「福島と北関東の農家がんばろうセット」4/4販売開始。原発事故で苦しむ産地を応援。 |
2011年4月4日 |
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報道関係者各位
要旨
大地を守る会では、4月4日より、福島県とその周辺の生産者を応援する「福島と北関東の農家がんばろうセット」を販売します。震災発生以降、福島原発事故が長期化するなか、市場では「福島県産」「茨城県産」というだけで、出荷を停止していない野菜までもが売れなくなっています。本品は福島県と北関東の出荷停止になっていない野菜セットです。
風評被害に合う産地を気遣う声や、その地域の野菜を買って応援したいという会員の声に応えようと企画しました。
大地を守る会のウェブストアでは4月14日 13:30~の注文受付を開始します。
●支援商品の案内
商品名:福島と北関東の農家がんばろうセット
価格:1セット 上限 1,200円
販売時期:大地を守る会の宅配にて、4/4(月)より販売開始
セットに入る野菜:福島県、茨城県、群馬県産を中心に4~5品をお届けします。
※国・行政による出荷停止品目はお届けしません。
●福島県の生産者の声
今回の「がんばろうセット」の企画ありがとうございます。福島わかば会の生産者は福島市から二本松、郡山と件の北から南にかけて中通りと呼ばれる地方で、30名が有機農業に取り組んでいます。
幸いにもこの度の震災で家屋や農業施設への直接的被害はほとんどありませんでした。停電や断水で不便でしたが心配したきゅうりやトマトも順調に生育してくれました。
しかし、福島県の野菜は福島原発事故の影響で葉物類を中心に出荷できなくなり、キュウリやトマトも県内消費だけという事態になりました。もう福島の野菜はおっかなく思って大地を守る会の会員さんに食べてもらえないんじゃないかというのが正直なところでした。これまで、20年、30年とできるだけ農薬や化学肥料に頼らないで育てた野菜を届けてきたのに、なんだったんだろうとも思いました。
今は自分たちが出来ることをやるだけです。育てたキュウリやトマトなどがお届けできてうれしいです。
福島わかば会会長 丹治昭治(たんじしょうじ)
●企画意図
福島・北関東の野菜は今が出盛りの時期ですが、このままでは、農業をやめざるをえない生産者が出てもおかしくありません。消費者と生産者をつなぐ流通業者としてとるべき行動は、さまざまな方法で被災生産者を支えることだと考え、本セットを企画しました。
本セットに加え、大地を守る会では「大地を守る震災復興支援基金」への協力や、「復興支援セット」および他被災産地の商品購入などを呼びかけています。消費者とともに日本の第一次産業を支えていきたいと考えています。
●大地を守る会とは
自然と調和した社会の実現をめざし、1975年に設立された社会的企業。安全性とおいしさにこだわった農産物、畜産物、水産物、加工食品、雑貨品を会員制でお届けする宅配サービスを運営しています。現在、利用者数は約11万6千人、生産者会員は全国に2,500(2011年3月末現在)。
お問い合わせ(取材ご希望の場合は、下記担当までご一報下さい)
担当:中川啓、齋藤史恵
- 連絡先
- 〒106‐0032 港区六本木6-8-15 第2五月ビル2階
- TEL
- 03-3402-8841
- FAX
- 03-3402-5590
- press@daichi.or.jp
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