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カラダと大地を守るために、食べることからエコシフト。


「漁師が漁師として生きるために。農家が農家として生きるために」を合言葉に、大地を守る会では、2011年4月1日(金)より、「大地と海の復興プロジェクト」をスタートします。

平成23年3月11日(金)に発生した「東北地方太平洋沖地震」は甚大な被害をもたらしました。被災地の生産者も、畑や田んぼ、港、加工場など、生産の基盤を失いました。生産者が、震災前の天職を活かし、再び生産活動を営める体制を構築するために本プロジェクトを開始します。

大地を守る会が第一に支援を行なうのは、被災地の復興と、その地での生産活動再開です。ただ、今回の震災の影響はあまりに大きく、港を修繕し船を調達して漁師として再生する、津波にのまれた田畑で有機農業を再開するには、相当な年月が必要となります。

大地を守る会には、現在、非被災地に住む全国の生産者から「被災生産者の力になりたい」という声が集まっています。なかには、被災生産者を受け入れ、ともに生産活動を行ないたいという要望もあります。農業や漁業など、第一次産業の技術は日本の貴重な財産です。被災生産地の復興支援だけではなく、生産者が生産者として、生産活動を新たな土地で再開する橋渡しも、本プロジェクトで行ないます。

大地を守る会が自社のネットワークを活用し、全国の生産者へ協力を呼びかけます。同時に非被災生産者の支援ニーズも把握し、個々の事情にあわせた復興支援を行ないます。 子どもたちの未来のために、豊かな大地と美しい海を取り戻しましょう。

呼びかけと情報集約

大地を守る会が契約する全国の生産者へ支援の要請を行ないます。「生産者を受け入れたい」「使わない漁船を寄付したい」など、支援内容を集約します。
同時に、被災生産者と連絡を取り、どのような生産復興支援を希望しているかをヒアリングします。
情報集約後、適切なマッチング作業を行ない、個々のニーズに適した復興支援を行ないます。

非被災生産者への呼びかけについて

水産業については、大地を守る会の生産者にとどまらず、全国の漁師たちのネットワークや水産関係団体へ発信先を拡大していきます。
農業については、大地を守る会の有機農産物等栽培基準に則った栽培を行なう農家に限定し、支援の要請を行ないます。

被災生産者への呼びかけについて

大地を守る会からの情報提供は、大地を守る会の生産者へ行ないます。ただ、契約生産者以外の地域住民などで要望があれば、受け入れを行ないます。契約生産者にとどまらず、幅広い被災生産者の支援をめざします。

問い合わせ・申し込み先

受け入れにいち早く、声をあげていただいた、くらぶち草の会・鈴木康弘さん(群馬県高崎市)の声

東北地方太平洋沖地震の被害の甚大さを目の当たりにし、深い悲しみと無力感による悔しさから立ち直れないなか、少しでも役に立てることがないものか?と考えていました。
自分たちは農家です。ボランティアに行きたくても、自分の持ち場(畑)から離れることはできません。しかし、被災した方々を一時的な避難先として受け入れることは可能です。
○部屋と食事を提供できます。
○作業を手伝ってもらえる場合は、わずかながらですが労働の謝礼も支払えます。
一方がお世話をするというのではなく、お互いがそれぞれの必要なものを提供し合い、助け合える日々を過ごすことができるのではと思っています。
滞在されたご家族とともに育てた農産物等を被災した故郷へ届けることも可能でしょう。

復興に向けた足がかりの一つの手段として自分たちがお役に立てるのなら幸いです。

今回の震災で、それぞれが自分の持ち場で最高の仕事をするしかないと気付かされました。





「食べて復興応援プロジェクト」で、被災生産者を応援していきます

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NGO大地を守る会と株式会社大地を守る会の合併にともなうお知らせ