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千葉県習志野市にある「習志野物流センター」へ行ってきました
毎週、ほぼ同じ時間に届く大地の野菜やお肉。当たり前に受け取っているけど、大地のことだから、私の手元に来るまでに配達されるまでにもこだわりがあるに違いない、と思った私は担当さんに「物流センターに行ってみたい」と申し出たところ二つ返事でOK!というわけで今回のつまみ食い学びは物流センター見学です。「作る」ところではなく「運ぶ」ところは初めての見学。
千葉県習志野市にある「習志野物流センター」へ行ってきました。折しもこの日は雪が舞う寒い日。実は私は万全の防寒で臨みました。まさかのダウン2枚重ね。そして腰にはカイロ…完璧!
案内役は物流課長の白井英二さん。
よろしくお願いします。
ここは全国からの農家さんや食品加工会社などから食品が到着する場所です。
ほとんどの食品は冷えた状態で運ばれています。それを“冷えた”まま受け取ります。まずここ入出荷する場所は常に15℃に温度管理されています。夏涼しく、冬暖か(く感じる)ってど~こだ?鍾乳洞?洞窟?いいえ。それは習志野物流センターのトラックとセンターがくっつくこの場所。
葉もの野菜などは痛みやすいので収穫後に予冷して「眠らせ」ています。すると呼吸量が少なくなり鮮度を保ったまま運べるのです。そして隣の冷蔵スペースへ。
ここは5℃です。ありとあらゆる野菜や食品が寝ながら(鮮度を保ったまま)出番を待っています。
こちらは冷蔵青果小分け室。
室温10℃。
皆さん、ものすごいスピードで袋詰めされています。私が入る隙なんてないわ…って思っていたら白井さんから
「じゃあ、香菜子さん、リンゴの袋詰めをやってみましょうか!」って軽く言われました。軽くね。
さらに「40袋行ってみましょう!」ってまたもや軽く言われました。
このベテランさんたちの間に入る勇気はないです…。「じゃあ20にしましょう!」ってことでやってみましたがスピードを保ちながらの袋詰めはなかなか難しい。
しかもリンゴが傷まないようにお尻とお尻を合わせていかなければなりません。
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マ・イ・ナ・ス25℃の世界
あわあわしながら、(邪魔しながら)なんとか袋詰め終了。みなさん、すみません。仕事効率下げてしまいまして。次は冷凍品が保管されている冷凍庫。
見た目は普通の倉庫なんです。ええ。見た目は。でも入るとマ・イ・ナ・ス25℃の世界
うそーーーーーーーーーーーーって!いうくらい寒い。
寒いを通り越して痛いです。冒頭で「今日は防寒ばっちり!」と言っていた自分が恥ずかしい。こうしてー25℃で冷凍品がしっかり管理されているかと思うとありがたさでいっぱいになります。
その冷凍品を今度は注文通りに箱詰めするのですが膨大な数の注文をどうやって仕分けて間違えずに詰めて行くのだろう?と思っていたら素晴らしいシステムが!
