大地宅配の商品には、それぞれに選ばれた理由があり、紡がれてきた歴史があります。あるべき姿のおいしい食べ物を、作る人・食べる人と一緒に、未来に残してゆきたい……。
過去と現在、未来をつなぐコラムが「やがて、未来のチカラになる」です。
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「反対」と声をあげるのではなく、自分たちでほしいものを作る
1980年、厚生省(現・厚生労働省)が150℃という超高温で滅菌処理された、常温でも保存可能なロングライフ牛乳(LLミルク)の販売を可能にする法改正を検討。これに対し、LLミルクが海外から輸入されることで国内の酪農を脅かしかねないなどの懸念から、多くの消費者団体がこれに反対の声をあげました。
一方、大地宅配では反対するだけではなく、それに代わる牛乳を社会に提案しようと、本物の牛乳を飲みたいという想い、健全な酪農の継続を実現するため、消費者・生産者とともに「低温殺菌牛乳・大地牛乳」を発売しました。
これは全国でも先駆け的な取り組みでした。一人一人の小さな力が集まって、LLミルクとは真逆の低温殺菌牛乳のブームへとつながったのです。
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搾りたてを飲むような牛乳をいつまでも
新鮮で菌数の少ない生乳でしか作ることができない63~65℃30分の低温殺菌牛乳。工場と牧場の距離が近い、菌数を抑えるためのきめ細かな飼育など、130℃2~3秒の超高温殺菌と比べ、さまざまな条件が必要です。
さらに、大地を守る会の生産者は、非遺伝子組み換えの穀物飼料を与え、抗生物質は原則不使用。実に多くの手間とコストをかけています。TPPなど日本の酪農を取り巻く環境は厳しくなる一方。この牛乳を届け続けることで、酪農家を支援し、いつでも本物の牛乳が飲める未来を守りたいと願っています。