国産飼料100%の安心な肉牛生産を消費者が支えるための1口5万円出資、募集に対し5倍応募。11/22説明会開催。 |
2008年11月17日 |
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報道関係者各位
要旨
有機食材宅配のパイオニア・大地を守る会が1981年から一緒に顔の見える生産に取り組んできた、岩手県久慈市の「やまがた村短角牛」は、100%国産飼料で育つ赤みのおいしい肉として最近注目をあびています。しかし、生産地域である北東北では年々その飼養頭数が減少の一途をたどり、大地を守る会の短角牛産地・岩手県山形町も、頭数の確保・維持が困難な状況です。そこで会員に繁殖牛の購入資金として1口5万円で出資を求めたところ、募集に対して5倍の応募がありました。食の不安が高まる今、消費者からも積極的に安心をつくろうという姿勢が見られます。今回は生産者をよんで、短角牛の取り組みや出資の仕組みを解説する説明会を開催します。
安心な肉牛生産を消費者が支えるための出資に応募多数
飼養頭数が減少し続ける短角牛の頭数確保のために、繁殖牛の購入資金として1口5万円で大地を守る会会員に協力金を募集したところ、30口の募集に対して、150口の応募がありました。消費者からは、生産者にがんばってほしい、直接生産者を支援できるこういう企画を待っていた、と企画を支持する声が届きました。支持層は30~60代と幅が広く、食の安全を求める気持はすべての年代に共通していることがわかります。
夏は奥山の放牧地でゆったりと、自由に牧草を食べて育ちます。
「やまがた村短角牛応援団」概要
内容
会費は1口5万円。6口(30万円)を一つのグループとして、短角牛の繁殖素牛の購入し、6年間仔牛の生産を行う。期間終了後、会費は返金。
会費
1口5万円、募集口数 30口 ※募集終了
期間
08年11月~14年10月までの6年間
特典
1.購入繁殖牛や生まれた仔牛の名付け親になれる。 2.短角牛の出産から放牧など成長の様子を知らせる会報誌を年3回発行。 3.短角牛を使った郷土料理を食べられる山形町での交流会に年1回招待。
参加者向け説明会概要
日時
2008年11月22日(土)16:00~18:00
場所
山藤広尾店(渋谷区広尾5-4-11ベルナハイツA棟2階) ※日比谷線 広尾駅2番出口から徒歩30秒
内容
応援団結成を受けて、応援団参加者に向けての説明会。応援団や、やまがた村短角牛の取り組みについて説明、短角牛試食
参加生産者
下館進さん、大畑勝美さん、杉下豊治さん(JA新いわて短角牛肥育部会)
短角牛とは
●国産飼料100%。飼料の安全性にまでこだわる短角牛
現在日本の自給率は40%であるのに対し、飼料の自給率はさらに低く25%しかありません。その中でやまがた村短角牛は、飼料すべてが国産です。遺伝子組み換えやポストハーベストの心配のない飼料のみで、安全性に徹底的にこだわって育てられています。
●イタリアンのシェフなどにも人気のおいしい赤み
短角牛は放牧で健康に育った赤みのおいしいお肉。岩手県久慈市の生産者が大切に育てた、日本の牛肉流通量の1%にも満たない希少な牛です。霜降り牛とは違う、赤みのしっかりとした味わいが特長で、素材の味を大切にするイタリアンのシェフなどからも注目されています。
夏は奥山の放牧地でゆったりと、自由に牧草を食べて育ちます。
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大地を守る会とは
自然と調和した社会の実現をめざし、1975年に設立された市民団体(NGO)。安全性とおいしさにこだわった農産物、畜産物、水産物、加工食品、雑貨品を会員制でお届けする宅配サービス・大地宅配を運営しています。現在、消費者会員は約8万9千(08年9月末)、生産者会員は全国に2500。「食」「農」「環境」に関する最前線の活動や、「顔の見える関係」をいかした、消費者~生産者間の活動など、さまざまな運動・イベントを行なっています。
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