社会貢献活動(CSR)

コーヒーから、東ティモールの過去と未来に思いをはせて

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こんにちは、大地を守る会の高橋一幸です。大地を守る会では、東ティモールのコーヒーを取り扱っていますが、今回その産地を訪れてきましたので、そのレポートをお届けします! ちなみに私、ずっと物流部署にいて、最近、農産関係の仕入担当になったばかり。まして、東ティモールも、コーヒー産地も初めて。わからないことばかりの産地訪問でしたが、どうぞお読みください。  

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東ティモール

東ティモールはインドネシアとオーストラリアに国境を接した場所にある島国で、過酷な独立闘争を経て、21世紀最初の独立国となった「アジアで最も若い国」です。人口は約120万人。人口、面積とも岩手県と同じ位です。労働人口の75%が農業に従事。その中でもコーヒーは主要産業です。  

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コーヒー農園は「コーヒーの森」

コーヒー産地のひとつ、エラウロ村レキサラ集落は、標高1,000メートルを越えた高地にあります。首都ディリから移動するだけで半日はかかってしまう遠いところ。山道は途中から未舗装の細い道になり、車1台がやっと通れる程度です。当日は雨が降った後で、ぬかるみの中を車は進みました。 東ティモール 到着した農園。イメージしていた剪定し整備されたものとは異なっていて、そこは“コーヒーの森”。コーヒーの木が、すでに大木となっているものもありました。また、ポルトガルの植民地時代に植えられたシェード(影)ツリーと呼ばれる日よけになる木が大木となって、鬱蒼としたコーヒーの森を形成していたのは圧巻の光景でした。  

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「コーヒーチェリー」の収穫から出荷準備まで

コーヒーの木をはじめて見ました。実は小粒で赤く、まるでさくらんぼのようです。「コーヒーチェリー」と呼ばれるわけが分かります。 東ティモール 東ティモール 生産者は手摘みで収穫していきます。実を食べさせてもらうと、果肉は薄いのですが、酸味のなかに甘みもあります。 収穫したコーヒーの実は手動の機械を使って外皮を取り除きます。その機械を動かすハンドルを回してみると、あっという間に白い豆の姿になりました。豆はこのあと水に長時間漬けて発酵させてぬめりを取り、天日干しにします。 東ティモール  

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始まっていた学校菜園の取り組み

視察の後半、東ティモールこども基金(後述)でも支援しているレキサラ学校の学校菜園を見学しました。案内してくれたのは、アントニオ・ペレイラ校長。 畑はドーナツ型やスパイラル状の形をしていて、パーマカルチャーのアイデアを実践したものです。「この形だと、子どもたちが草取りの作業をしやすいし、何より野菜を育てる経験を通じてたくさんのことを学ぶことができ、とてもいいことだ」とアントニオ校長。 東ティモール  

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東ティモールの未来を担う子どもたちに

実は、東ティモールは人口の50%が18歳未満です。子どもたちの栄養状態は必ずしもよくありません。山道を移動している時もたくさんの子どもたちに会いました。みな人見知りせずに車で行く私たちに向けて挨拶をしてくれました。 東ティモール アントニオ校長先生は、「子どもたちを変えることが未来を変えることだ」と語ってくれました。こんな山奥でこんなことを実践している村があるなんて、驚きと希望を感じ、未来を担う子どもたちに向けた素晴らしい取り組みに感動しました。 大地を守る会ではフェア・トレード商品である「東ティモール・コーヒー(粉)(ドリップバッグ)」を取り扱っています。その売り上げ金の一部は「大地を守る会東ティモールこども基金」として積み立て、現地の子どもたちを支援しています。 東ティモール コーヒーを通して、私たちも東ティモールの過去と未来に思いをはせてみてはいかがでしょうか。(文:大地を守る会・高橋一幸)(写真:豊島洋) 大地宅配の「お茶・コーヒー」はこちらから

大地を守る会編集部

大地宅配編集部は、“顔の見える関係”を基本とし、産地と消費地をつなぐストーリーをお届けします。