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カラダと大地を守るために、食べることからエコシフト。


 有機食材宅配のパイオニア・大地を守る会(本社:千葉県千葉市 代表取締役社長:藤田和芳)は、九州の生産者団体、物流会社、流通販売3団体と共同で、九州から関西・関東への青果納品物流便を構築し、2014年11月1日より運用を開始します。参加する流通販売団体は九州に産地を持つ、パルシステム生活協同組合連合会、生活クラブ事業連合生活協同組合連合会、株式会社らでぃっしゅぼーやと弊社の4団体で、物流は九州に拠点のある丸善運輸グループが担います。また、生産者を対象とした運用説明会を9月26日に福岡にて開催します。

 昨今の物流業界は(1)深夜長距離バス事故などを契機としたドライバーの就業条件に関する厚生労働省からの「改善基準告知」再通達(2)宅配便業界のクール便をはじめとする大幅な料金改定(3)燃料コスト増による賃金の抑制とドライバー人材の確保困難など、取り巻く環境は悪化しています。

 九州内では上記の要件を理由に、1車単位にならない小ロットの出荷団体や集荷ルートから外れ過疎地域にある出荷団体などが、運送会社から一方的な契約解除通告、契約料金の大幅な値上げ要請などを受けています。その結果、消費地向けへの生産物を出荷できない団体も多く発生してきています。

 それらの産地から強い支援要請を受け、生産者団体、物流会社、流通販売4団体は、共同の新しい九州物流の構築を検討し、いままでにない生産者が安定して依頼できる「青果物流便の確保」の仕組みを組み立てました。すでに丸善運輸グループが行う九州から関西・関東への青果流通便は、年間契約2万トン分が確定しています。今後は、それに加え九州内の中小出荷団体48カ所以上に呼びかけ、拡大させていく計画です。

●説明会概要

■日時:2014年 9月26日(金)14:00 ~ 16:00
■場所:丸善運輸グループ本社  福岡県久留米市善導寺町飯田829-1 TEL 0942-47-5270
■説明会内容:
       ① 流通販売側が4団体で共同提案する主旨、目的、物流業界の現状などの説明
       ② 集荷体制とロット編成や納品配送システムの説明
       ③ 価格提案の説明





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