原発事故の影響で休業を余儀なくされていた、福島県いわき市の漁師、新妻竹彦(にいつまたけひこ)さん。「いわきの漁業の未来を考える会」で、大地を守る会とともに活動しています。そんな新妻さんから、2015年9月より試験操業を始めたとの知らせを聞き、「いわきの漁業の未来を考える会」の発起人でもある、大地を守る会商品部長の吉田和生が訪ねました。
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状況が良くなった海で試験操業をスタート
吉田 震災から4年以上が経って、新妻さんが試験操業を始めたきっかけは何ですか。 新妻 福島県は震災後、綿密な放射線量の調査を続けています。これまで3万検体を超える放射能の検査をやってきました。2015年の2月からは100ベクレルを超える魚は検出されていません。また、魚影は飛躍的に濃くなっています。漁ができる海域が広がっていくなかで、仲間と一緒に試験操業に参加することにしたんです。 吉田 実際に始めてみてどんな気持ちですか。 新妻 海の状況は確実に良くなっています。福島の魚というブランドが消滅してしまうのは心配だったから、漁ができて喜んでいます。 吉田 休業していた間は心情的にも大変だったと思いますが、漁業再開に向けて考える時間や動ける時間があったとも言えますね。 新妻 ええ。ただ休むだけではなくて、勉強しなくちゃダメだと思ったんです。日本の水産資源について勉強する時間ができたので、とても充電できました。【送料無料】おいしい・便利・安心がかなう宅配!まずはお得に、お試しセット1,980円!
「いわきの漁業の未来を考える会」から視野を広げる
吉田 私は、震災後商品の放射能測定をいち早く実施していた大地を守る会として、測定の実例や消費者が感じていることを話してほしいとお願いされて意見交換会に参加しました。大地を守る会として福島の漁師を応援したい。でも、専門家ではないので具体的な提案ができない。 そこで、水産資源管理の専門家を口説き落として、新妻さんと一緒に「いわきの漁業の未来を考える会」を立ち上げたわけです。 新妻 「いわきの漁業の未来を考える会」にはいろんなジャンルの人たちが集まっていて、自分が発信した情報に対して「こういう見方もあるのか」という新しい気付きもあります。漁業に対して自身の視野が広がりました。【送料無料】おいしい・便利・安心がかなう宅配!まずはお得に、お試しセット1,980円!