化学調味料や合成着色料、保存料などの食品添加物は使用しません。にがりや重曹など、製品を製造する上で必要不可欠なもの、安全性の高いものを使用します。
まずは国産であり、大地を守る会の農産物、畜産物、水産物の基準を満たすことを原則とします。
国内産で揃えるのが難しい香辛料などは、安全性が確認できて、なおかつ国内の産業を圧迫しないもの、有機加工食品やフェアトレードのものを優先します。
大地を守る会では、化学調味料など食品添加物だけでなく、たんぱく加水分解物などのうま味調味料も基本的に使用しません。一般的な加工食品は、発色や日持ち、食感などをよくするためにさまざまな食品添加物を使用しています。また旨みを強めるためアミノ酸等のいわゆる化学調味料がよく使用されています。これらのなかには食品由来のものもありますが、いずれも「おいしさ」をより強く感じさせるために添加されたものです。
大地を守る会では、こうした調味料は料理や食事の本質においては、使う必要性のないものと考え、素材本来の持ち味を引き出すことを大切にしています。加工食品の素材(野菜・肉など)と製法の基準を満たす原料調達のために、基本的に農産物・畜産物・水産物の大地を守る会の生産基準にのっとって「安心」「安全」「おいしい」ものを契約生産者(大地を守る会の生産者会員)から調達しています。