しゃきっと小気味良い歯ごたえとともに春の香りを運ぶ「根みつば」。年に数回収穫できる水耕栽培のみつばに対して根みつばは畑に育ち、春、1回限りの収穫。
栽培も1年近くに及ぶため、その間、寒さから守る覆いや土寄せなど、丹念に手をかけられて育ちます。旺盛に茂った葉はハーブのように香り高く、茎はしなやかさの中に食感が立ち、根はまるで根菜の風味。
畑育ちのみつばならではの、春の味わいが詰まっています。
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Recipe 1 根みつばと春野菜の香るサラダ
【材料(2人分)】
根みつば・・・1/2束
人参・・・1/2本
かぶ・・・1コ
ベビーリーフ・・・1パック
<梅醬油ドレッシング>
醬油・・・大さじ1
酢・・・大さじ2
練り梅・・・小さじ1/2
オリーブオイル・・・大さじ4
【作り方】
① 根みつば、ベビーリーフはあらかじめ冷水に放ち、しゃきっとさせる。
② かぶはいちょう切りにして塩もみし、さっと洗って水気をペーパータオルでしっかり取る。
③ 根みつばはざく切り、人参はピーラーでリボン状にする。
④ ベビーリーフと②と③をボウルに入れて全体をふんわりと合わせ、器に盛り付けてドレッシングをかける。
★メモ★
根みつばやレタスなどの葉物野菜は、使う前に必ず水にさらします。
ぱりっ、しゃきっとした食感もおいしさの大事な要素です。
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Recipe 2 根っこと鶏ムネ肉の炒め物
【材料(2人分)】
根みつば(根を含む下10cmぐらい)・・・1束分
鶏ムネ肉・・・100g
塩・こしょう・・・各少々
酒・・・大さじ1/2
片栗粉・・・小さじ1
ごま油
【作り方】
根みつばの根はタワシでこそげるようにしてよく洗い、ひげ根を取り除いて3cmに切る。
鶏むね肉は繊維に沿って細切りにし、塩・こしょう、酒を振って10分ほどおき、片栗粉をもみ込む。
フライパンにごま油を熱し、鶏肉をほぐしながら炒め、火が通ったら根みつばの根を加え、少ししんなりしたら器に盛り付ける。
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Recipe 3 根みつばと油揚げの和え物
【材料(2人分)】
根みつば・・・1/2束
油揚げ・・・1枚
醬油・・・適量
【作り方】
根みつばはさっとゆでて水に取り、水気を絞ってざく切りにする。
油揚げはフライパンで空焼きし、1cm幅に切る。
ボウルに根みつばと油揚げを入れ、醬油で和えたら器に盛り付ける。
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はたけ便り
この時季、春を告げるバトンをつなぐように、次々収穫を迎える野菜たち。
なかでも貴重な味わいの「根みつば」の番が、今年も巡ってきました。福島わかば会の二本松市の畑は、今まさに収穫のころ。
例年6月に種をまき、収穫は翌年3月下旬からですが、栽培期間が長い割に堪能できる期間は短く、その難しさから作り手が減っている作物でもあります。
たとえば、栽培の工程で意外と知られていないのが「土寄せ」。
伸びた葉の根元あたりに、土をうず高く寄せかけて、茎を埋めるようにしていくのですが、伸びるごとに長い畝を往復し、何度も作業を繰り返さなくてはなりません。
加えて、福島わかば会の根みつば作りは、栽培期間中は農薬不使用。手作りの「わかばぼかし」という有機質肥料により、微生物のバランスを良い状態に整え、病気にかかりにくい健やかな土壌を維持しています。
華奢な姿の糸みつばとはまた違って、野趣を感じる旬の味わい。束の間味わえる春の美味です。
畑で育った本物の味わい。
香り良く、しゃきしゃきの食感