細川モモさんの、おいしくてためになる野菜辞典。今回は、チンゲンサイの栄養と簡単レシピをご紹介します。
中華料理に使われることの多いチンゲンサイは、緑黄色野菜のひとつ。β−カロテンが豊富で、その含有量はピーマンの6倍とも言われます。カロテンは、体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持や視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、そして喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあるといわれています。カロテンは、油との相性が良い栄養素。炒めたり、ゆでてからごま油と和えたりすると吸収率がアップします。さらに、チンゲンサイには、ビタミンCや貧血を予防する鉄分、骨の健康維持やイライラ防止に欠かせないカルシウム、血圧を下げる働きのあるカリウムなどが豊富に含まれています。
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ゆでれば冷凍保存も可能
通年手に入る野菜ですが、最も出回る量が多いのは春と秋です。ポリ袋に入れて冷蔵庫で立てて保存し、なるべく早く使い切りましょう。一度に食べきれない場合は、固めにゆでてよく絞り、ラップで包んで冷凍保存してください。
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おすすめ! チンゲンサイレシピ「チンゲンサイとひき肉のスープ」
ビタミンCやカルシウムといった、アレルギー症状を抑制するのに欠かせない栄養素を豊富に含みます。チンゲンサイ特有の苦みが苦手なお子さんも多いですが、これならおいしくいただけますね!
【材料 (4人分)】
- チンゲンサイ……2株
- 鶏挽肉……50g
- ごま油……適量
- 塩・こしょう……各少々
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- だし汁……4カップ
- 酒……大さじ3
【作り方】
- チンゲンサイは食べやすい大きさに切る。
- 鍋にごま油を熱して鶏挽肉を炒め、ポロポロになったらチンゲンサイを加えてさらに炒める。
- Aを加えてひと煮立ちさせ、塩・こしょうで味をととのえてスープにする。
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こちらもおすすめ!「チンゲンサイ塩昆布」
カロテンを豊富に含むチンゲンサイは、油と一緒に調理することでカロテンの吸収率がアップ。カロテンは、体内でビタミンAに変換されて肌や髪を若々しく保ちます。
【材料 (4人分)】
- チンゲンサイ……2株
- 人参……1/3本
- 塩昆布……適量
【作り方】
- チンゲンサイはざく切りに、人参は短冊切りにする。
- フライパンに少量の油(分量外)をひいて人参、チンゲンサイを炒め、火が通ったら塩昆布を混ぜて完成。
細川モモ
予防医療コンサルタント/社団法人Luvtelli 東京&NewYork代表理事/2011~2015ミス・ユニバース・ジャパンビューティキャンプ講師/農林水産省「地域食文化活性マニュアル推進・検討会」委員/『タニタとつくる美人の習慣』(講談社)発売中