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~大地宅配の産地から、イベントレポートをお届けします~

今年も開催!大人気の「スイカの食べ比べ」

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今年もとうとうやってきたスイカのシーズン。この季節に大好評いただいているのは、もう20年も続いていて、大地を守る会のイベントの大人気企画「スイカ食べ比べ」です。今年も7月17日に開催され、ご応募いただいた「夏はやっぱりスイカだよね!」というたくさんの会員のみなさまにお集まりいただきました。

朝の10時に集合したのは、日本でも有数のスイカの名産地(歌いたくなりますね)、千葉県八街(やちまた)。長年、「大地宅配」でお届けするスイカを作っていただいている「千葉畑の会」の内田農園さんです。毎年冬場からこの企画のためにがんばっていただく農園さんに、今年は「ありがとう」の気持ちを込めて、まずは収穫した畑の草取りを少しだけお手伝いすることに。

DSC_3000「畑はこちらになりますー」と導かれて行くと、うらなりの小さなスイカがついた蔓があぜ道まで。旺盛な生命力のスイカの蔓は、収穫後の畑でも伸びまくりこんがらがりまくりです。これを少人数で処分するなんて、農家さん、さぞかし大変な……と思いつつ、この蔓はそっちにつながっているのでは、いやいや、こっちから引っ張らないと、とやるうち、意外とハマってしまうのが大人世代。久々の「土いじり感覚」に、子供時代を思い出します。

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甘いスイカを作る秘密は、「スイカ愛」と「手作りの有機肥料」

作業中、蔓の合間に放射状に突起の付いたプラスチックが残されているのに気づきます。これは言ってみればスイカの「ざぶとん」。底部の傷がつかないよう、全体を赤く甘くするため太陽に当たるよう、収穫予定の果実をひとつひとつこれに載せて育てます。農家の方に「スイカ愛」がなければおいしいスイカにはなりません。
内田農場さんでは、さらにおいしいスイカを作るためのこだわりが。それが自家製の有機肥料「ぼかし」で作った土です。植物は光合成によりアミノ酸を作って生きていますが、この時にエネルギー源として使われるのが炭水化物。化学肥料と異なり、アミノ酸などを肥料から直接吸収させられる「ぼかし」は、光合成に使われるはずだった植物内の炭水化物を節約し、「甘さ」に回すことができるんですねー。

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そんなふうに手塩にかけて作られたスイカ6種類が、ついに、ついに、特設のテーブルの上に並びました。本日のメインイベント「すいかの食べ比べ」です。畑で草むしりをしながらも「スイカ!スイカ!」と声を上げていた子供たちは、待ちに待っていたその気持ちを抑えきれずテーブルの前に鈴なり。

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完全に前のめりなその姿に喜びつつも、「危ないから下がってね~!!」と慄く大地を守る会の社員たち。それもそのはず、農園の方々が構えるスイカ包丁は驚くべき大きさ、刃の形こそ四角い菜切り包丁ですが、刃渡りは30~40cmもあります。これが丸々と大きなスイカを気持ちいいほどスパッ!スパッ!と切ってゆきます。「はい!OK!」という号令とともに、一斉に伸びる小さな手、手、手――可愛らしい光景に笑みがこぼれます。

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「黒い縞の部分を切ると、スイカの種が表に出てとりやすいよ」「触った時に、縞の部分がへこんでいるスイカがおいしい」「一番甘い真ん中が均等になるよう放射状に切ってね」など、切りながらいろんな「スイカ小ネタ」を教えてくれる農家さん。中でも私がなるほど!とうなったのはこれ。
「コンビニの“カットスイカ”は切り口が崩れないよう、それほど熟れていないものが使われているんだよ」。
やっぱりスイカは丸のまま買わねば!

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健康&美容効果もたっぷり!スイカでとる健康と美容の“夏の涼”

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もちろん丸ごとスイカは冷蔵庫の占有率が高く、1個買うのをためらってしまったりもしますね。
でも、夏に食べるスイカ、実はいくらあっても邪魔にならないくらいのフルーツです。
スイカは水分含有率90%、熱中症に効果的なカリウムや、疲労回復に効くシトルリンなどのミネラルに、もちろん糖分も含まれ、昔ながらの方法で塩をかけて食べればそのまま「食べるスポーツドリンク」に。
利尿に優れるシトルリンはむくみを防ぐデトックス効果も抜群だし、アンチエイジングに効果的な美肌成分リコピンはトマトより多く含まれ、特に大人の女性は絶対に見逃せません!

「健康には食生活が一番大切」と語るのは、「千葉畑の会」の中心である内田農園のお母さん、内田美津子さん。大地を守る会とのおつきあいは先代のお父様までさかのぼります。
「私が大学時代、当時痛風だった父が食生活を変えて、半年くらいでほとんど治ってしまったんです。母や私の便秘症もすっかり治ってしまったし。一概には言いきれませんが、食生活を考え直すには十分な経験でした。もともと父は、できあいの肥料や農薬を勧められるままに使うのではなく、自分で工夫しながら手作りする農業の姿勢を崩さなかった人ですが、それ以降は、農作物の安全や質のいいものを食べることの大切さを、より意識するようになりましたね」

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ここまで聞いたら、買って帰らないなんてもったいないことはできません!
この日食べたスイカは、「祭ばやし777」「味きらら」「大魔人(黒果皮)」「ゴールデン旭都(クリーム)」「紅まくら」「マダーボール(小玉)」。
来場者の方に一番人気だったのは、八街の内田農園さんの主力品種「祭ばやし777」。甘さと実のシャリ感のバランスが抜群で、「これぞスイカ!」という感じです。でもでも、実の赤さが美しく糖度の高い「紅まくら」や、しっかりとした実が薄い皮近くまで甘い小玉「マダーボール」も、個人的には捨てがたい……と迷った末に、「紅まくら」を購入。
勇んで持ち上げようとしたら――重っ!内田農園さんのスイカは、いつもスーパーで買う同じ大きさのスイカよりも、ずーっと重いんです。これは、甘い果汁をたっぷり含んでいるおいしい証拠。これを冷え冷えにして食べるのを想像したら……いまから猛然と楽しみです。クーラーが効いた部屋もいいけれど、この夏はぜひ、内田農園のおいしいスイカで、健康と美容の“夏の涼”もお取りくださいね~。 (取材・渥美志保)

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大地を守る会編集部

大地宅配編集部は、“顔の見える関係”を基本とし、産地と消費地をつなぐストーリーをお届けします。