堀田信宏さん
茨城県行方(なめがた)市で農業を営み、さつまいも栽培歴38年。農薬や化学肥料に頼らない姿勢は、信宏さんのお父さんの代からで、大地を守る会とのお付き合いは40年近くになります。甘く味わい深いさつまいもには根強いファンが多く、信宏さんは、大地を守る会のなかで“ 達人“と称される生産者の一人です。
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「赤のっぽ」に緑肥を加えて土作り
広大な畑には畦が見えないほど葉が生い茂り、足を踏み入れれば土がふかふかで驚きます。「味の違いは土の違い」と信宏さん。行方市の火山灰土壌は「赤のっぽ」と呼ばれる赤土で、さつまいも栽培に適しているといわれています。信宏さんはその環境に甘えることなく、麦やソルゴー(飼料用のトウモロコシ)を栽培してすき込み緑肥にするなど、土作りに手間を惜しみません。
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病虫害のリスクが高くても「農薬は使わない」
農薬を使わないさつまいも作りは病虫害のリスクが高く、害虫の一種、ヨトウムシに葉を食べられてしまうこともしばしば。それでも安全・安心なさつまいもを作りたいと、信宏さんは農薬は使いません。自身や家族の健康面を考えても「農薬を使わない方が気持ちの上でも安心感がある」そうです。
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息子さんに受け継がれる栽培の知恵と技
さつまいもはトマトやきゅうりなどとは異なり、土の中で育ち掘り出してみなければ良し悪しがわかりません。「そこがさつまいも作りのおもしろみでもある」と信宏さんは笑顔で言い切ります。取材では、信宏さん夫婦と息子の裕一さん夫婦の4人に紅あずまを収穫するところを見せていただきました。就農して間もない息子さんに「無農薬のさつまいも作りを伝えていきたい」と信宏さん。これから、親子三代にわたって栽培の知恵と技が受け継がれていくことでしょう。
味見させていただいた紅あずまは、ほくほくとした食感で「栗のような」という表現がふさわしい味わい。堀田家のさつまいもは、今年も食べた人を笑顔にする自信作です。