こだわり国産豚肉、売上102~113%と好調(6~8月) 豚肉相場高騰が原因と分析 |
2014年9月9日 |
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有機食材宅配のパイオニア・大地を守る会(本社:千葉県千葉市 代表取締役社長:藤田和芳)が販売する国産豚肉の売上が、昨対で6月113%、7月111%、8月102%と好調です。これは豚肉の市場価格が高騰し、一般的なスーパーと大地を守る会の販売価格の差が小さくなっていることが原因だと分析しています。
豚は昨年の猛暑や伝染病の影響で出荷数が減り、卸売価格(kgあたり)は今年3月に499円だったものが6月は666円(前年比134%)、7月は587円(同113%)、8月563円(同107%)と高騰しています(東京食肉市場(株))。小売価格も同様に、7月にはロース258円(3月比106%)、もも193円(同110%)と値上がっています(税込、100gあたりの価格。総務省「小売物価統計調査」)。
脂身までおいしいと評判の仙台黒豚会の豚肉。会員人気も高い。
一方、大地を守る会は生産者と事前契約をしているので、市場価格に左右されません。大地を守る会でメインに販売しているのは仙台黒豚会(宮城県)の豚肉で、黒豚(バークシャー種)を50%以上交配した品種を、非遺伝子組み換え飼料で育てています。通常の三元豚に比べると飼育日数はかかりますが、味は良く、会員さんからも好評をいただいています。その分、スーパーなどと比較するとロース313円、もも231円(ともに税込)と価格は高めです。しかしスーパーなどの価格が上がっていることで、消費者の割高感が薄れ、大地を守る会の豚肉購入につながったのではないかと分析しています。また弊社畜産担当者は、11月ごろに豚肉高騰の山がくると市場では予想されているので、その時期にまた弊社豚肉の売上が伸びるのではないか、と予測しています。
【豚肉卸売価格(円/kg)】出典:東京食肉市場(株)
【大地を守る会の豚肉売上の昨対比較】
6月から大きく伸びている。
大地を守る会とは
自然環境と調和した、生命を大切にする社会の実現をめざし、1975年に設立のソーシャルビジネス(社会的企業)。安全・安心とおいしさにこだわった農・畜・水産物、加工食品、雑貨等をお届けする宅配サービス他を運営しています。現在、利用者数は約19万3千人、生産者会員は全国に2,500人(2014年3月末現在)。
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