大地宅配の商品には、それぞれに選ばれた理由があり、紡がれてきた歴史があります。あるべき姿のおいしい食べ物を、作る人・食べる人と一緒に、未来に残してゆきたい……。
過去と現在、未来をつなぐコラムが「やがて、未来のチカラになる」です。
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人にやさしく鶏にやさしい。挑戦し続ける卵
卵は、大地宅配の商品のなかで最も長い歴史を持つ商品の一つ。農薬の害を訴え、大地宅配設立に大きな影響を与えた、医学博士・高倉凞景氏主宰の国際農医学会で出会った生産者の卵を取り扱ったのが始まりです。
当時の養鶏は1羽ずつケージで飼い、自動給餌される抗生物質入り飼料を食べさせるのが常識。私たちはまず、抗生物質を飼料に与えずに育てた鶏の卵の取り扱いからスタートしました。しかし、鶏を健康に育てるには飼育環境も大切。ケージ飼いだけではなく、広々とした鶏舎で健康に鶏を育てる生産者を増やし、1987年、すべてを平飼卵に変更しました。さらに、私たちは飼料の自給という大きな壁にも挑戦することにしたのです。
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100%国産飼料を目指し、生産者自ら調達
もともと、「国産のものを食べよう」と始まった大地宅配の「THAT’S国産」運動。「人間だけではだめ、家畜の飼料も自給率100%を目指そう」と、1996年に豚肉から始まり、山形村短角牛、そして2000年から平飼卵に広げていったのです。
一般的な飼料は、飼料会社が輸入穀物を配合しますが、THAT’S国産の生産者は自主調達・自主配合が基本。卵の場合も、自ら育てた小麦や米や大豆を使ったり、大地を守る会の生産者から豆腐の大豆カスやパンの切れ端を引き取って与えるなど、穀物に限り飼料の国産化に成功しています。もちろん、おいしい卵を産んでくれるよう、鶏の健康を考え、栄養価も計算して配合します。
愛情たっぷり、広々とした鶏舎で健康的に育てられた「THAT’S国産平飼卵」の特徴は、白身のうまみとクリーミーな黄身が織りなすやさしい味わいです。国産の力が詰まったおいしさを、ぜひお試しください。