「大地を守る会」グループ会社が手がける米の麺。6/17四谷三丁目に全国初フードマイレージラーメン店 オープン。国民食のラーメンで国産米の消費拡大に貢献 |
2009年7月16日 |
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報道関係者各位
要旨
有機食材宅配のパイオニア・大地を守る会グループ会社の東湖株式会社は、6月17日(水)に、四谷三丁目の国産米のラーメン店「雲南米線(うんなんべいせん)」をオープンします。 稲作発祥の地、中国雲南省の米の麺「米線」を国産米で作ることに成功、スープは地鶏や雲南ハム、干し貝柱、漢方薬などを使用した、化学調味料無添加の薬膳スープで、キノコや豆苗などの具をのせた、栄養バランスを考えたライスヌードルです。 消費が低迷するコメを原材料にして、今や日本の国民食とも言えるラーメンを通じて、消費が低迷するコメの消費拡大に貢献したいと考えています。メニューに、食べ物が運ばれた距離を意味する「フードマイレージ」を表示します。年内に3店舗、10年後には100店舗展開を目標にしています。
●概要
■店名:雲南米線
■オープン:2009年6月17日(水)
■メディア向けレセプション:2009年6月16日(火)13:00~15:00
■場所:東京都新宿区左門町13-2小田ビル一階
東京メトロ丸の内線 四谷三丁目駅より徒歩 2分
電話:03-3470-2218
店舗面積:10坪
■営業時間:11:30~23:00
■年中無休
■メニュー:国産米を使用した米線(米の麺)各種。
・手千切り鶏肉とキノコの米線(店内880円/テイクアウト780円)
・角煮と野菜の米線(店内880円/テイクアウト780円)
・たんたん米線(店内780円/テイクアウト680円)
・マーラー米線(店内680円/テイクアウト500円)
・冷したんたん冷麺(店内780円/テイクアウト680円)
・焼き餃子(店内300円/テイクアウト300円)
他。
手千切り鶏肉とキノコの米線
マーラー米線
●国民食のラーメンで国産の米消費拡大に貢献
日本の食文化の象徴でもある米ですが、近年、若年層を中心にパンやパスタなどの消費が増え、年々米の消費量は減少。 1960年に国民一人当たり115kg/年だったコメ消費量は、2007年は61.4kgとほぼ半減しています。 国の減反政策もあり、田んぼは年々減少、稲作文化の衰退が危惧されています。 米の消費が落ちる一方で、ラーメンは今や国民食と呼ばれるほど日本人の生活に浸透しています。しかし、 原材料の小麦粉はほとんどが輸入です。国民食のラーメンを国産のコメで作り、日本中に広げたいという思いから、 「雲南米線」構想は始まりました。今年中には3店舗、10年後には100店舗展開を目標とし、 日本のコメ消費拡大への貢献をめざしています。
雲南米線・店舗外観
●稲作発祥の地、中国雲南省の米線を国産米で実現した全国初フードマイレージラーメン店
米線はこれまで日本ではほとんど馴染みがありませんでしたが、稲作発祥の地・中国雲南省では朝昼夕いつでも食べられるほど一般的です。これまで技術的な問題もあり、中国からの輸入品がごく一部で回っているだけでしたが、今回、特注の機械を導入。海草エキスなど独自の技術を使うことにより、口当たりのいい、無添加の「米のラーメン」を国産米粉で作ることに成功しました。メニューにフードマイレージを表示します。
●化学調味料無添加の薬膳スープと栄養バランスの取れた具
フカヒレや燕の巣などの高級料理に使われているスープに更に手を加え、米線に相性のよいスープに仕上げました。 地鶏や雲南ハム、干し貝柱、漢方薬などを使用。 コクと深みは普通のラーメン屋のスープとはまったく違います。 雲南省はキノコの王国と言われています。 「雲南米線」では、キノコを具材として使用。 その一部は雲南省から直接取り寄せています。 当店のメニューは医食同源の思想に基づき、栄養バランスを 考えた上で構成しています。
●株式会社大地を守る会代表取締役 藤田和芳より
1975年に設立した「大地を守る会」では、日本の第一次産業を応援するため、国産有機野菜などの宅配を手がけてきました。現在、直営の飲食店3店舗や、日本と中国雲南省の懸け橋となるグループ会社・東湖の「御膳房」など外食産業も手がけています。その中でも、今回はカフェ「ツチオーネ」自由が丘店につづく第2のフードマイレージ店舗です。日本の国民食とも言えるラーメンを国産米で作る全国初のフードマイレージラーメン店を通し、日本のコメ消費拡大に貢献していきたいと考えています。
●東湖株式会社代表取締役 徐耀華より
お米の故郷・雲南省の料理を専門にしている御膳房は、開業して14年になりました。その中でもっとも代表的な米料理に特化して、長年温めてきたプランが今の雲南米線というライスヌードル店です。スープ、麺、具すべての要素は御膳房のノウハウを生かして、他店舗と違う特徴があります。美味健康薬膳という食の原点に基づいて、皆様の健康食生活にすこしでも役に立てればと思い、国産の米の新しい消費スタイルの提案を通して、中国雲南省の米の食文化を日本で広められれば、幸いです。
フードマイレージ・キャンペーンHP:
http://www.food-mileage.com/
お問い合わせ
大地を守る会・牛島真也・宇田川千夏・大野由紀恵
- 連絡先
- 〒106‐0032 港区六本木6-8-15 第2五月ビル2階
- TEL
- 03-3402-8841
- FAX
- 03-3402-5590
- koho@daichi.or.jp
大地を守る会とは
大地を守る会とは...自然と調和した社会の実現をめざし、1975年に設立された市民NGO企業。安全性とおいしさにこだわった農産物、畜産物、水産物、加工食品、雑貨品を会員制でお届けする宅配サービスを運営しています。現在、消費者会員は約9万1千人、生産者会員は全国に2500。「100万人のキャンドルナイト」や2007年に環境大臣表彰を受賞した「フードマイレージ・キャンペーン」の事務局を務めています。
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