【送料無料】おいしい・便利・安心がかなう宅配!まずはお得に、お試しセット1,980円!
まほろば式のアニマルウェルフェア
見渡す限り緑が生い茂る山々。街道沿いの渓谷には滝があり、清涼感あふれる音が響いています。標高約400mという夏でも涼しい山麓にあるのは、まほろばライブファーム(山形県高畠町)の鶏舎。「ここでは、街道を挟んで道の駅の目の前に鶏舎があります。普通であれば鶏舎の匂いで敬遠されがちだけど、まったく匂いがしないでしょう? だから人里とも共存できています」とは、代表の伊藤幸蔵さん。 くさみがなくうまみが濃いという声が多く寄せられるまほろばの鶏肉。ゆったりとしたスペース、地元産の飼料米や米ぬか、酒粕などを独自に配合した発酵飼料で、35年以上前から耕種作物の栽培と畜産を組み合わせた〝有畜複合農業〞というかたちで鶏を健康に育てています。 近年、「アニマルウェルフェア」という考えが世界的に注目されています。アニマルウェルフェアとは、簡単に言えば、家畜ができるだけストレスなく、自由に、健康に生きること(下記「アニマルウェルフェア 日本の現状」参照)。まほろばライブファームは2014年、日本の肉鶏で初めてアニマルウェルフェアの第三者認証を取得しています。「でもじつは、認証を取るために特別なことは何もしていないのです。これまでやってきた〝まほろば式〞の畜産が、そのままアニマルウェルフェアに認められただけなんです」と伊藤さん。【送料無料】おいしい・便利・安心がかなう宅配!まずはお得に、お試しセット1,980円!
地に足つけて生きる鶏たち
鶏舎に着いてまず気づいたのは、とても静かなことでした。鶏たちは、まるで縁側でくつろぐように、穏やかに座っています。「これは鶏たちがリラックスしているからなんです。鶏は非常に繊細で、見知らぬ人が近づくと鶏舎の隅に一斉に逃げ、圧死してしまうこともあるほどです」と生産行程管理責担者・石川公士さんが説明してくれます。 続いて驚いたのが、山から降りてくる風と暖かな日差しが心地よいこと、そして、くるぶしまで埋まりそうなふかふかの床。「床には地元の籾殻を10㎝も敷いているから、ふかふかの布団みたいでしょう。籾殻は湿度を調整してくれ、糞が落ちてもべちゃべちゃにならず衛生的。きれいなことは人同様、鶏も気持ちがいいんですよ」と石川さん。自由に動き回っている鶏たちの足は、太くてたくましい。この足こそ平飼いの証とでもいうように、大地をしっかりと踏みしめています。 「養鶏では、外気と日光から遮断された窓のない『ウィンドレス鶏舎』が多く、たたみ2畳分に対して65~70羽を育てているケースも聞いたことがあります」と石川さんは話します。病気の発生・蔓延予防として、飼料には抗菌性物質が入っています。また、鶏舎内を薄暗くし、鶏が眠らず、動き過ぎずの状態にすることで、飼料をおとなしく食べ続けさせる〝工夫〞もあるとか……。「鶏はもはや工業製品のように〝製造〞されている」という伊藤さんの言葉通り、効率性と生産量が重視されているのが一般の養鶏の現状です。【送料無料】おいしい・便利・安心がかなう宅配!まずはお得に、お試しセット1,980円!
鶏も田畑も菌活! 畜と農で地域循環
まほろばライブファームの鶏たちが健康な理由は、水と飼料にもあります。鶏たちが飲んだり、鶏舎に撒かれているのはBMWという活性水。バクテリア・ミネラル・ウォーターの略で、バクテリアとミネラルの働きで畜産の糞尿を分解・活性化した生物活性水は、鶏の腸内環境を整えると同時に鶏舎内の衛生も保ちます。 また、自社製の飼料には、非遺伝子組み換えのとうもろこしや大豆の他に、地元で農薬をなるべく使わずに栽培した飼料米、自家培養した植物性の乳酸菌などを使用。私たちと同じように、鶏たちも菌活で体にいい食事を心がけているのです。 この循環の取り組みは、もともと米農家であった伊藤さんの発案で生まれました。「自分も米を育てていて、地域には米や野菜、果物の農家が多いから、農業と畜産業の地域循環を考えることは自然なことでした」。養鶏に籾殻や米ぬかなどをもらう代わりに、農家には鶏糞をBMWで発酵させた堆肥を渡しています。海外からも指導のオファーがあるほど、「有畜複合農業」の実績を長年にわたり確実に積み上げています。【送料無料】おいしい・便利・安心がかなう宅配!まずはお得に、お試しセット1,980円!