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カラダと大地を守るために、食べることからエコシフト。


テーマ 生物多様性と私たちの暮らし・未来 画像1

 

主催グループシキ・オリオ―リ(だいちサークル)&消費者有志
会場鎌倉婦人子供会館
時間11:30~16:00
参加人数
生産者26名
消費者会員おとな17名 子ども5名
配送協力店2名
事務局9名

最近、良く目にし耳にする言葉になった「生物多様性」。でも、実際のところ「生物多様性」っていったいなんだろう?定義を読んでもよくわからない。人に説明するのも難しい。それでも自分たちの暮らしや未来にも、大いに関係しているのは間違いないはず。それならば、私たちが考える「これぞ生物多様性」というのをとりあげて、それらをみんなに見てもらい、体験してもらおうと企画しました。

初めにカメムシ斑点米を混ぜたご飯を食べてもらいました。ここ最近、温暖化の影響で越冬するカメムシが増え、生息域が北へ拡大しています。カメムシ斑点米とは、カメムシに吸われた痕が黒くなったお米。これが混ざっていると等級が下がり、価格も下がるため、一般ではカメムシ防除の余計な農薬散布が増えています。今回、普段は使われない斑点米を混ぜたご飯でお弁当を作ってもらい、今、田んぼで起きていることを、斑点米を食べることで体験してもらいました。その結果、斑点米が混ざっていても普通のご飯とまったく変わらないということを実感しました。見た目が気になる人はいるかもしれないけど、少しぐらい混ざっていても、味が悪くなるということはまったくありませんでした。

参加者全員の自己紹介に続いて、斑点米を混ぜたお米を試みに送ってくださった蕪栗米生産組合の千葉孝志さん・遊佐恭一さんから、渡り鳥と共生する「ふゆみずたんぼ」の紹介をしていただき、あいづ耕人会たべらんしょの小川光さんによる「会津の生物多様性農業について」のお話、消費者有志の野口京子さん・萩原美貴さんからの「生物多様性に満ちた祝島と六ヶ所村」など、テーマに関係する事例を紹介してもらいました。

それからあとは交流会。時間を延長して語らいました。言葉からのイメージはつかみづらかったけど、生産者・消費者・流通(事務局)それぞれみんな、このことに興味関心を持っているひとたちがたくさんいて、まさに「多様な」人たちが取り組んでいる「大きなひとつ」のテーマでした。

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