大地を守る会 企業情報[ソーシャルビジネス(社会的企業)]

大地を守るエコ研究所

循環型社会を目指して

未来のために、知ること、選ぶこと。

なぜ循環型社会が必要か?なぜ広まらないのか?

平成12年に公布された循環型社会形成推進基本法の第2条によると、「循環型社会」とは、「製品等が廃棄物等となることが抑制され、並びに製品等が循環資源となった場合においてはこれについて適正に循環的な利用が行われることが促進され、および環境的な利用が行われない循環資源については適正な処分が確保され、もって天然資源の消費を抑制し、環境への負荷ができる限り低減される社会をいう」とあります。

たとえば、食物残渣からの飼料づくり、加工食品の製造工程での廃棄物等の削減、リサイクルの一層の推進、天然資源の消費を抑制する取り組み等を行う取り組みです。

これらを行うためには膨大な費用が発生するため、企業活動においてはコストとの調整が難しく、定着・拡大しない主な理由となることが多く見受けられます。

循環型社会を目指しての取り組み

「安心安全な食生活」「一次産業」など大地を守る会ならではの情報を消費者の方々にわかりやすい形で提供していきます。これまでも、農薬の使用回数をカタログで案内することや、石鹸と合成洗剤を比較した記事を掲載することで、消費者の皆様が積極的に商品を選択するきっかけとなる情報をお伝えしてきました。今後は、消費者の皆様が、循環型社会へつながる商品の選択や具体的な行動を起こすため、判断材料となるフードリサイクルの問題や物流上の環境負荷など、大地を守る会ならではの情報発信、勉強会の開催等を行っていきます。

"ゴミリ倶楽部"から"大地を守るエコ研究所"へ

大地を守る会では、1993年5月から、17年に渡り、ゴミを減らして安心に暮らせる社会を目指して"ゴミリ倶楽部"として活動してきました。ここ数年、ゴミの削減やリサイクルは一般的な関心事として生活にとけ込んできました。名称を"大地を守るエコ研究所"と改め、活動の範囲をゴミとリサイクルから、広く循環型(ループリサイクル)社会の形成を目指して、より広範囲で創造的な活動を展開します。