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カラダと大地を守るために、食べることからエコシフト。


 有機食材宅配のパイオニア・大地宅配を運営する株式会社大地を守る会(本社:千葉県千葉市 代表取締役社長:藤田和芳)は、タイ北部ラフ族の森を守る〜ローチョ村のコーヒーを6月6日に発売します。

●森と水源を守り、有機的農業の普及に貢献

 タイ北部標高1200メートルの森に覆われた山岳民族ローチョ村で、森とともに暮らす少数民族のラフ族により育てられたコーヒーです。RTF(Return to the Forest:森に帰ろう)というプロジェクトの一環で栽培されています。野鳥の糞から作られた堆肥に牛糞を混ぜる土作りなど、出来るだけ、農薬や化学肥料を使わない有機的な方法で栽培されています。村人達が実を一つ一つ手摘みして丁寧に選別して作っています。
 約100軒の農家が5万本のコーヒーの木を育てており、最初の1本を植えてから15年が経過し、安定した味を出せるようになりました。朝の1杯のコーヒーがラフ族の暮らしと森を守る活動につながります。

●1,200メートルの山岳民族ローチョ村でていねいに育てられた貴重な味わい

 最近ではスペシャルティコーヒーという一つの産地のコーヒーをたしなむことが流行っていますが、日本国内では東南アジアのコーヒーは珍しい商品です。まろやかで優しい甘み、フレッシュな果実のような酸味が感じられるコーヒーです。優しく上品な味わいのコーヒーが好きな方にオススメです。
 また、苦いコーヒーが飲めないという方にも、美味しく飲んでいただけるコーヒーです。浅煎りと中煎りの中間の中浅煎りです。

●商品概要

■商品名 :タイ北部ラフ族の森を守る〜ローチョ村のコーヒー(粉、豆)
■価格  :1,500円(税抜)
■内容量 :200g
■原産国 :タイ
■販売開始:6月6日(月)
■商品URL :https://takuhai.daichi-m.co.jp/Goodsdetail/index/itemCode/06801138?clientId=&areaId=searchList&data-requestId=1959764

●26年前から続く交流。日本とタイの農民が意見交換。

 1990 年代からタイは、経済発展に伴い農村部から都市部に人が集中し、農村部は子どもとお年寄りが守るという、日本と同じ道を歩んできました。そこで、大地を守る会の生産者たちとタイ東北部の村を訪問。どうしたら村の生活と文化を守り、出稼ぎをせずに経済的に自立できるのかについて、日本とタイの農民が意見交換を重ねてきました。その際に通訳としてお世話になったのが、タイ北部の山岳地帯に住む少数民族ラフ族のリーダー、ダイエー・セイリさんです。その後、ラフ族を訪ねる海外ツアーも催行しながら交流を深めてきました。

●ラフ族の歴史。第二次世界大戦後タイの山岳地帯に辿り着く。

 ラフ族はもともと中国の雲南省に住む少数民族です。第二次世界大戦後の中国で内戦が起こり、ラフ族は蒋介石の国民党軍と共に戦ったため、毛沢東の共産党軍が勝利すると立場が不利になりました。社会主義化される中でラフ族は自立の道を探るため、1950 年代後半にリーダーのヤパ・ローチョさんを中心に数千人規模で中国を脱出し、ラオス、ミャンマーに村々を作りながらタイの山岳地帯にたどり着きました。コーヒーの産地であるローチョ村は、リーダーの名前にちなんだ村の名前です。ローチョさんの息子であるダイエーさんは父の遺志を継ぎ、ラフ族自立のために人生をかけてきました。今回のコーヒー栽培もその一つです。


  ダイエー・セイリさん

●タイのコーヒー文化。タイ政府が果物やコーヒーの栽培を奨励。

 20年ほど前、タイでコーヒーと言えばインスタントコーヒーでしたが、現在では農村部でも本格的なコーヒーが飲めるようになりました。それは経済発展とともに、国を挙げてのコーヒープロジェクトの影響だと思われます。タイ北部はラオスやミャンマーと国境を接していますが、かつてそこはゴールデントライアングル(黄金の三角地帯)と言われ、アヘンを中心とした麻薬の産地でした。また、ラフ族だけでなく多くの少数民族が山岳地帯で焼畑農業を行ってきたため、森林が破壊されてきました。そこでタイ政府は、王室プロジェクトとして麻薬の栽培と焼き畑農業を禁止し、換金作物として果物やコーヒーの栽培を奨励してきました。その栽培方法は有機栽培から農薬を使用する慣行栽培のものまでさまざまです。

大地を守る会とは

自然環境と調和した、生命を大切にする社会の実現をめざし、1975年に設立のソーシャルビジネス(社会的企業)。安全・安心とおいしさにこだわった農・畜・水産物、加工食品、雑貨等をお届けする宅配サービス他を運営しています。現在、利用者数は約27万9千人、生産者会員は全国に2,500人(2016年3月末現在)。

取材に関するお問い合わせ(取材ご希望の場合は、下記担当までご一報下さい)

広報担当:石井、町田、鷲尾

連絡先
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TEL
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