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カラダと大地を守るために、食べることからエコシフト。


都内の貴重な里山で、住民主体で建てる、安心素材使用・省エネ設計の住まい

自然素材を活用した住宅専門の設計事務所「アンビエックス」(東京都目黒区、代表:相根明典)では、東京都町田市に建築予定のエコ・コーポラティブマンション「エコヴィレッジ鶴川」の入居者募集を開始します。
「シックハウス症候群」が社会問題になるなど、住居への関心が高まる中で、アンビエックスでは、入居希望者が、設計や工事発注を行なう「コーポラティブ」方式を、「エコ」=環境をキーワードに実施します。
(1)仕上げ材から配水管まで安全素材を徹底使用、(2)ゼロ・エミッションの杉材を含め、国産材100%使用、(3)省エネ設計、屋上緑化など環境配慮型設計、(4)敷地内の自然環境(里山と築130年の古民家)を保全、という特徴を持つ日本初の本格的「エコ・コーポラティブ」マンションです。
有機野菜の宅配を行なう市民団体「大地を守る会」(東京都調布市、会長:藤田和芳)が、プロジェクト開始に先駆けて会員に呼びかけたところ、大きな反響がありました。
この度、本プロジェクトへの参加者を広く募集します。多くの参加者を募ることで、本プロジェクトの社会的意義を伝えていきたいと考えています。

プロジェクト計画概要

名称 (仮称)エコヴィレッジ鶴川
建設予定地 東京都町田市能ヶ谷町(小田急線「鶴川」駅より徒歩15分)
募集戸数 30戸(予定)
計画敷地面積 約2,500㎡
建設着工 2005年7月(予定)
引渡し 2006年8月(予定)

住民が主体的に関わる「コーポラティブ」

「コーポラティブ」方式とは、通常の集合住宅が、建てた後に入居希望者を募るのと異なり、建てる前に入居者を募ります。その入居者が建設組合を設立し、設計から工事発注まで主体的に参加する仕組みです。手間と時間はかかりますが、暮らし方に合わせた設計が可能で、他の居住者と連帯感を築くことができるメリットがあります。
ドイツでは全住宅の20%、ニューヨークでは10%と、欧米では普及が進んでおり、日本では30年ほどの歴史があります。バブル期前後の土地の高騰や急落で、普及は滞っていましたが、最近、あらためて注目を浴びています。

日本初の本格的「エコ・コーポラティブ」

「エコヴィレッジ鶴川」は、「エコ」=環境というコンセプトを明確に打ち出した日本初のコーポラティブマンションです。そのコンセプトに共感する住民たちが、個性を生かしながらゆるやかにつながる、コミュニティの形成をめざします。
この計画は、代々引き継いできた土地の豊かな緑を残したい、という地主の思いと、アンビエックスの住まいづくりの考えが一致して、2年前から計画を進めてきました。シックハウス症候群対策の観点から、仕上げ材のみならず、下地、接着剤、給水管、配水管に至るまで安全素材を徹底活用しています。
省エネ設計で、屋上菜園も可能。自然にも、人にも優しい住まいを、自分たちの意思で作ることができます。

「エコ・コーポラティブ」の特徴

(1)徹底した安全素材の活用

シックハウス症候群への対策は、有害物質を基準値以下に抑えるという「引き算」の発想が一般的ですが、本プロジェクトは、安全素材を徹底に活用する「足し算」の発想で取り組んでいます。
壁紙は和紙や布、接着剤は、小麦粉が主原料で有害な化学物質不使用のものを使用しています。給水管、配線コードは、環境ホルモン溶出の恐れがある塩化ビニルを用いることが一般的ですが、代わりにそれぞれステンレス製、ポリプロピレン製を使用するなど、随所に安全性の高い製品を使用しています。

(2)国産材100%使用、ゼロ・エミッションの国産材も

建材として使用する木材は、全て国産木材を使用しています。床には、宮城県の栗駒杉の使用を入居希望者に提案します。この栗駒杉には、燃料に製材の副産物である端材等を活用する「燻煙乾燥」を行っています。通常、使用する化石燃料と比べ、「燻煙乾燥」は、あますところなく端材を活用することで「ゼロ・エミッション」を達成しています。シロアリ、カビに強い、高い品質の木材です。

耐久性の高い、無垢の栗駒杉を、30mmの厚さで床に使用予定

(3)省エネ設計・屋上緑化など、環境配慮型設計

外側に断熱材を使用する「外断熱通気層工法」を採用しています。一般的な鉄筋コンクリート造のマンションでは、建物の内側に断熱材を使用する「内断熱工法」ですが、壁内で結露しやすく、カビの心配があるという欠点があります。外断熱通気層工法は、コンクリートの外側で断熱するため、壁内での結露が防ぎやすくなります。そして、室内の温熱環境の変化が緩やかなのでエアコンなどに頼らないで生活することも可能です。
更に、屋上緑化を、入居希望者に提案予定です。土作りや屋上菜園にして、無農薬野菜づくりを楽しむこともできます。

(4)敷地内に里山と古民家を保全

築130年の茅葺きの古民家や土蔵、そして雑木林のある風景を残す今回の敷地は、実は、ほぼすべての緑を伐採し大規模な宅地としての開発計画があがっていました。しかし、その自然を残したいという地主・石川洋一郎氏の要望と、アンビエックスのエコ・コーポラティブマンションの構想が合致し、2年前から、計画を進めてきました。建築予定地から伐採した木も、家具などに有効活用していきます。

先駆けて行なった説明会でも、高い関心

有機野菜の宅配を通し、安全な食品や暮らし方の提案を行なう市民団体「大地を守る会」は、アンビエックスと提携し、自然素材の家づくりを提唱しています。この「エコヴィレッジ鶴川」では、住まい手募集の段階から協力し、8~9月に会員に呼びかけたところ、説明会に70組を越える会員が参加、既に6組の方が正式な入居を申し込んでいます。
今回、広く一般の方々によびかけていくことで、本プロジェクトの社会的意義を伝え、さらに賛同の輪を広げていきたいと考えています。





環境保全型畜産へ大きな前進。 国産飼料100%、長期自然放牧の牛肉販売開始。

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