社会貢献活動(CSR)

会員のみなさまの支援で成り立っています~大地を守る会の社会貢献活動~

「旅する古着」古着を出して子どもの学習支援を!

季節の変わり目に衣替えをしたら必ず出てくるもの、古着。まだ着れそうなのに…と迷うこと、多いですよね。

そんな古着を活かして、パキスタンの子どもたちの学習支援に役立つ仕組みがあるのです。今回はその取り組みについて紹介します。

大地を守る会は、NPO法人JFSA(日本ファイバーリサイクル連帯協議会)の活動に賛同し、年に4回ほど大地宅配会員のみなさんに古着の回収を呼びかけています。回収された古着はパキスタンまで運ばれ、現地で販売され、その資金がカラチ市のスラムの学校運営などに充てられています。

アルカイールアカデミー本校の子どもたち

アルカイールアカデミー本校の子どもたち

 

パキスタンの学校事情

学びたい子どもたちが集まるので、授業は真剣そのものです。

学びたい子どもたちが集まるので、授業は真剣そのものです。

パキスタンに公立学校はありますが、義務教育制度がありません。裕福な家庭の子どもたちは高度な教育を受け、海外留学も珍しくありません。しかし大多数の子どもたちは学校に行かず、家計の支えのためや、親や兄弟の面倒をみるために働いています。

また公立学校の先生は給料が安いため、先生自身もアルバイトに忙しく学校にも来ないのだとか。日本ではちょっと考えられませんね。

人々はゴミを燃やして金属やガラスを集め、それを売って生計を立てています。水道や電気もありません。学校がなかったこの地域でも少しずつ変化が起こりつつあります。大地を守る会はこの学校に発電機を寄贈しました。

人々はゴミを燃やして金属やガラスを集め、それを売って生計を立てています。水道や電気もありません。学校がなかったこの地域でも少しずつ変化が起こりつつあります。大地を守る会はこの学校に発電機を寄贈しました。

 

古着で支えられる、スラムの学校

ハエがたくさんいますが、発電機で扇風機を回すことでハエが止まらなくなり、授業に集中できるようになりました。

ハエがたくさんいますが、発電機で扇風機を回すことでハエが止まらなくなり、授業に集中できるようになりました。

日本からパキスタンに送られた古着は現地で販売され、カラチ市のスラムの子どもたちが学ぶ学校「アルカイール・アカデミー」の運営費に充てられています。

アルカイール・アカデミーは1987年に1つの教室、1人の先生、10人の生徒から始まりました。現在3500人以上の生徒を抱え、校舎も6つに増えました。設立以来、基本的に授業料は無料です。

また宗教に偏らない実用的な科目を教えており、大学受験を目指す子どももたくさんいます。実際に教室をのぞいてみると、その教育レベルは高く、日本の中学生レベルの内容を小学生くらいの子どもたちが学んでいることもあります。

 

教育なくして未来はない。

先生が課題を出し生徒が答えを板書していました。答え合わせをする前に先輩の生徒がアドバイスをします。

先生が課題を出し生徒が答えを板書していました。答え合わせをする前に先輩の生徒がアドバイスをします。

たとえ簡単な読み書きや計算であっても、それができるようになることは大きな成果であり、子どもたちを支えます。物の売り買いでだまされることが少なくなり、新聞を読むことで世の中の動きがわかるようになるのです。

「この国の未来を変えるのは教育しかない。教育なくして未来はない」と校舎の壁に描かれています。これは創始者のムザヒル先生の信念ですが、どの国にも当てはまることでしょう。

 

あなたの古着が子どもたちの学習支援になります

皆様から寄せられた古着のおかげで、子どもたちは学ぶ機会を得ることができます。それは彼らの生活を確実に向上させています。

また教育により自分の意見が言える子どもたちが増えれば、国が変わり世界も変わりはじめるでしょう。

古着の回収「旅する古着」にぜひご協力ください。

※この活動はNPO法人JFSA(日本ファイバーリサイクル連帯協議会)と共同で行われています(回収期間や回収品目は計画的に行われています。)お問合せはJFSAまで。(大地宅配会員の方が直接JFSAに古着をお送りいただく場合は、2017年1月20日(金)から2月15日(水)到着でお願いします。)

過去記事はこちらから→スラムの学校で学ぶパキスタンの子ども達に会ってきました。

大地を守る社会貢献活動(CSR)をすすめる会

大地を守る社会貢献活動(CSR)をすすめる会

大地を守る会は、社会的課題をビジネスで解決していくソーシャルビジネス(社会的企業)です。産地交流会、料理講座、講演会、他NGO・NPOと連携した取り組みなど、幅広いCSR活動をご紹介します。