2011だいち交流会レポート~だいち交流会 雪谷大塚会場 |
2011年5月11日 大地を守る会 事務局 栗本 遼 |
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テーマ | 第一次産業を支える!大地を守る会の加工品&雑貨 |
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主催グループ | トリオデ+消費者有志 | |
会場 | Wacocoro | |
時間 | 13:00~16:30 | |
参加人数 |
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生産者 | 13名 | |
消費者会員 | おとな7名 子ども0名 | |
配送協力店 | 3名 | |
事務局 | 6名 |
今回、初開催となった雪谷大塚会場。大地を守る会の会員さんの営むカフェWacocoroを利用させていただきました。テーマは「第一次産業を支える!大地を守る会の加工品&雑貨」。野菜のイメージの強い大地を守る会ですが、第一次産業を支えるという理念が、加工品・雑貨にもどうつながっているのか、参加者全員で考えました。
まず初めは、大地を守る会のグループ会社で、ジャム・ジュースなどの加工を行うフルーツバスケットの加藤保明社長からのご挨拶。安さが優先され、海外産原料の使われることの多い加工品業界において、国産でかつ大地を守る会の生産者の野菜を使っていくことの難しさ、大変さゆえの想いをお話しいただきました。
続いて、事務局からも、大地を守る会らしい商品の例として、生産者の特に想いのこもった雑貨、生産者の安定的な生産を支えている加工品などご紹介しました。それらをヒントに、その後のワークショップでは、3チームに分かれ「大地を守る会らしい新商品を提案する」というお題で議論しました。ワークショップの中で出てきたアイディアでは、有機米を使って日本酒を作る丸本酒造で、仕込みの精米時出てくる米ヌカ(白ヌカ)が、一般の米ヌカと同じく飼料などにされているのを知った消費者から「せっかくの有機米がもったいない」という意見があり、パン作りブームを意識した有機米粉として商品化する案が出ました。実際に商品化するには技術的な課題もあるそうですが、生産者は気付かなかったニーズや素材の価値に気付かされ、消費者も生産者が日々どのように安全な商品を作ろうと努力をしているのかを知り、それぞれ新鮮な学びになったとのことでした。
初開催の雪谷大塚会場でしたが、全体で29名とこじんまりした会場だったこともあり、参加者全員とお話しでき和やかな雰囲気で最後まで交流を楽しむことができました。途中、消費者スタッフの原島さんが行ったプチヨガ講座や、カフェの素敵な雰囲気、おいしい食材もリラックスした空間を作り上げていただいたのだと思います。本当に楽しいひとときでした。
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