「六ヶ所再処理工場」で衆議院立候補予定者に質問しました。 |
2009年8月7日 |
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大地を守る会は、生活協同組合や消費者団体と一緒に、「六ヶ所再処理工場」に反対し放射能汚染を阻止する全国ネットワーク(阻止ネット)をつくり、呼びかけ団体として、さまざまな運動をすすめています。
「六ヶ所再処理工場」の放射能汚染問題は、国政上きわめて大きな課題ですので、「阻止ネット」では、来るべき衆議院選挙の重要な争点のひとつとして、再処理工場のある青森県と周辺地域として北海道の太平洋岸、岩手県、宮城県の小選挙区の各党立候補予定者(19小選挙区44人)に、1、風評被害対策について、2、人への被ばくの予防措置について、3、地震対策について、4、稼動中止の考えについて、5、その他全体的な意見の5つの項目で、質問しました。
その回答の詳細が、「阻止ネット」の連絡先団体であるNPO法人日本消費者連盟のホームページに掲載されました。ぜひご覧いただき、関係地域におかれましては投票行動の参考にしていただきたく存じます。
なお、「六ヶ所再処理工場」は、原子力発電所の使用済み核燃料を集め、その中から核燃料のウランとプルトニウムを取り出す再処理工場です。現在、相次ぐトラブルのため本格稼動の延期が繰り返されています。もし本格稼動した場合、この再処理工場から空と海に放出される放射能は1日分で原発1年分になると言われるほど、大量の放射能汚染が危惧懸念されます。
「阻止ネット」は、東北地方を中心とした生産者と連携し、「六ヶ所再処理工場」による空と海の放射能汚染に反対し、豊かな自然環境と生命と食べ物を守ることを目的として活動をすすめ、放射能汚染による、いわゆる風評被害や実被害を発生させないように行動し、また、自主的に放射能汚染を監視する活動を通じて、自然環境や第一次産業を守り育てる活動をすすめています。
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