミズダコ頭(生)」の4アイテムからスタート。
大地を守る会では、地場でしか出回らず都会で入手しづらいアイテムや高級魚の未利用部分などもラインナップに加えています。今後、漁師から届いた「もったいナイ」という生の声から商品を続々と生み出します。未利用資源を食べることで、無用な乱獲を防ぎ、水産資源や生物多様性を守るという環境保護の視点、水産業従事者の収入安定につながる生産者支援の視点、さらには安価でおいしく・安全な食材を手に入れられるという消費者を応援する視点、すべてを兼ねそろえた「大地を守る会のもったいナイ魚」が日本の水産業の未来を明るく照らします。

商品の一例

 ヒラメ切身

漁場/長崎県
もったいナイ魚 山村さんのヒラメ切身(200g)
調理例:煮付け

 ヒラメ頭

漁場/長崎県
もったいナイ魚 山村さんのヒラメ頭(600g)
調理例:酒蒸し

アンコウぶつ切り

漁場/長崎県
もったいナイ魚 山村さんのアンコウぶつ切り(250g)
調理例:から揚げ

ミズダコ頭

漁場/北海道
もったいナイ魚 ミズダコ頭(生)(500g)
調理例:酢のもの

これからの「大地を守る会のもったいナイ魚」取り扱い予定

初回は、山村さんのもったいナイ魚のほか、北海道のミズダコ頭(生)を取り扱います。次週以降に、山村さんのカマス(長崎県)と山村さんのイトヨリ(長崎県)、真ガレイ(北海道)、チカ一夜干し(北海道)、真鱈フィーレ(北海道)、規格外冷凍カキ(広島産)など10商品以上の販売を予定しています。

水産加工業者への支援にもつながる

船の燃料代は高騰し、漁へ出ても赤字になることが増え、国内の漁師の多くは、窮地に立たされています。また、国内の水産加工業者も、厳しい競争の舞台に立たされています。一般市場では大量生産、大量消費が進み、安くて均一的な魚が求められるため、水産加工の多くは海外で行われています。しかし、傷ついた魚や大きさがバラバラな魚を加工するには、傷ついた部分を取り除いたり、加工にきめ細かな配慮が必要な手仕事のため、外国の大きなラインをもつ大量生産向けの加工場では取り扱いできません。
 「もったいナイ魚」の加工は、すべて地場の加工業者にお願いして、鮮度を重視した商品です。漁師はもちろん、国内の加工業者を助けることにもつながり、ひいては日本の沿岸を元気にすることもできる取り組みなのです。

水産業における未利用資源の現状

刺し網漁では、成長段階の未成熟の魚が獲れたり、漁の際に網で傷ついたりすることがあります。こういった魚は、市場の規格に合わず、市場価値がないということで捨てられてきました。 小さくても、傷がついていても、味と鮮度はかわりません。本シリーズでは、いままで活用されていなかった未利用資源を安価で消費者に提供し、生産者の収入安定につなげます。未利用魚の活用は、2009年度「水産白書」でもスポットをあてられたテーマです。

写真左:加工段階で捨てられるヒラメの頭。市場では養殖のヒラメが多い中、頭といえども天然ヒラメは貴重な資源
写真右:漁獲の際に網で傷ついた魚(カマス)や成長段階の未成熟の魚(イトヨリダイ)。10尾に1尾はなんらかなの原因で捨てられています

ヒラメの頭

未成熟の魚

刺し網漁師・山村邦弘さんのコメント

「昔は魚がもっと獲れた」という話をよく聞くようになりました。地球温暖化や気候の変動が影響しているのでしょう。この事実を、漁獲量などの数字ではなく、身をもって実感しているのは、漁師だけではないでしょうか。例えば長崎県では、この時季ならもっと大きくてもよいのに、まだ成長段階の未成熟の魚が獲れはじめ、未利用のまま廃棄するケースが増えています。
 漁獲のときに傷がついたり、大きさが規格外で売れない魚でも、鮮度が非常に良いためにおいしく食べれます。
 「大地を守る会のもったいナイ魚シリーズ」は、このような魚介類を、地場の加工業者にお願いして、簡単な処理をして鮮度を重視したものです。これらの商品を買って、食べていただくことは、私たち漁師はもちろん、日本の沿岸を元気にすることもできると信じています。魚は自然のもの。限りある資源を守るためにも、未利用資源をおいしく食べてください。もちろん味には、自信を持ってお届けします。

 山村邦弘さん

イラストレーターの平澤まりこさんもプロジェクトを応援!

イラストレーターであり、大地を守る会の会員でもある平澤まりこさんも「大地を守る会のもったいナイ魚」のコンセプトに共感し、プロジェクトを応援してくれています。平澤さんが思い描く「大地を守る会のもったいナイ魚」のイメージをイラストにしてくれました。平澤さんの素敵な絵が、全国の漁師たちの未来を温かく照らしてくれます。

大地を守る会の水産物の取り扱い

農薬に頼らない健康な野菜、果物の取り扱いから出発した大地を守る会は、肉、魚などの生鮮食品、無添加の加工食品など3,500品目以上を扱っています。魚の取り扱いについては、国産魚であること、水産資源や環境保全に配慮した漁法であること、退色防止剤・鮮度保持剤など薬剤の処理をしない安全なものであることなどにこだわってきました。





2010.7.6 産経新聞朝刊にて「フードマイレージ」紹介

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2010.7.5 日本経済新聞夕刊ソーシャルビジネス特集にて紹介