有機野菜や自然食品など安心できる食材・食品の通販宅配サービス|大地を守る会|おいしいオーガニック革命

カラダと大地を守るために、食べることからエコシフト。


●生物多様性をおいしく楽しむイベント

報道関係者各位

要旨

有機食材宅配のパイオニア・大地を守る会では、6月9日(水)に、在来種の豆で作る手作り豆腐教室を開催します。在来種とは、種の自家採種を何世代も繰り返し、その土地の気候や風土に適したかたちで作られてきたその土地固有の品種です。輸入大豆や大量生産に向いた品種に押され、日本国内で栽培される大豆の7%以下になっています(2007年度産分農林水産省調査より)。しかし、珍しさやおいしさで、在来種の大豆が今改めて注目されています。本イベントには定員36名のところ約2倍の70名の応募がありました。
今年10月には名古屋で生物多様性の国際会議が開かれます。今年のキーワード「生物多様性」をおいしく、楽しめる本イベントをぜひご取材ください。

●概要

■日時:6月9日(水)11:00~13:30
■会場:きゅりあん(東京都品川区東大井5-18-1)
    ※JR京浜東北線・りんかい線・東急大井町線大井町駅より徒歩1分
■講師:べにや長谷川商店・長谷川清美さん
■参加費:大人(中学生以上)2,000円(おとうふ3種、おから、豆ごはん付き)
■参加者:36名(応募者 約70名)

珍しくておいしい3種の豆で、意外と簡単に豆腐作り

そば、うどん、パンなど、手作りがブームとなる中、豆腐作り教室も定員の2倍の応募を集める人気です。この講座では、黒千石大豆(くろせんごくだいず)、間作大豆(かんさくだいず)、青大豆(あおだいず)の3種類の在来種大豆で豆腐を作ります。豆腐作りの楽しさや、できたて豆腐の濃厚さを味わいながら、農家が代々受け継いできた在来種の大豆の魅力や、多様性を学ぶことができます。

≪今回使用する在来種の大豆≫

●黒千石大豆・・・小粒で病気に強く、皮は黒く中身は緑色の珍しい豆です。従来は、煮豆や
          豆餅の材料としてつかわれていました。
●間作大豆・・・むかし田んぼの畦にまいていたので、この名前がつきました。小振りなので、
          納豆大豆と呼ばれ納豆の材料としても使われています。
●青大豆・・・「味噌には青大豆」という農家も多く、大豆の中では横綱級。昆布の含め煮、
           酢大豆、ひたし豆にしてもおいしい豆です。

間作大豆と黒千石大豆の寄せ豆腐

青大豆の寄せ豆腐

貴重な在来品種

在来種とは、農家が何世代にもわたり種を自家採種し、選抜淘汰をくり返して、その土地の気候や風土に適した品種のことで、固定種または地豆とも言われています。「一代品種(F1)」に比べて均一性や収量に欠けますが、病気に強く、食味もよいといわれています。「残念ながら現在では、栽培に手間がかかるなどの理由で、農家の自家用などごくわずかにしか作られていない希少品種となってしまいました」(長谷川清美さん)。農林水産省の都道府県別品種別作付面積調査(2007年産)によると、大豆の全作付面積13万8,300ヘクタール中、在来品種は7%以下にとどまっています。
在来種豆は、元々在庫が少ない上人気があり、今年の販売は終了しましたが、来年分は2011年2月に販売を開始します。在来種野菜セット「とくたろうさん」は通年取り扱いがあり、珍しい在来種野菜が人気を集めています。

長谷川清美さんプロフィール

北海道遠軽町で昭和元年創業の雑穀商「べにや長谷川商店」の長女として生まれる。現在、遠軽近郊の農家で代々自家用に作られてきた在来種の豆、いわゆる「地豆」の普及活動と販路開拓に奔走中。豆の知識から調理方法まで精通。著書に「べにや長谷川商店の豆料理」。

生物多様性を食べて守るキャンペーン「たべまも」

食べることで生態系のバランスを保ち、生物多様性を守ろうというキャンペーン「たべまも」を、大地を守る会では2009年10月より展開しています。生態系のバランスや、貴重な品種を守るためコメ、鹿、在来種野菜、短角牛がたべまも食材です。本イベントも「たべまも」イベントとして、展開しています。

●大地を守る会とは

自然と調和した社会の実現をめざし、1975年に設立された市民NGO企業。安全性とおいしさにこだわった農産物、畜産物、水産物、加工食品、雑貨品を会員制でお届けする宅配サービスを運営しています。現在、消費者会員は約9万1千人、生産者会員は全国に2,500。「100万人のキャンドルナイト」や2007年に環境大臣表彰を受賞した「フードマイレージ・キャンペーン」の事務局を務めています。

お問い合わせ

担当:牛島真也、斎藤史恵、大野由紀恵

連絡先
〒106‐0032 港区六本木6-8-15 第2五月ビル2階
TEL
03-3402-8841
FAX
03-3402-5590
E-mail
koho@daichi.or.jp




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