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大地を守る会の代表・藤田和芳が発起人に名を連ねる「日本の種子(たね)を守る会」が、7月3日(月)に設立総会を開催します。

「日本の種子(たね)を守る会」設立総会開催のご案内

【開催趣旨】
4月14日、戦後の日本の食と農を支えてきた「主要農作物種子法」(以下、種子法)廃止法案が成立し、2018年4月に廃止されることになりました。

種子法は、コメや大豆、麦などの主要農作物の種子の生産と供給を守るため、戦後1952年に制定され、各都道府県を通じて種子を安定的に生産し、供給する上での国の責任を定めたものです。この法律のもと、日本では地域ごとの土地や気候に合った優良品種奨励制度が確立し、厳密な品質管理の下、農家に安価な価格での種子供給が行われてきました。

しかし、この制度が民間企業の種子事業への投資を阻害しているとして、廃止が突然決まってしまいました。

種子法の廃止により、これまでのコメなどの種子の価格が、今後5倍から10倍に高騰し、特定の地域だけで作られていた特産品の種子が維持できなくなり、現在300品種以上あるコメの品種も大幅に減らされることなどが危惧されています。さらには、将来的に世界の種子市場を独占する遺伝子組み換え企業が日本の種子市場に影響を及ぼしていく可能性もあります。

このままでは日本の農家が大変な状況になります。それは、日本の食の安全、食料主権が脅かされることであり、消費者にとっても大きな問題です。

日本は野菜の種子はすでに90%海外生産ですが、これまでコメの種子は100%国産で自給し、たくさんのおいしい品種を作り出してきました。
私たちは大きな公共財産を失うかもしれない瀬戸際にいます。
私たちには前の世代から受け継いだ豊かな財産を将来の世代へとしっかり渡していく責任があります。

そのために、日本に種子の公共品種を守るための新たな法律が必要ではないかと考えます。
このような趣旨で「日本の種子(たね)を守る会」設立総会を開催します。
生産者、消費者の立場を越えて、皆さんぜひご参加ください。

《開催概要》
【日時】7月3日(月)午後2時〜5時
【場所】参議院議員会館講堂(東京都千代田区永田町2丁目1‐1)
     最寄り駅:地下鉄有楽町線・半蔵門線・南北線「永田町駅」、
     地下鉄丸ノ内線・千代田線「国会議事堂前駅」
【参加費】1,000円
【お申し込み】以下のフォームからお申し込みください。
http://tane.life/event/ga20170703/

※インターネットへの接続が難しい場合は、お名前、ご所属、日本の種子(たね)を守る会設立総会参加と書き、FAX 03-5211-6886までお送りください。

【当日の予定】
第1部記念講演
西川芳昭龍谷大学教授
「種子の多様性を守る-人間と植物の共生の視点から」

第2部総会
1.発起人代表 八木岡挨拶
2.設立について 設立趣意書の採択
3.会則について
4.事業計画・執行体制について
5.新会長挨拶

※当日はリーフレット『種子法廃止 タネが危ない!(仮題)』(一部10円、限定5万部)を販売予定です。

【発起人代表】
JA水戸組合長  八木岡 努
パルシステム連合会前理事長 山本 伸司

【発起人】
JAいわて中央 組合長 久慈 宗悦
JAみどりの 代表理事専務 阿部 雅良
JAささかみ 組合長 清田 壽一
JAつくば市谷田部 組合長 横田 伊佐夫
JAしまね 相談役 萬代 宣雄
JAえひめ南 組合長 黒田 義人
JA佐賀 組合長 大島 信之
JAごとう 組合長 橋詰 覺
全国有機農業推進協議会 理事長 金子美登
パルシステム連合会理事長 石田 敦史
生活クラブ連合会理事長 加藤 好一
グリーンコープ共同体専務 片岡宏明
東都生協 理事長 庭野 吉也
椛蜥nを守る会 代表取締役 藤田和芳
あいコープみやぎ 理事長 高橋千佳
コープ自然派事業連合コープ自然派ピュア大阪 理事長 松尾由美
日本労働者協同組合連合会理事長 永戸祐三
枝元 なほみ 料理研究家
梶井功 東京農工大学名誉教授
白石正彦 東京農業大学名誉教授





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