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大和川酒造店の紹介
大和川酒造店は、福島県喜多方市にある、江戸時代中期から続く創業225年の日本酒の老舗酒蔵。大地宅配オリジナル日本酒「種蒔人(たねまきびと)」の生産者としてもおなじみです。飯豊山の伏流水と、農薬不使用、減農薬無化学肥料の酒米を使い、杜氏と蔵人のていねいな仕事が生きる、国内はもちろん海外でも評価の高い酒蔵です。【送料無料】おいしい・便利・安心がかなう宅配!まずはお得に、お試しセット1,980円!
震災をきっかけに会津電力を設立
そんな老舗酒蔵の代表、佐藤彌右衛門さんは東日本大震災をきっかけに、再生可能エネルギーの発電供給会社「会津電力株式会社」を設立し、社長に就任しました。設立の想いをこう寄せました。「原発事故は、物質的なものよりも心の分断を引き起こしてしまったようにように思います。生まれ育った土地から引き離されることは、人としての座標軸を失ってしまうようです。 こんな情けない姿では、子どもや孫たちの未来へ申し渡しができません。原子力をコントロールできないという事実を見つめて、再生可能エネルギーへの転換を図るべきだと強く思い、会津電力を設立しました」(関連記事)東日本大震災から5年。会津電力を通じて、佐藤彌右衛門さんが描くエネルギーの未来
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日本酒ではなく、電気でもなく、ワインを作るって?
会津電力は、会津地域に約50箇所の太陽光発電所を建設し、電力を供給しています。しかし、会津電力・副社長の山田純さんはいいます。「電気だけを作っていていいのかという議論は当初からありました。電気を使ったユニークな付加価値のあるものを作って、地域への還元もできるようなものが必要なのではないか……。その結果たどりついたのが、ぶどう栽培であり、ワイン作りだったのです」会津電力に参加するそれぞれの想いを乗せて、喜多方ワイナリー計画/KITAKATA WINERY PROJECT が始まりました。
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自然農法での試し植えが始まりました
よいワイン造りは良質のぶどう栽培から。入手が大変困難な国産ぶどうの苗木をなんとか入手し、試し植えが始まりました。 場所は喜多方市の丘陵地、雄国(おぐに)地区。面積は約20haあります。今回、自然農法の技術監修を行う専門家たちからも「小高い丘の上、排水も良く、寒暖の差もあり、条件的には最高だと思っています。」と太鼓判。すでに無肥料、無農薬での栽培を試験的にスタートしています。【送料無料】おいしい・便利・安心がかなう宅配!まずはお得に、お試しセット1,980円!
すべては、食とエネルギーによる地域の自立のため。
そうまでしてこのプロジェクトに取り組むのはなぜなのでしょう。ここでまた佐藤彌右衛門さんの言葉に戻ります。「会津には、季節を問わず豊富な食料があり、山には木々があります。穀倉地帯のため、穀物や野菜、動植物のたんぱく質もなどの食料の自給率は、カロリーベースで100%をはるかに超えています。会津は豊かなんです」そしてこの先、2016年夏以降、支援者を募る予定。苗木のオーナーになったり、収穫を手伝ったり、ワイン作りに参加したり、支援者参加型のプロジェクトとして進めていくのだとか。 本格的なぶどうの収穫やワイン醸造が始められるのは2019年以降。息の長いプロジェクトの幕開けです。 プロモーションビデオのショートバージョン(約2分)はこちらから 大地を守る会でも、この喜多方ワイナリー計画に注目していきます。みなさんもご注目ください。