有機野菜や自然食品など安心できる食材・食品の通販宅配サービス|大地を守る会|おいしいオーガニック革命

カラダと大地を守るために、食べることからエコシフト。


要 旨

 有機食材宅配のパイオニア・大地を守る会が運営するウェブストアは、2011年度第3四半期(10~12月)売上が1億8900万円で、予算対比121%と過去最高の売上高となりました。2010年同時期と比較すると、売上は206%増、利用者数は272%と好調でした。これは、業界でも先駆的に講じてきた放射能対策に反応して流入した子育て世代が、売上を牽引したことが理由です。11月半ば以降は子育て世代の流入は落ち着いてきましたが、これまでに流入してきたユーザーが固定化し、継続的に購入しているため、昨年比200%で伸びています。「安心なものを確実に定期的に確保したい」というユーザー動向を把握して9月末に開始した定期配送サービス「とくせん定期便」も、売上が伸びている理由のひとつです。

●業界でも先駆的に実施してきた放射能対策で、引き続き好調

 2011年度第3四半期(10~12月)は、業界でも先駆的に講じてきた放射能対策に反応して放射能に不安を感じる子育て世代のユーザーが増え、2011年上半期に引き続き売上好調でした。子育て世代の不安を解消するために、放射能不検出(※検出限界値:核種ごと概ね10ベクレル/kg )だけに限定した「子どもたちへの安心野菜セット」の販売や、放射能測定結果の数値公開などの取り組みに注力し、その結果、新規の利用者数が急増しました。11月半ば以降は落ち着いてきましたが、これまでのユーザーが固定化し、継続的に購入しているため、売上が伸びています。

●ユーザーニーズに即した新サービス・定期配送便が好評

 「安心なものを確実に定期的に確保したい」というユーザー動向を把握し、9月末より開始した毎週か隔週で届ける定期配送サービス「とくせん定期便」も、売上が伸びている理由のひとつです。当初目標としていた登録数の4倍を受け付け、現在は当初目標の6倍以上の登録があります。このサービスで特徴的なのは、4種類あるとくせん定期便のコースの中でも、西の産地を中心とした放射能不検出を確認した野菜セットが届く「子どもたちへの安心コース」(価格目安:5,500~6,500円)が登録の半数を占めていることです。とくせん定期便は数量限定販売商品を優先的に確保しているため、放射能に不安を感じる子育て層の「必ず安心なものを確保したい」というニーズに応えています。
 さらに子育て層のニーズに応えて、産地を限定した商品を1月19日(木)より販売開始しました。今後は「西のにんじん」や「西の小松菜」など5種類程度毎週取り扱う予定です。
 西の産地志向の利用者がいる一方で、被災地を支援する商品も人気が高く、津波の被害にあった高橋徳治商店(宮城県石巻市)の製造再開までの様子をサイト上で紹介したところ、通常の2倍の注文がきました。担当者によると、練り物商品がここまで数字が動くのは珍しいということで、被災地を応援したいというユーザーの意識の表れであると分析しています。

【とくせん定期便とは】

■内容:選択したコースを1回登録すると、毎週もしくは隔週で商品が届くサービス。
■コース種類:S・M・L、子どもたちへの安心コースの4種類
 各コース、野菜数種+肉や豆腐などの加工品のセットで、「子どもたちへの安心コース」の野菜は西の産地を中心とした放射能不検出を確認したものに限定している。
■仕組み:コース内の商品は自由に追加、削除することができる。
■価格:各コース目安価格
 S:3,500~4,500円、M:4,500~5,500円、L・安心:5,500~6,500円


●四半期ごとの売り上げ推移
2011年第3四半期は1億8900万円で、
予算対比121%、
昨年同時期対比206%。
※第3四半期はギフトの売上が計上されるため、他の期より売上は高い。


●四半期ごとの利用者数の推移
2011年第3四半期は3万2千人で、
予算対比173%、昨年同時期対比272%

●大地を守る会のウェブストア サービス概要
URL:http://store.daichi.or.jp   ■お届け:最短で注文から翌々日
■支払い:クレジットカード、代引き ■配送エリア:全国(一部地域を除く)
■取扱商品:安全性とおいしさにこだわった農・畜・水産物、加工食品、雑貨品など

●大地を守る会とは

自然環境と調和した、生命を大切にする社会の実現をめざし、1975年に設立のソーシャルビジネス(社会的企業)。安全・安心とおいしさにこだわった農・畜・水産物、加工食品、雑貨等をお届けする宅配サービス他を運営しています。現在、利用者数は約13万6千人、生産者会員は全国に2,500人(2011年12月末現在)。

お問い合わせ(取材ご希望の場合は、下記担当までご一報下さい)

広報担当:中川啓、齋藤史恵、宇田川千夏

連絡先
〒261‐8554 千葉県千葉市美浜区中瀬1-3
幕張テクノガーデンD棟21階
TEL
043-213-5860
FAX
043-213-5604
E-mail
press@daichi.or.jp




大地を守る未来募金の運用開始。産地に放射能測定器の貸し出しや、除染技術や情報提供の支援を実施。

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