東北被災地企業に、ソーシャルビジネスのノウハウを提供。 地域産業復興応援のインターンシップを7/23より受け入れ開始。 |
2012年7月26日 |
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ニュースリリース要旨
有機食材宅配のパイオニア大地を守る会は、東北被災地の企業からのインターンシップを受け入れるプログラム「ふるさとに負けない!東北仕事復興リーグ」(主催:一般社団法人ソーシャルビジネスネットワーク)に賛同し7月23日(月)より受け入れをはじめました。このインターンシップは、東北被災地の学生や社会人が全国の社会的企業で実習を受け、学んだことを地元に持ち帰り、持続可能な地域産業復興の担い手を育成するプログラムです。
大地を守る会は37年間にわたり、安心な食を求める消費者と、農薬に頼らない農業をめざす生産者をつなげ続けてきたソーシャルビジネスとしての実績が評価され、今回のプログラムの受け入れ先企業になりました。被災地の現状を伝え消費者が身近な問題として感じ支援できるように「食べて復興応援プロジェクト」を立ち上げ、東北産品の購入を呼びかけや、義援金付きの商品を販売してきました。また、放射能懸念により被災地商品の買い控えを解消するため、放射能測定体制を構築してきました。
今回のインターンシップでは、これまで培ってきたソーシャルビジネスのノウハウを東北被災地企業に伝え、持続可能な地域産業復興の人材育成の支援をします。
インターンシップの概要
東北被災地の復興の担い手を育てるインターンシップを受け入れるプログラム「ふるさとは負けない!東北仕事復興リーグ」(主催:般社団法人ソーシャルビジネスネットワーク)に賛同して、7月23日(月)より受入れ開始しました。
■インターンシップ参加期間と受入れ人数
第1期(7月23-28日):1名、第2期(8月20-24日):2名、第3期(9月10-14日):2名
■カリキュラム内容:
・大地を守る会の歴史紹介、放射能対策と有機農業についての紹介
・宅配事業、ウェブストアの運営の講義
・物流センターの見学
・生産地訪問、生産者と消費者の交流イベント(とうもろこし収穫祭)体験
産地訪問の研修の様子
■主催:一般社団法人ソーシャルビジネス・ネットワーク
ソーシャルビジネスを実践する社会的企業および企業家による経済団体
■ふるさとは負けない!東北仕事復興リーグとは:
気仙地区、釜石、盛岡、宮城県気仙沼を対象に、誰もが共感できる社会づくりを目指し、持続可能な産業復興および雇用創出を担う人材の育成するインターン・インキュベーションなど実施するプログラム
●継続的な復興活動を支えるために、人材育成に協力
大地を守る会は1975年以来、安心な食を求める消費者と農薬に頼らない農業をめざす生産者をつなげ、食の安全、農薬公害などの社会的課題を解決してきたソーシャルビジネスのあり方が認められ今回のインターンシップ先として選ばれました。
インターンシップでは、有機農業で消費者と生産者の信頼関係を築いてきたノウハウを伝え、継続的な復興に活かせる課題解決の手法を学んでもらうための実習を行います。
●「食べて復興応援プロジェクト」で東北商品の販売、放射能対策を福島県の生産者とともに実施
大地を守る会では、震災直後より「食べて復興応援プロジェクト」を立ち上げ、「福島と北関東の農家がんばろうセット」などの東北産品の購入を呼びかけたり、義援金付きの商品を販売してきました。そして夏至に開催したイベント「100万人のキャンドルナイト@増上寺」や、3月に開催した生産者と消費者の交流イベント「大地を守る会のオーガニックフェスタ」でも、復興応援屋台を実施し被災生産者の応援をしてきました。他にも福島県の米生産団体ジェイラップとともに「放射能除染プロジェクト」を立ち上げ、放射能測定器「ガンマ線スペクトロメータ」を無料貸出して、土壌から稲への放射能移行を防ぐための対策を共同で行ったところ、98.8%は放射能不検出と確認し、お米の販売をしています。
下記のようなことが取材できます
・インターンシップの様子の撮影
・大地を守る会の震災復興に向けての取り組みのインタビュー
この他、ご要望に応じて対応させていただきますので、ご相談ください。
取材に関するお問い合わせ(取材ご希望の場合は、下記担当までご一報下さい)
広報担当:齋藤史恵、栗本遼、宇田川千夏
- 連絡先
- 〒261‐8554 千葉県千葉市美浜区中瀬1-3
幕張テクノガーデンD棟21階 - TEL
- 043-213-5860
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- press@daichi.or.jp
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