こうしてベルトコンベアでおなじみの発泡スチロールの箱が流れてきます。
流れの途中の各棚にはその週の商品が並んでいます。
各棚には担当さんがいて自分の担当する食品を詰めるタイミングになると
ベルトコンベアに沿ったランプが「この箱に詰めなさい」と点灯して伝えます。
平行して棚の商品の前には必要個数が電子表示されます。必要数撮ったらOKボタンを押し、発砲スチロールに詰めて完了。またもやこうして体験(邪魔)して参りましたがこれは、連続してやっていくとわけがわからなくなっていきます。
同じ場所でくるくるまわったりして…。またもやベテランのすごさを感じました。こうして高い精度で箱詰めされていくのですね。
常温の商品も同じように詰められていきます。
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やりすぎなこだわり
箱詰めされて、各大地を守る会消費者会員さんのシールが貼られ各センターに向けて出発します。
箱に積まれているのも会員さんのお宅へ廻る順番に積まれているそうです。そうしておくことで無駄なく効率よく配達ができるそう。もっとも会員さんに接する機会の多い配達員さん、はやい方だとなんと朝4時にはセンターに出勤されているそう。
そして6時には出発。なぜそんなに早く行くのですか?の問いに「なるべく会員さんに手渡ししたいんです。早い時間だとまだ在宅されている方も多いので」とお答えが。
習志野エリア担当の東さん
また別の角度でもこの姿勢がありました。それはセンターに集められた野菜などはすべてコード管理です。いつ収穫されたものか、誰が作ったものかデータで把握されています。例えば会員さんから「傷んだ野菜があった」と連絡をもらったらそれがいつ収穫され、だれが作ったかが分かります。その情報を作り手さんに伝え、なぜそうなってしまったか情報を共有し、今後のために役立てられます。
ここまでやられているのには驚きます。「馬鹿正直すぎるんですよね」と白井さんは笑います。
「大地を守る会の食品は保存料や農薬など極力使わないものばかり。当たり前ですが賞味期限も短いです。それをいい状態でいち早く届けるために馬鹿正直に細かな作業をやっているんですよ。やりすぎなくらい」
パンは焼きたてがすぐに物流センターに届きます。まだほんのり温かい。
やりすぎなくらいといえば、もうひとつありました。センターには農薬残留検査と放射能検査もされています。放射能に至っては国の基準が100ベクレル以下なら市場に出して良い、とされていますが大地を守る会の基準は20ベクレル以下という厳しい自主基準もあります。
超高精度検査機器「ゲルマニウム半導体検出器」
放射能検査は月に200~300品目にのぼるそう。新規の生産者さんの食品はすべて検査もするのだとか。
どの角度から見ても馬鹿正直なほど徹底されています。正直な生産者さんが作った安全な食べ物を、ここ習志野物流センターさんが馬鹿正直に集めて、管理してすばやく運ぶ。食の安全は作るだけではなく運ぶところにもありました。
来週、大地の宅配が手元に来たら物流センターのこと、思い出してみてください。
あ、私が詰めたものがあるかもしれません(笑)
袋詰めと箱詰めのバイト代として柑橘食べ比べセット、いただきました。
おまけ 物流センターでは、調理室がありそこでは最近人気急上昇中のおやさいDeliキットのレシピ開発と撮影が されています。
このセット、気になっていたのでおじゃましてきました。
戦略開発チームの福井さんにお話を聞きました。内容は主菜と副菜が約20分で作れる食材セットです。いつも「夕飯どうしよう」と思いながら仕事から帰るのですがこれがあったらなんて楽なんだろう~と思いつつまだ購入したことがないのでどんなものがあるのか見せてもらいました。
週に1回はほっとできるゆとり時間、家族との団らん時間をつくりたい、そんな気持ちに応えられるセットを日々考案されています。このセットは届いたその日か翌日には消費しなければいけないのですが届いたその日は、おやさいdeliの日と決めてしまえばいいのです。
しかも手順が分かりやすく多くて6ステップ。これは!小学生の息子にできるかも!来週から大地が届いた日は息子を食事当番にしようかな、と考えています。
つまみ食い学び Vol.1はこちら→「つまみ食い学び 」はじめます。
つまみ食い学び Vol.2はこちら→ぬかのまま食べられる、新感覚のぬか漬け
つまみ食い学び Vol.3はこちら→「おいしい牛乳」ってどんなの?
つまみ食い学び Vol.4はこちら→“うしろめたさを感じない”インスタントラーメンのつくりかた
つまみ食い学び Vol.5はこちら→有機パクチーを作る福山さんに学ぶ、生き方のヒント
つまみ食い学び Vol.6はこちら→皮ごと絞るのが当たり前の「みかんジュース」。手むきの苦労を体験してきました。
つまみ食い学び Vol.7はこちら→子供に安心して食べさせられる「母の手作り」のような冷凍食品
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香菜子 プロフィール
クリエーター・モデル
時にはモデル、時にはイラストレーターやデザイナー。
ときどき執筆、ディレクション。いいものができるなら手段はいろいろ。
LOTA PRODUCT www.lotaproduct.com
所属事務所 FRIDAY http://fridayfarm.net
近著 「ずっと好きなもの、これからのもの 心地いい暮らしのアイテム77」(KADOKAWA)
雑誌連載
Plus 1 Living(主婦の友社) 「季節のクラフトレシピ」
リンネル(宝島社)「家事効率化計画」
Web連載
ELLE maman 「こどものからだにいいこと」
暮らしとおしゃれの編集室「日々にピタリなもの」