新鮮な季節の野菜を避難所へ継続的に届ける「食べものつなげるプロジェクト」開始 |
2011年5月12日 |
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報道関係者各位
要旨
有機食材宅配のパイオニア大地を守る会では、契約生産者がつくった新鮮でおいしい季節の野菜やお肉、温めるだけのおそうざいなどの食材を避難所へ届ける「食べものつなげるプロジェクト」を5月7日(土)よりはじめました。岩手県遠野市を通じて、山田町、大槌町の避難所へ、NGOピースボートを通じて、宮城県石巻市の避難所へ届け、新鮮な野菜などが不足している避難生活を継続的に支援していきます。
資金には、大地を守る会会員を中心として集まった「大地を守る震災復興支援基金」を利用し、復興を支援する会員の思いと、生産者が誇りをもって育てた野菜をつなげて、被災地に届けます。
●「食べものつなげるプロジェクト」概要
東日本大震災による避難生活が長期間に渡っています。野菜や果物などの栄養価の高い食材が不足し、避難所で生活する方々の健康面が問題視されている中、大地を守る会の契約生産者がつくった季節の野菜やお肉、温めるだけのおそうざいなどの食材を届けます。
食材のなかには、「福島と北関東の農家がんばろうセット」も含み、東京電力福島第一原発事故の影響により出荷量の減少に苦しむ農家の支援にもつながります。資金には大地を守る会会員を中心として集まった「大地を守る震災復興支援基金」を利用し、復興を支援する会員の思いと、生産者が誇りをもって育てた野菜をつなげて、被災地に届けます。
1)提供期間
2011年5月~7月の3カ月間、週1回定期的に食材提供を行ない、支援先も増やしていきます。5月7日(土)に、宮城県石巻市のNGOピースボード支援センターに第1回支援を行ないました。
2)提供食材
▼5月7日(土)に石巻市へお届けした商品
きゅうり 50kg 、キャベツ 53個 、だいこん 12本、まいたけ 35パック など
▼5月7日(土)に大槌町へお届けした商品
ハム、ソーセージ 175パック、ヨーグルト 244パック、納豆 255パック、豆腐、油揚げなどの大豆製品 340個など
大槌町の避難所のみなさんに、特に喜んでいただいたのはヨーグルト。東日本大震災以来、食べることができず、久々にヨーグルトを堪能したと声が届きました。
3)今後の予定
次回避難所にお届けするのは5月14日(土)石巻市、大槌町です。
大地を守る会の生産者の野菜(キャベツ、だいこん、きゅうりなど)や野菜ジュースをお届けする予定です。避難所のニーズを聞き取り支援先の拡充も予定しています。
また、大地を守る会にて炊き出し支援もおこなっているので、直接避難所へお届けもする予定です。
●大地を守る震災復興支援基金
このたびの東日本大震災に対して、「大地を守る震災復興支援基金」を募集しています。ご協力いただいた基金は、大地を守る会の被災生産者の復興支援や炊き出し、食糧支援などに加えて、東京電力福島第一原発事故の影響により、出荷制限の対象となった生産者およびやむをえず出荷自粛した生産者へのお見舞い金などにも使用しています。
現時点で、82,192,616円(5月6日現在)集まっています。
被災地支援をしている様子
写真提供:yoshinori ueno
●大地を守る会とは
自然と調和した社会の実現をめざし、1975年に設立された社会的企業。安全性とおいしさにこだわった農産物、畜産物、水産物、加工食品、雑貨品を会員制でお届けする宅配サービスを運営しています。現在、利用者数は約11万6千人、生産者会員は全国に2,500(2011年3月末現在)。
お問い合わせ(取材ご希望の場合は、下記担当までご一報下さい)
広報担当:中川啓、齋藤史恵
- 連絡先
- 〒261‐8554 千葉県千葉市美浜区中瀬1-3
幕張テクノガーデンD棟21階 - TEL
- 043-213-5860
- FAX
- 043-213-5604
- press@daichi.or.jp
- 5月16日(月)に移転しました。
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