関心が高まる野菜の機能性成分「ファイトケミカル」を手軽に摂れるスティック粉末リニューアル新発売。
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2016年5月20日 |
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有機食材宅配のパイオニア・大地宅配を運営する株式会社大地を守る会(本社:千葉県千葉市 代表取締役社長:
藤田和芳)は、野菜の機能性成分「ファイトケミカル」 が手軽に取れるスティック粉末の「ファイトケミカルプラス」をリニューアルし、5月23日から新発売します。
2015年4月から、科学的根拠があれば食品に機能性を表示できる「機能性食品制度」が始まるなど、食べ物の機能性への関心が高まっています。野菜の機能性成分である「ファイトケミカル」研究の第一人者、橋弘医学博士(ハーバード大学医学部元准教授、麻布医院院長)が、「ファイトケミカルを手軽に摂りたい」という患者からの要望を受けて開発しました。特にファイトケミカルを豊富に含む4種の野菜に、抗酸化力が高い人参の葉を加え、特殊な製法で粉末状にしました。製法をリニューアルし、抗酸化力は3倍以上になりました。 お湯を加えるだけで、手軽に野菜の力強い味が楽しめる「野菜のエスプレッソ」です。外出先でも、手軽に野菜を摂ることができます。
一番左が従来製法、一番右が新製法
(出典:ウィンチェスター研究所)
(出典:熊本大学微生物学教室 前田浩教授らの資料より)
●商品概要
■商品名 :ファイトケミカルプラス
■価格 :3,000円(税抜)
■内容量 :30g(3g×10包)
■賞味期限:常温2年
■原材料 :かぼちゃ、玉ねぎ、人参、キャベツ、にんじんの葉、デキストリン
■製造元 :株式会社ウィンチェスター研究所(東京都港区)
■販売開始:5月23日(月)
■商品URL :https://takuhai.daichi-m.co.jp/Goodsdetail/index/itemCode/06223101?clientId=&areaId=searchList&data-requestId=1959942
外出先や旅行先にも持ち運べる便利な
スティック粉末
●1960年代からアメリカが国をあげて解明した、野菜の効能 「ファイトケミカル」
「ファイトケミカル」とは、植物が作りだす機能性成分です。自分の意思で動きまわることができない植物が、過酷な環境で自らを守るために作りだしました。
ファイトケミカルには、たとえば、人参、かぼちゃに含まれるβ-カロテンや、玉ねぎに含まれるケルセチンなどがあります。こうしたファイトケミカルを日々摂取することで、老化、動脈硬化や生活習慣病、がんから身を守ることができます。1960年代から何十年もの年月をかけて、アメリカ政府が研究を続けてきました。1960年代に、「がん、心臓病、脳卒中などの生活習慣病は、間違った食生活に起因する」と指摘した、アメリカ政府特別委員会の「マクガバン・レポート」に始まり、1990年には、何を食べればがんが予防できるか、効果が高い順に3つのカテゴリーに分けた「フードピラミッド」を、アメリカ国立がん研究所が発表しました。
●「ファイトケミカル」を効果的に摂れる「ファイトケミカルスープ」を考案
ハーバード大学医学部で、免疫とがん・免疫と食事の関係を研究した橋弘医師は、日本に帰国後、ファイトケミカル研究の第一人者となり、野菜の摂取を患者に薦めてきました。
ファイトケミカルを効率的に摂取するには、野菜を煮込んでスープにするのが一番効果的です。野菜のファイトケミカルは、固い細胞壁に囲まれた細胞膜や細胞の中にあるため、加熱することによって初めて溶けだすためです。野菜の中でも、特に有効なファイトケミカルを豊富に含む、人参、キャベツ、かぼちゃ、玉ねぎの4種類の野菜を煮込むスープを「ファイトケミカルスープ」と名づけ、患者に薦めてきました。
■「ファイトケミカルスープ」4種の野菜が含む、主な「ファイトケミカル」とその効能
・人参
β-カロテン:抗酸化作用、発がん予防、免疫力の活性化、皮膚や粘膜を強化し外敵を防ぐ
α‐カロテン:抗酸化作用、発がん予防、がんの成長抑制作用
・キャベツ
グルコシノレート:発がん物質の無毒化、血液をサラサラにし、心筋梗塞・脳梗塞予防
・かぼちゃ
β-カロテン:抗酸化作用、発がん予防、免疫力の活性化、皮膚や粘膜を強化し外敵を防ぐ
・玉ねぎ
システインスルホキシド:発がん予防、免疫細胞を活性酸素から守る
ケルセチン:抗酸化作用、抗アレルギー作用、血液をサラサラにし、心筋梗塞・脳梗塞予防など
●「ファイトケミカルスープを手軽に作りたい」という患者の要望から生まれた
「ファイトケミカルプラス」
「ファイトケミカルスープ」を飲み始めた患者からは、「日常的に野菜がたくさんとれるようになった」という好評の声が橋医師に届く一方で、「スープを作る時間がとれない」「旅行先や外出先でも気軽に飲みたい」という要望も増えていきました。そこで、橋医師自ら開発に着手。製薬会社と協力し、顆粒技術を活かして、お湯に溶かすだけで手軽に飲める「ファイトケミカルプラス」を開発しました。4種の野菜に加えて、抗酸化力の高い人参の葉を原料にしています。
野菜の力強い味が楽しめる
「野菜のエスプレッソ」
●橋 弘 氏プロフィール
1951年埼玉県生まれ。麻布医院院長、医学博士。ハーバード大学医学部内科元准教授。 専門はがんと肝炎の治療。東京慈恵会医科大学卒業。2009年、麻布医院院長に就任。日本肝臓学会肝臓専門医、日本消化器病学会専門医、米国消化器病学医師会フェロー、米国癌学会正会員。主な著書に、『ガンにならない3つの食習慣』(ソフトバンク新書)、『ドクター橋の「ファイトケミカル」病気を治すいのちのレシピ』(主婦と生活社)など多数。
大地を守る会とは
自然環境と調和した、生命を大切にする社会の実現をめざし、1975年に設立のソーシャルビジネス(社会的企業)。安全・安心とおいしさにこだわった農・畜・水産物、加工食品、雑貨等をお届けする宅配サービス他を運営しています。現在、利用者数は約27万9千人、生産者会員は全国に2,500人(2016年3月末現在)。
取材に関するお問い合わせ(取材ご希望の場合は、下記担当までご一報下さい)
広報担当:石井、町田、鷲尾
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