
冬の凛とした空気を感じるころになると、自然とお鍋が恋しくなりますね。今年は発酵のうまみを取り入れて、新定番を楽しんでみませんか。
挑戦したいのは、意外なところで「甘酒」と「納豆」。それぞれ白味噌・赤味噌に合わせてみると、発酵が醸し出す風味と相まって、甘い・辛い以上の深みが生まれます。冬の風物詩を囲んで、新鮮な驚きをぜひ体験してみてください。
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Recipe 1
甘酒石狩鍋

【材料(2人分)】
生鮭切身・・・3切
大根・・・150g
ごぼう・・・50g
みぶ菜・・・1束
「木曽の手造り甘酒」・・・1パック
白味噌・・・30g
だしパック・・・1パック
(水500mlでだし汁を作っておく)
酒・・・50ml
ゆずこしょう・・・適量
【作り方】
① 生鮭切身は半分に、大根は5mm幅のいちょう切りに、みぶ菜は7cmの長さに切り、ごぼうは大きめのささがきにして水にさらしておく。
② 鍋にだし汁、酒、大根、ごぼうを入れて火にかけ、沸騰したら5分ほど煮てから鮭を入れる。具に火が通ったら、「木曽の手造り甘酒」を加え、白味噌を溶き入れる。
③ 最後にみぶ菜を加えて火を止める。お好みでゆずこしょうを添える。
※ 甘酒と白味噌のやさしい味わいでいただく“甘い”石狩鍋。そのまま飲んでもおいしい「木曽の手造り甘酒」を使うので、最後の汁までしっかり楽しめます。ゆずこしょうを添えるといいアクセントに。



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Recipe 2
ひきわりで作る韓国風納豆鍋

【材料(2人分)】
ひきわり納豆・・・1パック
赤味噌・・・30g
一味唐辛子・・・適量
ニラ・・・1/2束
長ねぎ・・・1本(白い部分)
豚バラ肉・・・100g
木綿豆腐・・・1パック
だしパック・・・2パック
(水800mlでだし汁を作っておく)
【作り方】
① 豚バラ肉は半分に、長ねぎは薄めの斜め切りに、ニラは5cmの長さに切っておく。
② 鍋にだし汁を入れて火にかけ、沸騰したら豚バラ肉、長ねぎの順に入れ、アクを取りながら煮る。
③ ②に火が通ったら豆腐をすくって加え、赤味噌を溶き入れる。最後にニラ、ひきわり納豆を入れて火を止め、一味唐辛子を振る。
※ お鍋に納豆、なじみが薄いかもしれませんが、韓国では鍋に納豆を入れる鍋料理「チョングッチャンチゲ」が定番です。汁に混ざることで納豆の粘りはなめらかさに変わり、濃厚な豆味噌のように感じられます。


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監修/遠田 かよこさん
エンタクッキングスタジオ主宰。『カタログ 大地を守る』のフードスタイリングを手掛けるフードディレクター。薬膳アドバイザー、国際薬膳食育士としても活躍。