大地宅配の商品には、それぞれに選ばれた理由があり、紡がれてきた歴史があります。あるべき姿のおいしい食べ物を、作る人・食べる人と一緒に、未来に残してゆきたい……。
過去と現在、未来をつなぐコラムが「やがて、未来のチカラになる」です。
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効率優先で抗生物質に頼る近代養豚にNO
近代養豚に疑問を持ち、その理念に共感してくれる生産者との取り組みを始めた大地宅配。いくつかの生産者を経て出会った入間黒豚振興会は、仙台黒豚会(宮城県大崎市)の原点です。注目したのは、バークシャー種(黒豚)の血統を引く豚の生産方法。バークシャー種は、大型で多産な系統と比べて少産型。成長も遅いため生産性は劣りますが、うまみがたっぷりのって、さらっとした舌ざわりの良い脂身が魅力です。バークシャーに大型・多産の系統の豚を掛け合わせることで、効率良く黒豚のおいしさを受け継いでいます。
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「おいしい」の声を原動力に、信念を貫きます
自家栽培・国産穀物の調達、自家配合の飼料を使い、国産飼料100%化に取り組むなど、有畜複合農業を目指す仙台黒豚会。離乳後60日以降、治療目的以外に抗生物質は使用せず、非遺伝子組み換え飼料を与え、一般よりも1カ月も長く育てています。しかし、震災での被災、輸入穀物飼料の高騰や非遺伝子組み換え飼料の希少化、TPP問題、と取り巻く環境は厳しさを増す一方。それでも信念を貫き、経済効率を追わず、安全安心そしておいしい豚を守ってゆくには「食べてくれるみなさんの力が不可欠」と代表の小原文夫さんは言います。「後継者の育成で一度は断念した国産飼料100%飼育も復活させたい」と夢見ます。皆さんの「おいしい」という顔を原動力に、仙台黒豚会はこれからも信じた畜産を続けていきます。