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カラダと大地を守るために、食べることからエコシフト。


テーマ 食べて守る-大地を守る会のニューウェーブ「たべまも」で語ろう! 画像1

ゲームに夢中だったお子さんも珍しい自家採取の種には興味しんしんの様子。

主催グループ大地@(だいちサークル)
会場武蔵野スイングホール
参加人数
生産者24名
消費者会員おとな19名 子ども6名
配送協力店9名
事務局11名

武蔵境会場のテーマは、昨年の10月から大地を守る会が新しいキャンペーンとして取り組み始めた「たべまも」について。たべまもって何? 農業とどう関係しているの? 生産者が持ち寄った在来種の種や写真を見ながら、幅広く学ぶ機会となりました。

私たちの命を支える食べ物を作ってくれる農業の現場では、多くの生物が支えている様子を間近で見ることができます。就農10年目のくらぶち草の会の丹羽牧人さんは、畑で繰り広げられる命のつながりを、スライドを使ってわかりやすく解説してくれました。

「畑に朝着くと、まず私を出迎えてくれるのがこのアマガエルです。実は私ではなく、野菜の葉っぱに付いている虫が来るのを待っているのです」。農薬を使わなくても、生きものたちが害虫を食べ、野菜の虫害を防いでくれることがあります。「このキイロテントウは大変ありがたい虫です。ウドンコ病の菌を食べてくれるのですよ」。他にも、肥料に使用するボカシ、落ち葉を集めて作る踏みどこ温床なども微生物の活動を利用したもの。有機農業は、多種多様な生きもたちに支えられているのです。「安心や安全への期待よりも、私たちが守っている生物多様性にもっと注目してもらいたい」と、丹羽さんは「たべまも」のような視点が今後大切になるだと語ってくれました。

このほか、「大曲有機農業生産組合」の石橋朠祥さんは親の代から受け継いだ自家採取の種の話、「あいず耕人会たべらんしょ」の小川未明さんからは、畑に来るクマがイノシシやシカなどの獣害を防いでいるかもしれない、などといった興味深い話をたくさん聞くことができました。

会の後半は、各テーブルごとに生産者と消費者が膝を交えて話す場に。長年深く親交を深めてきた生産者の方と年に一度の再会に積もる話をされた方、在来種の種をお土産にもらい喜んでくれた最近入会したばかりの方、消費者・生産者、そして職員らが、それぞれの興味をもって、この交流会を満喫してくれたようです。

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大曲有機農業生産組合の石橋さん。自家採取した一尺ニンジン、石橋早生5号ごぼう、ねぎの種を持参。

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くらぶち草の会の畑の近くを飛んでいたクマタカの写真。海外から観察に来る人もいるとか。





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