新海苔を入札してから出荷まではわずか10日ほど。その間に海苔の個性を見極めながら「火入れ(乾燥)」「焼き」の加工を行い「毎晩エンドレスになる」と言う忠さん。
作業の合間を縫うように食べる昼食は、お母さま・君代さんが握ったおむすび。ふんわりしてかたくなく、でもぽろぽろしない絶妙な握り具合です。
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うれし忙し、新海苔の季節到来!書き入れ時の寸暇を惜しんで“おきたま”の塩むすびに一番摘みを「後巻き」してます。
福岡県柳川市、有明海の近くで親父の代から海苔屋をやっています。
我々は新海苔シーズンの今が書き入れ時だから、食事はさっと時短で。母親が作ってくれる塩むすびに各自海苔を巻くだけです。
お米は「おきたま興農舎」のコシヒカリ。海苔は皿垣漁協のものが定番ですが、海苔芽のミンチが細かく厚くてうまい。
細かいと流れたり穴が空いたりロスが出るので作り手は大変ですが、それでもおいしさには変えられない。
食感がサクサクふわっとして、口のなかでほどけるようにとけていきますよ。
海苔の等級は色つやなどの見ためで決まるのが一般的だが、成清さんはおいしさを追求。
その年の初めに摘み取る貴重な「秋芽一番摘み」だけを仕入れ、海苔の特徴に合わせて味を見ながら焼き加減を調整する。大地を守る会とは30年ほどのお付き合い。
酸処理を行わずに病気を防ぐためには天日にさらす時間を長くするのが一つの方法。そのため網の高さを日々手作業で調節する。
〈今回のごはんの中身〉
● 塩むすび+海苔
● 海苔汁
● たくあん
● 温かい麦茶
黒瀬さんより
「今年もサクッと歯切れ良く口どけの良い海苔ができました。お椀にちぎってお湯を注いで、醤油を一たらしするだけで立派な海苔汁になりますよ。」