有機野菜や自然食品など安心できる食材・食品の通販宅配サービス|大地を守る会|おいしいオーガニック革命

カラダと大地を守るために、食べることからエコシフト。


要 旨

有機食材宅配のパイオニア・大地を守る会は、復興支援として被災地の自宅避難者に白餅と人参餅の2色の復興支援餅を贈ります。この餅は福島県須賀川市の米生産団体・ジェイラップの2011年産のもち米を使用し、人参餅に練り込んだ人参パウダーの原料は、福島市の野菜生産団体・福島わかば会の栽培した在来品種・長人参を使っています。自宅避難者を支援するとともに、原発事故以降販売量減少に悩む福島県の生産者も支援します。  また、年始には福島県の家族を、放射線量の低い千葉県南部に保養のために短期間招待する「フクシマ・スマイル プロジェクト」に、食材を提供します。

●お正月食材として自宅避難者へ餅の支援

■内容:復興支援として、被災地の自宅避難者に復興支援餅を贈る
■お届け日程(予定):2011年12月29日(木)
■支援先:各地の自宅避難者
宮城県石巻市北上町(100世帯分)、宮城県石巻市雄勝町(100世帯分)、 岩手県大槌町(20世帯分)
■支援内容:白餅0.6kg+人参餅0.6kgのパックを1120セット
■餅について:
○もち米:
米生産団体・ジェイラップ(福島県須賀川市)の 2011年度新米を使用。
※NaI(Tl)ガンマ線スペクトロメーターにより、放射能不検出を確認。
検出限界値は、ヨウ素131が3.3Bq/kg、セシウム137が3.3Bq/kg、セシウム134が5.0Bq/kg。
ジェイラップは土壌の放射能除染を実施し、実績をあげています。
除染結果報告についてはこちら:
/info/press/2011/11/988.html

○人参餅:
福島の在来品種である長人参のパウダーを練りこんだ、ほんのり黄色い餅。長人参は、大地を守る会の生産団体・福島わかば会(福島県福島市)の農薬・化学肥料不使用で栽培されたもの。60~80cmとごぼうのように長く、中心まで朱色をしており、香り、味の強い人参です。福島県では古くから栽培されており、福島わかば会では20年以上栽培に取り組んでいます。※今回の長人参は2011年1月に収穫したものを乾燥、屋内保管していました。

大地を守る会では5月より被災地に食べものを送る「食べものつなげるプロジェクト」を実施しており、週1回定期的に食べものを送り続けています。今回は10月から支援を開始した宮城県と岩手県の自宅避難者に向けて、お正月食材のお餅を送ります。人参餅はほんのり黄色く、幸せを象徴する色として来年度の被災地復興への願いをこめました。自宅避難者と、原発事故を受けて販売量減少に悩む生産者の支援にもつなげます。

●年始に、福島からの避難者受け入れ団体に食料支援

■内容:福島県の家族を、放射線量の低い千葉県南部に数日間受け入れ、保養してもらう「フクシマ・スマイル プロジェクト」(主催:パーマカルチャー井戸端会議@ちば)。この滞在期間中の食料を大地を守る会が支援します。
■日程:2012 年1 月4日(水)~8 日(日)
■場所:千葉県鴨川市
■参加:16名(大人8名・子ども8名)
■支援内容(予定):米25kg、野菜セット5つ、豆腐や油揚げなど大豆製品

「食べものつなげるプロジェクト」の一環として、福島県の家族を放射線量の低い千葉県南部に短期間受け入れる「フクシマ・スマイル プロジェクト」(主催:パーマカルチャー井戸端会議@ちば)の滞在期間中の食料を大地を守る会が支援します。保養者は、外部被ばくだけで年間1ミリシーベルトを超えてしまう地域に住んでいるため、なるべく内部被ばくを避ける食事をしたいと、 放射能測定を実施している大地を守る会に食材提供依頼の声がかかりました。短期ですが、安心できる食べもので元気になってほしいと支援を実施することにしました。

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福島県で古くから栽培される在来作物 「長人参」

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これまでの食料支援の様子。10月から週1回、青果物や加工品を届けている。

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休養とともに栄養をとってもらおうと、さまざまな種類の野菜を送ります。

●大地を守る会とは

自然環境と調和した、生命を大切にする社会の実現をめざし、1975年に設立のソーシャルビジネス(社会的企業)。安全・安心とおいしさにこだわった農・畜・水産物、加工食品、雑貨等をお届けする宅配サービス他を運営しています。現在、利用者数は約12万6千人、生産者会員は全国に2,500人(2011年9月末現在)。

お問い合わせ(取材ご希望の場合は、下記担当までご一報下さい)

広報担当:中川啓、齋藤史恵、宇田川千夏

連絡先
〒261‐8554 千葉県千葉市美浜区中瀬1-3
幕張テクノガーデンD棟21階
TEL
043-213-5860
FAX
043-213-5604
E-mail
press@daichi.or.jp




3/4開催:全国から500人以上の有機農家が集合、日本最大規模の「オーガニックフェスタ」。被災生産者による復興応援屋台も実施。

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大地を守る未来募金の運用開始。産地に放射能測定器の貸し出しや、除染技術や情報提供の支援を実施。