尊厳死とターミナルケアについて

人は誰しもが生（人生）の最期（終末期）を迎えます。そして多くの方が、生の最期を苦しまず、安心して迎えたいと考えていらっしゃると思います。しかし、漠然としたイメージはあっても具体的にどうしたらいいのか、悩みや不安を感じているのではないでしょうか。ご自身やご家族の健康状態やこころのバランス、具体的な介護のことなど、見えづらいこともありますよね。
余命わずかになってしまった人へ行うケアを、ターミナルケア（終末期医療、終末期看護）と言います。人生の最期までのプロセスを、充実した状態で過ごすために医療や介護の側面から、尊厳死とターミナルケアについてお伝えいたします。

講師　曽根 京子（そね きょうこ）さん プロフィール
救急医療に携わり、救急の認定看護師になる。看護協会の講師を歴任、聖路加国際病院での勤務を経て「良い医療を患者様に提供するには良い医療者を支援する」をモットーに、2010年に医療者支援の会社の設立および訪問看護ステーションを開設。日々、医療者、医療機関の支援、地域医療、介護の活性化を行いつつ、セミナー・教育活動を行っている。