オーガニックの無添加総菜店(東京駅エキナカ)前年対比136%と売上好調。 リピーター獲得と立地に合った商品展開が好調の理由。 |
2012年8月28日 |
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要 旨
有機食材宅配のパイオニア・大地を守る会の運営する無添加のデリカショップ「大地を守るDeli」(東京駅構内)が、前年対比136%(2011年度)と売上好調です。
これはオープンから2年が経ちリピーターがついてきたことと、駅構内という立地にあわせた商品展開をおこなったことが理由です。場所柄時間がない人が多いので、お総菜を量り売りに加えてパック入りで販売したり、駅は男性客が多いのでボリューム感のあるお弁当を拡充しました。また、「タニタ食堂」のヒットに象徴されるような社会的な健康志向の高まりも、大地を守る会の中・外食業態へ関心の高さの要因のひとつだと分析しています。
無添加の東京駅エキナカ総菜店「大地を守るDeli」
大地を守る会が運営する無添加のデリカショップ「大地を守るDeli」の売上が前年対比136%と売上好調です。
「大地を守るDeli」は、有機食材宅配のパイオニアである大地を守る会の厳選素材を無添加で仕上げたお総菜を販売しています。2010年3月のオープン直後は横ばい程度の売上が続きましたが、リピーターがついてきたり、立地にあわせた商品展開ができるようになり、売上が順調に伸びていきました。
駅利用者の「時間がない」「男性客」にあわせた、パック入り総菜とボリューム感のあるお弁当が人気
お総菜は量り売りしていましたが、時間がない人にあわせてすでにパックに詰めたものも昨年より販売開始しました。また場所柄通勤客が多く、男性の利用も多いため、ボリューム感のあるお弁当を開発しました。オーガニックのデリカショップというと女性のイメージが強いですが、現在では豚肉をたっぷり入れた「豚めし」(980円)が一番人気で、「野菜とからあげの甘酢弁当」、「やわらか菜彩鶏のからあげ弁当」と続き、ボリューム感のあるお弁当に人気が集まっています。一方で利用者の6割は女性なので、お総菜は季節感と彩りを重視し、大地を守る会の厳選素材の味を引き立てるようなシンプルな味付けを基本にしています。
【大地を守るDeliの売上額推移】
昨年秋以降特に売上を伸ばしている。駅構内のため、旅行など人の出入りが多くなる3月や8月など休暇時期には売上が伸びる。
■大地を守るDeliエキュート東京店 概要
・所在地 :JR東日本東京駅構内1階サウスコート内
・営業時間:月~土曜日 8:00~22:00
日曜日・祝日 8:00~21:00
・取扱品目:約30品目
(お弁当、サラダ、揚げ物、野菜、果物)
写真左:一番人気の「豚めし」 写真右:店舗外観
【ご参考】大地を守る会の中・外食業態4~7月は前年対比126%と好調。健康意識の高まりが要因と分析
大地を守る会では中・外食の店舗として、「大地を守るDeli」に加えて、銀座三越内に無添加のデリカショップ「DAICHI」と、丸の内に農園カフェ&バル「Daichi & keats」を展開しています。「DAICHI」が安定的な売上を確保しているのに加えて、「Daichi & keats」が今年3月にオープンしたため売上げは純増しており、4~7月の中・外食業態の売上は前年対比126%と好調です。
※2011年度は上記中食2店と外食3店の合計。外食全3店は同年8月までに閉店
「Daichi & keats」は、大地を守る会と雑穀的ライフスタイルブランド「keats」がコラボレーションした店舗で、素材感、ボリューム感のあるメニューとアルコールが充実している「農園カフェ&バル」という新しいコンセプトが受け入れられ、着実に売上をあげています。 また、「タニタ食堂」のヒットなどに象徴される、社会的な健康意識の高まりも、大地を守る会の中・外食業態へ関心の高さの要因のひとつだと分析しています。
大地を守る会とは
自然環境と調和した、生命を大切にする社会の実現をめざし、1975年に設立のソーシャルビジネス(社会的企業)。安全・安心とおいしさにこだわった農・畜・水産物、加工食品、雑貨等をお届けする宅配サービス他を運営しています。現在、利用者数は約14万3千人、生産者会員は全国に2,500人(2012年3月末現在)。
取材に関するお問い合わせ(取材ご希望の場合は、下記担当までご一報下さい)
広報担当:齋藤史恵、宇田川千夏、栗本遼
- 連絡先
- 〒261‐8554 千葉県千葉市美浜区中瀬1-3
幕張テクノガーデンD棟21階 - TEL
- 043-213-5860
- FAX
- 043-213-5604
- press@daichi.or.jp
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