未利用魚・規格外魚の商品化シリーズ「もったいナイ魚」が、フード・アクション・ニッポンアワード2014の「販売促進・消費促進部門 優秀賞」受賞 |
2014年11月10日 |
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有機食材宅配のパイオニア・大地を守る会(本社:千葉県千葉市、代表取締役社長:藤田和芳)が販売する、未利用魚や規格外魚を商品化したシリーズ「大地を守る会のもったいナイ魚(以下、もったいナイ魚)」がフード・アクション・ニッポンアワード2014の「販売促進・消費促進部門 優秀賞」を受賞しました。
もったいナイ魚は、日本の水産業を応援する商品シリーズです。なじみのない未利用魚や水産市場の規格に合わず価値がないとされてきた魚、加工段階で捨てられてきた部位を商品化しています。未利用資源を活用することで、水産業従事者の収入安定につなげ、消費者にとっても安価でおいしいものが購入できます。初年度と比較して売上は260%(2013年度)と順調に推移、消費者にも受け入れられ、現在66品目を開発しています。今回は自然環境・消費者・生産者の三者ともにうれしい仕組みで、売上も伸びている点が評価され受賞となりました。
また、大地を守る会ではこれまでもったいナイ商品を魚だけで展開していましたが、11月24日からは青果物や加工食品も対象にして「大地を守る会のもったいナイシリーズ」として販売開始します。規格外や傷ありのもの、数量調整のために多めに発注した青果物や加工食品を1割~5割安くして販売します。これまでも訳あり商品は販売しておりましたが、「もったいナイシリーズ」として認知をあげることで売上拡大を目指します。
上)大地を守る会のもったいナイシリーズの
ロゴ
横)もったいナイ魚商品群
■受賞概要
・受賞:フード・アクション・ニッポンアワード2014「販売促進・消費促進部門 優秀賞」
・受賞商品:大地を守る会のもったいナイ魚
・商品概要:なじみのない未利用魚や水産市場の規格に合わず価値がないとされてきた魚、加工段階で捨てられてきた部位を
商品化したシリーズ。商品は現在66品目を開発している。
● ヒラメの頭、マグロの尾肉、ガストロの角切り...
利用されない部位や、聞きなれない魚をお手頃価格にして人気。
もったいナイ魚は弊社バイヤーが現地の水産業者と話をして、商品にできそうなものを掘り起こし、現地の加工業者によって商品化しています。水産業者の新たな収入確保につながり、水産資源保護としてもメリットがあります。
また、手ごろな価格であることに加え、生産者の応援、環境保護などのコンセプトを伝えることで、想いに共感して購入する消費者も多く、正規品需要を減らすことなく新たな需要につながっています。いかの耳、マグロの尾肉など通常利用されない部位や、見た目の悪さから市場ではあまり人気のない魚・ガストロの角切りなど珍しい種類のものも含め、これまでに60種以上の商品を開発しています。現在、白身魚シイラのフライや、ふかひれの水煮など消費者からも人気がでそうな新商品を開発中で、今後も売上増加が見込まれます。
もったいナイ魚・ガストロ角切り 604円(税抜) 200g
生産者:マルニ魚類(静岡県静岡市
もったいナイ魚・マグロ尾肉漬け 492円(税抜) 170g
生産者:札幌中一(北海道札幌市)
でもクセの少ない白身魚で魚嫌いのお子さんにもオススメ。
生姜醤油タレにつけて、しっとりやわらかな食感です
● 青果物や加工食品も加えて「大地を守る会のもったいナイシリーズ」として11/24開始
これまで販売してきたもったいナイ魚に加えて、規格外や傷のついてしまった青果物や揚げ色がまばらになってしまったさつま揚げなどの加工食品を入れて、「大地を守る会のもったいナイシリーズ」として11月24日から販売を始めます。
大地を守る会ではもともと「傷ありりんご」や「小さめの玉ねぎ」「大きなさつまいも」など規格がいの商品を販売していましたが、2014年11月より、消費者に商品の価値をわかりやすく伝えるため「大地を守る会のもったいナイシリーズ」としてシリーズ化することにしました。シリーズ化することで、消費者に商品の価値をわかりやすく伝え、もったいナイ魚同様、弊社バイヤーと産地・メーカーの強いパイプを利用して、各地に埋もれている魅力的な商品を紹介していきます。自然環境・消費者・生産者の三者ともにうれしい仕組みで、さらなる売上増を見込んでいます。
大地を守る会とは
自然環境と調和した、生命を大切にする社会の実現をめざし、1975年に設立のソーシャルビジネス(社会的企業)。安全・安心とおいしさにこだわった農・畜・水産物、加工食品、雑貨等をお届けする宅配サービス他を運営しています。現在、利用者数は約20万5千人、生産者会員は全国に2,500人(2014年6月末現在)。
取材に関するお問い合わせ(取材ご希望の場合は、下記担当までご一報下さい)
広報担当:石井、町田
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