今や定番となった常備菜の作り置き。冷蔵庫の中になじみの一品があるだけで「作っておいて良かった」と駆け足の日々にゆとりが生まれますね。
夏に向けて食指が動くものとしておすすめなのが梅干しの活用。たとえば、みりんで漬けた梅干しをひじきと炒めて醤油で味付けします。
見た感じは漆黒の渋い存在でも、これが便利な、梅ひじきのベース。白ごはんにまぶす、卵焼きに混ぜるなどで普段の献立が夏の味わいに変化します。
新緑が次第に色濃くなり、入梅は間もなく。梅の力をストックしてみませんか。
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「梅ひじき」をベースにさわやかな夏アレンジ2品
まずは基本の「梅ひじき」を作り置き
①梅干しをひたひたになるくらいの分量のみりんに漬ける。
②数日置いたら種を取って果肉をくずし、水で戻したひじき、カツオだしパックの中身と炒め、醤油で味付けし、水分を飛ばす。
③ごまをたっぷり振り、粗熱が取れたら、冷蔵庫へ。
Arrange 1
梅ひじき × ごはん
「ゴーヤと梅の焼きめし」
ゴーヤチャンプルから発想を得たチャーハン。薄く刻んで塩でもんだゴーヤ、卵、ごはんを炒めたら、梅ひじきの作り置きを加えてさらに炒めるだけ。暑い日でも箸がすすみます。
Arrange 2
梅ひじき × じゃがいも
「梅のさっぱりポテトサラダ」
ボリュームを感じるポテトサラダでも、梅ひじきを足すと、食欲がわくさっぱり風味になります。味付けは、マヨネーズで和えるだけで十分足ります。
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自社農園で収穫した梅と国産契約栽培の赤じそで漬け込んだ王隠堂農園の梅ぼし。やわらかで肉厚の果肉が特徴です。中心産地である奈良県吉野地方は、豊かな緑と清流が昔のまま残された地域で、美しい場所です。
梅の木は厳しい条件の所に植えられていることが多く、転ぶと山の下まで落ちてしまうような畑で栽培している人もいます。
監修/フードスタイリスト 遠田 佳代子さん
「王隠堂農園さんの梅干しのファンです。梅ひじきの作り置きは、お弁当のごはんにまぶしたり、冷ややっこにかけたりと大活躍。夏場におすすめです」