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テーマ 食糧基地・船橋浦、三番瀬より
・海と漁業*海を活かした町つくり
帰航後、交流会
帰航後、交流会

 

主催グループ千葉大地サークル
会場船橋漁港、係留の大平丸2001
時間13:00~17:00
参加人数
生産者13名
消費者会員おとな18名 子ども2名
配送協力店2名
事務局4名

 「三番瀬」とは、古くから漁業関係者が使用していた漁場の通称名で、現在の市川市・船橋市の沖合いの浅瀬の一部を示していたものと思われます。現在では、市川市と船橋市の沖に広がる浅海域(浅瀬や干潟)を総称して「三番瀬」と呼ぶのが一般的になってきています。

 この海域は、東京湾の最奥部の埋立地によって囲まれた位置にあり、水深5メートル以下の浅瀬が岸から沖合い3~4キロメートルの範囲に広がっていて、その先は急に水深が深くなっています。この浅瀬は、市川航路を境に大きく市川市側と船橋市側とに分かれ、その面積は、水深1メートル以浅の範囲で約1,200ヘクタール、水深5メートル以浅の範囲で約1,600ヘクタールあり、干潟や浅瀬は、水質の浄化機能のほか、魚貝や水鳥の生息場所、海苔養殖漁業やアサリ漁などの漁場、など様々な機能を備えており、近年、その価値が特に注目されています。都市に接している三番瀬の環境は、都市化の影響を受けるとともに、漁業活動など人の暮らしと深い関わりを持ちながら維持されてきたものであり、今後、自然環境の保全・再生と、漁業などの人の利用との調和を、どのように図っていくかが課題といえるでしょう。

 前日の大雨の影響も無く、晴天とまでは行かない曇り空での出航となりましたが、波は穏やかで少し風が冷たく、普段の生活とは懸け離れた環境の中で三番瀬の見学を行いました。60分ほど周航を行い、帰航前に係留されている初代砕氷艦「しらせ」を真下から見て、やっぱり壮大なスケールの船とつくづく実感しました。帰航後は、港の水揚げ場にて椅子を丸く囲み、船橋市漁業協同組合長大野一敏さんより、東京湾での漁業の継続、歴史、現状、食糧問題への取り組みなど色々と話をしてもらい、続いて参加者全員の自己紹介に始まり、色々と質問なども出て会話も盛り上がり終わりを迎えました。 船室にて暖を取りながら交流会を行い。大平丸の船員さんより、巻き網船の網入れから、水揚げ風景など映像を交え生産者、消費者、事務局それぞれ、海について少しでも興味関心を持って頂けたかと思います。ベイエリアに残る貴重な干潟、三番瀬。今後も三番瀬は、私たちに豊かな海の幸をもたらしてくれると思います。

漁港、大平丸船団G
港、大平丸船団G

 

貝島周辺
貝島周辺

 





だいち交流会 鶴見会場

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