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商品担当と編集部による隠れヒット商品を巡る掘り出しトーク

隠れ名品案内 ~今週の名品は、久津間さんと仲間たちの桃ジャム~

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<今週の名品はこれ!>
みんなの憧れ、あの桃がジャムになったなら?
桃を超える至福のおいしさです

久津間さんと仲間たちの桃を、フルーツバスケットがジャムに加工
やわらかく傷付きやすい桃は、すぐに冷凍することで鮮度を保ちます。一つ一つ皮をむき、粒感が残る大きさにカットするのもすべて手作業
ツチオーネ編集部(以下、「ツ編」):
これこれ、おいしいと評判のジャムですね。桃七会の頒分会でおなじみの桃を使っているとか。

松本:
ええ、久津間紀道さんを始めとした生産者グループ、一宮大地(山梨県苗吹市)の桃を使っています。果肉がたっぷり入ってソースのようにとろっとして。桃そのものを食べている、というか、そのもの以上。私はヨーグルトに入れて至福のときを楽しんでいます。

ツ編:
生産者は大地を守る会の農産物の加工を担う会社「フルーツバスケット」(静岡県函南町)ですよね。

松本:
ええ、まだ食品ロスがあまり意識されていない1980年代、大地を守る会の物流センターで余っていた果物でジャムを作ったことが創業のきっかけなんです。農業は自然相手の仕事なので、規格外や余剰分を廃棄してしまうことも少なくありません。

ツ編:
一宮大地のあの桃も、ですか。

松本:
ええ、一宮大地では、農薬を使わずに栽培することが難しい桃を、慣行栽培の3分の1の農薬使用量に抑えて育てています。しかも樹上完熟で絶品のおいしさですよね。そんな桃も、毎年収穫量の2~3割は規格外になります。今年は雹の被害もあったので、さらに多そうです。

ツ編:
もったいない……。

松本:
その消費の受け皿として、フルーツバスケットが、ジャムに加工してくれています。傷はあっても味は一級品ですからね。しかも種や皮は堆肥として活用しているんですよ。

ツ編:
素晴らしい循環ですね。

松本:
今お届けしている分は昨年の桃を使っていますが、今年の規格外分も次に控えていますからね。なので、皆さんの応援が欲しくて。プチギフトにも喜ばれますよ。ぜひぜひ! よろしくお願いします。
商品担当 松本 英里子
商品担当 松本 英里子

大地を守る会の『久津間さんと仲間たちの桃ジャム』はこちら

大地を守る会編集部

大地宅配編集部は、“顔の見える関係”を基本とし、産地と消費地をつなぐストーリーをお届けします。